「自然体で生きていて格好いいから好き」とこの前Dogstarについて和訳&解説した時にチラッと書いたけど、それって中々出来ることではないと今更ながらに思った。
だらしなくなるでしょ、普通。
自分らしくって、ただの我儘になるでしょ、普通。
だがKeanu Reevesは、それをさらっと粋にこなしてしまう。
そう「粋」。
侍にも似た孤高な存在にも見えるKeanuの「粋」。それは悲しみをも乗り越えた慈悲に満ちた人間が辿り着いた領域に達したからかもしれない。
侍は刀をベースに変えて世界をまた回るらしい。
地味に地道にやっている姿は、天下のハリウッドスターとは違う彼の一面だけど、自分を貫く姿は変わらない。
その笑顔も。