素敵なラブソング❤️と言えば、今の人気アーティストの曲が、瞬時に浮かぶ。聴きやすくて、歌いやすく耳に残る良い曲が沢山ある。
だがその良い曲にプラスして、「ロマンティックで刹那くて、どうしようもない気持ちを、純粋なまま一纏めした美しい曲は?」となると…最近の流行りの曲は、当てはまらない気がする。
今のヒットしてるラブソングは、歌詞が対象への恨み節か、Fワード連発で、知り合いのグチを聞いているようなカジュアルさが売りな曲が多め。
それは日常生活とマッチしていて共感を生みやすく、だからヒットを狙えるし、個人的にも激しい感情の話は、聞き慣れているから、全然OKなのだが、久しぶりに今日Lyraが取り上げるこの曲を聴いたら…、「ああ、切ない気持ちは、雲一つない青空のように澄み渡っていて、また、群青色のの夜空に光り輝く星々みたいに、何時間も愛でていて飽きない美しいものもあるのだ」と改めて感じ、この方が偽善も偽悪もなく真実だと思うのだ。
このVanessa Carltonが、バカ売れしたのは、誰もが抱く恋心を飾らない言葉で、純粋に美しく歌に乗せたからだ。
ああ、貴方に会いたい。
そんな恋しい人への気持ち。
その純粋さを、歌いながら(語りながら)激しくなる感情と呼応するピアノとオーケストラの音色に乗せて、空に放り投げるのだ。
飛んでいくその思いを手に取る私達。
その想う瞬間の記録。
その時の素直な愛を歌う。
人の心を揺さぶるとは、そう言うことなのだ。
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