Blue Öyster Cult / Don’t Fear The Reaper 和訳 & Red Hot Chili Peppers Live 解説

10月10日がドラムの日で好きなドラマーを1人に絞れなかったので、5人あげちゃいました。

そのうちの1人に Chad Smith ( Red Hot Chili Peppers) チャド・スミスを上げて、オモロイVideoも上げたら、中でまさかの選曲をして来たので今日はそれを和訳する〜 ♪  おまけに10月25日はChad’s Birthday!

Happy Birthday,Chad !

今日 Lyraが和訳するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランド、ストーニーブロック出身のハードロックバンド Blue Öyster Cult ブルー・オイスター・カルト。

BÖCとも省略される。1967年結成し、Heavy Metalの基礎を築いたとも言われている超大御所バンド。

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デビューするまで苦労した彼らは、バンド名を数回変えたり、メンバーの入れ替えも激しいバンドで、その度に音楽性も様変わりして行く。

その変貌を遂げる最中に、今現在のHeavy Metalのイメージや音楽性を築いていき、いつの間にかHard Rock, Heavy Metalの礎を築いてしまったと言う不思議なバンドだ。

現在も活動中の Blue Öyster Cult。

彼らの代表曲と言うと、「Godzilla」「Burnin’ for You」など数々あるが、1番印象的で、かつヒットした曲と言えば、今日Lyraが和訳した【(Don’t Fear) The Reaper】だろう。

1976年7月にリリースされ、アルバム『Agents of Fortune】に収録されている美しい曲だ。

Popさも感じるメロディとは真逆な歌詞でも、、、。(邦題初めて知りましたが『タロットの呪い』何故?)

おまけにRed Hot Chili Peppers が、この曲を選んでプレイしたってのも何か彼ららしいなぁーと感じざるおえないサウンドだよん。

詳しい解説は、Lyraの和訳の後にお話ししましょう。

 

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“Don’t Fear) The Reaper” is a song by American rock band Blue Öyster Cult from the band’s 1976 album Agents of Fortune. The song, written and sung by lead guitarist Donald “Buck Dharma” Roeser, deals with eternal love and the inevitability of death. Dharma wrote the song while picturing an early death for himself.

 

All our times have come
Here but now they’re gone
Seasons don’t fear the reaper
Nor do the wind, the sun or the rain, we can be like they are
Come on baby, don’t fear the reaper
Baby take my hand, don’t fear the reaper
We’ll be able to fly, don’t fear the reaper
Baby I’m your man
La, la, la, la, la
La, la, la, la, la
Valentine is done
Here but now they’re gone
Romeo and Juliet
Are together in eternity, Romeo and Juliet
40, 000 men and women everyday, Like Romeo and Juliet
40, 000 men and women everyday, Redefine happiness
Another 40, 000 coming everyday, We can be like they are
Come on baby, don’t fear the reaper
Baby take my hand, don’t fear the reaper
We’ll be able to fly, don’t fear the reaper
Baby I’m your man
La, la, la, la, la
La, la, la, la, la
Love of two is one
Here but now they’re gone
Came the last night of sadness
And it was clear she couldn’t go on
Then the door was open and the wind appeared
The candles blew then disappeared
The curtains flew then he appeared, saying don’t be afraid
Come on baby, and she had no fear
And she ran to him, then they started to fly
They looked backward and said goodby, she had become like they are
She had taken his hand, she had become like they are
Come on baby, don’t fear the reaper

 

俺たち皆んなの時代が来たぜ
ここにあるのにさ、皆んな行っちまった
季節の方は、収穫者や風が吹くのになんてビビっちゃいないさ
太陽か雨、
俺らだってそんな風になれるぜ
気にすんなよ、死神なんて怖くないよ
可愛い奴だな、俺の手を取れよ
気にすんなよ、死神なんて怖くないよ
俺たち2人なら空だって飛べるぜ
気にすんなよ、死神なんて怖くないよ
ベイビー、俺はお前のものだよ
ラ、ラ、ラ、ラ、ラ
ラ、ラ、ラ、ラ、ラ

 

ヴァレンタインは祝い終わったな
ここにあるのに、奴ら皆んな出て行っちまった
ロミオとジュリエットは、永遠に一緒さ
ロミオとジュリエット
40000人の男女は、毎日ロミオとジュリエットみたいに一緒だよ
ほかの40000人は、毎日ロミオとジュリエットを再定義してるようだ
ほかの毎日やって来る40000の男女みたいに、俺らもあんな風になれるよ
気にすんなよ、死神なんて怖くないよ
可愛い奴だな、俺の手を取れよ
気にすんなよ、死神なんて怖くないよ
俺たち2人なら空だって飛べるぜ
気にすんなよ、死神なんて怖くないよ
ベイビー、俺はお前のものだよ
ラ、ラ、ラ、ラ、ラ
ラ、ラ、ラ、ラ、ラ

 

2人の愛が1つになっている
ここにあるのにさ、皆んな出て行っちまった
悲しみの夜にまたやって来た
彼女が続けられないのは明白だった
すると扉が開き、風が吹き現れた
蝋燭の炎を吹き消すと消え去った
カーテンがヒラヒラと舞うと奴が現れた
怖がるなよ、て言ってるぜ
怖がるなよ、ベイビー
彼女にはもう恐れなどなかったよ
彼女は奴の所に駆け寄った
そして2人は空に舞い上がって行ったよ
2人で過去や街並みを見て言った
さようなら

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ついに彼女は、彼らみたいになっちまったんだ
彼女は、彼の手を掴んだ
彼女は、彼らみたいになっちまったんだ
気にすんなよ、死神なんて怖くないぜ

 

Songwriter: Donald Roeser
Translator: Lyra Sky和訳

 

https://youtu.be/oF7mP2LASCo

始めてこの曲を聴いた時は、「本当に、あのBlue Öyster Cultの曲なの?」って驚いたのを覚えている。
だってHeavy Metal へビーメタルの元祖とか、Hard Rock の基本みたいなバンドとか言われているバンドだよ?
それが、こんな綺麗なメロディ奏でちゃうの?
まるでAORじゃない?
西海岸サウンド?
ビーチボーイズ?
Mamas & Papas?
日本のGS ?
なーんて思ってしまったよ。
ただ歌詞は、爽やかさを感じるお洒落なサウンドとは真逆だ。
愛の歌ではある。
が、そこには死が待っていたと言う悲劇的な歌だ。
悲恋ではなくて、死を受け入れたラブソングだ。
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この【Don’t Fear The Reaper】を作詞作曲したのは、リードギターの Donald “Buck Dharma” Roeser ドナルド “バック・ダーマ” ローザーだ。
誰にでも訪れる死と、それを恐れる人間の愚かさを描いている。
もともとは、Donaldの空想(妄想?)がアイデアだ。
それは「もし俺が若くして死んだらどうなるんだろう?」と言うものだ。
誰しも、一度は想像したことがあるんじゃなかろうか?
その一般ピーポーまたは、普通に中ニ病的な空想を深めて、病かなにかで若死にしてしまう話にしてプラス恋愛話を混ぜたのがこの【Don’t Fear The Reaper】なのだ。
Donald自身がインタビューで言っていたのは、この大ヒット曲が「基本的なラブソングだ」と言うこと。
だから、聴きやすい美しいサウンドにしたんじゃないか?とLyraは考えていて、おまけに、Donald がいう「肉体的な存在を超越した愛を描きたかった」と言う言葉から、黄泉の国に連れていかれる、不思議な歌詞にしたのではないかと断定したい。
つまり、肉体は滅びても愛情が永遠に続く愛情をDonaldは描いたのだ。
「あー、だから、2番目の歌詞に「Romeo & Juliett ロミオとジュリエット」というシェークスピアで有名な悲恋を歌詞に入れ込んだのであろう」と納得してしまった。
「Romeo & Juliett」はご存知のように、まだ14歳くらいの若い男女が恋してはいけない相手に恋をし、互いに燃え上がり、永遠の愛を誓って結ばれたラブストーリーだ。
問題は終わり方よね!
ハッピーエンドになるところが、互いのお家騒動や、若者同士の闘争(今で言うギャング争い。日本だとチーム?チームなの?) 、そして、スマホがない中世の英国で有りがちな連絡の遅延 (イギリスは未だに連絡遅延あるけどね、水道屋も救急車もマトモに来たことがない) のせいで、2人の駆け落ち計画はオジャンになり、行き違いで2人とも天国へ行ってしまう。
それも相手が死んでしまったと言う早トチリの誤解から、「2人の愛は永遠よ、貴方の元へ行くわ」と2人とも自害してしまうのだから、浮かばれない。
「もう〜ちゃんと、調べようよ、連絡ミスはなくそうよ」と突っ込みたくなるが、燃え上がり愛し合う2人が純粋な故、世界中では美しくも可哀想なラブストーリーとして知られているのが「Romeo & Juliet ロミオとジュリエット」なんだ。
この美しくも儚い = 可哀想なラブストーリーをDonaldは、利用したのよね、、、
ただの死を歌う曲よりも、永遠の愛をも歌いあげる曲にすれば、【Don’ t Fear the Ripper】にも永遠性が生まれると考えたんじゃないかな?
だって、誰しも永遠の愛を求めているから。
そして、死は怖いものだが、そこに変わらない愛があれば、どんな人間であっても死神でさえ怖くないだろう。
だからこの【Don’ t Fear The RIpper】は、未知なる黄泉の国のイメージと永遠の愛を描いた不思議なラブソングになったのである。
そして、この狙いは当たった。
1976年リリースした『Agents of Fortune』からシングルカットされてすぐに、この【Don’t Fear The Ripper】は、ハードロックなのに全米チャートTOP12位と言う快挙を成し遂げゴールドディスクまで獲得してしまう。
当時のアメリカ(全世界にしても) ハードロックやヘビーメタルの部門がチャートに入ると言うことは、皆無だっだらしいから、いかに、この【Don’t Fear The Ripper】と言う曲の魔力があったかがお分かりいただけるだろう。
そして、その不思議な魅力をAnthony (RedRed Hot Chili Peppers レッドホットチリペッパーズ ) は理解していて、わざとTVの収録で披露したんだとLyraは考えているよ。
Anthony は意外性が好きな人。
それに、美しいメロディが好きな人だからだ。
あのファンクメタルであり、ミクスチュアロックのRed Hot Chili Peppersがまさか、オールドロックのHard Rock Band である Blue Öyster Cult の ヒット曲を持ってくるとは思わないじゃない?

意外性、、、してやったり、と思ったんじゃないかな、Anthonyもメンバー全員も!

( ◠‿◠ )

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1967年、サンディ・パールマンが、自作の詩「The Soft Doctrines Of Imaginos(イマジノスの柔らかな経典)」の世界観を、ロックによって表現するというコンセプトで、協力者アルバート・ブーチャード(B)とともにニューヨーク市のロングアイランドで結成したのが、Blue Öyster Cultの始まりだ。

結当初バンド名は「Soft White Underbelly」パールマンはマネージメントを担当し、ブッキングやレコード契約を速やかにまとめていたが、自作の詩をバンドのオリジナル曲の歌詞にしたり、バンドの世界観にも影響を与えたため、バンド加入。

1968年、エレクトラレコードの反応が悪く、アルバムの発売は中止。

バンドはシンガーを交替させ、エリック・ブルーム(Vo/G)になったり、1969年 フィルモア・イーストの舞台に立つも評判は良くなかったりと散々だった。

そこで、パールマンはバンド名変更を決定。「オアハカ」「ストーク・フォレスト・グループ」など短期間にバンド名を入れ替え、1970年やっとBlue Öyster Cultに落ち着く。

1972年、「コロムビア・レコード」から『Blue Öyster Cult』デビュー。変形十字のシンボルマークもこの時から使用が開始。

アルバムはビルボード200にチャートインし、バーズやアリス・クーパー、マハヴィシュヌ・オーケストラらと盛んにツアーを行って知名度を上げ、

レーベルは彼らをアメリカ版ブラック・サバスとして売り出そうと試み、『Tyranny and Mutation』(1973)、『Secret Treaties』(1974)とコンスタントにアルバムをリリース。

ライブ・アルバム『On your feet or on your knees』(1975)の好調なセールス、

このアルバム題名となっている’On your feet or on your knees!’を冒頭でMCとして叫んでいるのはニューヨーク・パンクの礎の一人でもあるパティ・スミスである。

当時としてはLP盤2枚組の高価なセットであったが、N.Y.でのアンダーグラウンド系ロックの記録として未だに評価が高い録音であり、スタジオ録音のB.O.Cとは趣が異なる演奏が聴ける名作である。

次いで代表作ともいえるこの『Agents of Fortune』(1976)をリリース、シングル「(Don’t Fear) The Reaper」が全米12位まで上昇し、アルバムはゴールド・ディスクを獲得する。

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この後、名作『Spectres』(1977)では、ゴジラをテーマにしたシングル「Godzilla」が、エリック・ブルームによる日本語ナレーションを挿入したり、

ライブ・アルバム『Some Enchanted Evening』(1978)をリリースし、プラチナ・アルバムを獲得。

中々上手く行かなかったスター街道をまっしぐら。

Blue Öyster Cult = Heavy Metal の元祖というイメージ戦略もうまく行き人気を博していくのだ。

不思議な死神を出すことで、愛し合う永遠の愛を誓った2人に神秘性を与えている、、、それが、この曲【Don’t Fear The Reapea】の歌詞の意味であり大ヒットした理由なのである。

だからと言ってサウンドは全くおどろおどろしくないから、不思議ワールドや、魔術的雰囲気が好きじゃない人でも「良い曲ねー」と受け入れられますよん。
アメリカンサウンドを味わいたい人や、ロックでもキャッチーなサウンドを求めてる人はBlue Öyster  Cultのルックスは無視して(笑)、是非聞いてみるべきです。
きっと貴方の欲求を満たしてくれる王道なアメリカンロックを聞けるからねっ。
不思議ワールドが好きな人は、是非歌詞を読むと楽しいからやってみてね。
「わからんわ〜、歌詞」ならば、またLyraが和訳しましょう!
で、ついでにRed Hot Chili Peppersがこの【Don’t Fear The Reaper】をカバーした時の映像あげとくね。
初めに話したようにドラマーの日にLyraがChad Smithを紹介したの、こんな感じにね、、、

Lyra’sFavorite drummer’s time!

I’ve written RHCP articles on my blog. Coz love them,feel freedom& intelligence in Crazy!

Chadは幸せ音を出せる人

#chadsmith #redhotchilipeppers #rhcp #willferrell

#ドラムの日 #ドラムの日2018 #drumsday #dayofdrums

October.10.2018.

面白いよねぇー!

やっぱRed Hot Chili Peppers大好きだわ❤️

Will FerrellとChadがそっくりさんなのは昔から有名だから、このドラム合戦がかなりウケ狙い。でも似てる〜。

最後はAnthony,Flea,Joshが出て来てはちゃめちゃなコメディ番組らしくフィニッシュです。

と、Blue Öyster Cultの和訳と解説して来たのに、ラストはRed Hot Chili Peppersへの愛を露わにするLyraであった!

だって、好きなんだもーん!

Red Hot Chili Peppers の和訳と解説を何回も書いてあるから、読んでねー!

また明日〜 ♪

See you tomorrow‼️

 

Blue Öyster Cult (often abbreviated BÖC or BOC) is an American rock band formed in Long Island, New York in 1967, whose most successful work includes the hard rock songs “(Don’t Fear) The Reaper”, “Godzilla”, “Burnin’ for You” and “Shooting Shark”. Blue Öyster Cult has sold over 24 million records worldwide, including 7 million records in the United States alone. The band’s music videos, especially “Burnin’ for You”, received heavy rotation on MTV when the music television network premiered in 1981, cementing the band’s contribution to the development and success of the music video in modern popular culture.

= Backgrounds of song =

“I felt that I had just achieved some kind of resonance with the psychology of people when I came up with that, I was actually kind of appalled when I first realized that some people were seeing it as an advertisement for suicide or something that was not my intention at all. It is, like, not to be afraid of [death] (as opposed to actively bring it about). It’s basically a love song where the love transcends the actual physical existence of the partners.”

 — Buck Dharma, 

The song is about the inevitability of death and the foolishness of fearing it, and was written when Dharma was thinking about what would happen if he died at a young age. Lyrics such as “Romeo and Juliet are together in eternity” have led many listeners to interpret the song to be about a murder-suicide pact, but Dharma says the song is about eternal love, rather than suicide. He used Romeo and Juliet as motifs to describe a couple believing they would meet again in the afterlife.He guessed that “40,000 men and women” died each day, and the figure was used several times in the lyrics; this rate was 100,000 off the mark.

Personnel

  • Eric Bloom – guitar, percussion, backing vocals
  • Donald “Buck Dharma” Roeser – guitar, synthesizer, percussion, lead vocals
  • Allen Lanier – keyboards, guitar, bass
  • Joe Bouchard – bass, piano
  • Albert Bouchard – drums, acoustic guitar, percussion, harmonica

with:

  • Michael and Randy Brecker – horns. Their contribution appears only on the extended album track and was edited out of the released single.
  • David Lucas – backing vocals, keyboards, percussion, cowbell

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