「久しぶりに良い香りを見つけたわ〜♪」とウキウキしているLyraです。
「自分の好きな香りを探す旅をしている」と香水レビューを書いて来ましたが、お気に入りを見つけたので、今は探しているわけではなかったのです。
が、偶然というか、たまたま気持ちがホッとさせられる香りに幾つも出会ってしまった…
「こんな素敵なことはない」と胸躍る自分が嬉しくて嬉しくて。
せっかくなのでこの喜びを皆さんにシェアしようと思います。
今日Lyraがレビューするのは、TOM FORD BEAUTY（トム フォード ビューティ）の新フレグランス【F ファビュラス オード パルファム スプレィ】です。
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1.Tom Ford Beautyとは
TOM FORD BEAUTY（トムフォードビューティ）」とは2006年にデザイナーのTom Ford トムフォードにより設立されたブランドのコスメラインのこと。
「全ての女性が自分らしく輝ける」ような、上質でグラマラスな雰囲気をもつトレンドアイテムが揃い世界から注目されています。
ブランド
アメリカの天才デザイナー Tom Ford トム・フォードによって2006年に「TOM FORD（トムフォード）」が設立したのが始まり。先ずはメンズファッションでスタートし、現在ではレディース、アイウェア、コスメ、フレグランスなど様々なジャンルのアイテムを展開しています。
今回Lyraが紹介している香水などを取り扱うコスメラインのTOM FORD BEAUTY（トムフォードビューティ）は、2011年にスタートしました。
このTom Fordのビューティとは「すべての女性が自分らしく輝ける、最も知的な方法」と考え、ラグジュアリーかつセンシュアルな美しさを引き出すことができるようなアイテムを提案。
2012年に大阪・阪急うめだ本店に日本初上陸してから、以降は百貨店を中心にショップ展開をしており、日本人女性からも高い支持を集めてい流人気ブランドです。
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Tom Fordの歴史
2005年Tom Ford は、ラグジュアリーブランド「GUCCI（グッチ）」で共に活躍していた、イタリア人デザイナー「ドメニコ・デソーレ」と共にTOM FORD社を設立。
当初はメンズウェア、スーツ、アイウェアなど男性向けファッションを中心に販売を行い、2006年にエルメネジルド・ゼニアと製造に関する提携を結びニューヨークをはじめ世界へ店舗展開して行きました。
2008年に公開された『007 慰めの報酬』では主人公が着用するスーツをトムフォードがデザインし、洗練されたスパイを表現し話題をよび、これ以降の007シリーズでも衣装提供を行っています。
2011年、新たにレディースウェアラインをスタートし、さらにコスメライン「TOM FORD BEAUTY」もこの年にスタート。客層やカテゴリーの幅を拡大。2017年にロンドンで1号店をオープンさせるなど、コスメブランドとしてもその名を世界へ広めています。
Tom Fordの功績と影響力の凄さ
天才デザイナー Tom Ford といえば、あのラグジュアリーブランド「GUCCI（グッチ）」のクリエイティブディレクターとして、さらにブランド再生の立役者として活躍したことでも有名ですね。
1962年アメリカ・テキサス州生まれ。学生時代は美術史を学んでいましたが、実は俳優を目指していたのです。ハンサムなルックスから、学生時代にCM出演するなど活躍。俳優業の影響もありファッションやアートに興味をもちはじめると、別学校へ編入し建築を学びます。
1980年後半になりデザイナーとして活動開始。ファッションブランド「ペリーエリス」でデザインディレクターに就任。そして1990年にグッチのレディースウェアのデザイン担当になった後、1994年にクリエイティブディレクターに。
Tom Fordは、エレガントでクラシックなGUCCIのイメージを一気にセクシー路線へ生まれ変わらせた戦略が大成功。世界にGUCCIブームを再熱させました。
Tom Fordのおかげで売上は10倍以上に増加し、ブランド再建を果たした功績は高いです。
デザイナーだけでなく、映画監督としても活躍し彼の活躍は現在も拡大しています。
Tom Ford Beautyの魅力
ラグジュアリー＆グラマラスなアイテムが揃っているのが魅力。
愛らしい女性ではなく、シックで華やかなスタイルはまさにブランドコンセプトである「力強く、タフでセクシー」を体現。このラグジュアリーなラインナップは使うだけで格があがるような気分にさせられます。
重厚感があるリッチな発色、独特なカラーバリエーションもトムフォードビューティの特徴。
例えば4色のパレットがセットされた人気の「アイカラークォード」では、組み合わせ次第で王道のトレンドメイクから大胆でセクシーなものまで、誰でも自由自在に好みの目元を作りだせます。
このような「自分らしく輝ける」アイテムが女性からの高い支持をあつめ、幅広い世代に愛されているのです。
【Fucking Fabulous eau de perfum spray】について
【Fucking Fabulous eau de perfum spray】は、2018年5月25日(金)より発売されたセクシーな香りです。
①スタイリッシュ
Tom Ford Beauty の人気フレグランス「トム フォード ビューティ プライベート ブランド コレクション」に加わる新作で、オリエンタル レザーをポイントにした香り。
パッケージは、チェスの駒をデザインしたスリムでスタイリッシュなボトルデザイン。
マットブラックのボトルに、マットホワイトのラベルで、ボックスもマットブラックカラーで統一されより大人の世界が繰り広げられています。
そして日本のみFucking fabulousの Fucking が隠されているパッケージになっています。そして表記もFの字のみ。
秘密めいた、まるで秘め事のようなイメージを定着させていて背徳さがLyraには魅力に映ります。
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②香り
トップノートは、ラベンダーとクラリセージ。
トップから颯爽とした香りでインパクトがある幕を開け、そこから美味しそうなビター アーモンドとバニラが現れると「F ファビュラス オード パルファム スプレィ」の象徴であるレザー アコードと交わっていきます。
そして温かなアンバーが、トンカ ビーンとともに豊かなハーモニーを奏でる中、ラストはクリーミーなブロンドウッドが締めくくる。
率直で、比類のない香りです。
まるで心を酔わせて離さないような退廃的な香り。この退廃さが、秘密の関係や、願いが叶った親密な時間を想起させる…
そんな“ファビュラス”でドラマティックなフレグランスなのです。
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容量｜50ml
Lyraのレビュー Review
【Fucking Fabulous】！！
“最高に素晴らし〜い〜＂という、つまり「こんなのはじめて」って香り。
香りを嗅いだ者に、そう言わせてしまうくらいセクシーな良い香りが、このFucking Fabulous】なのだ！！
ただ凄く個性的なのであ〜る。エスティローダーグループのフレグランス・スーパーチーフの ジョン・デムジーとのミーティングの席で、このサンプルを嗅いだトム・フォード自身が「この香りはファッキン ファビュラスだ！」と思わず口にしてしまった事で、この名前が決定したというのだからいかにこの香水が魅力的だという証拠でしょう。
そして、このインパクト大な名前にふさわしい香りが完成したということなのです。
しかし本当に奇抜なネーミング！
同時期に発売されたMACの限定パレット「ベーシック・ビッチ」以上に挑発的な名前ですね。
そしてそれ以上に、トム・フォードのプライベートブランドの中でも1番の存在感を放っている香りだとも思いました。
トンカビーンがメインの香りとして主張する退廃的なオリエンタル・レザーでいながら、フレッシュで甘いというアメとムチが素晴らしいww
因みに調香師は、シャマラ・メゾンデュー。
9月のニューヨーク・ファッション・ウィークにあわせて発売。何故か日本では、ファッキンを赤い傍線で隠すことによって、2018年5月25日から発売開始されたのはビックリ。ファッション・ウィーク用にまず300本と、販売用に作られた1000本は、瞬く間に完売したというのだから、憎い演出が効いたのだと思う。
「こういう売り方、まじでプロデュース戦略がうますぎ！」とLyraは、Tomのセンスに脱帽してしまいます。
この香水のメインの香りは、トンカビーンで、この主成分はクマリンです。
クマリンは、世界で初めて香水に使用された合成香料。1868年に初めて合成され、1882年にウビガンの【フジェールロワイヤル】で使用され、1889年にゲランの【ジッキ二】においてクマリンが最も重要な役割を果たしています。
クマリンこそ、ラベンダーとのコントラストにより古典的なフゼアを生み出す最も重要な香料。技が効いていますね。
スプレーをひと吹き。
すると初めに、深呼吸したくなるハーバルなクラリセージとラベンダーのアロマティックな香りが広がる…
そしてこの香りの主役、トンカビーンが、豊潤にビターアーモンドとバニラに溶け込んでくる。
ヴァニラの甘さ、と言っても重たくはない軽い甘さでありながら大人っぽいヴァニラで、それがラベンダーと溶け合い、円やかなフゼアへ移行していく様が美しいです。
この美しさは、他を圧倒させる美だと思う。ただ一般的な可愛らしさを求めている人には、異質すぎるかも? つまり一般ウケはしないかもしれません。
ただこの個性は、中毒性がある香りだから、ハマる人は初めからハマるし、そうでない普通の可愛らしさを求める人でも一度かげば、初め異質だと思っても、無性に気になって仕方なくなり、繰り返し香りたくなる香りだと思いました。
花とか、白檀とか、フルーツなど一般的にあるような香りじゃないから、「何だ?」と気になってクセになるのでしょう。
個性的な女性や男性にハマってしまう。そのような強烈な愛にひっぱられるような感じになるのです。
どちらかといえば、男性ぽい感じのユニセックスな香水です。
男性がつけると体温が女性より高いこともあり、ラベンダーとアーモンドが強めに出て、柔らかい中に男性らしさが現れます。
女性がつけるとミステリアスなカッコいい美しいイメージになりますね。
レザーの香りとラベンダーの香りをまとうような異質のコンビネーションが、驚きと喜びを与えてくれます。
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付け方
女性の体温で手首につけると、レザーの香りが全面に出てくる感じ。ヒジの内側など体温が高いところにつけるとラベンダーやアーモンドが前に出てきやすくなります。
この女性はハンサムな香り、男性がつけると甘い香りになるというのがユニークです。
スプレーノズルから噴射はちょうど良い。
一瞬のグリーンアロマ、すぐに広がるマイルドなラベンダーの嵐。
メンズでラベンダーは、フゼア系香水に多用されてきた香料。暗さとツンとくる清涼感が持ち味だ。
こちらのトップのラベンダーは、セージの乾いたハーバルと、クリーミーな香料によって優しいカシミアのようになめらかになっている。
このクリーミーな香りが最も強く主張してくる。まろやかで高級なスエードレザーの雰囲気。おそらくレザー系香料とカシミアムスクのブレンドが、とても品がよく、淡いヌーディーカラーの色彩。
草原のような爽やかさと、甘いミルクのような芳醇さが混じり合っていて癒されるのです。
全体の香調はレザー系。その強さもスモーキーさと、軽やかが、人を魅了していくのでしょう。
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トムフォードのプライベートブレンドは概して価格が高すぎるし、この作品は特に高い。50mlで税込み4万円ほどに。
つけてから７～８時間ほどは香り続く。
が、その間、ほぼ香りが変化しないので飽きる人もいるかも。ただハマった人は、ずっと匂っていたくなるでしょう。
あなたもぜひ試して酔いしれてください。
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香調：オリエンタル レザー
率直で、比類のない、素晴らしい香り。まるで心を酔わせて離さない退廃的なオリエンタル レザーの香りが、一流感を醸し出します。秘密の関係や願いが叶った親密な時間を想起させるフレグランスです。
マットなブラックにマットなホワイトのラベルが付いたボトルが、高級感を表しています。
| 50ml・46,200円 |
| 発売日 |
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| 2018/5/25 |
| 商品説明 |
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率直で、比類のない、素晴らしい香り。まるで心を酔わせて離さないような、退廃的なオリエンタルレザーの香りが、一流感を醸し出します。秘密の関係や、願いが叶った親密な時間を想起させる、このフレグランスを言い表す表現は、「F ファビュラス」という言葉しかありません。マットなブラックにマットなホワイトのラベルが付いたボトルが、高級感を表現しています。 |
ファッキンファビュラス オード パルファム スプレィ（F ファビュラス）
ラベンダー、クラリセージと始まりアーモンド、バニラ、レザーと続く。フィナーレはカシミアムスクとアンバー系の香りで上品で落ち着いた印象へと導いてくれる。強くも優しい香りで多くのファンを虜にしている香り。
性別：UNISEX
香調：オリエンタル レザー
率直で、比類のない、素晴らしい香り。まるで心を酔わせて離さない退廃的なオリエンタル レザーの香りが、一流感を醸し出します。秘密の関係や願いが叶った親密な時間を想起させるフレグランスです。
マットなブラックにマットなホワイトのラベルが付いたボトルが、高級感を表しています。
トップノート：クラリセージ、ラベンダー
ミドルノート：ビターアーモンド、バニラ、レザー、アイリス
ラストノート：トンカビーン、レザー、カシミアムスク、アンバー、ホワイトウッド
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