【東京タラレバ娘】第8話 前向きな恋愛してますか?傷の舐め合いやめたら?

東京タラレバ娘、第7話は、こちらから!

先週の倫子のヤル気と突発的大事件からの、今回第8話は、倫子と香の恋愛が大きく動き出します!

女だったら、今エピソードはキツイです。かなり、キツイ!

身につまされる話。もし自分だったら、、、貴方ならどうしますか?

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今日もネタバレ全開でくわし〜いストーリーを書きますね。そして、良かったらLyraの毒舌な感想&アドバイスも読みながらお茶でもどうぞ!少しは役に立つかも。

[第8話]

「早坂さんとキスしたー?」と驚く小雪(大島優子)と香(榮倉奈々)。この前の北伊豆の夜の状況を詳しく説明していく倫子(吉高由里子)。

「えー⁈倫子からキスした」と香。

「倫子からなんてどういう心境の変化よ!」と小雪。

「気がついたらしてたの?」とまた小雪。頷く倫子。

「酒飲んでたら、あるあるだわ。」と香。

そして、その後、倫子が謝った後を説明、、、。「えー‼︎早坂さん(鈴木亮平)からも!」と叫ぶ香。

「イケるね!」と小雪。

「イェーイ!」と香は小雪とハイタッチした。

「明日、電話しますって、今日じゃん!」と小雪と香。

2人で想像するのは、卒業式のケープと帽子を被った倫子がキラキラ輝いでる中で「鎌田倫子、タラレバ女を卒業しますっ!」と宣言しているところ。

「良いなぁ〜〜!」と小雪と香はうな垂れた。

「早すぎじゃない?」と倫子が落ち着こうとすると、「え?何で全然問題ないじゃん!」と香が開き直る。

「一生に一度のチャンスが来たんだよ!」と煽る小雪。

「いやいや、キスでどうこうなる年じゃないし、、、。」と倫子。

その時、携帯が鳴る。しばらく話し込む倫子。

「仕事来た!」と大声で言うと、「運が回ってきたんだよ!」と香。「あれ、早坂さんと会っちゃいじゃん。」と小雪が指摘。

「げ、どうしょう〜。」と急に気弱になって来た倫子だが。呼ばれたから仕方なくTV局へ。

「倫子さーん!」とマミ(石川恋)が駆け寄って来た。

「あれ、今、早坂さんの席見てましたよね?」といつも鋭いマミ。

「いや、早坂さんいたら挨拶しとこうかな、と思って、、、。」と濁す倫子。

そこに、プロデューサーの女性、竹内さんがやって来て、話の途中だったのに、倫子に話しかけて奥の会議室に連れて行ってしまった。

じっ、とそれを見て怪訝そうな顔をしてるマミ。

竹内さん「本当は、早坂さんがやるはずなんだけど、全部、私がやる事に決まってしまったんで、、、『早坂さんに倫子さんの事を宜しくお願いします』って、凄く頼まれたのよぉ。私で良いかしら?」と倫子に聞く。倫子も嬉しくなり笑顔でOKした。

「やった!やった!仕事!」と浮かれる倫子に、

「倫子さん!恋愛が上手くいくと仕事も上手くいくのよね?」といきなりレバ(あーちゃんPerFume)が現れた。

「恋愛も仕事もゲットだぜ!プロポーズされるんじゃね?」とタラ(加藤涼)も後を続ける。

「なに言ってんの?」と倫子が焦ってるのもよそに、

「今まで色んなことが走馬灯のように、思い出されるわ。」とレバ。

「今まで色々あったのは、今日の幸せの為にあったんだよ!」とタラ。

「幸せの為にまっしぐらだ!」とタラレバが叫んでいたら、噂してた通りに早坂さんからの電話が鳴った!

早坂さんと待ち合わせの約束を電話で話してると横でタラレバが「プロポ!プロポ!プロポ!」と応援していた。

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前に来た、8年前にも来たあのイタリアレストランで乾杯をする倫子と早坂さん。

「倫子さん、き、き、き、き、」で止まる早坂さん。

「き、き、北伊豆では、どうも。」となる早坂さん。

「え?そっち?」とガックリする倫子。

「倫子さん、き、き、き、き、企画通って良かったね!」と訳がわからん事を繋げる早坂さん。

「て、また、違うんか〜い!」と心の声が段々デカくなって行く倫子。

「竹内さんが言ってました。早坂さんが推してくれたって。ありがとうございます!」と倫子はお礼を言うと、早坂さんが店員とやりとりしてるのを見てるだけでも、早坂さんがキラキラとピンク色に輝くように見えてしまい、思わず心の中で、「可愛い!やっぱ、早坂さん可愛い。」と呟いた。

呑んべいでは、香と小雪が「どうしてるかなー倫子!」と心配そうに話していた。

香「ねぇ、倫子ってさ。ここんところ超モテてない?奥田さんに金髪とも一回きりだけどさぁ、、、。」と話すと、

「モテ期じゃん、モテ期。」と小雪が言った。

「いいなぁ〜、私も来ないかな〜!」と香がダレる。

「アンタの場合、結婚相談所から紹介されても行かないのがいけないんじゃん。」と忠告する小雪は、

「何であんな男がいいの?モデルの彼女がいる癖に都合の良い時だけ香のこと呼ぶでしょう?」と聞いた。

「嘘つかないから。涼ちゃん馬鹿だけど憎めないんだ。嘘つかないからね。」と笑って答える香。

「まぁ、わからなくもない。」と同意する小雪も笑った。

その頃、涼(平岡裕太)は、自宅の億ションで金髪男KEY(坂口健太郎)に作った新曲を歌ってどの曲が良かったか、聞いていた。

KEYが初めの曲を選ぶと「それは、リナのために作った曲だ。」と言った。「最後の曲はどう?」と涼が聞くとKEYは「少し地味だった」と答えると、「あれは、香の為に作った曲なんだよな。」と言った。

それを聞いて思わずKEYは、「涼さんは、どちらが好きなんですか?」と聞いたら、曲の事かと間違えて答えたがKEYが再度、説明すると、

「リナと香の事?どっちも好きだよ!そんなの選べる訳ないじゃん!」と悪びれた様子もなく無邪気に答えた。「そうなんだ。」と驚いた顔をするKEY。

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ラム肉を食べながら、「凄く美味しいねー」とか、「私もです!気が合いますねー!」話が弾んでいる倫子と早坂さん。

(食べ物の好みも会話も合うし、一緒にいるとしっくりくる。早坂さんと一緒にいると楽しいし、幸せそのものの未来が見える!)と、また倫子の妄想が始まった。

自宅で早坂さんと倫子がソファーに座り、9人いる子供達を早坂さんが呼び皆んなでカメラに向かって記念撮影しながら、妄想の早坂さんが「皆んなで、せーの!今日より若い明日はない〜!」とパチリと記念写真を撮ったところで我に帰る倫子。

(さすがに9人は、無理か⁈)

(2人で一緒なればきっと幸せな未来が来る!もう、回り道しない早坂さんとの未来に真っ直ぐ尽き進みます!)と誓う倫子。

「き、き、き、き、昨日は申し訳有りませんでしたぁ!倫子さんは酔って勢いでしたのに、僕ったら良い気になってしまって、、、」とイキナリ謝り始めた早坂さん。

頭にどデカイ、タライが落ちて来て撃沈!

「私こそ、すみませんでした。」謝るだけの2人。

呑んべえでは、その頃、又、2人が話していた。

「まだ丸井さんに話してないの⁈叔父さんにバレた事を!丸井さんが来たら修羅場になるよ!」と香がビビりなから小雪に注意していた所、丸井(田中圭)が店に入って来た。

「来ちゃったよ!」と香。小雪が急いで入口の丸井に駆け寄って行く間に、香は、わざと酒を零して、小雪のお父さん(金田明夫)が「大丈夫かい?もう酔っ払ったのかい?」とテーブルを拭きに来てくれるように仕向けた。

上手いことにお父さんは丸井にきがついていない。

外に丸井を押し出して、「お父ちゃんにバレちゃった、丸井さんのこと。もう、店に来ないで、、、今度からは、外で会おう?」と小雪が言うと

「ごめん、俺のせいで。でも、良かった。もう、会うのやめよう、と言われるかと思った、、、。今、小雪さんと会えなくなったら俺、どうしたら良いかわからなくなっちゃうから、、、。」と丸井は呟くように言った。

「ばか。」と小雪。

携帯で話している倫子と香。

さっき、小雪をヘルプする為に気をきかせて酒をわざと零した話をしていたようだ。

「どうするんだろね、小雪。」と倫子が言うと「それより、倫子の方はどうなったの?」と香が聞くと、

「昨日した事は、ごめんって謝られたてきな、、、。」と倫子が言うと

「え?なかった事にしようてきな?」と聞く香。

「いいんだって、お互い大人なんだし。」と話す倫子。

「倫子それで良いの?何で?」と香が聞くと、「やっぱ、お互い次に行くのは早いし、早坂さんとは、今まで通りの関係で良いかな、と。」

「本当に良いの?ま、倫子が良いなら仕方ないけど、、、イタタッ、おなかが痛い。食べ過ぎたのかな?」と腹を押さえ痛がる香。

「大丈夫?お大事にね。」と電話を切る倫子。

(これで良いんだ、、、。)と自分に言い聞かせる倫子だった。

その頃、倫子と同じく今夜のことを思い出し「ダメだ〜!僕は!」と自分で自分のことを責める早坂さんがいた。

香うちこない?とLINEが涼から来た。迷いながらもOKする香。

だが、先程からの腹痛が止まらない。「お腹痛い、、、あれ?生理って?ヤバ!」とサーと血の気が引く香。

翌日。「緊急事態って何?」と倫子。

「なーに?まさか、妊娠した〜?」と笑いながらジョークを言った小雪だったが、香が黙り込んでいるのを見て、

「ごめん、変な冗談言って、、、何?」と真面目になった。

「来てないんだ、、、。」と香は俯いたまま答えた。

「相手って、いちを聞いとくけど、涼ちゃん?」と小雪が聞く。頷く香。

「ちゃんと病院行って検査しよう!」と倫子が言うと、

「もし、出来てたらどうすんの?」と香は不安そうに聞く。

「香はどうしたいの?」と聞かれ、「私、どうするんだろ?」とわからなくなる香。

「チョット待ってて。」と小雪は、喫茶店から出て行き。急いで薬局で妊娠検査キットを買って来た。

香に渡す小雪。高校時代の友人に頼まれて妊娠検査キットを買い行かされた話をして笑う倫子と小雪だが、笑えないでいる香に気づき、「さっ、やっといで!」と小雪が諭す。

「涼ちゃん、子供欲しいんだって。この前、話してたんだ、、、」とその夜の涼のことを思い出す香。

「俺、夢があってさ。自分の子供のために曲を作るのが憧れなんだよね。それで、海の近くに、湘南とかに住んでさ、毎日子どもと散歩するんだ!」と笑いながら話していた涼ちゃんのことを、、、

「何それ?」と呆れる倫子。「中二か?」とツッコミ入れる小雪?

「私もそう思ったけど。」と香。

「香にそんな事、話すの?」と小雪が言うと「本当、クソ野郎だね。」と倫子が頭にくる。

「でも、欲しいんだって、子供。」と香は話す。

「まずは検査しよう?それから話そう。」と倫子がいうが、「多分だけどさ、涼ちゃん、今の彼女とそんな続かない気がするんだよね。もしかして、これで、涼ちゃんが私の事をまた、本命にしてくれるって事はないん、、、ですかね?」と縋るように言う香。

「香、その事も含めて結果見てから考えよ。」と倫子がすすめるが、

「もし、陽性でそれで涼ちゃんにその事を話して、少しでも涼ちゃんが嫌な顔をしたら?終わりだよね?」と泣きそうな顔で聞く香。

「まだ、陽性とは決まったわけじゃないよ。」と倫子が言うと、

「開けたくない、、、その箱、開けたくない。」と香。そのまま帰って行く香を見送りながら、

「香、大丈夫かね?ウチらの中で1番少女だからね。」と倫子が話すと、「本当に、俺の子か?とか、俺の責任じゃない!とか言ったら、ブッ飛ばしてやる。」と小雪。「私も!」と倫子も言った。

➖私達だって、頑張ってない訳じゃない。幸せになる為に頑張っているんだ。これでも。それなのに、昔、思い描いていた未来と違うんだろ?

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仕事中、小雪に買って貰った、妊娠検査キットの紙袋を開けて中を覗き込んでいる香。

そこに涼からの電話がかかる。

「香〜俺もうダメかも。熱38度もあんだけど俺〜死ぬのかな、マジ辛い。」と弱気な事を言うので「しっかりしてよ、直ぐ行くから。」と香は、涼の家へ看病しに行く事に。

冷えピタを涼のおデコに貼ってあげる香。ゼリー買って来たから食べようと勧めると、缶詰のミカンがキッチンにあるから持っ来てと言う。

「随分と懐かしいのを置いてるね。」と香が言うと「昔、熱出した時に、香が出してくれたんじゃん!アレから、熱出すとこればっか食ってんだぜ!」と涼。

「そう、なんだ、、、私、トイレ。」とトイレに行く香。

「香、どうした?」と立ち上がり歩こうとしたらフラついて香のバッグに足をぶつけた涼。

その拍子に香のバッグから、妊娠検査キットがこぼれ落ちた。

それを、見つけて「えー!」と叫ぶ涼。トイレから香が何事かと出て来たら、「お前、妊娠したの?」と率直に聞く涼。

「涼ちゃん、私どうしよ?」と香。

「香、産みたい?」と香に聞く涼。

「産んで良いの?」と聞くと、「香が決めて良いよ、、、」と涼。

「じゃ、産んだら?」と香が聞くと、「ちゃんとするよ。責任とるよ、ちゃんと。」と涼は答えると香を抱きしめた。「香、ごめんな!1人で悩んでた?ごめん、香。」それを聴いて安心した香は、やっと、笑顔になった。

翌日、カフェ。2人に報告する。

「私の好きにして良いって、、、。」と香が言うと、「何それ?他人事じゃん!」と小雪。

倫子「でも、優しいじゃん。結婚してくれるって?」と聞く。

「そうは言ってなかったけど、でも、ちゃんとしてくれるって。涼ちゃんが大切にしてくれてるって分かっただけでも私は嬉しくて。って、ことで行って来るわ!」とトイレへ直行する香。

「えっ?まだ、検査してなかったの?」と驚く倫子。

「やってなかったんか〜い!」とひっくり返る小雪。

「悪いけど、意外だったね。」と倫子は涼ちゃんのことを話した。「良かったね。」と小雪も喜ぶ。

トイレから戻って来た香は、神妙な顔をしていた。「陰性?」と小雪が聞く。

「生理来た、、、。」と香。

「何だ〜大騒ぎしてぇ。」と倫子。

「ゴメン!ここおごるから、、、。安心したらお腹空いちゃった、ステーキしようかな?」と笑う香。

「じゃ、私もなんか追加しよ。」と倫子と小雪もメニューを見出した。

香はメニューを見ながら、じっと考え込み、そして涙を流し始めた。

「香?どした?ホッとしちゃった?」と小雪が聞くと、

「わかんない、、、あたし、いったい、何だろ?いま自分が分かんない!ホッとしてんのか、ガッカリしてんのか、わかんない、、、何だろ?私。」と泣いているのを倫子と小雪が慰めているのを、たまたま、カフェに来た金髪男KEYが見てしまった。

➖香は、自分に保険を掛けたんだ。結果がどっちにしても傷つかないように。先回りして、防御して、みっともない感情をコントロールして、、、大人だから。

私も同じかもしれない。あの時。早坂さんから付き合おう、と言われると舞い上がってたけれど、そうじゃなくても傷つかないように心の準備はしてあったから、、、。

仕事の会議中、プロデューサーやディレクターと打ち合わせしていると「女は25になると時間が経つのが早い、あっと言う間に30になってしまった」と倫子が書いているのが話題に上がる。竹内さんは、真剣な顔になり「倫子さん。30代なんてね。その倍速よ!倍速!」と倫子に忠告した。隣のプロデューサーが引いてしまう位にマジ。

➖どうやら、私たちには時間がないらしい。

早坂さんが仕事場の机に着くとマミがやって、来て「あっそうだ、倫子さんドラマ決まったんですってね。」と聞いたら、急に動揺し出す早坂さんを見て、「もしかして、倫子さんと何かありました?倫子さんも何か変だったんすよね。もしかして倫子さんと何かありました?」と鋭く質問した。

ドギマギする早坂さん。「もしかして、早坂さん、やっぱり倫子さんの事すきなんじゃないですか?私、応援しますから!」とマミが言うので、早坂さんは思わず「そんな事言ったって、倫子さんが僕なんかの事を好きになる訳ないじゃないか、、、。」とモジモジ。

「それ、なんか関係あります?」とマミ。「そんなの早坂さんらしくないないですよ!私にはそんなの関係なくバシッと告白してくれたじゃないですか!それを見て私、こんなに一生懸命になってくれるなんてってキュンてなったから、早坂さんと付き合おうと決めたんです。」と聞き、早坂さんの表情が急に真剣な顔になった。

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呑べえに来た倫子は、金髪男KEYが来ていたのに出くわす。「アンタ本当に1人飲みが好きだねぇ」と呆れて言う倫子に、「今日、涼さんと待ち合わせだったのにドタキャン。熱出したんだって。」とふてくされてた。

倫子は気になっていた事を聞く。「あのさ、涼ちゃんてモデルの彼女と上手く行ってるの?香の事どう思ってんだろ?」すると、

「どっちも好きなんだって。」と答えるKEY。「何それ!」と怒る倫子。

「それよかさ、あの人こそ何思ってんの?いつもここで、『結婚したい!』とか『女の幸せつかむ!』とか言ってんのに矛盾してる。本当にそう思ってんなら、相手、涼さんじゃないだろ?」と言葉キツめになるKEY。

「香も自分で分かってる。やってる事と思ってる事が違うって。でも別れられないんだよ。もしかして、いつかまた自分の物だけになってくれるって期待してるんだよ。」

「後悔するんじゃない?」とKEY。

「もう、してるって。」倫子。

「じゃ、別れれば良い。」とKEY。

「分かってるから別れられないんだよ。そう簡単にいかない。分かってなくて突っ走ってるなら気づいた時に止められる。分かってやってるからそうは行かない。年をとると共に簡単じゃ行かなくなるんだよ。何かを止めるのも、始めるのも…。」と自分に言い聞かせているかのような倫子。

それを見て「アンタはどうすんの?早坂さんの事。俺みちゃったんだよね!見たくて見た訳じゃないんで!」と聞いたから、倫子はすごく動揺してアタフタ。

「好きっていうか、大体向こうの気持ちもわかんないし、」と話していたら、小雪の父が手土産の焼き鳥をKEYに渡しに来た。どうも、涼の見舞いにこれから行くようだ。

「ギターの兄ちゃんに宜しくね!」と小雪の父は、言って渡して行った。そして、イキナリ立ち上がるKEYは、倫子に言い放った。

「やっぱ。アンタラ見てるとイライラする!一生やってろよ!タラレバ女!」と。そして、店を出て行ってしまった。ショック受ける倫子。

「涼ちゃん、なんて言うかな?」と仕事中の香。

「もし、妊娠していたら。結婚に向けて進んでいたのにな。でも、もしかしたら、今から彼女と別れてくれれば、、、。」と考えていた。

「香さーん!」とタラレバが初めて香の前に姿を現した!

「驚かないで!香さんの心の声タラ」とレバが言う。

「怖い、怖い、怖い!」と耳を塞ぎながら立ち上がりその場から逃げようとする香。

「いつまでたっても未練タラタラみっともない!妊娠で男を繋ぎ止めようとしたんでしょ?」とタラ。

「切羽詰まった女の最終手段だよね?」とレバ。

「そんな計画的にそうしようとしてない!」と香が言うが、「これで、本命になれるチャンスと思ったんでしょ?」とタラ。

「本命になれない女はみじめだタラ」とレバ。

「アンタたち、どうしてそんな酷い事を!」と香がショックを受けていても「ズルズル都合の良い女で良いの?人生もズルズル行っちゃうよ!」とレバ。

「あっと言う間に30代は終わり!今が、腐れ縁を切るチャンスだよ!このチャンスを逃したら、、、。」とタラ。

「逃したら?」と不安そうに聞く香。

「お前は一生、独身だ!」と叫んで消えて行ったタラレバ。

「こわ、こわ!そんな事ない!涼ちゃんだって私のことをちゃんと考えてくれてたんだから大丈夫。きっと大丈夫。」と震える香だった。

その頃、呑んべえの倫子は酒のツマミを箸でひっくり返しながら、タラとレバがいないか確認していた。「おーい!今日は出ないのかよ?」そう言いながら先程、金髪KEYに言われたこと「一生やってろタラレバ女!」を思い出していた。「ヤダよ、そんなの!」と思い立ち、早坂さんに電話しようとスマホを出す。すると、偶然にも早坂さんから電話がかかって来た!

「はい!倫子です!今、電話しようと私も思っていました。お話したい事があります!」と言った。

早坂さんは、「僕も、、、今から会えませんか?」と聞いた。

店を出ようと立ち上がると「どうした?」と小雪が来た。

「私ちゃんと気持ち伝えようと思って。」と言うと「行ってらっしゃい!」とコートとバッグを用意して持って来てくれた小雪。呑んべえを出て走って早坂さんに会いに向かう倫子。早坂さんも気合いを入れジャケットを来て颯爽と会社を出た。

香は、涼のマンション下ロビーでインターホンを押すが、たまたま、見舞いに来た金髪男KEYが手土産を玄関で渡していたので涼には、その音が聞こえない。

ロック解除してもらわないと中には入れないからロビーに座り携帯で涼に電話する

携帯に出た涼、「体、大丈夫か?」「その事なんだけど、涼ちゃん、ごめん生理来た。」と香は率直に話した。

「良かった〜!何だよ、マジ焦ってた、マジ?出来てなくて良かったな、香!」と物凄く嬉しそうに騒いだ涼。

「でも、涼ちゃん。子供欲しいんだよね?一緒に作ろう!私も欲しいかも。」と話す香。

「まだ、俺、父親になる覚悟ないわ!香もホッとしただろ?」と涼のデリカシーのない言葉に、「へ?はぁ。」と放心状態の香はそれしか言葉にならない。

「香?どこいるの?へ?下?早く上がって来いよ!」と涼は言った。

「わかった。」と答える香。

その頃、倫子は早坂さんとの待ち合わせの、ビル群の川沿いにある遊歩道に走って来た。 早坂さんも走って階段を下りて来た。

「今日は、ちゃんと話したいと思って!僕は、誰とも恋愛するのはしばらくもう良いと思っていたんだ。誰かに傷つけられたり、誰かを傷つけたり。もうそう言うのなに疲れてしまったと言うか。」とまくし立てるように説明する早坂さん。

「私もです。色んなことがあって恋愛に臆病になったみたいな…。」と倫子。

「倫子さんと上手く行かなくなるくらいなら、このままの方が良いと思って自分の気持ちにブレーキを掛けようかと思ったんだ!けど、それでも…だからこそ!僕は倫子さんと一歩前へ進みたいと思ってる、、、。傷ついた者同士だから、出来る恋愛もあるんじゃないかな?」と早坂さんは告白した。

涼のマンションロビーでは、泣きはらした顔を落ち付けようとソファーに座り、涙を拭いていた香。

涼の部屋へ上がろうと立ち上がるとそこには金髪男KEYが立っていた。

「金髪?アンタ何でここにいんのよ?」と香が聞くと、「アンタ何やってんだよ?今行ったら同じ事の繰り返しだろ?それで良いんだ?」と金髪男KEYが強く言う。

「良い訳ないじゃん!これで良いなんて思ってる訳ないじゃん!自分でも分かってる、もう終わりにしたいって!でも、自分じゃ止められない!」と泣きながら話す香に、

「じゃ、止めろよ!行くな!このまま帰れ!」と金髪男KEYが叫ぶ。

泣きながら、香も決心し一歩踏み出した、、、が、足を止めてしまう香。

「振り返るな‼︎  行け‼︎」と金髪男KEYが諭す。

泣きじゃくりながらエスカレーターを下りて行く香。

「私、早坂さんといると落ち着きます。しっくり来ると言うか。若い時と違って今はそういう関係が幸せかな?と思います。」と倫子も早坂さんに打ち明けた。

「僕もそう思ってる。だから僕たちのペースでゆっくりとやって行きませんか?」と早坂さんは微笑んだ。首を横に降る倫子。ガッカリした様子の早坂さん。走って抱きつく倫子。「ゆっくりなんてイヤです!早く次に進みましょ?私達、ゆっくりなんてしてる時間ないですから。」と倫子は早坂さんを見つめた。

「はい!」と早坂さんも倫子の事を抱きしめた!

➖やっと、自分の居場所を見つけられた気がする。

東京タワーの夜景を又、1人眺めて入るKEY。

香は、呑んべえに来て小雪に「涼ちゃんと別れて来た。」と報告した。

➖私が思い描いていた未来とだいぶ違っていたとしても、自分の幸せを決められるのは自分しかいない。もうタラレバ言って後悔するのは嫌だ!だから、私達は振り返らない!

「ふり返らずに進め!タラレバ女!」

[第8話The End]

<Lyraの感想>

今回は香が可哀想すぎる回でした。マジで涼みたいな男には頭来ます!でも、こうなることは、香もどこかで分かっていたはず。そうでなければ金髪男KEYの呼びかけには、反応出来なかった筈だから、、、。

涼にしろ、小雪が不倫してる丸井にしろ、あまりにも幼稚なガキの精神状態しか持っていない男ばかりだな!この漫画は!

自立していない男ばかりなんだろね、世の中。昔から男の方が精神年齢が低いと言うし。最近の風潮から誰かの為に動くとか、自立して家族を持つと言う責任を面倒だと思う人が昔より増えたことは事実。

だって、今は1人でいた方が楽だし、1人でも男はやっていけるんだよね。いつまでも俺は若い!と錯覚して、または、若いのを認識したくて不倫やら二股かけるんだろうな、男って。

でも、それやってる男には未来がない。物事は巡り巡ってくるからね!必ずしっぺ返しが来る!

女を不幸にした以上の不幸がクソ男を襲うから、そんな奴と一緒にいちゃダメだ。

KEYは、優しさからいつもキツイ言葉を言っている、、、こんな男性ならば一緒に居て幸せになれるだろう!

若いとか年とかそんな事は関係ない!

いかに、自分の事をしっかりと持っていられるか(経済的にも精神的にも)、そして相手の事を思いやれるかが、人間の幸せになる唯一の道なんだと思う。

KEYと同じくマミも早坂さんに良いアドバイスしていたから。今回は、若い奴ほど真剣に人間関係考えている子たちもいると表現した話でした。マミのバシッと告白した方が良いとか、自分の事を倫子が好きになるわけ無いとかグジグジ言ってたら、「そんな事、関係あります?」と、それこそ、バシッと言ったでしょ?あれ、格好良いわ!恋愛ってそうなんだよなーと思った。

相手の気持ちを考えるのは必須!だけど、自分の気持ちをどうしても伝えなきゃ行けない状態ならば、ぶち壊れることを恐れちゃ行けないんだよね!

恋愛にしろ、夢にしろ先ず行動を起こさら無い事には、何も始まりません!とにかく、行動を起こすこと!必ず、良い方向に行く!真剣に考えて出した答えならばうまく行く!

万が一、振られたとしても問題解決して新しい一歩を踏み出せるから!次の恋愛や次の夢へ一歩を踏み出せるチャンスなんだよ!

それに比べ倫子や早坂さんたちのいってることの後ろ向きな事!

これ、あんま考えないで見てたら、幸せになれる恋愛を手に入れたんだわ〜!っと思うよね?

でも、こんな恋愛したい?だってさ、「傷ついた者同士、出来る恋愛もあるんじゃないかな?」て何様?何で、そんな悲観的な事をこれから始まる恋愛に言うの?

おまけに、「僕たちのペースでゆっくりやってみよう。」とか、「ゆっくりなんてイヤ、私達にはゆっくりしてる時間なんてないですから。」って、あなたたち馬鹿ですか?

倫子も早坂さんも、アイタ達いくつ?まだ、30代でしょう?

この台詞、老いらくの恋の映画に出てくるような台詞だよ!つぅか、年配の方々だって、こんな台詞言わないかもよ!なんかおば様方にしかられそうだからな。

こんな傷の舐め合いみたいな恋愛は上手くいかない!絶対に後で、ほころびが出てくるか、物たりね〜となるよ!

前向きに、「色々あったけど、あなたが1番だ!貴方じゃないとダメなんだ!」と言えば良いのにね!

それならば上手く行く!傷つきすぎたとか関係ないでしょ?これから明るい未来を創るなら?

倫子は追い詰められてる。

「歳を重ねるたびに止めることも何かを始めることも簡単に行かなくなる」とか、「幸せになる為に頑張って来たのに思い描いてた未来と違うから」とか、もう先がないみたいなことしか言わない。

周りの人間もあっと言う間に30代は過ぎ去るとか、悲観的で良くないよね。

たまに、これ、日本だけが適齢期に対してうるさくて、よその国は、30代をどうこう言わないって言ってる人がいるけど、同じだよ!

日本は、周りがあからさまに言うデリカシーのない輩が多いだけ。頭くるけど。

アメリカもイギリスもヨーロッパもアジアも同じ!何故か、「若い事は素晴らしい!」と言うんだよ。

もう、若いだけで全てOKみたいなね。そこに嫉妬や羨望が行く人が多いみたい。

で、年が上がれば、結婚していないと地位が上がらない場合もあるし(エグゼクティブほど、何故かその傾向)、それか、性格が悪いから結婚出来ないんじゃないの?って陰で噂されるんだよね。それ知らないのかな?気づいた方が早くてを打てるから話ておくけど。

優しい人だと、お節介やいて来てパートナーになりそうな人を紹介して来たり、無理矢理ブラインドデートさせたりね!おせっかい焼きなんかね、アメリカ人?

だから、どこの国も同じ!

日本のせいにしないで!

良く自分の状況をもう一度考えるべきだ。

どこの国に行っても同じ!逃げないで!

自分が何をしたいか考える、そして、行動する!

結婚したいならば、先ず動くこと。相手の気持ちをそれとなく聞くとか、将来の計画を聞いてみるとかでも良い。相手の気持ちが、結婚へ少し傾いてそうか確認してそれから、実際に聞いてみても良い。

ハッキリ聞いてみたほうが良いと言うこと。

OKならば、即つぎのステージに上がる準備をする!

ダメならば次の男へ行くこと!

とりあえず、貴方より他に行くから、私困ってないし、と言ってみるとかね。

貴方が好きならば離さないから!そうじゃないのは捨てましょう。

で、結婚前に同棲はしないほうが良いよ!

だって、男の人、結婚しなくて良いじゃん、もう、同棲したら。

全て手に入って満足して、結婚への道を先延ばしにしますから。

幸せは自分で手にするもの!

いま自分が欲しいものは何なのか、もう一度良く考えてみよう!

キャリアが1番ならば、余計な外野の話は聞かないでバリバリ仕事をすべきだ!

資格を取るのに頑張るのもよし!

男に負けないで、てっぺんを取ったれ!金たんまり貯金で老後も安泰!

逆に、結婚したい、子供欲しいならば、早く行動を起こす!

今は化学も進歩してるから子供ならば健康ならば産むこと出来る。

先ずは健康を、キープだね!

そして、自分の為に、夢を取りに行く行動を起こそう!

明るい未来の為に!

東京タラレバ娘、第9話はこちらから!

 

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