待ちに待った【ガンニバル】のシーズン2が放送開始しました!
いつものようにLyraの詳しい解説やあらすじ感想をシーズン1の時と同じく書いていきたいと思います。
原作漫画の全巻・全部のストーリーも書いてあるので原作に興味ある方は*ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版をお読みくださいね。
今回はサクッとシーズン2に焦点を当てて書いていきます。このLyraの解説さえ読めば【ガンニバル】の魅力を存分に楽しみながら丸っとわかっちゃう!
さあ、ガンニバルの世界へLyraが貴方をご案内致します〜♪
今日Lyraが詳しいあらすじ&解説&感想を書くのは、2025年3月15日にdisney +で放送開始したドラマ【ガンニバル】のシーズン2です。
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ガンニバルとは
『ガンニバル』は、二宮正明による日本漫画作品。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2018年10月19日号から2021年12月10日号まで連載されていたものをディズニープラス・オリジナルドラマとして現在放送中です。
*【ガンニバル シーズン2】放送決定!狂った奴らが帰って来る!最新情報教えます Gannibal2
*キャラクターについてはこちら→【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!
*ドラマと漫画の全ストーリーについては、こちら→ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版
このページは、ガンニバルシーズン2についてのみ書いています。まだ放送されていない、漫画や今迄の話など、全ストーリーを詳しく知りたい方は、上のリンクから過去記事をお読みください。↑↑
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この【ガンニバル シーズン2】は、シーズン1の最終話である第7話の後から始まります。
隠れ場所まできた後藤家の刺客に襲われた有希とましろは、どうなる?
1人で人喰い後藤家に潜入した大悟は、子供達を助けられるか?
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【ガンニバル】シーズン2あらすじ&詳しい解説
第1話『内通』あらすじ
ヘリコプターのローター音がする闇夜。警察が供花村へと向かっている中、大悟はたった一人で洞窟の中を懐中電灯を掲げながら進んでいた。後藤家から警察への内通者からの情報で、この場所に来たのだ。ついに生贄の子どもたちが閉じ込められた檻を発見した阿川大悟。だが、檻の中はすでに空っぽだった。だが、人がいた形跡はある。悔しがる大悟。
その時、突如何者かが真っ暗闇の背後からおそいかかかってきた、あの人だ。阿吽像の裏であの人と激しい格闘を繰り広げる大悟。谷底の川へと落ちてしまった。
その頃、供花村から避難し大悟が世話になった刑事達と一緒にいる有希とましろは、刑事の部下だと思っていた男に襲われた。後藤家の刺客が刑事になりすましていたのだ。その刺客は、有希達を殺そうと銃を撃つ。だが刑事達が阻止したが、今度は刑事に発砲し、刑事達は殺される者も出て、有希とまひろは絶対絶命の危機に陥ってしまう。
運が良いことに川岸に流れ着き意識を失った大悟を神主の宗近が見つけ、九死に一生を得て助かった。
だが宗近の話により、供花村の闇の深さが浮き彫りとなり愕然とする大悟。大悟の命を懸けた熾烈な戦いが動き始める。祭りの準備をする村人達は異様な雰囲気を増している。大悟は孤立無援の中、真実を追い求めていくしかなかった。
そんな死闘が繰り広げられてることも知らず、狩野すみれは、お腹の子供をどうすべきか話し合うために再度、京介に会いに供花村にやってくる。勿論、それをさぶが見ていて監視し始める。
大悟が1人で供花村に突入し、その後連絡が取れなくなったことで供花村出身の穏便に済ませたがっていたあの警察署長も、流石に大悟の生死を心配し始め、部下たちを連れて現場に訪れ、警官たちを山中の捜索へと指示した。
村人達は、村に入ることをよく思っておらず、非協力的、しかし、村の有力者である村長と警察の特殊班に所属する金丸刑事が内密な協力関係を結んでいたことが、村長の告白によってわかり、村長は、長年にわたり対立してきた後藤一族を完全に潰そうと企んでいたことを明かした。
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そして、物語の核心に触れる後藤家の忌まわしい過去も明らかになる。後藤恵介の母である藍は、実は、一族の地下牢で生まれた。つまり銀が言う「家畜」だったのだ。
その地下牢にいた時、銀が藍を地下牢から出して、「今日からわしの娘だ」と言って育て始めたのだ。その目的は、娘として育てることではなく、後藤家が崇拝する「あの人」の血筋を絶やさないということ。その目的のためだけに後藤銀は育てて、藍が成人すると、銀が監視している中、強制的に「あの人」と性行為をさせられ、あの人の子を生ませ、後藤家の血を永遠に続けさせるためだった。そのあの人の子供達とは、恵介や洋介のことだったのだ。
危機一髪のところ助かった有希とましろ。負傷しながらも元気な千堂が運転する車で警察署に向かう途中、いきなり横からトラックが衝突して来た。
ガンニバル2第1話【Lyraの解説&感想】
ひょえ〜のっけから第乱闘シーンに突入し、供花村の地下牢にいる大悟はあの人に、避難したホテルにいる有希&ましろは、後藤家の手下に襲われる所から〜ラスト激突まで息を呑む。
大悟に良くしてくれていた年配刑事がやられて可哀想だったが、その代わり千堂という女刑事がメガネ後藤家に撃たれるわ、蹴られるわされても戦い、最後は有希と一緒になってヘアドライヤーのコードを使ってメガネ後藤家の手下の首を絞めて殺したのは、ガッツあって良かった。
カメラワークもうまい具合にリンクしている!大悟があの人に発砲すると、メガネがホテルでまひろ達に発砲していたりとコミックのように画面が変わるのが面白いな、と思った。やはり原作を意識してるのでしょうね。
ちんたらしていた警察署長も、流石にヤバいと思って動き出すのが今回から。今まで穏便にすませようとしたり、供花村出身という事もあり漫画読んだ時は、「コイツは後藤家の犬じゃないの?大悟よ、気をつけなはれや!」と心配して、敵だと思っていたのだが、このシーズン2からは、実は良い人で大悟を心配していると言うのがわかるのだ。
その証拠に、金丸刑事の横柄な態度や、仲間を心配せずに余裕がある態度を見せてる所に不信感を抱いて「アンタ、阿川をわざとけしかけたんか?」と問い詰めるのだ。そして、そのおかげで、金丸が内通者である後藤家当主の村長、清と繋がっていたことがわかるのだ。
唯一まとまな感じの洋介は、周りに疑いをかけられてすごく危険な状況だし、疑問を抱きながらも儀式や後藤家のしきたりに従って来た恵介も、言うことを聞いてきたはずの部下の後藤家メンバー達に「お前は信用ならない」と反抗されるようになってきたから後藤家内の戦いが起きそうになっていてヤバい。まともな人間になろうとするのを後藤家は阻む輩なのだ。
兄弟が阻まれ始めたせいで、因縁や呪縛を断ち切るということが難しくなってきているのも、この回からわかるので、いかに死んだ後藤銀の力がいまだにこの村を支配してるかがわかるのだ。
しきたりに縛られてる地獄の村に、また、すみれがやってくるのも運が悪いとしか言えない。だが元々、恵介は生贄を捧げるしきたりをやめさせたかった人間だった。どうしたら良いか迷っていた京介は、自分の子(お腹の子)を守りたいという気持ちが芽生え、後藤家の悪事をやめさせる決心がついたのだと思う。この状況も必然といえば必然なのだ。
京介が死んだ銀の声に支配されてるように京介の父である村長の後藤清も、銀の被害者である。
銀とは、自分が後藤家を支配し、そして供花村全域を自分の支配下におくための計画には余念がない人間で、あの人の子孫を絶やさないために、確実に藍にあの人のこを産ませようと藍には子種がない旦那を表向きに与えるために、清に小さい時に去勢手術パイプカットをしていたのだ。なんと言う残忍なことをするのだろうか?また一人の人間の人生を狂わしていたのだ。それでも息子達を妻の藍を愛そうとしていたのだから、哀れだ。
この銀の計画のせいで清は非常に残念な人生を送るしかなかったのである。そして藍が逃亡した夜から清は「はみご」になり当主としての権限を失い、後藤家には居場所がなくなったのだ。
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時を同じくして隠れ場所で藍は、寺山京介に自分の身の上話しを始めた。今まで語らなかった事実に息子として育てられた京介はショックを受けた、なぜなら母も自分と同じ地下牢にいた家畜だったからだ。そして自分を不幸にした供花村に復讐せるために京介を助けて逃げたということも。
「感情が追いつきませんでした、すみません」と出産した直後に(銀になじられたせいで)言うのだから、悲惨すぎて気持ち悪くなった。このガンニバルは凄く面白い作品だが、女性蔑視が激しすぎるために時々気持ち悪くなる…まあ、この手の伝統云々な作品にはどの世界も取り上げることだから理解はしてるのだが、酷い仕打ちにやるせなくなるのは確か。
そして後藤家の中で戦闘員である理が、有希達が乗る車に衝突し、有希とましろを誘拐したので更に事態は悪化していく。
死して尚,後藤家操り供花村支配する銀の笑い声が聞こえて来そう真っ暗闇の血の惨劇に釘付け原作読んでてもまたもや、心臓バクバクだ。
ドラマと漫画全ストーリー解説→ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版
キャラクター解説→【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!
第2話『交戦』あらすじ
早朝、供花村が祭りが始まると賑わい出した中、岩男を先頭に後藤家もやってきて来乃神神社の神主、神山正宗が祭りの開始を祝い、孫の吉宗にこれから任せると退任の挨拶をした。
その頃、失踪した前任の駐在・狩野治(矢柴俊博)の娘・すみれ(北香那)は、恵介の子を身ごもっていてそのことを、恵介に話し一緒に逃げようと話す。恵介は、銃を向けてすみれを拒むが、話してるうちにすみれを強く抱きしめてしまう。だがその様子を後藤家の若い衆に監視されていたため見られてしまい戸惑う恵介。恵介は、その場を取り繕うため、すみれを妻として迎え次期当主を産ませるつもりだと嘘をついた。その事実を知った後藤家は、恵介への疑念を抱きつつも祝うことにする。
そこへ金丸を先頭に警察や機動隊が大挙して押し寄せてくる。後藤家の屋敷を包囲し、内通者に裏を取った金丸(赤堀雅秋)たちが家宅捜索を始め、全ての銃器を警察に引き渡すように迫った。そのせいで後藤家が騒ぎ出す。
緊迫した状況の中、突如、あの人が姿を現し、警官の一人を惨殺。
これを引き金に、警察と後藤家の間で大規模な激しい銃撃戦が勃発し、双方に多数の死傷者が出る激しい戦闘になり地の海に。
後藤家の内部混乱も深まり、闘争の行方は予測不可能なものに。
恵介は、この混乱に乗じすみれを戦場から逃がそうとする。が、そこへ恵介の父、清が彼らに向けて発砲してきたため、恵介は怒りに駆られて清を激しく打ちのめす。倒れた清は、最後の力を振り絞るように、恵介が自分の実の子ではないという衝撃の事実を告げた。
後藤家は、多大な犠牲を払いながら、岩男らが特殊部隊を壊滅状態に追い込み、追い詰められた金丸刑事に銃口を突きつける。
一方、大悟は、宗近に子供達の居場所を教えてもらう。恵介が宗近に大悟に頼むように言っていたからだ。大悟は警察署長らと一緒に、さぶの家に匿われていた、生け贄とされる予定の3人の子供たちを無事に保護する。さぶの娘・加奈子は、生きていた我が子との涙の再会を果たす。
しかし、その安堵も束の間、隠れ家は後藤家の別部隊に嗅ぎつけられ、襲撃を受けてしまう。
この襲撃で警察官数名が撃たれ、さぶも頭部に銃弾を受け、悲劇的な最期を遂げる。
銃を持つのは大悟のみ。しかも銃弾は1発しかない。そこへ後藤家の1人が屋根から入り店内に降り立った。銃を構える大悟は立ち上がり、銃声が…。
ガンニバル2第2話【Lyraの解説&感想】
はぁ?うっせぇうっせぇうっせえわの如く「ボケカス!」と叫び蹴り飛ばす大悟(柳楽優弥)最高
警察機動隊が参戦。それに狂った後藤家の者が立ち向かい、あの人が警官1人を斧で襲ったせいで死闘の銃撃戦へ。
さぶたち男3人が、サブの店で檻に入れられている子供達3人を見ながらうどんを食ってるシーンが不気味で「これはオカズにしたい3人を見ながら食いたいのか?」と思えるが、実はこの3人の「実子や孫」なんだもんね〜、よくまあ助けないで檻に入れて置けるよな。
「昔からずーっとこうやって村の秩序を守っできたんじゃ」というさふの言葉が異常だ。そのさぶも頭を後藤家に撃たれて死んでしまう。
岩男の「ワシらは、ここで生まれてここで死ぬ」と金丸に言った言葉が、後藤家そのものなのだ。土地への執着、地への執着。閉鎖された環境が人間に及ぼす支配と呪縛の強さと恐ろしさといったらない、こんな世界は異常だ。
閉鎖された環境や昔からの風習が人々を洗脳し、この村から出られなくしていてこれがより人々を縛り付けていくのだ。それに金丸が言っていたように、村から逃げ出した人間は、捕まって連れ戻されるのだからタチが悪い。
冒頭近くで連れ戻された女性が出てくる。彼女も異常さに気づいて出て行ったのに連れ戻され、「後藤家内の男性と付き合え」と男たちに言われて言われるがまま、されるまま。それを恵介が現れるまで誰も助けないのだから腐った村だ。
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とらわれの身は恵介も同じだろう。身動き取れず、大悟に子供達を助けてくれ、と頼み、供花村の子供を生贄にする風習をやめさせてくれ、と頼むのだ。自分ができないことを大悟に頼むとは情けないが、大悟はこの頼みを受け入れて子供達を救出したのだ。
しかし、早くその場から逃げれば良かったのに店にいたせいで、理たち戦闘部員に襲撃されてしまった。銃を持つ後藤家に包囲され、弾倉に弾1つ…どうする大悟
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ガンニバル2第3話『覚醒』あらすじ
生贄にされる子どもたちを助けた大悟や署長や警官、上田や加奈子といった供花村の住人たち。だが後藤家の別部隊の戦闘員たち、理たちに包囲され、さぶの店を容赦なく襲撃し、警察と後藤家の戦いがここでも始まる。
店の天井から、後藤家の男が1人侵入し大悟は弾倉に1発しかないのにも関わらず立ち向かう。
逃げようとする加奈子を撃とうとした男の頭を大悟は撃ち抜いた。
それが引き金となり、大悟はフラッシュバックを起こしてしまう。
何とましろを捕まえた犯人である今野翼の頭を撃ち抜いた姿が蘇ったのだ。
遠のく意識で周りの音が夢のように聞きづらくなる。
「血の味がするよ」と言って今野翼の血を顔に浴びたましろの幼い顔が、段々と曇り、気を失った姿まで甦り困惑する大悟。
気が遠くなる中、署長の「阿川!」と言う呼び声や、銃声が遠くで聞こえてくる。
「.そっちが狂ってんなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」と、目の色が変わる大悟は、狂ったように後藤家の奴らを撃ち殺していく。
だが狂い方が更に上回っている理一が大悟に飛び掛かる。大悟はやられそうになったが、理一の首を両足で締めて落とした。
そこへライフル持った後藤家の1人が発砲すると加奈子と加奈子の男子を捕まえて殺そうとする。そして大悟に向かって「出てこい!」と叫んだ。
それをさぶの店の前にある森の影からみていた弟の洋介が、猟銃を構えて見ていた。洋介は警察を撃つ為にその場に配置していたのだが、加奈子と子供が囚われたせいで、元から子供を助けたいと思っていたこともあり、後藤家の男の方を撃ち、親子を助けてしまう。
それを見て洋介が寝返ったと怒り、こちらに来る後藤家の人々を撃っていく洋介。
この隙に大悟達は、戦いを再度開始し、殆どの後藤家の戦闘員達を捕まえた。だが、理一だけが見つからない…逃げたのだ。
その頃、後藤家は、本家に来た機動隊や警察を全滅させていた。後藤家の人間たちも犠牲者がいるが、死体の山ができてしまった。
後藤真が無線機で理一達に連絡をしようと無線機で話しかけると、出たのは大悟だった。
大悟は、助けてくれた洋介に礼を言いながら、真に「終わりにしねぇか?これ以上争って何の意味がある?」と話しかける。
真「意味なんぞ、考えてるけ、おめぇらは弱いんじゃ。」とましろと有希を拉致したことをバラした。
大悟は信じられず、無線で声を聴かせろと言う。
有希の声を聞いた大悟は、優しく接していた洋介の首元を捕まえて無理矢理、助手席に乗せると、洋介の頭にピストルを向けた。署長らが止める声も聞かずに車を出した。
その時、恵介が真から無線機を取り、話しかけてくると大悟は有希とましろの無事を確認させないと「お前の弟を殺すぞ」と叫ぶ。
そして互いの人質を交換することにし、場所を決め、大悟は妻子を助けに向かうことに。
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後藤家では、今までの恵介への疑いを持つ者達が、恵介が子供達の居場所を駐在に教えたんじゃないか?」と詰め寄って来た。
疑いを向けられ立場がない恵介は、また見ながらの信頼を取り戻す為に、有希とましろを殺すしかないと考え直し、いざ殺すと言うときに、父の清が現れた。
そして「狩野さんに連絡したのも、子どもの居場所を教えたのもこの僕。すべてのきっかけをつくったのはこの僕。恵介じゃねぇ」と言った。
この清の告白を聞いた岩男は、裏切り者の清を殺そうと、恵介が持っていたナイフを奪い取ろうとしたが、恵介は、清の腹を刺した。清は逃げもせず、息子にこれで良かったんだ、と言わんばかりの笑みを見せて亡くなる。
これにより周りは「良くぞやった」と恵介を信じ始め、恵介は、岩男達と有希とましろを車に乗せて交換場所に向かう。
人質の交換場所は廃トンネルで、複数人いる後藤家に対し、大悟は1人で洋介を連れてやって来た。
一方、後藤家の岩男に捕らえた金丸刑事は拷問の貼り付けの刑を受けていた。そこで金丸は、気が狂ったように自身の出自を語り始める。
彼は、自分が後藤銀の兄・金次の孫であり、後藤家を継ぐ正当な血を受け継ぐ者だと笑い出した。
さらに、銀とあの人が、いかにして現在の後藤家を作り上げたのか、その禁断の創設秘話まで明かした。
それを聞いて岩男は、情報を外部に漏らさないため金丸の首をへし折り、殺害する
その頃、買い物に出かけた後藤藍に後藤家の人間が気づき、跡をつけられてしまう。藍と寺山京介の暮らす家がバレてしまい命の危険が迫る。
ガンニバル2第3話【Lyraの解説&感想】
第3話「覚醒」のタイトル通り大悟イッチャッてます!”そっちが狂ってんならこっちも狂うしかねぇんだよ”と人喰い後藤家をたった1人で全滅させた!
だが村の生き残り達は、真が事前に捕まえていた有希とましろを人質にした為、1人で後藤家の主要メンバーがいる場所へと乗り込む大悟
原作コミック同様、金丸は、岩男にやられたが銀の過去話をしたのに、そのまま全部、視聴者には語ることはなしで次回持ち越し〜早よ語れ!(笑)
しかし、だんだん狂っていく柳楽優弥を見るのが大好きなの〜最高だわ、このいかれ具合!!
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【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!
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ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版
ガンニバルシーズン2第4話『混沌』あらすじ
後藤藍と寺山京介の家にやって来た、オカルトサイトを運営する宇多田。家に入ると、部屋の中は荒れ果てていて2人がいない。
すると部屋の中から後藤家の男が現れ、宇多田を取り押さえる。そして後藤藍と寺山京介の居場所がどこか聞く。
宇多田は、2人がどこにいる知らないため、後藤家の男は、宇多田の首を切ろうとした。その
瞬間「やめて!」と声がし、部屋の奥の壁が開き、中から後藤藍と寺山京介が出て来た。
男は、2人を捕まえようと近づいて来た。そして襲いがかかろうとした時、京介が、隠し持っていたクレゾール液を後藤家の男の顔めがけてかけた。
ぎゃー!と男は顔を抑えて倒れ込み苦しい叫び声をあげた。だが藍達にまた襲いかかる。と、宇多田が背後から男の後頭部を置物で叩き失神させた。
意識を失ってる間に宇多田は、男を縛りあげた。後藤藍は、村の状況を宇多田から聞くと、「私しか供花村を止められない」と、村に向かう決心をした。それを聞いた京介は、あの人に喰われた時のことを思い出してしまい、過呼吸になる。それを見た藍は、自分だけ村に行き、京介はここで待つように言い京介はうなづいた。
その頃供花村には、県警本部がやって来ていた。本部長はSATにも出動要請をかけ、「現着次第出動させて供花村を制圧する」と話し、警察は後藤家の連中を全滅させるつもりだ。
その場に、後藤藍がやってきて、「私が話せることを全て話します。ですからどうか、恵介と洋介のことを助けてやってください」と懇願した。
廃トンネルで人質交換をしている大悟と恵介たち。
洋介が後藤家を裏切ったことを知った真は、「そいつのことは好きにせえ、こっちのことも好きにさせてもらうわぁ」と言って有希に銃を向け引き金を引く。
すると恵介は真のライフルの先を掴むと瞬時に横に向けた。
そのおかげで銃弾はそれ、有希は死を免れた。
このせいで真の怒りはヒートアップ。恵介に「お前はすぐに日和る、邪魔するな!」とついにリーダーである恵介を撃とうと銃を向けた。
それを見て直ぐに岩男が真を阻止し、まことの顔を素手で鷲掴みする。そしてその手をそのままグッと押しつけまことの頭を岩の壁に突き当てると、何度も壁に打ちつけ真の頭を破壊した。
岩男が真を殺してる間に大悟は、恵介と洋介は撃たずに他の後藤家の男達を撃ち殺した。
岩男は撃たれて怒り、大悟めがけて飛びかかった。2人は殴り合いを始めた。大男の岩男と標準体型の大悟の取っ組み合い。
もうダメだ、と思った瞬間、大悟はピストルを握ると岩男の頭を撃った。
だが頭が破壊されたにもかかわらず岩男は死なない…
それどころか再び大悟に襲い掛かり、大悟が蹴飛ばして倒した。
恵介は、思わず大悟にライフルを大悟に向け、大悟も恵介にピストルを向けた。
大悟も恵介に拳銃を向ける。
2人は銃を向け合ったまま近づく。そして大悟は言った。
「子どもの居場所教えたのお前だろ?全部終わらせんじゃねぇのかよ…お前一体、何がしたいんだ?」
恵介「わからん。どうしたらええんか、わしにはもうわからんのんじゃ」と言って咽び泣く。
2人が相手を見つめ合ってる中、いきなりあの人が涎を垂らしながら降りて来た!
そして、あの人は大悟の胸をデカ足で踏み潰した。そしてハッと振り向いて、有希とましろのほうへとまっしぐらに走る。
抵抗する有希からましろを奪い、有希をチラッと見たあの人。
「かあちゃん」と有希に向かって不気味な顔でほほえむと、ましろを抱えて走り去った。
「大悟しっかりしな!ましろを助けて」と叫ぶ有希の叫び声で大打撃を受けたままひっくり返っていた大悟はましろを助けようと立ち上がる。あの人の後を追おうと歩き出すが、胸を潰された激痛からふらつき失神してしまった。
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目を覚ますと大悟は来乃神神社の隠れ部屋で寝かされていた。意識を失って寝たままの有希も横にいた。恵介と洋介に運ばれてきたのだった。
神社の裏では恵介と洋介が話している。
恵介は洋介に、「わしはおめぇとは違う。おめぇは誰一人見殺しにせんかった。じゃけどな、わしはこれまで大勢の子どもを見殺しにしてきた。わしが殺したようなもんじゃ」と悲しそうに話す。
そして弟に自分のような苦しみをあたえたくないと、洋介に有希を病院に連れて行くように言った。
その頃、後藤家の襲撃から、命からがら生き延びた上田と西村も村の仲間と神社の近くにいた。
西村「その辺に転がってる後藤の死体見てわしゃ気づいたんじゃ。なんじゃあ、後藤もただの人間じゃねぇかってなぁ」と言うと村人たちも「後藤なんて滅びればいい」とアンチ話に花が咲く。供花村の後藤家への反撃が始まりそうだった。が、なぜか上田だけは悪口話はせずにいた。
来乃神神社の中では、大悟が恵介と話していると、宗近と、宗近の祖父・正宗もやって来る。
良い機会だとばかりに、正宗は、2人に村の因習ができた経緯、あの人ことや後藤銀について語りはじめた。
ガンニバル2第4話【Lyraの感想】混沌
【ガンニバル】season2第4話では、異常なほど狂いまくっている後藤家に「おい、お前、狂ってるぞ駐在!大丈夫か?」と言われてしまう駐在大悟。狂ってる人間たち以上に狂ってるんだから、こりゃ大悟が勝つでしょ!(爆)。
妻子を助けるために命懸けで悪い奴らを片っ端からやっつけるって、もうLyraの好みのタイプ(笑)。だけどやはりそれは普通ではないらしく比較的まともな精神持ってる洋介に「駐在、何でそこまで?」と聞かれてしまう。
阿修羅みたいに変貌する大悟。全ては愛する人を守るためだけなのだが、そのために他はぶっ壊すは通常許されないことなのだ。
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その考えから警察は、やばい村人、やばい後藤家とわかってるくせに供花村にはいかないし、後藤家の支配力が強すぎることもあって、変な事件が起きても見逃していたのだが、大悟のおかげで異常性が暴露されて来たから機動隊まで出して突入したのだ。清も言ってたように「アホな駐在が引っ掻き回してくれたおかげで、ようやくアンタら警察が動き出したんじゃろ」てこと。事実ないと警察は動かない、「だって人を食ってる」なんて信じられないだろうしね。
SATまで出動!もうカオス!混沌した世界に突入し、多くの犠牲者がでた。ほぼ半分割いて、金丸ひきいる警察が後藤家と戦うドンぱちは息を呑む。ディズニーでこれやっちゃうんだから、凄いわ。
その火種を切ったのが、あの人。もう涎を垂らすなよ、て感じだが、涎垂らして下にいる警官殺しちゃったから地獄絵図になったのだが、あの人が、カアチャン言い捲り暴れ、後藤家は、狂ったように銀が守ってきた一族をよそモンには渡せん、とばかりにライフルを打ちまくり、斧を振り回す。
有希を見て「かあちゃん」と笑うあの人には、母性を感じ取る力が強いんだろう。獣だが、愛してくれた母である銀だけは、あの人の味方であり、理解できた人であり愛した人だからだ。
銀の支配力は、強く後藤家に根付いいて、真が異常さを増したのは「銀ばあが話してくれた」後藤家の偉大さを受け継いでいく使命感からであり、岩男が頭ぶち抜かれても生きていくのは、銀から「お前は立派な戦士だ。後藤家を守れ」と言う戦士であると言うプライドと使命感からなのだ。
銀の絶大なる力。
このシーンから銀のその力が、宗近や後藤藍の口から暴かれる予定なのだが、ドラマだから「又、来週〜♪」と引きのばしされちゃったのでがっかり!でもね、銀の過去は、かなり長〜いお話しなのでここで区切るのは仕方ないね。でも壮絶な過去話で全く救いないの〜!
いよいよ次回、その過去話を政宗(そして藍)が話すのだが、政宗の目が超絶いやらしくてゾーッ 「銀さん、僕はまっとうしたよね?」とひゃーと笑う。
はっきり言って呪いと言える供花村や後藤家の風習やら人喰いは、貧しいが故に起きた最悪な事件から。だから銀も被害者なのです。もう救いがない。
まあ基本、家族守るため、という使命にも似た感情ですね、よく言えば。絶対に許されるべきではない恐ろしい話なのだが、人間の根底にはこの惨劇に向かうざるおえないものが流れてるから余計に気持ち悪くて怖いのだろう→
ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版
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ガンニバル2あらすじ第5話『追憶』
神山宗近が、大悟と恵介に話し始めた。
約70年前
宗近が恋をした若き日の後藤銀は、全ての男たちを惑わすほどの美貌の持ち主であった。
銀は、後藤家の当主・定と妾の間に生まれた子とされていて、人間らしい扱いを受けることなく育つ。だがそれは表向きの話であり、実際は銀の母は供花村の慰み者として不遇な暮らしをしていたため、銀の父親は誰だかわからないのが事実であった。
定の嫡男(正妻が生んだ長男)で次期当主であり、銀の腹違いの兄である金次は、銀を凌辱し性のおもちゃにされていた。
勿論、真実を知る供花村の人々も銀を蔑み、差別して酷いことをするものもいた。銀は人々に憎まれる日々だった。
では、金次は、供花村の村人と上手くいっていたかというと真逆で、後藤家の悪口を言う村民には暴力を振って怪我を負わせたりするのが日常的な乱暴な男だったのだ。
また村人との争いが起きたある日、来乃神神社の宮司である正宗の父・吉宗がいつものように仲裁に後藤家にやって来た。
だが今回違っていたのは、神社の後継の正宗を連れて来たことである。
粗暴な後藤家の一族がいる前で仲良くするように説く吉宗。良い加減に話を聞かない金次に吉宗が声を強めた時、正宗も口出しをしたせいで金次を怒らせた。
吉宗を痛めつけそうな勢いの金次に危険を感じた父、吉宗はうまくその場を取り繕い、息子を助けた。
それを廊下の隅からチラ見していた女がいた。銀だった。
ある日、銀は、純粋で正義感が強い正宗を「話がしたい」と言って人里離れた神聖な洞窟へと誘った。この場所は御神体がある生贄の場になる場所だった。
妖艶な銀。悲しい顔をして、「あなただけに話したい」と言う銀に正宗は魅せられてしまう。そして妖しく正宗を誘い2人は結ばれてしまう。
それから2人は密かに逢瀬を重ね、銀の「2人でこの村を変えましなう」と言う言葉も心をくすぐり、正宗は完全に身も心も銀の言いなりになってしまった。
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祭りの夜、銀は正宗に子を身ごもったと打ち明ける。ただ銀は「誰の子かわからんのよ」というのだ。それでも正宗は「生まれてくる子はわしの子じゃ」と喜び、生まれてくる子の名前を、白銀(あの人)と名づけ、このおかしな村の因習を変えようと決意した。
だが、神主の跡取りが、穢れた後藤家の娘である銀と体を重ねて子まで出来たことは、村人達に大きな衝撃を与えた。
この事実を許せない村人達は、神聖な血筋が汚されると恐れて銀を殺害することにする。
村人がやって来て鍬で銀に襲いかかった。だが、銀は戦い、相手が落とした農具を手にとると叫び、村人の頭に何度も鍬を振り下ろして殺してしまった。
しかしこの事件で、村人たちはより怒り狂い、銀を捕まえると村をまとめてきた正宗の父・吉宗に見せる。
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助けてくれると思った正宗…だが父は、銀を山の神への生贄にすると言い出した。驚く正宗。
村人の1人が言う「そういや銀の母親を山に連れて行け、いったのも吉宗さんじゃったのぅ」
驚く正宗が必死に止めようとしても村人達に捕まって動けない。
吉宗は、銀を木に縛り付け、誰からも助けられないまま飢えによって死なせる生贄にしろと命令。村人達は銀を山奥へと連れていく。銀は狂ったように笑い叫んだ。「お前ら、全員食ってやるからな!アハハハ」と。
そして誰もいなくなった山奥で、生贄になった銀はただ1人いた。そこへ得体の知れぬ男たちが現れた。銀を見て何者やと言う顔で取り囲む。後藤家の者達が密かに噂していた山賊だった。
ガンニバル2第5話【Lyraの解説&感想】追憶
【ガンニバル2第5話】銀の壮絶な過去が、ついに正宗の告白で暴かれる。供花村に弄ばれ、後藤金次の玩具にされてた銀。彼女も供花村の男達を惑わした母と同じように男達を惑わした。
銀がチラ見した吉宗&正宗親子と金次の諍い。乱暴者の金次には、誰も太刀打ち出来ないのに、正義感から言い返した正宗を見て、きっと銀は「この純な男を取り込めば、もしかしたら自分の立場を上げられる」と直感したのだと思う。
銀は正義感強い正宗を翻弄し、身も心も惚れさせて言いなりにした。
正宗は、その時のことを思い出して「私達は、何度も何度もまぐわい続けたんですよ〜」と涎垂らすような勢いで、当時の銀を思い出しながらニヤニヤと笑うのだ。もうこの時の橋爪が演技うますぎてキモイしエロジジイ度Max。色狂いというのがこの状態か?と思ってしまう。
これも呪いの一種だ。あの狭くて閉鎖された空間では、呪いも血生臭い争いも当たり前に起きてしまうだろう。
皆が狂っている供花村。
銀は、その閉鎖された世界で子を宿す。だが彼女も自信がないようで「誰の子かわらない」と正宗に打ち明ける。金次もいるから…もしかしたら他にも男がいるのだろう。
それでも正宗は自分の子だと言い張り喜ぶのだ。そして2人の未来を信じて「親子3人暮らそう」とら白銀となづける、この白銀こそが、あの人なのだ。(*この白銀についての考察は、前に書いたドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版に詳しく書いているのでそちらを読んでください。)
しかし、この事実を知った供花村の人々と宮司の吉宗(正宗の父)は、銀を生贄にして山に捨てることにしたのだ。
引き裂かれる銀と正宗。
おまけに銀の母は病か何かで死んだはずが、同じように山に捨てられたということと、平和を願っていたはずの吉宗が命じたことだと発覚し、正宗は狂ったように驚き、父を責めたのだ。それでも吉宗は顔色1つ変えない…このことから吉宗は村を制するためには、村人のフラストレーションを抑えることだと考えていた節があり、それを銀の母や銀などの女の虐待の容認、神への奉納の意味としての生贄を捧げる儀式を考えたのではないか?と推測できる。下手すると吉宗も銀の母を慰みものにしていたのでは?と予測できるだけに、集団での異常性は、動き出したら歯止めが聞かないということを改めて痛感してしまった。
銀は村人に捕まり、逃げられない状況で狂ったように笑いながら叫ぶ。村人全員への復讐を。
それを助けるのが、後藤家の金次が話していた山賊なのだ。今回チラッと最後にだけ出て来たのだが、もうこれが谷中さんだから笑ってしまう。何て山賊姿が似合うのか知らん
これから銀の復讐劇が始まるのよ〜♪
そして銀と白銀の壮絶な生き様も。
それを知ったら貴方は、この親子を全否定は、できなくなるかも知れない。それくらい酷い状況なのだから。生きる為、子を守る為…ということ。
「ただ立っているだけで男を狂わすんよ…。」
銀が言っていた母の姿。
それは銀も受け継いでしまったのだ。そのせいで男を狂わしてしまい、村を狂わし、後藤家を狂わし、カシハベも狂わし、世を狂わしてしまうのだ。
狂わしてしまう…そんな女…あなたは好き?
*この続きを今すぐ知りたい人は、過去記事をお読みくださいね→ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版/
*キャラクターについては、こちら【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!
第6話『一揆』あらすじ
あれから3年
供花村の村人が2人、雪山に食料を探しに来た。
すると小さな子供がいた。
こんな人気のない「山奥で年端も行かぬ子がおるなんて…」
2人は不思議がり、1人が「坊主、こんなところで何しとる?」と話しかけた。
振り返った子供は、何か加えていた。人の指だった。驚く村人に男の子は近寄るとくらいついた。叫び声を上げる村人。もう1人は襲われた仲間をそのままにして急いで逃げた。
命ガラガラ逃げて来た村人の片割れは、叫び声を上げながら村に帰ると、皆んなに「アイツは喰われた。銀じゃ。銀が生きておる」と伝えた。
それを聞いた正宗は「銀さんが生きていた!」と歓喜で空を見上げ笑った。
銀を雪山に来之神に捧げるために捨てたのに死なずに生きていて子供まで産んで山で人を食って生きていたと知り供花村ねか人々は怒りまくった。
何故なら、米が不作で他の食糧もない村民達は飢餓で餓死するものまでいる地獄と化していたからだ。
食べ物が全くないため吉宗は、村を代表して後藤家に食糧を村人に分けてくれと頼みにいく。だが当主である後藤金次はきっぱりと断り、昔、村人達が自分達後藤家を忌み嫌い、苦しませたことから、絶対に供花村を助けないと過去の話をし出す。
金次が語るには、江戸時代に今と同じような飢饉が起きた。多くの人々が亡くなって行く中、カシハベという一族だけは、人を食って生き延びたという。だが村人達はカシハベを非難して追いやった。その時、後藤家だけがカシハベを庇護したため、後藤家までも非難され山の近くの僻地に追いやられてしまったのだ。
その恨みが代々後藤家では語り継がれて来たため、現在になっても後藤家は供花村の人々を許していないのだ。
落胆する吉宗。「お前はもう銀を探さぬようにな」と金次に捨て台詞のように言うと「お前は銀を愛しとるからな」とバカにしたように帰って行った。
金次は「銀が生きてる」と聞き、狂ったように「銀はどこじゃー!」と叫び、あちこちを走り回り、部下にも銀を探すように命令した。
その頃、銀を本気で愛したもう1人の男が、ニヤニヤ笑いながら洞窟にやって来た。正宗だ。正宗は、初めて銀と2人きりでやって来たあの御神体がある洞窟に来たのだ。この場所は、昔、来之神に生贄の子供を捧げたと言われている神聖な場所であり、銀と2人で何度も何度も愛し合った場所である。
「銀さんに会いてーなあ」と愛し合った日々を思い出しながら狂ったような笑みを浮かべて砂浜に横たわる正宗。
するとそこに銀が息子を連れて現れた。驚く正宗。正宗は嬉しくてたまらなくなり銀に駆け寄った。
銀「おめぇに頼みたいことがある」と言う。
正宗は男子を見て「ワシの子じゃ!白銀じゃ」と喜び、銀の言うことを聞くのだった。
供花村では、吉宗が飢餓でおかしくなった村人達をうまくまとめようと必死だった。だが村人達は、自分達は全く食い物がないのに、食糧をたんまり一族だけで独占し抱え込んでいる後藤家への恨みがつのり、今にも略奪をしそうな勢いでもう手のつけようがなくなっていた。
その悪状況を利用して、息子の正宗は父の反対を押し切って、村人達を煽動し一揆を起こしてしまう。銀が、焚き付けたのだ。
父の吉宗を神主の座から降ろし正宗が取って代わって供花村の実権を握り、そして後藤家を襲撃するのだ、と。
正宗は、昔、銀と洞窟で交わした供花村を新しい村に変えて弱い人々でも生きていける社会を作るという夢の実現を実行できると喜んだ。
後藤家につくと「食糧を渡せ」と叫ぶ。そして金次の妹、紅を捕まえて縛り上げ、人質にとったことも後藤家の者達に聞こえるように叫んだ。
すると驚いたことに金次は村人達の要求を飲むと言い出し米を供花村の人々に与えた。村人達は喜び、和解しようとする。
村人達は食糧を貰えたので、一揆を起こさずに帰るようなそぶりをし始めた。
正宗は「ダメだよ、皆んな。こんなことで許すのか?」と和解しようとしてる村人達を止めようとあたふたし出す。
その時、銃の発砲音がしたと思うといきなり供花村の村人の1人が撃たれて死んでしまう。
このせいで、穏やかになって来てた村人達が怒り出し、「殺せ!」と叫ぶと人質にしていた紅を持っていた槍や斧や武器で滅多刺しにして殺してしまった。
それを見た後藤家達にも火がつき全面戦争になってしまった。戦い酷いものになって行き多くの者達が犠牲になった。
そこへカシハベ達が現れて、銃をぶっ放してその場にいる後藤家も供花村の村人達も殺して行く。
そして殆どの人間たちが殺害されてしまった中で、カシハベら金次を捕獲した。
捕まった金次は、カシハベの一族と一緒に現れた銀と白銀を見つめた。
「銀、やっぱりお前は良い女じゃのぅ」と微笑み「そいつがワシの子か」と呟いた。
それを聞いて銀は嘲笑うかのように「はて、お前の子か、神社の男の子か…あるいはカシハベ達の子かのう?」と答えた。
嫌気がさしたかのようにカシハベの者が金次を掴み、殺そうと身構えた。金次は最後に伝えたいとばかりに「銀、愛してる」と言う。
銀は金次の愛の言葉など気にせず、前に出てくると、金次の胸に鎌をブッ刺して殺してしまった。
銀は、カシハベ一族を連れて生き残った供花村の人々に
「これからは、ワシらが後藤家じゃ」と宣言した。
そして銀は、白銀を「神」と言い、「神聖な存在として崇めること、そして昔の風習にのっとり人間を来之神の生贄として捧げよ。そして後藤家に口出しをするな」と命令したのだった。
吉宗は、そんなことを村人は許さないと反論したが、村の人々は皆んな銀に平伏し、服従することを誓った。
現在
正宗は、銀との話を大悟達に話し終えた。そしてニヤニヤ笑いながら「あの人は、儀式が始まるまでずーっとあの場所で待っとるんですわ」と言った。
大悟は「なら、ましろは、その御神体の所にいるんだな」というと娘を助けに行くために立ち上がった。
そして「さっきから話しを聞いてたけどよ。さっぱり意味がわかんねぇんだよ。」と言い「いつまでこんな事続けてんだよ」と吐き捨てると、御神体がある洞窟へと向かう。
恵介も一緒に助けに行くことに。
どっちつかずの態度をとってきた恵介に対し大悟は、「邪魔したら、お前でもぶっ殺すからな」と忠告する。
恵介はそんな事はしないと言い、白銀を殺すのは自分でなくてはならない。と悪い因習を断ち切る責任が自分にあると話した。
村のはずれでは、地元の警察とSWATの面々が供花村弾圧と後藤家のあの人の逮捕の計画の会議をしていた。これから供花村と後藤家に突入するのだ。
その頃、兄の恵介に頭を負傷してる有希をいち早く病院に連れて行くように命じられた洋介は、真っ暗な山道を車を走らせていた。すると道の真ん中でうずくまっている人影が見えて車を止めた。
そこに居たのは、騒動が起きている今こそがチャンスと後藤家から逃亡して来たくろえだった。
どうやらすぐ前にある橋が沢山の木々や衝立があって先に行けないようだった。
仕方なく逃げたいと言っているくろえも車に乗せてやり、洋介は車を走らせるために橋の上の障害物をどけはじめた。
有希はまだ気を失っていて、耳から血が流れはじめたために、洋介はいそいで障害物をどけていると、いきなり後藤家の戦闘員である理が現れた。
「よくもさっきは、俺たちを撃ったな!」と洋介に裏切り者と叫びながら、殴る蹴るの暴力を振るいボコボコにしてしまう。
「恵介はどこじゃ?!」と洋介をボコボコにしながら理は叫ぶ。そして口笛を吹きだした。
霧が出てる真っ暗闇に洋介を蹴る音と智の口笛がこだました。
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第6話『一揆』Lyraの解説&感想
Lyraの解説&感想
「お前らいつまでこんなこと続けてるんだよ。」
本当にそう聞きたくなってしまったほど、惨たらしいことを続けている後藤家と供花村の人々。
村をまとめなければいけない宮司が愛欲に狂ってしまい、率先して血の争いをしたのだから異常すぎる。
異常な狭い空間にいると、外界と遮断されてる事もあり異常性に気づかないのだろう。外の世界を知らず、また知らせないように村人が村人を縛っているのだから誰もが人を殺すこと悪だとわからないのだ。
彼らはプライドが何故か高く、後藤家は後藤家を一番だと考え、供花村は供花村の村民が一番だと考えているために古くからの因習を正しい者として続ける任務があると考えているのだからタチが悪い。
その因習は、銀が唱えたもの。
忌み嫌われてた銀がのしあがれる筈はなかったのだが、飢饉という好条件があったからこそ成し得たこと。今までの後藤家と供花村の因縁の関係を利用したのだから、銀はずるがしこくて、また人の心理に長けた女だと言える。
それは虐げられて生きて来たからこそ、人の悪の感情に敏感で、また痛みや弱さにも勘付きやすいがために利用できる人間やタイミングが分かったのだと思う。
あの飢饉の中では、権力のある無しより、食べ物をくれる人が一番偉いのだ。
それに合わせてカシハベをバックにつけた銀は、恐怖でも人を牛耳れるのだ。
そうやって正宗を操り、カシハベを手なづけた銀は、後藤家を乗っ取り供花村を支配下に置いたのだ。
普通なら狂病で死ぬ職人族だが、70年に一度死なぬ者がいる。その者は怪力で巨大になるらしい。それがあの人、白銀なのだ。だから特別な人としたのだ、銀は。もちろん、息子だから特別な存在とすれば彼が安全だということもある。
全てを知った大悟は、ましろを助けに行く。白銀がいるであろう御神体がある洞窟へと。恵介も腹を括り力になってくれる。
だが洋介を襲った後藤理が待ち構えているだろう。そして、もう1人の後藤家の戦闘員も来る。
あの人が待ち受けてるあの場所へ。
第7話
第7話Lyraの感想
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