【Depeche Mode/ Death’s Door】 Graceful Mind for Parents & God. 和訳 Lyrics 夢の涯てまでも

Depeche Modeが好きで一定の期間が空くと聴きたくなる、和訳したくなるLyraです。(⌒▽⌒)

今日は随分前に紹介した映画、【Until the End of the World / Bis ans Ende der Welt】『夢の涯てまでも』のサントラから哀しみと安らぎの歌を和訳したよ。

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【Until the End Of The World/ Bis ans Ende der Welt】『夢の涯てまでも』は、1991年制作のドイツ、アメリカ、日本、フランス、オーストラリア合作のSF映画。

ヴィム・ヴェンダース監督の作品であり、今日Lyraが和訳したDepeche Mode以外にもたくさん有名アーティストが参加したSoundtruckも話題にもなりました。

*Until The End Of The Worldについては、前のこちらの記事をどうぞ!

*Depeche Modeのバンドについてのヒストリーはこちら!

映画は近未来モノでSFであるけれど、人間の命をテーマにした普遍的なストーリーだから奇をてらってはおらず、ジーンとくる作りになっている。

だからか、サントラも全体を通すとジンワリ来る楽曲が多いの。

今日Lyraが和訳したのはDepeche Modeのアルバムには収録されていない曲で、Until  the End of the Worldのサウンドトラックへのオリジナルであった”Death’s Door”です。

Lyraの和訳の後に、またお話ししましょう。

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= Death’s Door =

Well, I’m knocking on Death’s door
Will I take my rest, among the blessed?
Mother, are you waiting?
Father, are you pacing?
I’m coming home
I’m knocking on Death’s door
Will I take my rest in my Sunday best?
Mother, are you anxious?
Father, are you gracious?
I’m coming home
I’ve been away too long
For so long you’ve been strong
I’ve been away too long
I know that it was wrong
But I’m coming home
Well, I’m knocking on Death’s door
Will I take my rest, have I passed the test?
Mother, are you praying?
Father, I am saying
I’m coming home

今さ、俺、死の扉をノックしてるんだ

十字を切り神の恩恵を得る間に、俺は安らかになれるのかな

母さん、俺を待っててくれてるのかい?

父さん、俺の側を歩いてくれてるのかい?

ただいま、帰ったよ

俺、死の扉をノックしてるんだ

よそいきを着てる俺は安らかになれるのかな?

母さん、母さんは心配してるの?

父さん、父さんは優しいの?

ただいま、帰ったよ

俺は随分と長い間、留守にしていたよな

わかってるよ、悪かったってさ

でもさ、俺は帰ってきただろ?

今さ、俺、死の扉をノックしてるんだ

その審判に合格したら、俺は安らかになれるのかな?

母さん、祈ってくれてるの?

父さん、俺、言いたい事があるよ

ただいま、帰ったよ

Song Writer: Martin Gore

Ttranslator: Lyra Sky

Lyra的には「神の恩恵を受ける間に」というフレーズだけにしたかったんだけど、キリスト教を知らない人には、全くピンとこないと考えたので「十字を切る」を付け足したわ。「アーメン」ってやるでしょ?あれです。

その十字を切る間に、己が安らかになれるか否か?を考えているこの曲の中の「俺」は死んでいる、もしくは瀕死の状態でしょう。

天国に登るときの気持ちを歌った、と言っても良いでろう、1人の男の旅路と帰郷の歌でもあるのだ。

映画が、地球の終わりが来るその時の人間たちを描いているのもあって、この曲を聴くと、Lyraは本当に悲しみと喜びの両極端な感情の間に自分がポーンと投げ出された感覚に陥る。

何もない無の世界に投げ出された気分だ。

静かにゆったりと流れるメロディに、自分を無条件で待っていてくれている両親への感謝と謝罪の気持ちが、ほんの数行の歌詞に表現されていて、2つが合わさるとハートがジンワリと暖かくなって行く。

『嫋やかな気持ちになる』というのは、この気持ちの事なんだろうか?と自問自答してしまうLyraがいる。

この暖かく、そしてどこか冷たいMartin の低い響く声に、この歌詞を歌われると、嫋やかな気持ちがより神聖なモノになって行くのだ。

Simple is Best.

まさにその言葉の通りの”The Death’s Door”だ。

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Lyraは「ただいま、帰ったよ」と和訳したが帰ったのは実際の実家だとは考えていなくて、どちらかというと死んでしまった両親が待っていてくれる故郷や、両親がいる天国だと思っている。

「やぁ、長くほったらかしにして(思い出さないで、帰郷しなくて)ごめんなさい」という両親への謝罪と後悔の気持ちは、天国へ行けるかどうかの審判待ちの時間の間に語られているのだ。

そのほんの数分の間の風景を描いてるから不思議な歌なのだ。

LyraのPaPaとMaMaも天国にいる。

このDepeche Modeの”Death’s Door” の歌詞ように、2人は、この地球にいる私を天国から見守っていてくれているに違いない。

2人は笑顔でこちらを見ていてくれて心配したり優しく見守ってくれているだろう。

そんな事が頭に浮かぶ。

Lyraの頭の中に、神聖な天国の風景と明るく包み込むかのような光が溢れ出す。

そこには無限の至福感が広がっているのだ!

そう、自分の告解じみた素直な感情を表した”Death’s Door”の歌詞だが、同時に、両親の深い己への愛情までも表現しているのだから、Lyraは「Martin Goreの詩は本当に素晴らしい」と唸ってしまう。

(To amazon ↓ ↓)

あなたも、夜眠れない時や、

寝覚めの悪い朝には、Depeche Modeの”Death’s Door”を聴いてみては?

嫌な気持ちが払拭されるよ。

そして、穏やかな神聖な気分に浸れるから寝つきや目覚めが良いと思うわ。

この曲の後に、彼らは今までとは全く違ったアルバム Songs of Faith and Devotionへと繋がって行く。

そしてイメージもビジュアルも別なもの & 別人へ変身するのだ。

それは一度あの世へ旅したからかもしれない。

栄光の中で、この世の果てを見たのか?

そんな事を夢想してまた”Death’s Door”をリピートで聴く。

何度も何度も。

至福感に包まれて。

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=夢の涯てまでも
Until the End of the World / Bis ans Ende der Welt =

監督
ヴィム・ヴェンダース
脚本
ヴィム・ヴェンダース
製作
ジョナサン・タプリン
アナトール・ドーマン
出演者
ウィリアム・ハート
ソルヴェーグ・ドマルタン
サム・ニール
ジャンヌ・モロー
リュディガー・フォーグラー
マックス・フォン・シドー
笠智衆
藤谷美和子
竹中直人
音楽
グレーム・レヴェル
主題歌
U2
「夢の涯てまでも」
撮影
ロビー・ミューラー
製作会社
トランスパシフィック・フィルムズ=
アルゴス・フィルム=
ヴィレッジ・ロードショー=
ロードムーヴィーズ
配給
アメリカ合衆国ワーナー・ブラザース
日本  日本ヘラルド映画
公開
アメリカ合衆国1991年9月12日
日本1992年3月28日
上映時間
158分
179分(ヨーロッパ版)
288分(ディレクターズカット版)
製作国ドイツ、アメリカ合衆国、日本
、フランス、オーストラリア
言語
英語
ドイツ語
日本語
製作費
$23,000,000
興行収入
アメリカ合衆国の旗 $829,625

主題歌はU2の「夢の涯てまでも」(Until the End of the World)(アルバム『アクトン・ベイビー』収録)。

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