計算された音を出す。
それだけでもCool。
だがそれだけだと洗練された大人サウンドで良いけれど物足りない。
だが彼らのサウンドは、計算されたシンセを多用した音に、これまたザクザクしたソリッドタイプのベースギターを前面にフィーチャーしているから、ただの計算された冷たい音でなく、ちゃんと人間の血が通ったエモーショナルな音になっていてロックを感じるのだ。
それにキーボードありきの曲がかなりレトロに感じてこの時代のバンドなのに、40年くらい前の音に聴こえてタイムスリップした気分にもなるから不思議。
今、流行りのWeekndやDua Lipaと同族の音。
それなのにLyraが大好きなDesert Sessionsとコラボしたり、QOTSA周りにチラチラと顔を出す。
ハードロックと、レトロポップの融合。つまり、良いとこ取りサウンドの出来上がりなのだ。
今日は、その良いとこ取りサウンドを出すRoyal Bloodが4年ぶりにリリースしたニューアルバムから、今の季節にピッタリ?な曲を和訳しちゃいましょう。