Lyraの大好きなバンドの中には、「国籍、違うだろ?」とツッコミを入れたくなるバンドが幾つかある。
その1つがこのThe Killers。
初めて聴いたのが、このブログで随分前に取り上げた【Somebody Told Me】(→和訳 解説 Love Neon Sign Shines. 誘う灯り)で、サウンドからしてイギリスからデビューした、アメリカ人バンドかな?と思った。
そうしたらアメリカの、それも超ステレオタイプなアメリカ人がフィーバーする(笑)、あの砂漠の夢の街の出身だからびっくり。
でも最近は、ケバケバしさを感じる衣装や歌詞に広がる世界が、大陸らしさを醸し出して来たから、違和感はない。
が、大好きな1stアルバムには、クネクネしたJarvis Cocker (Pulp)や、PunkなWireの影がチラチラとメロディの隙間から見えて嬉しくなったものだ。
今夏末にリリースされたアルバムは、色々な意味であの頃とは毛色が違う (ピコピコ・サウンドは健在)。
それもまた今の私達が、己の生活やCovid-19など、諸々の逆境の中で生きていくことと同じなのだろう。
Looserにはなりたくない。
何だかトランプが喜びそうな、そんなセリフ。
でもこの気持ちが、生死の分かれ目だと思う。
今のアメリカで生きていくには。
日本でもそうじゃないかな?
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