【The Strokes / Last Nite】 和訳 Cool Headed Guys Explode Rock Bomb! クールな爆弾 これで夏を乗り切れ!

去年『Tom Petty keeps staying in American DNA! – R.I.P.』をトム・ペティが逝去した日に書いた時に紹介した曲を和訳したくなったの。

パクり疑惑の曲だけど本人達はケロッとして認めているという、、、開けっぴろげな話(笑)。

他の人の和訳をUpするつもりが、何故か今日の気分は、これなの。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークシティで1998年に結成されたGarage Rock Band ガレージロックバンド The Strokes ザ・ストロークス。

2000年代のGarage Rock Revival ガレージロック・リバイバル(ロックンロール・リバイバル、ポストパンク・リバイバル)ムーブメントの代表的なバンドである。

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2000年代始めは、アメリカはHipHop, R&Bなどの黒人音楽やラップメタル/ヘヴィロックが、イギリスではRadiohead レディオヘッドなどの暗めのバンドが流行っていた中、このThe Strokesがいきなり現れた。

彼らは、ガレージロックや明るいロッククンロールが流行っていた”60年代のサウンドを現代風にアレンジし個性を出したサウンドだった為、「ロックンロール・リバイバルの旗手」として持て囃され、人気を博して来た。

Garage Rock Revival ガレージロックリバイバル、

Punk rock Revival パンクロックリバイバル

と言われる彼らのサウンドは、彼らの後に続く多くのバンド達に影響を与えている。

フランツ・フェルディナンド、アークティック・モンキーズ、カイザー・チーフスなど、大きな成功を収めた2000年代のUKガレージ・ロック/ポストパンクバンドの多くは、ストロークスからの影響を公言していることからもわかるだろう。

今日Lyraが和訳したのは、【Last Nite】。去年Tom Petty の記事を書いた時に、Tomの曲に似てると話したThe Strokesの 大ヒット曲です。

面白いことに、この【Last Nite】という曲は、ローリング・ストーン誌の『オールタイム・グレイテスト・ソング500』に於いて478位を記録。

つまり、とーっても話題性のある、ロック界でも貴重な1曲なわけ。

Lyraの和訳の後に又お話ししましょう!

 

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Last Nite” is a song written and composed by Julian Casablancas, frontman of the American garage rock band The Strokes. It was a moderate hit for the group on the UK Singles Chart in 2001. The song was covered by pop music singer Vitamin C in 2003, who had a minor hit with her version on the UK Singles Chart. There have also been several other covers of this song, including a version by The Detroit Cobras.

= Last Nite =

Intro]

[Verse 1]
Last night, she said, “Oh, baby, I feel so down
Oh, it turn me off when I feel left out”
So I, I turned ‘round, oh, baby, don’t care no more
I know this for sure, I’m walking out that door
Well, I’ve been in town for just about fifteen, oh, minutes now
And baby, I feel so down
And I don’t know why I keep walking for miles

[Chorus]
And say, people, they don’t understand
Your girlfriends, they can’t understand
Your grandsons, they won’t understand
On top of this, I ain’t ever gonna understand

[Verse 2]
Last night, she said, “Oh, baby, don’t feel so down
Oh, it turn me off when I feel left out”
So I, I turned round, oh, baby, gonna be alright
It was a great big lie, ‘cause I left that night, yeah

[Instrumental break]

[Chorus]
Oh, people, they don’t understand
No, girlfriends, they don’t understand
In spaceships, they won’t understand
And me, I ain’t ever gonna understand

[Verse 3]
Last night, she said, “Oh, baby, I feel so down
See, it turn me off when I feel left out”
So I, I turned ‘round, oh, little girl, I don’t care no more
I know this for sure, I’m walking out that door, yeah

 

昨日の夜、彼女が言ったんだ
「ねぇ、アンタ、ちょっともう私ダメな感じ。
ああ、こんな気持ち忘れたいから私を止めてくれない?」
だから、俺はくるって振り向いた   「ああ、ベイビー、もう心配すんなって。」
マジで俺には分かっていたからさ
俺はドアから出て行くところ
まあ、大体15分、ゲッ、マジ、それくらい町ん中で突っ立ってるわけ。
ああ、ベイビー、俺もスっごくダメな気分だわ
何で数マイルも歩き続けてるんだか、俺もわかんねーわ
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そんでさ、言ってみれば世間の奴らは、俺のこと丸っ切り分かってねーわ
アンタの彼女だって、理解できてねーだろ
アンタん所の孫だって、理解できねーだろうな
つーか1番スゲーのは、俺様ったら今まで誰かを理解しようとした事、なかったわ

 

昨日の夜、彼女が言ったんだ
「ねぇ、アンタ、ちょっともう私ダメな感じ。
ああ、こんな気持ち忘れたいから私を止めてくれない?」
だから、俺はくるって振り向いた   「ああ、ベイビー、大丈夫、上手く行くって」
てなもんだ、全部嘘っぱち。
だって、あの夜からバイバイしたからさ

 

あーあ、世間の奴らは俺のこと丸っ切り分かってねーわ
ダメだなあ、彼女たちも理解してねーわ
宇宙船を持ってしても、分かってねーわ
え、俺? 俺も今まで誰かを理解しようとしたことねーわ

 

昨日の夜、彼女が言ったんだ
「ねぇ、アンタ、ちょっともう私ダメな感じ。
わかる?こんな気持ち忘れたいから私を止めてくれない?」
だから、俺はくるって振り向いた   「ああ、可愛いお前ったら、もう、俺はなーんも心配していないぜ。」
マジで俺は分かっていたからさ
俺はドアから出て行くところ
Translator: Lyra Sky 和訳

サラーッと演奏して、サラーッと歌ってる感じなんだよね、いつも。

The StrokesのCDを聴いてると、ドワ〜!って暴れたくなるんだよ、変でしょ?

多分、この人達はプロモーションビデオに向かないのか、たまたま、熱くやってるんだけどクールに見えてしまう、損って言っちゃあ損な方々なのかもね。感情が湧き立っているのに、常に冷静に見えちゃう顔てあるじゃない?あれ。

育ち方にもあるのかしら。

NYのUpper West Side アッパーウェストサイドと言ったらあのTaylor テイラーも出てた 大流行したドラマ『Gossip Girl ゴジップガール』の舞台よ!

あの上流階級、富裕層の子弟が通う有名校で、幼馴染だったVo. Julian Casablancas と、B. Nikolai Fraitureがバンドを結成し、そこにG. Nick Valensi とDs. Fabrizio Morettiが出会って、Julianのル・ロゼでの友人でロスからニューヨーク大学で映画の勉強をしに来たAlbert が加わりThe Strokesが始まったと言うのだから、おぼっちゃま集団なんだよね。

別におぼっちゃまが悪いんじゃないのよ。小さい時から周りに「おぼっちゃま」が多かったから彼らの動向は良く分かっているし、「お嬢様」との関係も知ってるから、特筆するようなことは、特にない。所詮、すねかじりだからあまり焦ったり、動転することは起きないから。

ゴジップガールみたいに恋愛の泥沼化は、異常な話だし(蹴落としたりのマウンティング話はあるみたい)。

だから、あくまでも個人的な意見ですが、(ファンの方でネガティブな考え方をする人がいたら悪いな〜と思いますが)、実生活でハラハラしたり、アタフタした事が余りない人だから、顔に出ないのかも。もしくは冷静を装わないとやっていけない天下取りの環境かもね。

ミュージックビデオにしろ、LIVEにしろ、どこにいても、見た目は、とってもCoolなのが、良い意味でも悪い意味でもThe Strokes ってことなの。

それを、世間は「スタイリッシュだ!」とか、

「同じNYのバンド Velvet Under grounded みたいだ!」っと、言われた所以じゃないかな。

ただ、音は熱いのよね。

そのアンバランスさが、魅力なのだろう。

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The Strokes の歌詞は、自分たちの周りの日常を描いている事が多い。

恋愛にしろ、社会のことにしろ、どでかい事を描いていると言うのではなく、些細な日常、友達や恋人とのいざこざや、ふと思ったことの呟きみたい。

この【Last Nite】は、「もう、ダメ生きていけない〜」ってノリで落ち込んでる彼女に、「まあ、まあ、まあ」とか「どう、どう、どう」と落ち着かせている男性の話だよ。

ただ、本気で慰めてはいないのよ、この男。

大丈夫だよ、って言ってるのは口だけ。

彼女に釣られて自分まで勝手に落ち込んで、「周りは俺のこと、ちーっとも理解してくれない」とダウンしてるの。

自分自身も誰かを理解しようとした事が一度もない男だから、誰も理解しないのは当たり前。

それを勝手に愚痴っている歌が【Last Nite】な訳です。

こんな男、嫌い (笑)。

 

2001年、イギリスのラフトレードにデモを送ったら、契約出来ちゃった、というのもThe Strokesらしい。

サラッと合格よん。

3曲入りSingles “The Modern Age ザ・モダン・エイジ” 発表。これがきっかけでイギリスで人気大爆発。

Bam!

音楽誌はこぞって“NEXT BIG THING”として取り上げる。

Bam!

同年8月に今日Lyraが紹介している【Last Nite】が収録されている彼らの Debut Album 『Is This it イズ・ディス・イット』リリースし全世界で大ヒットさせたんだから、これまた、大爆発!

Bam!

日本でも大人気で2002年2月の初来日ではチケット即日完売、より大きい会場に変更したり大変な人気を得たし、

2003年、2nd 『Room On Fair』リリースすると『12:51』「Reptilia』が売れちゃうしね。

今までの5th Albums 全て好調な売り上げで根強い人気を保持しているのだから心配はないし、順風満帆だわ。

The Strokesの安定感は、1960年代前後のガレージロックサウンドを彷彿とさせるところ。

今までGarage Rockやストレートなロックを好きで聴いて来た者たちには、懐かしいノスタルジーを与え、その時代を知らない者たちには、新鮮な世界を見せてくれるプレイヤーに見えて後を追いたくなるのだよ。

それがThe Strokesの魅力であり、人気の秘密の手法だよ。

前にこのLyraのブログで紹介したバンド The  White Stripes ザ・ホワイトストライプスと共にGarage Rock Revival  ガレージロックリバイバルの代表的なバンドなのもうなづけるわ。

ただ、White Stripesは、Lyraにはおとぎ話や悪魔やカナリ劇を見てるストーリー性があるのよね。

とっても異質でグロテスクな感じが、Lyraには人間味を感じるの。 White Stripesというバンドの匂いがして、土臭くて、社会や世界に混じって土着化してる訳。

反対に、同じようなガレージロックをしているのにThe Strokesは、汗やツバがなくて無味無臭な感じ。

どんだけ汗脇パットを使ってんのかは理解できないが、クールに街を俯瞰から眺めてる感じかな?

それが悪い、と言ってるんじゃないのよ。

とっても都会的とThe Strokesが言われる所以は、この汗をかかなそうなクールさなのよ。

クールな男性が好きな人、いるでしょう?

そういう人はThe StrokesのVideoを見たら、キャー!

なるだろう。

シュッとしていて格好イイもんね。

 

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じゃ、Lyraは、どうなんよ?

と聞かれたら、もう、分かるでしょうな、皆んなには。

そう、汗かきまくって、ツバ飛ばしまくって、しまいには血だらけになって自分をさらけ出して汗臭くなってる男性の方が好きなのよーん!

だって、その方が『生きてる』って感じだわ。

因みに、汗臭くはないけれど(汗臭いか?) Lyraが好きなTom Pettyの時に書いたけれど、この曲はTomの 『American Girl』のパクリと言われて大騒動になりかけたんだよね?

でも、周りに聞かれたり、雑誌のインタビューで聞かれて、VoのJulianが「あっ、そうだよー!」って、ハハハッて感じで笑って認めちゃったから、これまたサラーッと話が流れて、いつの間にかTom Pettyのクレジットをつける事で話は解決しちゃった。

Tomも、熱い歌詞を歌う割には、普段は、うるさくないタイプでしょう?

ラッキーよね、The Strokerたら。

 

勿論、このThe StrokesだってLyraは好きだよ。CD持ってるし時々、CDの棚から出してきては聴いている。

だって、Guitar Band好きだから!

ストレートなロックが大好物なんだよ。

それで、熱い歌詞だったら、もう、ヘタレコムくらい好きになるの。

暑苦しい熱い歌詞こそ、Rockだわ。

今年の夏は、異常な程アッツイ!

朝からニュースで「命にかかわる程の暑さです。」って台詞を一日中発しているなんて未だ嘗てなかったもの!

だから、この熱〜い夏にへこたれる人は、このThe Strokesを聴いてみて!

きっとクールに、このノリノリなサウンドで、この灼熱の夏を乗り切れれるから!

逆に、このクソ暑さに負けるもんか、と熱〜い夏だけど、暑苦しくいってるやるって言う熱い人!

その人は、またLyraがピッタリなサウンドを紹介しまふー!

まふまふ。

٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

お楽しみにっ。

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The song “Last Nite” was first recorded by the Strokes and released as the second single from the band’s debut studio album, Is This It, in November 2001. The track was produced by Gordon Raphael and was issued on RCA Records with the song “When It Started” as the b-side.

The song’s opening guitar riff and overall structure is loosely similar to that of “American Girl” by Tom Petty and The Heartbreakers. In a 2006 interview with Rolling Stone,

Petty commented, “The Strokes took ‘American Girl’ [for ‘Last Nite’], there was an interview that took place with them where they actually admitted it. That made me laugh out loud. I was like, ‘OK, good for you.’ It doesn’t bother me”. The Strokes were invited to be the opening act for several dates on Tom Petty and the Heartbreakers’ 2006 tour. The solo for the song was inspired by guitarist Freddie King.

= The Strokes =

 

Origin New York City, New York, U.S.
Genres
  • Indie rock
  • garage rock revival
  • post-punk revival
Years active 1998–present
Labels
  • Rough Trade
  • RCA
  • Cult

 

The Strokes are an American rock band from New York City. Formed in 1998, the band is composed of singer Julian Casablancas, lead guitarist Nick Valensi, rhythm guitarist Albert Hammond Jr., bassist Nikolai Fraiture, and drummer Fabrizio Moretti. Following the conclusion of five-album deals with RCA and Rough Trade, the band has continued to release new music through Casablancas’ Cult Records.

Met with widespread critical acclaim, the Strokes’ 2001 debut, Is This Ithelped usher in the garage rock revival movement of the early-21st century—and ranks number eight on Rolling Stone’s 100 Best Debut Albums of All Time, number two on Rolling Stone’s 100 Best Albums of the ’00s, 199 on Rolling Stones 500 Greatest Albums of All Time and number four in the NME top 500 albums of all time.

Lead singer-songwriter Julian Casablancas, guitarist Nick Valensi, and drummer Fab Moreui started playing together while attending Dwight School in Manhattan. Bassist Nikolai Fraiture  be friended Casablancas while the two attended the Lycée Français de New York. At age 13, Casablancas was sent to Le Rosey, a boarding school in Switzerland, to improve his academic performance. Casablancas met guitarist Albert Hammond, Jr. in Switzerland. Later, when Hammond came to New York to attend New York University’s Tisch School of the Arts, he shared an apartment with Casablancas. The roommates started a band, first performing at The Spiral—followed by the Luna Lounge on the Lower East Side of New York, and then at Manhattan’s popular Mercury Lounge. Ryan Gentles, the Mercury Lounge’s booker, quit his job to become the band’s manager.

The band began rehearsing a fourteen-song set (an early blueprint of the Strokes’ 2001 debut, Is This It)—including, “Alone, Together,” “Barely Legal,” “Last Nite,” “The Modern Age,” “New York City Cops,” “Soma,” “Someday,” “Take It or Leave It,” and “This Life” (an early version of “Trying Your Luck”). Most of these songs now feature different lyrics. The band sent a demo to the newly reformed Rough Trade Records in the UK, sparking interest there, and leading to their first release (via the website of the UK magazine, NME, who gave away a free mp3 download of “Last Nite” a week prior to the physical release as part of The Modern Age EP in 2001). The EP sparked a bidding war among record labels, the largest for a rock band in years.[5] In August 2001, the Strokes made their first appearance on the cover of the publication The Fader in its ninth issue.

Members メンバー

  • ジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas) – ボーカル
  • ニック・ヴァレンシ(Nick Valensi) – ギター
  • アルバート・ハモンドJr. (Albert Hammond Jr.) – ギター
  • ニコライ・フレイチュア (Nikolai Fraiture) – ベース
  • ファブリツィオ・モレッティ(Fabrizio Moretti) – ドラム

Studio albums

Is This It (2001)
Room on Fire (2003)
First Impressions of Earth (2006)
Angles (2011)
Comedown Machine (2013)

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