【Gang Of Four / Damaged Goods】和訳 Think about Change. マルクスは?変化は善? Lyrics

“The Change will do you good”

変化が善を生むのか?

変わることは確かに進歩に違いない。

それを体現したようなバンド。なのかな?

今日Lyraが和訳 & 紹介するのは、1977年に結成されたイングランド、リーズ出身のポストパンクバンドであるGang of Four ギャングオブフォー。

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名前は新聞の「4人組」からとったらしい。軽いやつら?

だが、その行き当たりばったりな軽さとは違い、Gang Of Fourは、政治的な歌詞が多いのが特徴で硬質なギター、ファンクぽいサウンドにも他のバンドと差別化されている。

日本ではアート・パンク、ニューウェイヴとも言われているが、海外だとDance punkとか Funk Rockなどとも言われていることから彼らの音楽性が多岐にわたるのがわかるだろう。

1984年に解散したが、1990年に再結成、2004年に再々結成している、ちょっと変わり者なバンドだ。

今日、和訳した【Damaged Goods】は、1979年のパンクムーブメントの真っ只中にリリースされたデビューアルバムに収録されている曲なの。

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この作品は特に、GのAndy Gillの功績が大きいアルバム。

彼は、Wilko Johnson ウィルコジョンソンに影響されたと言われているようにカッティングが特徴的なギタリスト。

Lyraには、その色がとても強く感じるし、彼らをクールで芸術的な領域に導いている気がしてならない。

それは、どんなギターサウンドなのか?

政治的な歌詞が特徴?

それは、Lyraの和訳の後に又、お話ししましょう!

 

Gang of Four are an English post – punk band, formed in 1977 in Leeds.  The original members were singer Jon King,  guitarist Andy Gill, bass guitarist Dave Allen and drummer Hugo Burnham.

There have been many different line-ups including, among other notable musicians, Sara Lee, Mark Heaney and Gail Ann Dosey.

After a brief lull in the 1980s, different constellations of the band recorded two studio albums in the 1990s. Between 2004 and 2006 the original line-up was reunited; as of 2013, Gill is the sole original member.

 

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= Damaged Goods =

The change will do you good
I always knew it would
Sometimes I’m thinking that I love you
But I know it’s only lust
Your kiss so sweet
Your sweat so sour

Your kiss so sweet
Your sweat so sour
Sometimes I’m thinking that I love you
But I know it’s only lust
The sins of the flesh
Are simply sins of lust
Sweat’s running down your back
Sweat’s running down your neck
Heated couplings in the sun
(Or is that untrue?)
Colder couplings in the night
(Never saw your body)
Your kiss so sweet
Your sweat so sour
Sometimes I’m thinking that I love you
But I know it’s only lust
The change will do you good
I always knew it would
You know the change will do you good
You know the change will do you good

Damaged goods
Send them back
I can’t work
I can’t achieve
Send me back
Open the till
Give me the change
You said would do me good
Refund the cost
You said you’re cheap but you’re too much
Your kiss so sweet
Your sweat so sour
Sometimes I’m thinking that I love you
But I know it’s only lust
The change will do you good
I always knew it would
You know the change will do you good
You know the change will do you good

I’m kissing you goodbye
(Goodbye, goodbye, goodbye, goodbye, goodbye)
I’m kissing you goodbye
(Goodbye, goodbye, goodbye)
I’m kissing you goodbye
(Goodbye, goodbye, goodbye, goodbye, goodbye)
I’m kissing you goodbye
(Goodbye, goodbye, goodbye)
I’m kissing you goodbye
(Goodbye, goodbye, goodbye, goodbye, goodbye)
I’m kissing you goodbye
(Goodbye, goodbye, goodbye)
(Goodbye, goodbye, goodbye, goodbye, goodbye)
(Goodbye, goodbye, goodbye)
(Goodbye, goodbye, goodbye, goodbye, goodbye)
Bye…
(Goodbye, goodbye, goodbye)

変化は、良い方に進化させるだろう

いつも俺はそうだって分かってた

たまに、俺がお前を愛していることを考えてるよ

でも分かってんだ、結局やりたいだけだって

お前のキスは凄くとろけるよう

お前の汗は凄く酸っぱいんだ

お前のキスは凄くとろけるよう

お前の汗は凄く酸っぱいんだ

たまに、俺がお前を愛していることを考えてるよ

でも分かってんだ、結局やりたいだけだって

肉の罪悪は、簡潔に言ったら肉欲の罪さ

汗がお前の背中を流れ落ちて行く

汗がお前の背中を流れ落ちて行く

日向でお前とやると燃えるよう

(それか、真実じゃないかな)

夜にお前とやると凍えそう

(決して見えなかったお前の体)

お前のキスは凄くとろけるよう

お前の汗は凄く酸っぱいんだ

たまに、俺がお前を愛していることを考えているよ

でも分かってんだ、結局やりたいだけだって

変化は良い方に進化させるだろう

いつも俺はそうだって分かってた

お前だって、変化は良い方に進化させるって分かってるだろう

お前だって、変化は良い方に進化させるって分かってるだろう

損害を受けたもんは全部返送しろよ

俺は働けない

俺は名声を得られない

俺に送り返してくれ

俺に変化をくれる迄に開けてくれ

お前は俺に優しくするって言っただろ?

返金しろよ

お前は、私は安上がりよ、なんて言ってたが金がかかり過ぎたよ

お前のキスは凄くとろけるよう

お前の汗は凄く酸っぱいんだ

たまに、俺がお前を愛していることを考えているよ

でも分かってんだ、結局やりたいだけだって

変化は良い方に進化させるだろう

いつも俺はそうだって分かっていた

お前だって、変化は良い方に進化させるって分かってるだろう

お前だって、変化は良い方に進化させるって分かってるだろう

 

♪ 俺はお前にサヨナラのキスをしてる

(サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ)

俺はお前にサヨナラのキスをしてる

(サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ)

×  ♪  3 times

(サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ)

(サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ)

Translator: Lyra Sky 和訳

 

ギターのカッティングが本当にWilko Johnsonのように、キレッキレッ!

そして、無駄にビヨーンと鳴らすのもAndy お得意のギターの特徴だ。

その鋭利的なギターにピッタリとタッグを組んだように重たいベースが滑り出すと、ドラムがリズム良くバンドを先へと引っ張って行く。

サウンドがキリキリしたような尖り具合だからか、歌詞もトゲトゲしくて何ともやり切れなくなるわ。

パッと見は、男性の嫌な部分が露見した歌詞。

はっきり言って女性を馬鹿にしてる。

彼女への愛を考えていると言ってるくせに、ただの欲求で付き合ってるように歌詞は続く。

それも、2人の関係の終わりへと。

サヨウナラのキスをしてる、というのは本当だろう。

2人の関係は終わった。

これだけだと、無責任男が変化を求めて彼女と別れる嫌な歌だ。

ただ、この歌詞にはベースのイメージがあるらしい。

当時パンクスの若者達が好んで読んだり、傾倒していたマルクス主義を主体にして日々の暮らしを批評している歌だと言うのだから面白い。

男女の恋愛話から、いきなり Damaged Goods 粗悪品とか損傷商品の意味の言葉の羅列は、Gang Of Four なりの資本主義社会への批判なんだろう。

覚めた男が主体なのが胸糞悪いが、覚め切った人間関係をなぞらえて、今の壊れ切った現代社会への批判にすり替えて、一つのメロディとして我々に見せているんじゃないだろうか?

損得を考えて付き合ったりする人もいる。

それは、まるで、損得を考えて商品を買ったり、返品したりするのと同じようだ。

ただ、それだけだと寂し過ぎる。

だから、いちをキスをしてサヨウナラをちゃんと会って言おう、ってか?

何だか、頭にくる歌詞だなぁ。

こんなんで良いの?

世の中、はい、払い戻し!で良いわけないじゃない!

と、歌詞を聴いてるとムカムカ。

ただ、このムカムカ、、、わざと資本主義社会へのムカムカ感へと転換するように、私達に与えてるGang Of Four の誘導作戦??

だとしたら、やられちまった!

Gang Of Fourの奴らにしてやられた?

としたら、凄いことよね?

また、Lyraの深読みかもしんない。でも、真実かも知れないわよ?

 

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この歌詞を体現してるかのようにGang Of Fourは、何回も解散と再結成を繰り返してきた。

デビュー曲で「変化が善を生む」みたいに歌ったせいで?変わりたくて、メンバーがコロコロ入れ替わって、終いには解散しちゃって、、、

で、「また、変わりたくなったから再結成しちゃいました」だったら大笑いだ。本当にそうだったりして。

解散、再結成を二度しているし、バンドメンバーも変わってきた、変わったバンドのGang Of Four だが、2004年にオリジナル・メンバー4人によって再結成された。

そして、日本を含む世界各地でライブ・ツアーを行い、2005年、過去の作品をリ・レコーディングした『リターン・ザ・ギフト』を発表。

2008年にはデイヴ・アレン(b)とヒューゴー・バーナム(ds)が脱退し、代わってトーマス・マックニース(b)、マーク・ヒーニー(Ds)が加入した。

2011年1月に約15年ぶりの新作アルバム『コンテント』をリリース。

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( To amazon↓ ↓ ) こちらは今日の【Damaged Goods】が入っている1st アルバム。

2012年にジョン・キング(vo)が脱退し、代わってジョン・ジェイラー(vo)が加入すると言う、又、オリジナルメンバーじゃなくなってしまったGang Of Fourだが、今回は解散せずに続いているらしい。

こんなバンド自体が変化するバンドはいないだろう。

それを見ていたら、やはりポリシーを貫いて生きて行く方が良いなあと、感じてしまうLyraは古臭い人間なんだろうか?

ポストパンクとして、ニューウェイヴとして新しさを追求して来たのだろうけれど、人間関係は変化し過ぎちゃダメだ。

信頼関係をつなげて行く努力をしなければ、せっかくの才能も芸術性も根付かない。

発表出来なくなってしまう。

新しさは素晴らしいから、そのために、社会が変われ、メンバーを変えろ、ではないよ。

新しい変化を求めるならば先ずは自分じゃない?

先ずは物足りなさを感じるならば、自己を善へと導くために新しく変化する努力をすべき。

その良き方への変化は、自らの力により進化になる。

その進化になり得るためには、先ず自分がバージョンアップするための努力をすべきなのだ。

良くなるために、粗悪品に感じる生活ならば、それを改善するために調べたり、直すための知識を手に入れるよう動くことだろう。

それと同時に変化せずに良きものは、キープして行くべきだとも感じる。

何でもかんでも新しくする必要ない。

「部屋を片付けなきゃ!」と言って要らないものを先ず処分せずに、先に新しい収納する容器を買ってしまって、部屋中が収納グッズだらけなっちゃった、て失敗しないようにね。

周りを良い方に変えるのは、自分次第と言うこと。

コロコロ変えるのは、幸せになれないから信念をポリシーを貫け、と言うこと。

そこまでGang Of Fourの【 Damaged Goods】で考えてしまったLyraでした。

なん10年前の曲でも新しい感情を生み出されるのだから、やはり音楽は素晴らしいと思える瞬間を味わえたよ。

また、この瞬間をみなさんに伝えたいです。

お楽しみに。

また明日ね〜!

“Damaged Good” was the 1978 debut single of Gang of Four.

The Song offers a Marxist critique of everyday life – characterizing the “Damaged Goods” of break up in the term of a financial transaction.

 

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= Gang Of Four =

出身地 イングランド、リース

ジャンル ポストパンク、アートパンク、ニューウェイヴ

活動期間 1977 年  – 1983 年、

1987 年 –  1997 年,

2004-

レーベル V2レコード、

EMI、

ワーナー・ブラザース・レコード

ファスト・プロダクト

メンバー

  • ジョン・ジェイラーJohn Gaoler (Vocal)
  • アンディ・ギル – Andy Gill (Guitar)
  • トーマス・マックニース – Thomas McNeice(Bass)
  • ジョニー・フィニガン – Jonny Finnigan (Drums))

旧メンバー

  • ジョン・キング – Jon King (Vocal)
  • デイブ・アレン – Dave Allen (Bass)
  • サラ・リー – Sara Lee (Bass)
  • ヒューゴー・バーナム – Hugo Burnham (Drums)
  • バスタ・チェリー・ジョーンズ – Busta “Cherry” Jones (Bass)
  • マーク・ヒーニー – Mark Heaney (Drums)
 

= Discography ディスコグラフィー=

アルバム

  • エンターテイメント!- Entertainment! (1979年)
  • ソリッド・ゴールド – Solid Gold (1981年)
  • ソングス・オブ・ザ・フリー – Songs of the Free (1982年)
  • ハード – Hard (1983年)
  • モール – Mall (1991年)
  • シュリンクラップト – Shrinkwrapped (1995年)
  • コンテント – Content (2011年)
  • ホワッツ・ハプンド・ネクスト – Whats Happend Next (2015年)

ライブ・アルバム

  • アット・ザ・パレス – At the Palace (1984年)
  • ライブ…イン・ザ・モーメント- Live…In The Moment (2016年)

コンピレーション・アルバム

  • ア・ブリーフ・ヒストリー・オブ・ザ・トゥエンティー・センチュリー – A Brief History of the Twentieth Century (1990年)
  • ザ・ピール・セッションズ – The Peel Sessions (1990年)
  • 100フラワーズ・ブルーム – 100 Flowers Bloom (1998年)
  • リターン・ザ・ギフト – Return the Gift(2005年)
    • 初期の楽曲のセルフ・カヴァー

EP

  • イエローEP – Yellow EP (1980年)
  • アナザー・デイ・アナザー・ダラー – Another Day / Another Dollar (1982年)

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