【日光過敏症について】超敏感肌が話す、予防と対策。

昨日、今日の快晴は嬉しい〜。

最近、雨降ったり、ドヨーンとした梅雨みたいで肌寒かったから余計に気持ちが良いです。

庭の薔薇も沢山咲いていて、太陽の光を浴びて生き生きしていますよ。

こんな雲ひとつない青空の下で、思いっきり家族と遊ぶのが一番好きなLyraです!

が、、、

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な、なーんと、日光過敏症になっちまいました! (2年前にも発症)

おまけにこの休日に〇〇〇にお弁当作って、応援に行って来たから、日光に当たった部分が真っ赤に腫れてるわ〜!
日焼け止めを塗った腕は平気で、手の先や手の甲が、、、!

ヒョエー!
せっかく、一等賞とって大喜びしていたのに!

「ゲッ、日光で真っ赤に腫れるって何それ?」

「日光過敏症って、何?」

と、なる人もいると思うので、簡単に説明すると、、、

日光過敏症とは?

日光過敏症は、光線過敏症とか、日光アレルギーとも言われる皮膚の症状です。

太陽光線にあたることで、皮膚の炎症が見られたり、その他、器官に影響を及ぼす病気です。

特に皮膚に症状が現れるのが、特徴的。

皮膚に赤み、かゆみを伴う炎症が出ます。

( 今回のLyraは、去年の大ヤケドになってしまった経験から、UV対策していきましたが、少し出ていた両手がやられました。)

光線を浴びることで症状が起きるだけでなく、別の病気を患っていて、光線を浴びることで誘発されたり、症状が悪化するなど広い意味があり一概に、日光だけが原因でない場合もあります。

一般的には、太陽の光(紫外線)によって、体の中の免疫システムが過剰に反応することでおこり、だから、別名で日光アレルギーと呼ばれているんですね。

「じゃあ、日光にアレルギーある人だけが皮膚に炎症が起きるのか?」と言ったらそうじゃないんです。

中には、日光では発症しない人であっても、合わない日焼け止め、服用している薬など、化学物質を皮膚に塗ったり、内服した後に、光を浴びると発症する場合もあるんです。

特にほとんどの日焼け止めに入っている、紫外線吸収薬は紫外線に対して過敏に反応し皮膚の上で化学反応を起こすため、敏感肌の方は注意が必要です!

特に、強い日焼け止めを使用すると薬剤が原因となって光線過敏症を引き起こします。

光線過敏症を引き起こす原因となる内服薬は多くあり、内容は医療の発展により毎年変化していきます。

現在では、抗生物質、非ステロイド性消炎鎮痛薬などの多くの薬が原因として挙げられています。

また、光線過敏症は腎臓や心臓などに病気を患っている方にもよく発症すると言われています。

泌尿器系の治療として使用されている抗生物質や高血圧治療薬、利尿薬などが引き起こしていると考えられています。

その他、化粧品、オレンジ、セロリ、パセリ、ライム、レモンなどにも化学物質は含まれている為、(リモレンが有名です。)これらを肌に塗ってから日光にあたると症状が現れる可能性もあります。

だから、昔、流行ったレモンパックとか絶対にやって昼間でかけちゃダメですよ!

光線過敏症の原因とは?

光線過敏症になる原因は、クロモフォア(chromophore)という物質が、太陽の光(紫外線UVA/UVBなど)を受けることで、高いエネルギー状態になり、有毒性を帯びたり、アレルゲンとなり、皮膚に炎症をもたらすそうです。

この物質が皮膚に到達する方法は外因性のものと内因性のもの2種類あります。

外因性のものは、皮膚の表面から体内に取り込まれる。

内因性のものは、薬を投与することが原因となって引き起こされるます。

このような状態を引き起こす原因は、遺伝性、代謝異常、アレルギー性または原因不明のものなど様々あって、皮膚科の医師でも判断がはっきりつかない人もいるんです。

中には、日光過敏症と判断せずに、大したことないと言うだけで塗り薬を少ししか出さない医師もいます。

皮膚科の医師がこれだもんね。

厄介な病気です。

Lyraは、上手く付き合って行くしかないな、と前向きに捉えるようにしています。

自分の体に起きる事ならば、まず、症状を知り、それに対する対策、予防をして行けば、上手く生活をして行けますから。

次に、症状と予防を話しましょう。

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症状

●小児期

・色素性乾皮症:生まれて初めて外出した時に、ほんのちょっとの日光から、ひどい日焼けをし病気が発覚するケースが殆ど。

色素性乾皮症A群の可能性があります。すぐに皮膚科専門医を受診して、紫外線防御法の指導と、診断に必要な検査の進め方を相談して下さい。

紫外線防御をしないで何度も日焼けを繰り返していると、しみがどんどん生じ、10-20代で顔など露出部に皮膚癌が出ることがあります。

・色素性乾皮症

ひどい日焼けはしないものの、小学生頃までにそばかすがどんどん濃くなって来る場合は、色素性乾皮症バリアントの可能性があります。

単なるそばかすとの区別が見た目だけでは難しく、場合により精密検査が必要。そばかすは優性遺伝ですので親子で濃い場合は単なるそばかすかも。

・色素性乾皮症バリアント

骨髄性プロトポルフィリン症:3-6歳頃から、日に当たるとヒリヒリした灼熱感とともに皮膚が赤く腫れることを繰り返す。

問診に加え、血液検査で赤血球の中のプロトポルフィリン量を調べれば診断がつきます。親、同胞(兄弟姉妹)に同じ病気があることがあります。

・骨髄性プロトポルフィリン症

プロトポルフィリン量が多いと、肝障害を起こすことがありますが、ほとんどの場合ちょっとした注意、例えばヒリヒリしだしたらすぐに屋内に入るなど、普通の生活を送れます。紫外線ではなく可視光線に反応しますので、帽子、衣類、手袋での光線防御を忘れずに!

●青年期

多形日光疹:光線過敏症では最も多い病気。

春先の晴れた日に腕まくりをしたとき、

海外で強い紫外線を浴びた夕方頃に、粟粒くらいの赤くて痒いブツブツが腕などに出ます。(顔に出ることは比較的少ない)

10-30歳代女性に多い傾向。

・多形日光疹

紫外線に当たった皮膚に生じるアレルゲン(実体は不明)に対する湿疹反応です。

日光あるいは紫外線アレルギーと言われている状態です。

大切なことは、紫外線そのものにアレルギー反応を起こすことはあり得ず、紫外線により皮膚内にアレルゲンができ、それにアレルギー反応を起こしているのです。
そのままにしておいても2-3日で自然に治ることも多く、痒みやブツブツがひどいときはステロイドを塗れば早く治る。日焼け止めをつけて外出する方が良いのですが、耐性ができると自然に出にくくなります。

・日光蕁麻疹:

日光に当たるとすぐに当たった部位が痒く赤くなり、ひどい場合はみみずばれになります。

(Lyraは、これになったことがあります。)

Lyraもそうですが、ある日突然このような状態になることがあります。

原因となる光線は可視光線が多いのですが、紫外線に敏感になることも。光線が当たった皮膚で生じるアレルゲンに対して、即時型アレルギー反応を起こしています。

・日光蕁麻疹

日陰や屋内に入れば30分くらいで自然に消えてしまいます。朝と昼に抗ヒスタミン薬を飲んで予防。強く当たれば出てしまいます。

最近、入院の上、どんどん大量のUVAを当てて減感作する方法が開発されています。
多形日光疹と日光蕁麻疹は光線過敏症で最もよく見られるものです.

●中年~老年期

薬剤性光線過敏症:

この年齢になると色々な内服薬、外用薬を使う機会が増えてくるせいか、光線過敏症を生じさせるものを知らずに飲んでいて発症というケースです。

飲み始めてから顔、首、胸のデコルテ部分、手の甲などが何となく日焼けしやすくなったと感じたら、主治医にその旨伝えて違う系統の薬に変えてもらって下さい。

・降圧剤による光線過敏型薬疹

貼り薬でもケトプロフェンという系統のものは、貼って日に当たると、その部位にぴったり一致して赤く腫れることがあります。

Lyraは、これにもなりました!

海水浴前夜、肩こりで貼っていた湿布を、海水浴に行く朝に剥がして海辺にいたら、パラソル下にもいたにもかかわらず発火して肌が真っ赤に! 翌日、皮膚科へ。

なので、日に当たるところには貼らないように!数日、薬品の成分が残るキツイ湿布もありますから注意しましょう!

<光線過敏症の予防・治療方法>

病院での治療法では、一般的に、炎症を抑えたり、痒みを抑える薬の投与です。

太陽の光を浴びることで発症する為、太陽を浴びる時間を制限したり、日焼け止めを塗って紫外線から肌を予防することが重要です。

●抗アレルギー薬

湿疹を抑える方法として、抗アレルギーを投与。

これは内服することで体の中からアレルギーの症状である痒みを抑える作用があります。痒みを抑えることで皮膚をひっかくことなく、症状の進行を防ぐわけ。

●副腎ステロイド治療薬、免疫抑制薬の投与

副腎ステロイド治療薬は、炎症、赤みやブツブツなどの症状も抑えてくれる効果が期待でき、

免疫抑制薬は、体内で過剰に働く免疫反応を抑制する内服薬。

太陽光の刺激に反応して免疫反応が過剰に働くことで、皮膚の炎症が起こるので、この免疫反応自体を抑制するためにこの薬を服用する訳です。

●日焼け止めの使用

太陽の光を浴びる量を調節すること!    それが、炎症を引き起こさない一番の予防になります。

でも、生活していて、全く太陽を浴びないというのは難しい。

その為、太陽の光を浴びる際には日焼け止めを上手く利用して予防をしましょう!

紫外線をカットする為に日焼け止めを塗って予防しますが、日焼け止めが原因となって引き起こす場合もあるので、注意が必要!

特にアレルギーの原因となる「紫外線吸収剤配合のもの」は、ほとんどの日焼け止めに入っています。

その為、特に敏感肌の方は、「シラソーマ」という成分がはいっている日焼け止めを選ぶことをおすすめします。

これは紫外線吸収剤の中でも、肌に低刺激な成分で、マイクロカプセルに、紫外線吸収剤を包み、成分が直接触れないように工夫されています。

もしくは、たまーに、紫外線吸収剤が入ってない日焼け止めもあるので、自分の肌に合うならばそれを使うのも良いかもしれません。

Lyraは、昔、サヴァンナの紫外線吸収剤が入っていない日焼け止め乳液を使っていましたが、日焼けしないし、痒くならずに良かったけれどSPF50だったからか、キツイ効果の日焼け止めにありがちなか乳液の伸びが悪く、白く残りがちで、使用後は、カピカピに肌が乾燥して、お風呂に入っても突っ張ってしまいダメでした。
吸収剤が入っていないし、日焼け止め効果もあっただけに残念です。

最近は。スプレータイプがでたので、また効果が違うのかもしれないですね。
今度買ったら、レビューしますね。

 

紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めは、アレルギー反応を起こさない代わりに、肌への負担や、製造する会社によっての薬品の配合などもあるために、製品によって、合う人、合わない人が出る= 向き不向きがあるのでしょう。

あと、日焼け止めを購入する際には、高いSPFやPA値を選びかちですが、今お話したように、高い値の日焼け止めは、肌への刺激が強いです。

その為、敏感肌の人は、PA ++~+++/SPF 30の日焼け止めを選び、こまめに塗りなおしながら使うことが肌へのトラブルを軽減して効果的に使用できます。

因みに、SPFは、UVBにより翌日生じる赤みを指標にしています。 20分間、SPF30のサンスクリーンを塗った場合は、20分×30=600分(10時間)という計算になり、10時間、日に当たると、赤みが出るという目安です。

皮膚が弱い人は、なるべく日焼け止めに頼らないようにした方が良いですね。

もしくは、LyraのようにSPF50という高い数値の日焼け止めを頑張って探すという、冒険家になる。(^。^)

「日光過敏症にならないように日光をシャットアウトして、外で遊ぶために探す!」と、自分に合う日焼け止めを探す旅に出るか?

かなりの荒技で一般の方にはオススメはしませんが、探したおかげで楽しかったし、今は、Lyraのお気に入りがあるので、自分の肌と相談しながら気長に探すのもアリ。

●カンタンな処置

紫外線に当たった部分が赤くなり、ヒリヒリしたり、ひどいときには皮膚のむくみや水ぶくれもあらわれます。

こうした炎症症状は、強い紫外線に当たってから6~24時間後にもっとも強くなります。

そういう時は、冷やすこと!

熱っぽくヒリヒリしている部分に、冷たい濡れタオルを当てます。

ビニール袋に氷と水を入れ、タオルでくるんだものを使ってもよいでしょう。(この場合は必ずタオルでくるみ、皮膚に直接当てないようにしてください。)

長時間強い紫外線に当たった場合、広範囲に及ぶ皮膚の炎症による全身の脱水を防ぐために、水分をたくさんとることも大事!
このようなときは病院での治療が必要ですので、早めに受診しましょう。

治療薬は、炎症の程度に応じて、非ステロイド性抗炎症外用剤またはステロイド外用剤を用いますが、

前に、腕、頭、肩を酷く日焼けした時に、皮膚科でスプレータイプの薬を貰いました。

あと、消炎鎮痛剤の内服薬を一緒に処方されたりすることもあるので、我慢しないで早めに皮膚科へ行き薬を貰った方が、早く炎症がおさまりますよ。

炎症は数日で治り始めますが、皮膚がもとの状態に戻るまでには数週間かかります。

肌がダメージで乾燥するので、刺激の少ないローションや乳液などで、水分と油分を十分に補いましょう。

活性酸素が多量に発生した皮膚のケアを兼ねて、ビタミンCをたくさん食べることも、皮膚の回復を促します。ビタミンCが豊富な野菜や果物を積極的に摂取してください。

●日焼け止め以外の予防もする。

とくに紫外線の多くなる、「午前10時頃から午後2時頃までの間」に外出しないようにする。もしくは、日傘、つばの広い帽子、サングラス、長袖の服、手袋などで、紫外線から身を守りましょう。木陰や建物の影を歩くようにします。
また、紫外線はガラスも通り抜けるため、家や車の窓ガラスにはUVカットフィルムを貼るとよいでしょう。

 

これからの季節、ますます紫外線が強くなって来ます。

夏休みやバーベキューなど行楽の季節も到来して益々、外出する機会も増えます。

そして、温暖化によるオゾン層の破壊も深刻なため、春から夏だけの問題ではないので一年を通して、紫外線対策をしていかなければ行けません。

今は、なんともなくてもLyraのように、突然、思いも寄らずに発症してしまうケースもあるのです。

今からでも予防できるので、今お話したような対策をして、必ず紫外線予防して遊びに行って下さいね!

お話が長くなってしまったので、日焼け止めのお話はまた!

因みに前に話した、「ラロッシュポゼ アンテリオス キッズ ボディ SPF50+PA+++」は、オススメですよ。

 

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是非、参考にして下さいね!

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