Judas Priest & Fleetwood Mac 【The Green Manalishi】 about Difference. 和訳 Lyrics

先日書いたJudas Priest 和訳記事が紹介というよりLove Messageみたいになってしまった。

LyraにはやはりGlenn Tiptonが活動休止と言う形だが、バンドの為に自ら身を引いたと言うのが悲しいからだろう。

My fav Guiteristだから。

スポンサーリンク

今日Lyraが和訳するのはJudas Priestの”The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown) “。

( To amazon ↓ ↓ )

ロック好きさんは、もうお気づきでしょう。

1967〜現在まで活動しているイギリスのバンドFleetwood MacフリートウッドマックのPeter Greenピーター・グリーンが書いた曲であり、初期Fleetwood Macのラストを飾る曲と言って良いだろう。

今の大人っぽいヒット曲を出すFleetとは違う、おどろおどろしい重厚な音はビックリする。

(To amazon ↓ ↓)

多分、Judas Priestのメンバーもそのサウンドが「Heavy Metalそのもの」と感じたのだろう。

Lyraが和訳したので読んだ後にJudasPriestのLiveを見てね。その後に又、お話しましょう。

スポンサーリンク

 

= THE GREEN MANALISHI (WITH THE TWO-PRONGED CROWN)  =

Now when the day goes to sleep and the full moon looks
And the night is so black that the darkness cooks
And you come creeping around, making me do things I don’t want to do
Can’t believe that she needs my love so bad

Come sneaking around

Trying to drive me mad
Busting in all my dreams
Making me see things I don’t want to see

‘Cause you’re the Green Manalishi
With the two-pronged crown
All night, dragging us up
Or you’re bringing us down
Just taking my love
Then slip away, leaving me here
Trying to keep from following you

今、世界が寝静まり満月が顔を出した

闇夜は、より一層、漆黒に染まり、邪悪が手を染める

そうしたら、お前は俺がやりたくもない事をやらせようとして、ノッソリと俺に絡みついてくるんだ

彼女が俺の最悪な愛を必要としてるなんて信じられるかよ

コソコソとうろつき回り俺を狂わせようとしている

俺の抱いてる夢の全てを破滅させている

俺が見たくもない悪夢を俺に見させて来る

だってお前は悪魔の権化の札束だからな

それも二股に頭が分かれた悪魔だもんな

わかってるよ、俺たちを手荒に扱い

堕落させてるんだろ

正に俺の彼女も連れてく気だろ

その時は、音も立てずに立ち去り

俺から逃げて、俺がついてこないように隠すんだろ

Song Writer:Peter Green

Translator: Lyra Sky

 

 

色々見てバランス良く他のライブにしようと思ったんだが、Glennの顔やプレイが良く写っていてRobの声の張りと艶(まるでお肌みたい)があるのは、このライブが1番な為にUS Festivalにしちゃいました。(USのがなくなった為、別のライブを改めてのせました。)

やっぱGlennカッケー!

もうこの姿が見れないのかと思うと胸が痛くなる。

Lyraにとっては、GlennはHeavy MetalのKing Guiteristと言いたいし、復活を願って待ちたいとも祈っています。

医学は進歩しているのだから、希望を持って待ちたい。

その反面、今まで辛い思いをしながらやって来た事を考えると「お疲れ様、ゆっくりしてね.Glenn!」という気持ちもあるLyraです。複雑過ぎて何が良いのかわからない、というのが正直な気持ち。

ただ、この前も話ましたがKKは脱退し訳で、、、。現在、初期メンバーはRobとIanだけ。フロントの3人の絡みとか、寂しくないのかしら、大丈夫なのかな?とRobの気持ちを考えると心配にもなっています。

ああ見えて繊細な乙女心を持っていると思うし、、、(笑)。Robが心配過ぎてヤバイわ、私。

Judas Priestが今まで私達に見せて来たRock魂をこれからも突き進んでくれるように応援して行くよ。

Judas Priestの The Green ManalishiとFleetwood Macのを聴き比べてみると、明らかに解釈が違うのに気づく。

ここで違いについて記録しておきます。興味のある人だけ読んでね。

= Fleetwood MacとJudas Priestの”The Green Manalishi”の曲の違い =

①Soundについて

どちらも暗く陰湿なEnglandのジメジメ感と、悪魔的な歌詞からくる不気味さが溢れている”The Green Manalishi (With The Two Pranged Crown)”。

だが、ハッキリ全体のバランスが良いのはJudasPriestのアレンジだ。メリハリがあって素晴らしい。

Lyraの個人的意見だから、Fleetwood Macの超ファンの人とまるっきり違う意見だろう。

おまけにLyraはJudas Priest Fanだから目線が又少し変わるかもね。

いちを冷静に公平に考察してるつもりです。

公平に考えて、曲として出来上がっているのや、演奏は絶対にJudas Priestの方が素晴らしい。

きっとバンドとしての信頼関係、技術力、歌唱力、狙ったイメージへ向かうための団結力などがJudas Priestの方がまとまっている。

それに引き換え、Fleetwood Macはバンドとして、まとまり感がJudasより劣る気がする。

歌詞や曲の雰囲気を表そうとして暗くヘビーな音を出している。が、よ〜く聴いているとバックがモタついていて、気持ちの迷いが見えてしまうのだ。

まぁ時代性や流行の違いから、楽器のプレイもアレンジも変わるから、この時はこのサウンドが良かったのかもしれない。

だが、どうしてもバンドがVocalの勢いに負けてしまっているのが否めない。

Vocalであり作詞作曲をしたPeter Greenの思いに追いついてない感じがするから、ますますもたついてダラけたサウンドに聞こえてしまう。

Soundをより良くするには作詞作曲したモノのイメージに寄りそい近づけなければまとまらない、、、そんな初心を教えられたようなサウンドだ。

スポンサーリンク

②Vocal Styleと意味について

JudasとFleetwoodはどちらもVocalが素晴らしい。聴いていて両者共に惹き込まれる。

ただVocalスタイルは、断然Peter Greenの方がより悪魔的だ。

「本気でヤバイ男とは、こういうのを言うのね!」とJunkieの恐ろしさ、苦悩が聴いているだけで伝わって来る声 & 歌い方だ。

だからLyraはRobが好きでもこの曲では原作者のPeterの方が迫力あると考えている。

声の張りや歌い方は絶対にRob Halfordの方が好みだ。

それに、ライブで盛り上がるのは絶対にJudas Priestのサウンドの方だ。

(To amazon ↓ ↓)

ただ、この曲の歌詞から考えたら、LyraにはPeter Greenの歌い方が恐ろしく全てを語ってると感じる。

ここで「Green Manalishiて何か?」と気になる人がいるだろう。

分かりやすく説明すると、元はイギリス人が言っていたドル紙幣の事だ。

つまり、Green Manalishiはお金のこと。

それにPeter Greenは金は魔物だと考えているタイプの人間で、資本主義に対して反抗していたから、余計に金が人間や社会を堕落させる、悪魔だと考えてこの詩に託したのだ。

Green Manalishiは、お金の事であり人間を堕落させる悪魔の事なのだ。

元々はブルーズマンに影響されブルーズを極めるギタリストになりたかったPeter Green。

1967年「ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ」のメンバーからStartし、その後ミック・フリートウッド(ドラム)に誘われ、ボブ・ブランニング(ベース)、ジェレミー・スペンサー(ギター)の4人でこのFleetwood  Macを結成。(はじめはPeter Green’s Fleetwood Macという名前だった)その後Bブランニングに変わりジョン・マクヴィーが加入。

この時のFleetwoodは、Peterのギブソンレスポールの音を前面に出した当時イギリスで勃興してたBluce Rock だった。

1968年2月1st”Peter Green’s Fleetwood Mac” 『ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック』をリリース。

同年に録音したシングル「ブラック・マジック・ウーマン」(サンタナがカバーして大ヒット)を世に送り出し、8月に2nd(アメリカにおけるファーストアルバム)  “Mr.Wonderful”『ミスター・ワンダフル』をリリース。

更に18歳のギタリスト・ダニー・カーワン(ギター)を加入させ初期における最高のラインナップを整える。トリプル・ギター編成のバンドは当時としては奇抜なアイデアで、グリーンとグループが思い描く、常にサウンドの変化に対応できる体制となった。

だがピーター・グリーンは、体調が不安定な状態で臨んだミュンヘンのとあるギグでLSDを使用して精神疾患を発症。1970年に突如バンドを離れてしまう。

その脱退前の数ヶ月に書かれたのがこの”Green Manalishi”なのだ。

お金は汚いと考えていたPeter Greenにとって、大好きで神聖な音楽で儲かり大金が転がり込んで来るのが嫌でたまらなかった。

金を貰っても突き返す。

そのうち、「音楽で大金が儲かるのは嫌ならば、儲けた金を貧しい人々を助けるために寄付すれば良い」と考えて大金を寄付するPeter。だが、他のメンバーはPeterの考えに同調することはなく、彼を非難しやめさせようとした。

スポンサーリンク

そんなバンド内の確執の中、ストレスからLSDやドラッグに手を出してしまい重度のJunkieになって行くPeter。その中で書かれたこの曲は、Peterの幻覚から書かれたものであった。

バンドの自分に対する拒絶にムカつきながらLSDを決めて寝てた時に幻覚を見たPeter。

緑色の犬が死んだはずだと思っていたのに吠えてPeterに威嚇してきたらしい。

それは本当に彼を怖がらせた、、、悪魔だとわかったのだ。

我に帰ると、真っ暗な部屋の中でPeterには、今のが夢だったのか現実だか、幻覚だったのか訳が分からなかった。

その恐怖の中、自己をハッキリと見つけるためにこの”Green Manalishi’を描きはじめたのだ。

作詞はRichmond Parkで書いたらしい。頭の中で尊敬するRobert Jnhnsonロバート・ジョンソンのHellhoundが浮かんでいたらしい。

Robert Johnsonと言ったらCross Roadだ。

悪魔と取引した男Robert Johnson。

それを頭に浮かべながら、自分という曖昧なモノを確実な現実に連れ戻すために必死に作詞したんじゃないだろうか?

それを考えると身につまされる。そして、この歌の恐ろしさもLyraは理解できた。

この曲でPeterが本当に表したかったのは二股に分かれた悪魔でもなく、金の恐ろしさでもない。

崩れ落ちて行く人間だ。

自己を保っていられない壊れて行く自分。

それへの恐怖、壊れた自分は全てをなくしてしまうだろう。

その自分への恐怖を歌った曲なのだ。

だから、感情豊かで歌唱力も説得力もあるRobなのに、Peterの狂気には負けてしまったのだ。

何しろ、身をもって体験した地獄だから。

身をもって見た悪魔だから。

真実の独白には勝てない。

本物の堕落と悪の叫びだったのだ。

Peter Green離脱後、バンドは、主にジェレミー・スペンサーが音楽面をリードし活動を続け4th『キルン・ハウス』を発表しが、Peterと比較されたり、バンドの指揮をする重圧からかスペンサーもドラッグで徐々に精神的に不安定な状態となり、新興宗教にはまって脱退してしまう。

まさに、あの時代の狂った世界にFleetwood Mac自体が飲み込まれてしまったのだった。

( To amazon ↓ ↓)

Peterは長い隠遁生活をして来た。

Fleetwood Macはメンバーを変え、時代性を取り入れて変貌し1978年グラミー賞を取り、様々な賞を取り1998年にロック殿堂入りした。その時にPeterも現れたと言う。たまに作品もリリースしライブもするようになったPeter。リハビリが上手くいき音楽を楽しめるようになったのかもしれない。

だが、魔物を描いたGreen Manalishiは色濃く残る。リアルに曲が流れると浮かび上がる悪の世界。

人間の暗黒面を描いたGreen Manalishiは永遠に存在し続けるだろう。

それは現実に体験した男の歌だから。

実体験は説得力がある。

聴いてる者は気をつけなければいけない。

人間の堕落への恐怖と地獄は、満月が登る真夜中にあなたを引きづり込もうと待ち受けているのだから。

= About Green Manalish (With The Two Pranged Crown) =

The song was written during Green’s final months with the band, at a time when he was struggling with LSD and had withdrawn from other members of the band. While there are several theories about the meaning of the title “Green Manalishi”, Green has always maintained that the song is about money, as represented by the devil.Green was reportedly angered by the other band members’ refusal to give away their financial gains.

Green has explained that he wrote the song after experiencing a drug-induced dream, in which he was visited by a green dog which barked at him. He understood that the dog represented money. “It scared me because I knew the dog had been dead a long time. It was a stray and I was looking after it. But I was dead and had to fight to get back into my body, which I eventually did. When I woke up, the room was really black and I found myself writing the song.

‘He also said that he wrote the lyrics the following day, in Richmond Park. Supposedly, he was unable to record Robert Johnson’s ‘Hellhound on My Trail’ following the incident; having conflated Johnson’s hellhound with the green dog-demon of his dream.[citation needed] This is supported by his discography, in which Green’s sole post-Manalishi cover of ‘Hellhound’ was sung by band mate Nigel Watson.

The B-side of the single was an instrumental written by Green and Danny Kirwan, titled “World In Harmony”. The two tracks were recorded at the same session in Warner/Reprise Studios, in Hollywood, California.

= Fleetwood Mac ( The Green Manalishi) =

Peter Green

Mick Fleetwood

Bob Brunning

Jdremy Spencer

John Mcvie

スポンサーリンク

Please send me your message♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪