*キャラクター解説→【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!
漫画第7巻 あらすじ
あの人に襲われ、気絶し倒れていた大悟。目を覚ますと宗近と恵介が助け出してくれたていた。
恵介と宗近は、「逃げられるよう手助けしてほしい」と頼まれていたらしい。
宗近は「村の悪習を終わらせたい」と大悟に言う。
すみれは恵介の子を妊娠していた。「一緒に村を出よう」と恵介を説得する。
だが、後藤家の次期当主の身分を捨てられない恵介はそれを断り、子供を堕ろすように言う。
大悟が、匿って貰っていた場所は、昔、儀式が行われていた神社の神主しか知らない場所だった。
そしてここは、子供を生贄にして捧げていた場所だった。
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漫画第8巻 あらすじ
この戦いで恐ろしいことに、後藤家の人間達は、警官隊(金丸が指揮)を全滅させていた。
そして後藤家の者が大悟の娘ましろを、あの人の生贄にしようとする。
唯一生き残った金丸は必死に抵抗。
「お前ら、知っててゆうとんか?阿川の家族の居場所を…」と聞くと、
「さぁ…どうかのう」と後藤岩男は、とぼけた。
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漫画第9巻 あらすじ
後藤真が撃った銃弾は、恵介が軌道をそらしたおかげで到達せず、有希とましろは殺されずに済んだ。
「誰にも死んでほしくない」と恵介は、真を睨み言う。
いきなり後藤真は、銀からの伝言を話しだす。
銀は、真に「恵介を監視するように」と命令していたのだ。銀は、いずれ恵介が裏切ると予想していたらしい。
死んでもなお終わらない後藤銀の力!
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漫画第10巻 あらすじ
銀が、若かった頃。
正宗の父親であり前宮司であった吉宗は、正宗が銀へ好意があるような態度をみせた時「あの女だけはやめておけ」と叱る。
だが正宗の本当の関心は、後藤金次だった。何故なら、金次は悪人で、悪さばかりして銀や村の人々を痛めつける冷酷非道な男。だから正宗は警戒していたのだ。
後藤金次の恐怖で、村の人々が支配されることを危惧していたのだ。
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漫画第11巻あらすじ
過去の話の続き…
銀が生きていることを知り安堵した金次。供花村の人間たちに見つかってはいけないと隠す。
山に縛り付けられていた銀が一人で逃げるのは無理だと推測した村人たちは、「銀を(手助けしてる)逃がした者がいる」と考え、誰だかわからず、不安になっていく。また銀が現れた。2人の村人を殺した。
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漫画【ガンニバル】12巻あらすじ
過去の話の続き…
「あの人」の本当の名は、白銀といった。戦っていた大悟と恵介は、白銀へ銃口を向ける。
すると犠牲者になってしまうのに、ましろは、白銀をかばう。
『撃てよ…何を迷うとるんじゃ…俺は…』白銀を目前にして、恵介には撃てなくなる。
何故だが恵介の意識下に銀の亡霊が現れる。そして、銀は恵介に「大悟を撃て」と指示。恵介は反抗もできずそのまま銀の命令通り、言う事を聞き大悟を撃つ。
弾は当たり大悟は倒れ、白銀が地面に押しつけた。
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漫画【ガンニバル】第13巻あらすじ・ネタバレ
最終巻
肉弾戦が続いている中、
「自分は生きてもいいのか…陽の光に当たってもいいのか…」と恵介は、罪の意識からか自問自答し始める。
そこへ本当に狂ってしまとなた岩男が、幼馴染であった恵介に襲いかかる。
大悟はそれを見つけ、必死に恵介を助けようと岩男と戦う。が、岩男は強すぎた。
岩男「誰一人、この洞窟から出さねー」と言う。
大悟は、娘ましろを恵介へ預け、「つれて逃げてくれ」と頼んだ。
大悟を置いて逃げることができずにいる恵介。だが、ましろが恵介のそでを強く掴んだ。
ましろに掴まれて恵介は、すみれとの自分の子供をましろに重ねてしまう。そして、ましろを抱えて走り出した。
だが行く手を後藤家の人間だが邪魔をする。
これ以上の犠牲を出さないように(人を喰う行為を止める為に)、必死に謝る恵介。
無事、ましろを有希のもとへ連れて行けた恵介。そして、すみれのもとへ帰れた。生きれたおかげで、守ってきた母親にも会えたのだった。
その頃、大悟は後藤家の全てをやめさせるためにボロボロになり戦っていた。
だが致死的損傷を受けているにも関わらず、岩男は生きていた。
血に塗れいまだに戦い続ける岩男は、人間とは思えない殺人マシーン。大悟は死にかけるが、最後には勝つことができた。
後藤家の多くの者が死に、警官隊からも多くの犠牲者が出た世間を震撼させた事件が終った。
容疑者は拘束され、生き残った人々の安否確認がされ始めた時、大悟は愛する家族のもとに帰ることができた。
そして過去の事件をきっかけに声を出すことのできなくなっていたましろの声がまた出るようになった。(詳しい話は次へ)
【最終巻13巻:かなり詳しくネタバレ】
岩男のパワーは人間離れしており、顔面を銃で撃たれているため、死ぬはず。それでも大悟に襲い掛かり続けるのは、もはや頭を打たれもいるし、脳で考えていないのだろう。下手するとDNAに血や肉に組み込まれた銀の指令であり、後藤家の呪縛だ。
死闘の中で、大悟は「お前が、本当に縛られるべきものは血じゃない」と叫んだ。
この叫びが聞こえたのか?肌で感じたのか?
岩男は、後藤家の兵士として生きるのが生きがい。だが仲良しの恵介が、後藤家の悪習をやめたい、でも後継だからと葛藤していたのも知っていたのだ。それをずっと側で見てきたから、この「縛られてるのは血ではない」と言う言葉で全てがわかったのだ。
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は
結局、殺人マシーンである岩男にも愛する心があったのだ。それも人一倍、恵介を想い、後藤家を愛していたのだから。
新聞やニュースでも取り上げられた。
この供花村の事件は、関係者が逮捕され終焉を迎えたように思われた。
後藤家の人間達は全滅したわけではない。そのため後藤家の恨みが消えることはないのだ。
恵介は、当主として兄として、弟とともに家系のもの達を抑え、まとめ上げていくことが使命だと、二度とこの惨劇が起こらないようにと誓う。
大悟も事件が終わった為、供花村での駐在員としての最終日を迎えていた。
友情にも似た深い信頼を得た恵介とも会うのは、これが最後。
大悟は、ましろや家族を守ってくれた恵介に「出てきたら家族を守ってやれよ」と話す。
供花村に駐在してきた頃のように大悟は、供花村を自転車に乗りながら挨拶し見回る。村人達からは、大悟のおかげで村の癌が取り払われたと言われた。
後藤家の事件が解決し、全ては終わったように見えた。
だが、大悟には何かしっくり来ない天があった。
前の駐在、狩野が叫んでいた「この村の人間は人を喰っている」という言葉だ。
「後藤家」ではなく「この村」…
つまり後藤家以外の供花村の村民達人も人間を喰っていたのだ。
ラストシーン。
供花村に住むおばあさんが「何だかのう〜、最近この村じゃ、味がようせんようになった」と大悟の隣に座ってモゴモゴいった。
お婆さんは、人間の指をしゃぶっていた。
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8カ月もの間、妊婦の銀は何を食べて生きていたのか?人間ですね。
元々食糧がなく飢餓をなくす為に儀式までしていた村なのだから食料などない事実もあり、隠れて暮らさなければ死ぬ運命にある銀と息子白銀は、人間を食べて生き延びるしかなかったのです。
銀は息子に「喰らい尽くすぞ…白銀」と囁く。
サバイバルして生き抜いた結果、そして自分を蔑んできた供花村の村人に復讐をするが為に、あのような暴力的に支配下においたのです。きっと息子を守るためでもあったのでしょうね。
白銀の名付け親は、銀を愛していた神山正宗でしま。
「白銀の世界のように、しがらみがなく、力強く生きてほしい」という思いで付けた。
2人の前途を夢みていたのです。
業、呪いを描いた漫画(ドラマ)でした。とともにエゴや人間悪を描きながらも、家族愛を深く描いた作品だったのです。
命懸けで家族をまもること。それだけで生きている人間たちを描いたと言って良いでしょう。
立場は変われど(かなり違いますが)、大悟の阿川家と恵介や銀の後藤家は、どちらも家族という生命体を守る為に死闘を繰り広げたのだと言うこと。
どちらもこれからの家族の未来が前途揚々、末長く続きますように…と願って。
次のページからキャラクター解説しています。参考にしたい方の為に。かなり長いですよ〜ん。
3.【ガンニバル】詳しいキャラクター解説
Characters & Castes
*キャラクターの性格などを解説。その為、結末はわからない様に書いていますが、若干のネタバレ感があります。ご注意下さい。
⌘ 阿川家 ⌘
阿川大悟: 柳楽優弥
主人公の元刑事の「駐在さん」(そう初めは呼ばれていた)。前任者である狩野巡査に代わって供花村の駐在に。
実は捜査の第一線で大活躍していたやり手刑事だった。ただ、抵抗する悪人に対して毎度、容赦なく暴力をふるうため、手に負えないので有名だったが、仕事は出来る(犯人を必ず捕まえる)と同僚達から一目置かれていた。娘のましろからも「暴力警察官」と言われるほど。
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ある事件で、娘ましろを守るためにやむを得ず犯人を殺害した過去があり、左遷のような形でこの村にやってきた。
初めから良き駐在としてフレンドリーに村民や後藤家の人々に接していた大吾。皆も色々気を使ってくれる為、阿川家はすんなり溶け込んでいたが、支配的な村民達の本性や後藤家の暴力的な行動にあい続け、大吾自身も元々の性格で応戦するように。
失踪した狩野巡査や出会う人々を助けるため、供花村の隠す食人の真実を追う大吾。
捜査妨害までするようになった供花村の村民達とやりあううちに、狂気すら見せながら頭脳と体力で、命懸け捜査をするようになる。