若い時のNeil。
挑戦的な瞳はそのままに、今も社会の悪や不公平なことに声を上げ、頑固にロックをしているのは変わらない。
今日Lyraが和訳する曲は、この写真よりもう少し後のものだが、今から18年前の作品だ。
この曲がリリースされる約半年前…
2001年9月11日(火)の朝に、イスラーム過激派テロリスト集団アルカイダによるアメリカへの4回もの協調テロ攻撃= アメリカ同時多発テロ事件が起きた。
米国史上最悪な事件であり、人類史上最悪なテロ事件である。
今見ても信じられないような映像が、悲惨な出来事をより不可思議なものにしていると思う。
特にツインタワーは、余りにも酷すぎて現実味がない映画のように見えてしまう。突っ込んでいく飛行機はリモコンの飛行機で、ビルは作られたLego ブロックか?
だが、あのビルには大勢の人達が逃げきれずにあのままいたこと、爆破されて吹っ飛んだ人、中には高層ビルから逃げ出し落下した人もいる。あの中には生きてる人々がいたことを忘れないでほしい。
そしてその人達には、大切な家族や愛する人達がいたこと、私達と同じように息をして、この地を歩いていたこと、笑っていたことを忘れてはいけない。
どんなに怖い思いをしただろうか?想像しただけでも恐ろしくて、辛くなる。
今日Lyraが和訳する曲は、その時のエピソードを題材にしたものだ。
Neilが歌うと余計に悲しい。
あのヘナヘナ声は、不条理な世界の悲しみが似合いすぎるから…。
“【Neil Young/ Let’s Roll】和訳 9.11の勇気の歌 A Courage in 9.11” の続きを読む