【ウォーキング・デッド】シーズン2第2話 カール撃たれる!ローリ愚痴った天罰か?ネタバレ感想ツッコミポイントTWD2-2

うわぁ〜、懐かしい!

リック若いし、カール小学生で小さいし!

何より愛しいファミリーが生きてる!

久しぶりに見て懐かしい我が家に帰ってきたみたいで胸が熱くなるよ。

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新シーズンが始まるまで約2ヶ月間ジーっと待ってられないから、途中まで書いてたLyraの本音レビュー&完全なあらすじの続きを始めます。

悲しみを乗り越えるには動き出すしかないんだよ、、、

ウォーキングデッド、シーズン2の第2話「命の代償」は、前回、CDC (アトランタ疾病センター)から脱出したリック達が、安住の地を探しさまよっていた時に、国道の真ん中で何百ものウォーカーの大群に襲われた事から、ソフィアが行方不明になり、探してる途中カールが鹿狩りの男に撃たれてしまった所から始まります。

シーズン2第1話「長い旅路の始まり」はコチラ!

*Lyraのブログはネタバレ全開です!詳しい内容を知りたくない人は、あらすじ後のLyraの感想でもどうぞ!

 

= 第2話「命の代償」”Blood Letting” あらすじ =

小学校の中庭でお迎えか?保護者会後か、母親達が下校する子供を待ちながら話している中に、ローリもママ友と話していた。

「黙ってどうしたの?元気ないわね」とママ友が聞くとローリは仕方ないという顔をしながら

「主人と喧嘩したの。彼が間違ってないから余計に頭にくるのよね。」と答えるとママ友は、

「じゃあ、怒鳴っちゃえばいいじゃないの?」というと、

「なんかさ理性的だから、こっちもイカれないのよ。いっそキレてくれた方がマシだわ、冷静な夫にいかれないじゃない?」と半笑いで言うローリ。

「うちの旦那と逆だわ」とママ友。

「愛してるの?」と尋ねるローリ。

「まぁね、一生の伴侶な訳だし、、、あなたもでしょ?」とママ友が不安そうに聞く。

「何度もね、自問してるの。愛してた頃を思い出そうとしてるんだけどムリ、、、結婚が早すぎたのかもね?」と愚痴るローリ。

そこへ二台のパトカーがサイレンを鳴らしてやって来た。

「失礼するわ」とママ友にサヨナラを言いパトカーに近づいていくローリ。

だが、パトカーから降りてきたのは夫のリックではなく、同僚のシェーンだった。

何も言わないシェーンの様子からピンと来たローリは

「リックは生きてるの?」と顔を強張らせてシェーンに聞いた。

「手術中だ」と肩を落とすシェーン。

「何があったの?」とローリが尋ねると、

「犯人は2人と聞いていたんだが実際は3人いて撃たれてしまったんだ。俺も直ぐに助けに行ったが無理で、、、」と口ごもるシェーン。

すこに終了の下校ベルが鳴り響く。

カールがコチラに向かってにこやかに歩いてくる。

「パパが撃たれたと話すべき?」とローリが不安そうに聞く。

「大丈夫だ、俺からも言うから」とシェーン。

カールの所に歩いて行き、カールの目線に降りて立膝しながら話すローリに、泣きながら頷くカールはママに抱きついた。

その親子の様子を苦しそうに見つめるシェーン。

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リックは、血だらけのカールを抱き上げて必死に草むらを走り抜ける。

その後を荷物を持つシェーンと、鹿狩りをしていた太った男が付いていく。

シェーン「お前が先を案内しないとダメだろう!」と怒るが、鹿狩りの男は、息が上がってこれ以上は速く走れそうにない。

リック「その家はどこなんだ?」とカールを抱きながら男に聞くと、

「この先800mくらいの所にハーシェルという男の農場があるから、、、」とフラフラしながら答えた。

リックは、先頭を切ってカールを抱きながら必死に草むらを走って行く。

その姿を1人の女性が双眼鏡で見ていた。

コチラを目指して走ってくる保安官の制服の男は、血だらけの子供を抱いている、、、「パパ!」と家の中に向かって叫んだ。(マギー)

家から父親や娘や他にも数人がポーチに出てきてリック達を迎えた。

「あなたがハーシェルですか?」とリックが尋ねると

「噛まれたのか?」と白髪でヒゲの男性が聞いた。

「いや、撃たれたんです。」とリックが苦しそうに答える。

白髪の男性は、家の中に入りながら娘達に指示し始めた。

「マギー!鎮静剤に凝固剤、アルコールにタオルに、、、」とテキパキと指示していきながらリックにカールをベッドに寝かせるように言い、「そこの枕カバーをとって!早く傷口を抑えてくれ」と言い、聴診器をカールに当てて心音を聞く。

「助かりますか?」とリックが不安そうに詰め寄って聞いて来た。

「心臓は動いてるぞ。ただ、この子を助けるためにとにかく場所をあけてくれ」と冷静なハーシェル。

ワナワナしながらリックはベッドから離れ場所を開けるとハーシェルの娘のマギーが点滴をカールにつける。

リックが呆然としながら窓の外をみると今頃、シェーンと鹿狩の男が到着した。

「あの子は?生きてるか?」とポーチに出てきたリックに鹿狩り男が聞いた。

「ああ、大丈夫だ、、、」とリックは答え疲れた顔の汗を手で拭うと、カールの鮮血が手についていた為、顔に血がついてしまう。

それを見てシェーンが「血がついてるぞ」と言い、リックの顔や体についたカールの血をタオルで拭いてやった。

カールの部屋に入るとハーシェルが「この子は何型?」と聞いてきた。

「A型です。私もです」と答えるリック。

「良かった、輸血が必要だからな」とハーシェル。

「しかし、なんでまたこんな事に?」と聞くと、鹿狩りの男が「鹿狩りしてたんだよ。鹿を撃ったら弾が貫通してこの子に当たったんだ。知らなかったんだよ、本当に、俺」と泣きそうな顔をして側にいた看護師のような女性に抱きついた。妻のようだ。

「そうか、弾の速度が落ちてそれで命拾いしたな。普通なら体内で弾けてしまうんだから。きっと体内に破片が6つはあるぞ。」とハーシェル。

「ローリにこの事を教えないと、、妻は知らないんだ、、、全く、、、何も」と泣き崩れるリック。

その頃、妻のローリは森の中をダリル、グレン、アンドレア、キャロルの5人で歩いていた。

「ねぇ、今、銃声の音がしたわ!1発だけっておかしくない?」とローリが言った。

「1匹いただけだろ?」とダリルが言うが、「1匹だけならば発泡せずにやっつけるはずよ。おかしいわ」とローリはキツイ顔になる。

キャロル「まだ戻って来ないのも変よね」と言うと

「だが森の中だけ探すのは良くないぜ。ソフィアの為に道路に戻ろう」と急かすダリル。

落ち込むキャロルにアンドレアが近づき「辛いわよね、わかるわ」と声をかける。

キャロル「そうよね、ありがとう。でも、娘が独りぼっちでいるかと思うと胸が張り裂けそうなの。エイミーみたいになったらどうしよう」とつい口が滑ってしまった。

キャロル「どうしよう、私ったら何て酷いことを、、、ごめんなさい」とアンドレアに謝る。

アンドレアは苦笑いしながら「良いのよ、皆んなソフィアの無事を祈ってるわ」と言った。

それを聞いたダリルが「祈るなんてそんな時間の無駄だろ?皆んなが探せばあの娘は助かる。そんだけ、、、全くまともなのは俺だけかよ?」と馬鹿にしたように言って先を急ぐ。

その後をついて森を行く4人。

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Tドッグがボンネットを弄るデールに「これだけ部品が集まったらもう充分だろう?アイツらはまだかよ。」とイライラ話しかけている。

「それより傷の具合はどうだ?」とデールは心配そうにTドッグに聞く。

それを黙ったまま無視するTドッグ。

デールは「人に物を聞かれたらちゃんと質問に答えなきゃだめだぞ」と注意すると、

「ああ、ズキズキする」と答えるTドッグの腕のガーゼを剥いで傷口を見るデール。

「触るな!静脈が変色してる、、、敗血症で死ぬかもしれないぞ」とデールはビックリしてTドッグに注意した。

「どっちみち死ぬだろ、この世は終わり、死人が人を食ってるしな」と笑い出すTドッグに、

「馬鹿な事言うな、抗生物質があればどうにかなるんだから。探したりないのかもしれないな。もっと見てくるから」とデールはTドッグの為に抗生物質の薬を探す為にまた放置されてる沢山の車の列を歩き回る。

Tドッグもフラフラと近くの車を物色するとタバコと痛み止めがあったから、拝借してバックシートを見ると、ベビーシートに沢山の血と肉片がついてるのを発見しゾーッとして車内から飛び出した。

リックとシェーンがハーシェル農場の家で並んで座っている。

リック「間違いだった、、、ローリと一緒に帰れば良かった」と落ち込む。

シェーン「自分を責めても何も変わらん」

リック「ソフィアを探してる時だって早く戻ろうとしたのに、、、」と行方不明になった責任が自分にあると又言い出すリックにシェーンは、

「それも関係ないだろ?カールは助かるさ」と自分の責任でカールがこうなったと言うリックを励ます。

「俺が病院から脱出したのはこれを見るためか?」とリックが言う。

「やめろ、自分を責めるのはやめるんだ」とシェーン。

「お前はソフィアを探しに行け」とリックがシェーンに話してると、マギーが部屋から出て来た。

「血液が必要なの」と言いリックとシェーンがカールが休む部屋へ入ると、意識が戻ったカールが叫び声を上げている。「パパ!」泣き叫び痛みを堪えるカール。

「抑えててくれ!」とハーシェルが傷口にペンチを入れながら言うのを見て

「息子を殺す気か⁈」と怒鳴り声をあげるリック。

「もう少しだ!早くしろ!」治療中のハーシェルも大声で指示を出す。

「血が必要だわ」と鹿狩り男の妻が看護師の役目をして血を取る準備をする。

ハーシェル「気を失ったな。」と言うと、意識を失い目を閉じたカールの腹部から弾を取り出した。

「取れたぞ、、、あと5つだ」と呟くハーシェル。

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包帯を巻かれ寝ているカールに聴診器を当てるハーシェル。

「血圧は安定してる。」

リック「妻に知らせに行かないと。何も知らないんだ。ローリを呼ばないと」と言いだした。

ハーシェルは血液が必要だからリックにはいて貰わないと困ると言い、代わりにシェーンに行かせろと話した。

シェーンが「俺が連れてきてやる、心配するな。お前は務めを果たせ」と言うと、

リックは「務めって?」と聞く。

シェーン「息子の側にいる事だ。血液が不要だとしてもここを離れるべきじゃない。息子の身に何かあったら、、、お前がいない間にカールが死んだりしたらお前は自分を一生許せず、ローリにも恨まれるんだぞ」とリックの顔を覗きこんだ。

「そうだな、その通りだ」とリックが言うと

「そうだ、俺はいつも正しい、、、お前が入院してた時、もう助からないと思ったよ。でも、ローリは助かるッて信じたんだ。本当に強い女だ。今度はお前が強くならなきゃ」とシェーン。

その言葉を聞いてリックの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。

「カールの回復を信じて心を強く持つんだぞ。いいな?大変なことは俺に任せろ」とシェーンが言うとリックは「わかった」とうなづいた。

ハーシェルがドアを開けて「ひとまず危機は脱したが、破片を取り除かねば行かん。残りは深い所に埋まってるようだ。それに内出血のせいで腹部が膨らみ血圧が下がってるから、どうも破片が血管を傷つけてるんだろう。開腹して破片を取り出すために、あの子をじっとさせないと、、、暴れると動脈に傷がつきしんでしまう。意識を失わせないといけない、、、だが、それだと呼吸が出来なくなり悪い結果を招く。だから、人工呼吸器がいる。」と深刻な状況説明をした。

「他には?」とリックが聞くと

「チューブに追加の手術用具、布に縫合糸も、、、」と話すハーシェル。

鹿狩りの男が「最寄りの病院がダメなら高校は?」と聞いてきた。

ハーシェル「それは私も考えた。緊急避難場所に物資があるはずだ」

鹿狩り男「奴らがいて近づけなかったけど今は平気かも?」と話す。

シェーンが行くと言うとリックが1人には出来ないと言い出した。

シェーン「俺に任せろ!必要な物のリストと地図をくれ!」と言うと

鹿狩り男が「地図はいらん、俺が案内するさ。8kmくらいの場所だ」と言った。

「ダメよ!」と妻の看護師をしていた女性が止めた。

「考えてる暇はない、俺には責任があるんだ。ただ待ってるなんて出来ないよ」と妻に打ち明ける鹿狩り男。

シェーン「本気か?」

鹿狩り男「物資の区別がつくか?」と聞くと「いや、ムリだ」とシェーン。

「俺は救命士の経験がある。直ぐに物資を調達する必要があるし」と鹿狩り男はいった。

「ありがとう」とリック。

「あの子が元気になったら身の上話をしてくれ。物資を調達しに行こう」と言う鹿狩り男。

突然マギーが口を挟んだ。「ねぇ、奥さんはどこにいるの?」

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森の中をまだ歩いてるローリ達5人。

ダリル「日が暮れるから引き返そう」と明日また捜索することを約束した。

ハーシェルの家から出てきたシェーンと鹿狩り男。

看護師と抱き合い別れを惜しむ鹿狩り男に、リックが自分のコルト(ピストル)を黙って渡す。

「良い銃だ、、、大切に使うよ」と言ってトラックに乗り込む。

シェーンに「頼むぞ、相棒」と鹿狩り男が言うと、シェーンはフーンと言う顔をしながら「どうなることやら?」と言う。

トラックが出て行くのを見送るリック、ハーシェル、看護師の女性。

「バッテリーもあったし、ピンク色のジュースを見つけたよ」とキャンパーに寄りかかり動かないTドッグに話しかけた。

「あとナイフにギターも、ギターはグレンにやろう、弾くはずさ」と話すデールに

「鎮痛剤とタバコだけ」とTドッグが説明すると「なぁ、これで良いのか?仲間は森で女の子を探してる。俺たちは弱者扱いだ。そうだろ?爺さん」と言って来た。

「まだ64歳だぞ!」とデール。

「そうだな。だが、俺は黒人だ!そのせいで立場が危うい」とTドッグ。

「何を言うんだ?」と呆れるデールに

「白人は保安官2人に兄貴の事で俺を恨んでる男がいる。リンチにされるのは誰だ?」と怒り出すTドッグ。

「冗談はよせ!保安官は俺たちと上手くやってるし、ダリルなお前の命を救ってくれた!何度もだぞ!」とたしなめるデール。

「じゃ、アンドレアは実の妹を殺した。 それに自殺しようとしてた。」とTドッグ。

「彼女は苦しんでいるんだよ、それがどうした?」とデールが聞く。

「みんな苦しんでるさ、目を開けてみろよ、俺たちは地獄にいるんだ、さっさと出発しようぜ!逃げ出すんだよ!ここにいたら奴らのエサになっちまう!ふたりで出発しよう!戻って来る前に!」と言い出すTドッグ。

興奮するTドッグを見て頭を触るデール「ひどい熱じゃないか!薬をよこせ!」とTドッグから痛み止めの薬をもぎ取り、熱を下げる為に数錠だして飲ませてやる。

森の中を歩く5人は、あと90mくらいのところまで来た。

アンドレアが「直線距離で歩いてるより実際はもっと歩いてるわ」と文句を言ってると、至近距離までウォーカーが来たのに気づかなかったせいで襲われる。

「助けて〜!」と叫ぶアンドレアはウォーカーの頭を刺さずに体をナイフで刺した為に、倒せない。

尻餅をついてしまい後ずさりしながら後退するアンドレア。

気がついた4人がこちらに向かって走って来るが間に合いそうもない、、、もう、ダメ、

そこへ馬に乗ったマギーが現れ、木刀でウォーカーの頭をぶっ叩き、吹っ飛ばした。

「ローリは?ローリ・グライムスは?どこ?」と5人に向かって話すマギー。

「リックが待ってる!カールが撃たれたの!リックには貴方が必要よ!」と叫ぶと、ローリは自ら走り出て馬の後ろに乗る。

「おい、おい、知らない女だぞ!馬に乗るのは危険だ」と止めるダリル。

マギーは目の前にいるグレンに馬の上から「道路が塞がってんだって?道を引き返してグリーン農場に来て!そこにいるわ!」と叫ぶ。

グレンはびっくりしながらも「う、うん、わかった!」と返事をした。

「ヘイヤ!」と掛け声と共にローリを乗せ馬を走らせて行くマギー。

唖然とする4人がその姿を見ていると、マギーにダメージを受けたウォーカーが「グルルル」と起き上がった。

「うるせぇ!」と言うとダリルがボウガンで頭を射る。

 

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デールは話を聞いて何事だ!と驚く。

そして、グレンからアンドレアがウォーカーに襲われた時に、迎えに知らない女が来たと言ったので心配して「大丈夫か?」とアンドレアに聞いたが首を振って、黙ったまま彼女はキャンパーに乗り込んだ。

リックはポーチに出て農場の景色を見てる。そこへハーシェルも出てきた。

「美しい場所だね」とリック。

「先祖代々100年間も住んでるよ。」とハーシェル。

「何て静かで自然豊かなんだろ!ラッキーだなぁ」とリックが言うと、ハーシェルは「私達も傷を負ったよ。友人、隣人を失い、妻と義理の息子は奴らにやられて死んだ。」と打ち明けるハーシェル。

リック「残念だ」

ハーシェル「娘達が無事だった事に感謝してるよ。ここにいるのは残された人間だ。心の傷が癒えるように祈ってる」と言う。

それを聞きリックは「俺たちはCDC疾病対策センターにいたんだ。あそこは消滅した。だから治療法はもうないんだよ」と説明。だが、ハーシェルは、

「そんなの信じないよ。エイズ患者の出現に人々は混乱した。人間は疾病と戦って来た。病気にやられてはやり返して来たじゃないか。自然治癒力で回復出来るはずだ」と楽観的なことを言う。

「そう信じたいが、、、」とリックは口ごもる。

そこへ、馬に乗ったマギーがローリを連れて戻って来た。

駆け寄るリックに泣きながら抱きつくローリ。

部屋の中に入るとショックを受けるローリは、カールのベッドに走り寄り、眠るカールの両頬を包み込みながら「可哀想に、、、Baby.ベイビー大丈夫よ。ママがそばについてるから、、、助かるわ。家族みんな助かるからね。」とカールに囁きながら、リックの手を掴んだ。

眠っているカールに輸血するリック。

「輸血は何回目?」とローリが聞く。

「まだ2回さ」と答えるがリックの顔は青ざめている。

「この子も入院中あなたに血をあげたがったわ」とローリ。

微笑むリック。だが、フラフラしてまともに歩けずローリの支えがないと歩けない。

ハーシェルがリックにジュースを持って来てくれた。

ローリが「シェーンと鹿狩り男が戻って来たら、、、」と言うとハーシェルが「オーティスだよ」と名前を教えた。

「オーティスね。息子を撃ったバカね」と半ギレで言う。

あれは事故なんだよ、と説明するハーシェルにローリは「今はふざけた奴としか思えないわ」とキレる。

「戻って来たらあなたが手術を?この手術はしたことがあるの?」と聞くローリ。

「ある程度はね」とハーシェル。

「ある程度ってなに?」とローリ。

「医者を選んでる場合じゃないだろ?」とリックが止めてもローリは質問を続ける。

「あなたは医者なの?」とローリ。

「Yes.Mumもちろんだよ。でも獣医だ」とハーシェル。

「は?軍医じゃなくて獣医?」と唖然とするローリ。リックもびっくり。

「ちょっ、ちょっと座るよ」とリックはフラフラして椅子に座り込む。

「今までこの手術したって、相手は牛とかでしょ。あなたには無理よ!」とローリは反対する。

「では、他に誰が?」と冷静なハーシェルは、静かにローリに聞いた。

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高校についたシェーンと鹿狩り男オーティス。

高校の周りをパトカーや救急車やらクルマが取り囲んでいる。その向こうに沢山のウォーカー達がうごめいていた。

オーティス「道の向こうに医療車の文字が書いてある車が見えるだろ?」とシェーンに尋ねる。

見るとウォーカーの先に停まっていた。

「あの中に物資が?」とシェーン。

「イェーイ!」とオーティス。

「ここを離れるのは嫌よ!」とキャロルが反対していた。

デールが仲間と離れ離で心配で皆が弱っているからリック達に合流しようと説得していたのだ。

キャロル「娘が戻って来るかもしれないじゃない。」

アンドレア「確かにその時、誰も居ないのはマズイわ」

ダリル「そうだ、明日、移動する時には大きくメッセージを書いて残して行くんだ。で、物資も集めておいて行こうぜ、今夜は車内に泊まろう」と優しく話した。

デール「私も残るよ」と言うと、

キャロル「2人ともありがとう!」と涙を拭いた。

アンドレアも残ると言ったので、グレンも「俺も!」と言うと、デールはキャロルの車でリックの所へ行けと言う。

「何でいつも俺なんだよ!」とふて腐れるグレンに、デールはTドッグの怪我の手当てをしないと血液感染してる傷が命取りになるから農場を探して抗生物質を与えろ、と説明した。

それを聞いたダリルがバイクにぶら下げていたレジ袋を取って来て

「兄貴の荷物をあさろう!」と中身を出し始めた。

デールが「何故今まで黙っていた?」と聞く。

それには答えずにダリルは、「覚醒剤は役に立たんな、、、鎮痛剤があったぜ、あと抗生物質も!」とポンポン、デールに投げ渡した。

「良く効くぞ!兄貴が飲んでたな」と言うダリル。デールは笑った。

その頃、真っ暗になった高校で車の影に隠れながらシェーンとオーティスが物資がある車に行く準備をしていた。

パトカーから白煙灯をソーっと集めたシェーンが、ウォーカーの群れの真ん中めがけて3個放り投げて行く。

ウォーカー達は、白煙灯の光とおとにつられて移動、、、その隙にシェーン達は、フェンスを越えて医療車の中に乗り込んだ。

カールの血圧を測るハーシェルは血圧が下がって来たからいそがないと危険だと話した。

リック「この血を抜き終わったら俺も行って来る。帰りが遅すぎる、なんかあったんだ!」と言うリックを止めるローリ。

ハーシェルも「残るべきだ!今の君は血を抜きすぎてフラついてる。庭も横切れんよ」と止めた。

それでも行くと言うリックにローリは「泣いても喚いても良いけど、ここに残らなきゃダメよ。あなたが必要なの、、、カールにも、私にも。私だけじゃ耐えられないわ。無理よ。」と泣いた。

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シェーンとオーティスは、真っ暗な医療車に懐中電灯で物資を探す。

オーティスの指示で3本の大きなガラス瓶を取りリュックに入れた。

オーティスがハーシェルのメモを見ながら次々と必要な医療用具を集めて行く。「器官に挿入するチューブだ」とオーティス。

シェーン「やったぞ、行くぞ!」

一瞬、ドアを開けるのをためらうシェーン。だが、ドアノブを掴み開ける。

すると無数のウォーカー達がこちらに気がつき向かって来た。

「来い!こっちだ!」とシェーンが先頭に立ってオーティスも後をついて走る。

「よせ!来るな!」シェーンの行く手を別のウォーカーの群れが現れて阻む。

前に来たウォーカーをやっつけて進むシェーン。

「ダメ、ダメ!こっちに来るな!この中へ入ろう」とドア見つけ入ろうとするシェーン。だが、開かない。

反対側に進むと又ウォーカーが現れた。

シェーンはガラス窓をライフルで撃ち割って中に入り、ショーウィンドウのシャッターのような柵を占めて、たった1本の棒状の鍵を差し込んでロックした。

「クソ!」叫ぶシェーンとオーティス。

周りはウォーカーの群れに囲まれてしまい、ウォーカー達は柵の隙間から2人を襲うために腕を伸ばして来る。

ウォーカーの群れが押して来る為に細い棒状の鍵はグラグラと、今にも外れそうに揺れていた。

= Lyraの感想 =

冒頭シーンが小学校の保護者PTAぽいのがいる場所だから、一瞬「あれ、これWalkingDeadだっけ?」と確認したくなっちゃうね。

ローリもワンピ着て薄っすらルージュ引いてるし、、、「現実世界って普通こうよね?」と思い出してしまう。

まぁ、WalkingDeadの中では、汚い服を着て逃げ回っているのも現実世界なんだけどね。

シーズン1の第1話でリックが「ローリと喧嘩したんだ」とシェーンに話すシーンと同じ喧嘩をママ友に愚痴ってるんだよ、これ。ただ、2人の感情が違うのが凄くわかるシーンだ。

あの時、リックはローリが何を考えてるかわからないと愚痴りながらも、愛しているからどうにかしてやり直したいと思って悩んでるわけ。

だけど、今回のローリの愚痴は根が深い。リックに不満タラタラだ。

それだけならば喧嘩で頭にきてるだけと大したことがないんだが、「愛していたか分からなくなっている」のだ。

悪いことに、愛していた時を思い出そうと自問自答していても思い出せないとまで言ってる、、、つまり、愛していなかったことだ。

「あーあ、やっちまったな、この女」と思う同性が一体どれくらいいるだろうか?

まさに、ウォーキングデッドのファンのバッシングに合いそうなセリフと態度だ。

ドラマのローリは踏ん反り返って悪態を吐く。

ローリは、女性ファンに総スカンを喰らっている唯一のキャラクターと言っても過言ではない。

アメコミ原作の漫画も生意気な事を言ってるんだけど、ドラマはその数百倍の嫌味垂らしさを発揮する。

このメガトン級の嫌味垂らしさは、ローリ役のサラ・ウェイン・キャリーズの演技力があるせいなのか?良く言ってあげてだけど、、、。

あの瞬きなし、目見開き〜の、腕組みし〜の、踏ん反り返り〜の、がいけないんだろうね。

女性ファンが生理的に受け付けないだけなのかもしれないが、、、実際にウォーキングデッドファンの中には、サラ自身に文句を言う人もいたくらい。

それを、自らの演技力がある証拠と開き直っているサラさんは逞ましい。それくらい男気がないと女優業はやって行けないから、あっぱれだ。

そのファン全員を敵に回す演技は、カールの悲劇でますますパワーを増して行く。

「全力を尽くす」と言ってくれてるハーシェルに「獣医の癖に無理よ!」と詰め寄るローリ。

これ、母親だったら息子の命を助けたいから、皆同じことを考えるよ。

銃声がなった時も「1発しか銃声が聞こえないのは奇妙だ」とダリルに説明するローリ。

これもごもっとも!

夫と息子のいた方から聞こえてくるんだから妻ならば当たり前の心配だ。

「鹿狩りして弾が当たっただけだよ、ワザとじゃない」とハーシェルがオーティスの説明してたのに対して「馬鹿な男としか思えないわ」と言うローリ。

これもごもっとも!

自分の命より大切な子供を撃った人間に対して幾ら弁護されても「馬鹿な奴」にしか見えないのは当たり前だ。

そう、ローリはごもっともな意見しか言っていないのである。

ごもっともウーマン。

間違った事は、ほぼこのキャラはいっていない、クラスには1人はいる優等生キャラなんだわ。

だからか、鼻につくんだろう。

人間、正しいことを優しく言って貰えれば仕方なく理解出来るが、ローリみたいに踏ん反り返って正論を巻くしたてられても「ハイ、そうです」とは言えない人ばかりだからね。

忙しい毎日送っていたらそう簡単には受け入れられない。だから、優等生なごもっともウーマンのローリは、世界中のウォーキングデッドファンに嫌われているのだ。

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だから、リーダーとして公平でいようとする心の広いリックじゃなきゃ彼女を理解出来ないし、受け入れられないの。

勿論、ハーシェルも心が広い出来た方だから、ローリの怒りや悪態を大目に見てあげられるのよねぇ。

はぁ、ハーシェル出てきて心が和むわ〜。

お爺ちゃんぽいからってのもあるけれど、医者として敬虔なクリスチャンとして娘達の父親として包容力の塊みたいなんだわ、、、。

演技が上手すぎなんだろうけど、、、ハーシェルは、ローリとは真逆な人間ができてるオーラが出てます、出てます!

ローリも、ハーシェルみたいに愛に溢れた人間なんだよね、根っこは。

ただ、生き方が下手くそなキレやすい女なのよね。

ヒステリックになりやすいのは女にはありがちなんだけど、その発散の仕方がキツイ。

「人間力をあげないといかんよ、」とアドバイスあげたくなる感じの下手な不器用な女性です。

だから、こうやってローリのキャラ分析すると、女性や、母親や、家族思いの人間ならばローリの気持ちは理解できるのよ。

同情したくなる気持ち。

だから、「ローリ嫌い!性悪女」と言わずに見てあげてねん。

って、Lyraは何故ローリを庇ってあげてんだろ?あれ?

別にサラ自体もローリも好きでも何でもないんだがね(笑)。

カールが小さくて可愛い。

今すごく大きくなっちゃったから、余計にあの高い可愛い声がたまらなく母性本能をくすぐりますわ。

マミー!ダディー!ってもう、ハグしちゃう。

リックも若い。この時はリーダーとして自信がなくてやめたい、無理だ、と悩んでいた時だ。

こんなリックをローリは支えてあげなきゃ行けないのに、喚くからね。「リックみたいに愛してくれて、おまけに心が広いタイプの男性じゃなきゃ貴方は無理よ」とアドバイスしたいわ。

シェーンじゃ、無理なんだよ。あの人は自分勝手だから。

俺が!俺が!タイプがローリみたいなキツイ女とは合わない。

それが本能的にわかってるし、世界が滅亡しかけて、余計な邪念が取り除かれたから、ローリはリックとやり直す気になって行くんだ。

同じ女性のマギーが今回から登場!彼女は皆んなに好かれるキャラだ。Lyraもマギー大好き!

馬に乗って登場。グレンにもう指図してるのが笑った!

これからの2人に注目してね。

今回の話はカール救命の回なんだけど、じつはラブストーリーにも繋がってる話とLyraは見てるんで夫婦関係の話になっちゃったね。

そうそう、Darylなんだけど、この時の短髪が良いのよ〜。

優しいし、頼れるし、、、口悪いけど。^_^

あっ、でも、随分前に見たあん時は気がつかなったけどDarylってメチャ喋るよね!

昔はダリル、頭にくると喋るし文句ばっか言ったり、「兄貴スゲ〜!」とかやたら言ってたよね!

何で最近、喋らんの?

おかしくない?

色んな大切な仲間を失って無口になっちゃったのかもしれない。

でも、今みたいに映画の三船敏郎みたいにしなくて良いんじゃない?

ダリルの声聞きたいからシーズン2は楽しいわ。

又、Walking Deadの完全あらすじと本音レビュー書くからお楽しみに!

これ、ドラマ見直して書くのかなり大変なんだけどね。

Lyraも物好きよね。

また遊びに来てちょうだい。

*次回の【ウォーキングデッド シーズン2第3話】は、こちら!

 

また第3話も頑張って書くので、応援宜しくお願いします〜。

一緒に楽しみましょう♪

See You Tomorrow〜☆

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