Stone Temple Pilots【Vasoline】和訳 Vasolineの本当の意味 Vasoline’s True Meaning

グルーヴって、ただ畝ってリャいいってもんじゃない。元々定義されていないノリで生まれたような言葉だから、全ては感覚に委ねるしかない。

音楽にしろ絵画にしろ、一般的に言う正解と言うものがないから、やってるこっちの身としては、宙に浮いてる雲を掴むかのようなものだ。生みの苦しみ。

彼らの場合、それが頻繁にあったかは定かではないが、歌詞を見ている限り、嘆き苦しみ、生きるのを放棄したくなったり、自暴自棄になって生きてられればそれで良いや、とUP Downが激しかったに違いない。

まあ、その全てはvocalのScott Weilandが引き起こしていたようではあるが…。

いい声をしていたScott Weiland。

Grunge バンドって良い声の持ち主が本当に多い。ああ、だからLyraはGrunge Bandが好きなのね…Scott Weilandも、Chris Cornellや Rayne Staly のような甘くて低い美声の持ち主だった。

Grunge Rockの影響をモロ受けていた彼らは、Grungeのサウンドにヘヴィなグループを入れ込む天才だったと思う。

聴いてるだけで腰にくる重低音。それにUP Downの激しい歌詞と歌い方が乗っかって。

ありがちに見えて、このバランスを良きものとしてずっとやり通せたバンドは、中々いないと思う。

どっしり構えたギターと畝るリズム隊。

ただこれだけではダメで、Scott Weilandの声ありきで進行して行くのだ。

他の人が歌っても、このグルーヴは出なかった。

ああ、

Scott Weilandがいたら、今どんな歌を歌っただろうか?

グルーヴの渦の中で埋もれながら、いつもScott Weilandの亡霊を見ている。

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【The Boys Of Summer】Don Henley 和訳 夏の終わりにはドン・ヘンリー真実とあの人の影 Shadow o’ U.S.A.

あえて若い頃のDon Henleyをあげちゃう〜。その理由は、最後の方で分かるでしょう(ウフッ)

夏休み最後の週末。

大好きな海に挨拶しに行って来ました。

同じ海なのに7月に来た時と景色が違ってる。

明らかに夏も終わりになった、と海の色が悲しげに歌っている。秋が確実にそこまで来ているのがわかります。

皆さんご存知の様に Lyraは夏が大好きな夏女なので、夏を盛り上げる曲や夏の夜にロマンティックな気分にChill Outする曲など、お気に入りの夏曲が沢山あります。

その中で夏の終わりになると自然と思い出して刹那くなってしまう曲が、今日解説するこの曲【Boys Of Summer】です。

きっと洋楽好きの皆さんもそうだと思います。

人の琴線に響く音、人の涙腺を刺激する歌詞。

あの日の夏に帰りたい。

それはDonだけの想いではないだろう。

貴方の思い出の時、

1番楽しかった自分の笑顔。

懐かしい仲間、

愛しい時代、

忘れられない夏、

恋しい君よ…

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