【Royal Blood/ Typhoons】和訳 呪文 Goodbye Spell

計算された音を出す。

それだけでもCool。

だがそれだけだと洗練された大人サウンドで良いけれど物足りない。

だが彼らのサウンドは、計算されたシンセを多用した音に、これまたザクザクしたソリッドタイプのベースギターを前面にフィーチャーしているから、ただの計算された冷たい音でなく、ちゃんと人間の血が通ったエモーショナルな音になっていてロックを感じるのだ。

それにキーボードありきの曲がかなりレトロに感じてこの時代のバンドなのに、40年くらい前の音に聴こえてタイムスリップした気分にもなるから不思議。

今、流行りのWeekndやDua Lipaと同族の音。

それなのにLyraが大好きなDesert Sessionsとコラボしたり、QOTSA周りにチラチラと顔を出す。

ハードロックと、レトロポップの融合。つまり、良いとこ取りサウンドの出来上がりなのだ。

今日は、その良いとこ取りサウンドを出すRoyal Bloodが4年ぶりにリリースしたニューアルバムから、今の季節にピッタリ?な曲を和訳しちゃいましょう。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ブライトン出身のロック・デュオ、Royal Blood  ロイヤル・ブラッド

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2011年にブライトンで、Mike Kerr マイクカー(ボーカル、ベース)とBen Thatcher ベンサッチャー(ドラム)によって結成。

Mike ユニークなベース演奏技術によって支えられている一味かわったデュオだ。 セルフタイトルのデビューアルバムで、2014年8月にデビューし、セカンドアルバムは『How Did We Get So Dark?』 2017年6月に続き、今年 2021年4月にこのサードアルバム『Typhoons』をリリースした。

今日Lyraが和訳する曲は、この4年ぶりにリリースされた3rd アルバム『Typhoons』に収録されている2番目の先行リリースされたシングルで、2021年1月21日にリリースされた【Typhoons】。UKシングルチャートで63位。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Typhoons” is a song by English rock band Royal Blood, and was released on 21 January 2021 as the second single from their third studio album of the same name. The song reached number 63 on the UK Singles Chart.

=Typhoons=

[Intro]
(Typhoon)

[Verse 1]
Rip the plug out the radio
Switch me off, put me under
‘Til I’m sky high, give me vertigo
(Somebody) Let me know when it’s over

[Pre-Chorus]
‘Cause all these chemicals
Dancing through my veins
They don’t kill the cause
They just numb the pain
I need waking up
I should face the truth
I could calm the storm
If I wanted to

[Chorus]
(Typhoon)
My thoughts becoming parasites
(Typhoon)
That live to keep me terrified
(Typhoon)
I tell myself I’ll be alright
Typhoons keep on raging and I don’t know why
(Typhoon)

[Verse 2]
Flashbacks, I’m not letting go
Tear me up, cast a shadow
I got game face but it’s all for show
Can’t give it up, blow my cover
[Pre-Chorus]
‘Cause all these chemicals
Dancing through my veins
They don’t kill the cause
They just numb the pain
I need waking up
I should face the truth
I could calm the storm
If I wanted to
[Chorus]
(Typhoon)
My thoughts becoming parasites
(Typhoon)
That live to keep me terrified
(Typhoon)
I tell myself I’ll be alright
Typhoons keep on raging and I don’t know why
(Typhoon)
Dark memories like lightning strike
(Typhoon)
Shake and sway me through the night
(Typhoon)
Raging on behind my eyes
I’m doomed and I’m waiting for light in my sky
Typhoons keep on raging and I don’t know why

[Bridge]
(Typhoon)
(Typhoon)
(Typhoon)
(Typhoon)
My thoughts becoming parasites
That live to keep me terrified
I tell myself I’ll be alright
Typhoons keep on raging and I don’t know why

[Chorus]
(Typhoon)
Dark memories like lightning strike
(Typhoon)
Shake and sway me through the night
(Typhoon)
Raging on behind my eyes
I’m doomed and I’m waiting for light in my sky
Typhoons keep on raging and I don’t know why
(Typhoon)
(Typhoon)
(Typhoon)
(Typhoon)

 

 

(台風)

 

ラジオのプラグをはぎ取り

俺のスイッチを切って

監視下におけ

空の高みに行くまで

目眩を与える

(誰か)

いつこれが

終わるか教えてくれよ

 

これは俺の動脈で踊っている

この化学薬品らのせいさ

コイツらは原因を殺したりしない

ただ痛みを麻痺させるのさ

俺は目覚めなきゃ

真実に向き合うべきだ

俺が望めば

台風を静める事が出来たのに

 

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(台風)

俺の思考は寄生生物化してる

(台風)

俺を怖がらせる為に

生きている奴らみたいだ

(台風)

俺は大丈夫と

己に言う

台風が猛威を振るっているのに

その理由がわからない

(台風)

 

フラッシュバック

俺は手放したりしないぜ

俺を引き裂き

影を落とす

気合いを入れた顔をした

でもそれは

すべて見せ物の為さ

あきらめられない

俺の覆いを吹き飛ばしてやる

 

これは俺の動脈で踊っている

この化学薬品らのせいさ

コイツらは原因を殺したりしない

ただ痛みを麻痺させるのさ

俺は目覚めなきゃ

真実に向き合うべきだ

俺が望めば

台風を静める事が出来たのに

 

(台風)

俺の思考は寄生生物化してる

(台風)

俺を怖がらせる為に

生きている奴らみたいだ

(台風)

俺は大丈夫と

己に言う

台風が猛威を振るっているのに

その理由がわからない

(台風)

 

落雷の様な暗黒の記憶

夜通し俺を

振って揺さぶる
(台風)

俺の両目の後ろで怒り狂う

俺は宿命にいて

俺の空の光を待っている

台風が猛威を振るっているが

俺にはその理由が分からない

 

(台風)

(台風)

(台風)

(台風)

俺の思考は寄生生物化してる

(台風)

俺を怖がらせる為に

生きている奴らみたいだ

(台風)

俺は大丈夫と

己に言う

台風が猛威を振るっているのに

その理由がわからない

 

(台風)

落雷の様な暗黒の記憶

(台風)

夜通し俺を

振って揺さぶる

(台風)

俺の両目の後ろで怒り狂う

俺は宿命にいて

俺の空の光を待っている

台風が猛威を振るっているが

俺にはその理由が分からない

(台風)

(台風)

(台風)

(台風)

 

Songwriters: Ben Thatcher, Mike Kerr

Translator: Lyra Sky 和訳

 

*たまに「動画を再生できません」と表示が出る時がありますが、「youtubeで見る」をクリックすると見れますよ! ↓↓

このミュージックビデオは2021年1月28日に初お目見えし、クエンティン・デロンジエが監督したものだ。

町中の黒服の人々が集まるうちに台風のようになると言うのと、プレイしてる彼らが台風の目で時代を動かそうとしている?よう目論見がありそうなMVになっていると思った。

昨年夏にシングル【Trouble’s Coming】をリリースしてから久しぶりのこのニューシングル。

ダンサブルなビートとRock サウンドが合わさり、彼ららしいダンスミュージックとクールで完成された正確無比な曲が出来上がっている。

Royal Bloodは、制作前から自分たちが目指す方向性が分かっていたという。それはDaft Punk など影響を受けたアーティストへの意識的な回帰や、デビューアルバム『Royal Blood』のような原点回帰をすることであったという。

そのため今回のアルバムは、オリジナリティに溢れ、かつ初期の頃のようなアグレッシブさも持つアルバムになっている。

 

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Royal Blood

2011年にブライトンでMike Kerr マイクカー(ボーカル、ベース)とBen Thacher ベンサッチャー(ドラム)によって結成された。

ユニークなベース演奏技術によって支えられていて、Mikeは、さまざまなエフェクトペダルと複数のアンプを使用して、ベースギターを標準のエレキギターとベースのように同時に鳴らすのがRoyal Bloodの最大の特徴だ。 彼らのセルフタイトルのデビューアルバムは2014年8月にリリースされ、セカンドアルバムはHow Did We Get So Dark? 2017年6月に続き、2021年4月に彼らのサードアルバムTyphoonsがリリースされている。

初め2012年にイギリスのブライトンでマイク・カーとオーストラリア出身のドラマーであるマット・スワンの2人で結成していたのだが、2013年にドラマーがMikeの友人であるBenに交代。同年のグラストンベリー・フェスティバルで Arctic Monkeys (→【R U Mine?】 Fashionista への最速の道 和訳Lyrics) のドラマーであるマット・ヘルダースがロイヤル・ブラッドのTシャツを着ていたため、知名度が急上昇したのが面白い。
2013年11月22日にデビューシングル[Out of the Black】をリリースすると、全英ロックチャート1位を獲得。2014年8月25日にアルバム『Royal Blood』を発売。これも全英アルバムチャート1位を記録。2015年に行われた「ブリット・アワード2015」ではコールドプレイらを抑え「最優秀ブリティッシュ・グループ賞」を受賞!それ以外にも「最優秀ブリティッシュ・ブレイクスルー・アクト賞」、「最優秀ブリティッシュ・アルバム賞 」にノミネートされた。6月にはIggy Pop イギー・ポップと共に、Foo Fighters フー・ファイターズのツアーのサポートアクトを務めたり、他有名バンドとのコラボレーションも多い、アーティスト達にも大人気のデュオである。

 

昨年夏にシングル【Trouble’s Coming】をリリースし、再始動。ニューシングルは彼らの特徴である獰猛なロックリフフォーマットにダンサブルなビートが合体したアップビートな曲。冷静で正確無比な楽曲に、Royal Blood らしさを出しながら、新しい冒険もしている。

この新作についてMikeは、「このサウンドを偶然見つけて、すぐにプレイするのが楽しくなったんだ。これがニューアルバムでクリエイティヴィティをスパークさせている原動力なんだよ。あのフィーリングを追い求めていたんだ。でも不思議なことに『Figure it Out』あたりを振り返ってみても、この新作の胎芽はもう含まれているんだ。… これまで僕らが築いていたものを破壊する必要がないことは分かっていた。ただ単純にシフトしたりチェンジしたりしたところはあったけどね。当初はちょっとし再発明ぐらいを思い描いていたんだけど、きっと新しい感じに聴こえると思うよ」と熱く語っていた。

【Typhoon】は、自分の考えに迷い込んだことを表現している曲だ。

Mike KerrはNMEとのインタビューで、「誰もが自分の心に迷い、自分の心に暗い呪文をかけることができると信じている」と説明している。

「彼らを認める曲を書きたかったが、高揚し、力を与えた。」とも言っている、、、歌詞の中で自分を分からないとか、なぜ嵐が起きてるかわからない、とあったから、この歌が前向きな意味があると言っているのは意外だった。

音楽的には、この曲はダンスロックとオルタナティブロックとして説明されているが、個人的にはダンスロックだと思う。前向きな意味があるから、このダンスロックに歌詞を載せたのかもね。

「この曲は、あなた自身の考えの中で地獄のように感じて、本当に失われているように聞こえるが、嵐のように暗い呪文が永続的ではないことも同様だ。 この曲は、プロセスがまったく書くこととは似ても似つかない特別な瞬間の1つだった。地球につながれ、聖なる稲妻を受け取るようなものだ。 お互いの世話をし、煙が見えるまでこれを続けるのさ」

前向きに生きろ、と言うメッセージを伝えるために、敢えて暗くなってしまいたがちな人間が無理して声を上げているのだろう。

後ろ向きな人には届くメッセージかもしれない。

台風のように人生には、突然、様々な予期せぬ事が降ってくる。

Good Luckもあれば、真逆もある。

その台風をどう切り抜けるかは、自分次第だ。

考え一つで心身共に変わる事がある。

それもこの曲は伝えたかったのかな?

ドラッグの影がチラチラと見え隠れしている歌詞だから、Lyraはてっきりそれ系を称賛する歌詞かと思ったが、「ドラッグから目覚めたい」と言うセリフが、主人公の本当の気持ちだろう。

自分自身で乗り切る。

変な力を借りずに。

それこそが真の幸せを手に入れる近道なのだ。

 

 

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“Typhoons” is a song about being lost in one’s own thoughts. In an interview with NME, Mike Kerr described how he believed “everyone can get lost in their own mind, and they can have dark spells in their own mind,” and that he “wanted to write a song that recognised them, but was also uplifting and empowering.” Musically, the song has been described as dance-rock and alternative rock.

“Typhoons” is what it sounds like to be truly lost in your own thoughts to a hellish extent but also about how dark spells, much like storms are not permanent. This song was one those special moments where the process didn’t resemble writing whatsoever. More like being tethered to the earth, receiving holy lightning. Look after each other and crank this until you see smoke.

The music video for “Typhoons” was premiered on 28 January 2021 and was directed by Quentin Deronzier.

Members

Current members

  • Mike Kerr – vocals, bass, keyboards, piano (2011–present)
  • Ben Thatcher – drums, percussion, piano (2013–present)

Former members

  • Matt Swan – drums, percussion (2011–2013)
  • Joe Dennis – guitar (2011–2012)

Personnel

Royal Blood

  • Mike Kerr – bass, keyboards, vocals, backing vocals, clav, therevox
  • Ben Thatcher – drums, percussion

Additional musicians

  • Bobbie Gordon – backing vocals (1–2, 4, 9)
  • Jodie Scantlebury – backing vocals (2, 4, 9)

Technical

  • Royal Blood – production (1–3, 5–7, 9–11)
  • Paul Epworth – additional production (1), production (4)
  • Riley Macintyre – engineering (1, 4, 11), vocal production (5), mixing (11)
  • Pete Hutchings – engineering (1, 2, 9), mixing (2, 9, 12–13)
  • Matt Wiggins – additional engineering (1), engineering (3, 5–7, 10)
  • Claude Vause – assistance (1, 7, 10)
  • Marcus Locock – assistance (1, 3, 6–7, 10)
  • Matty Green – mixing (1, 3–8, 10)
  • Luke Pickering – assistance (4, 5, 11)
  • Josh Homme – production (8, 12–13)
  • Mark Rankin – engineering (8, 12–13)
  • Justin Smith – assistance (8, 12–13)
  • Joe LaPorta – mastering

Discography

  • Royal Blood (2014)
  • How Did We Get So Dark? (2017)
  • Typhoons (2021)

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