前にお話したスウィートアーモンドが初心者コースならば、こちらは上級者向け。
そんなオーガニックなオイルを紹介します。
使い方さえコツが掴めれば、万能薬になりますよ。
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万能薬になるオイルは、キャスターオイル(ひまし油)です。
その中でも、使いやすくお手頃価格で品質が良いキャスターオイル、
Heritage Products, トウゴマ(The Palma Christi), ヒマシ油, 8液量オンス(240 ml)
を紹介したいと思います。
アロマオイルが好きな方ならば、「キャスターオイル」と言う名前を聞いたことがあると思いますし、実際に使ってオリジナルオイルを作っている方もいるでしょう。
日本では「ひまし油」と呼ばれ、昔から家庭療法に使われて来たオイルです。
キャスターオイル=ひまし油とは?
少し、「キャスターオイル=ひまし油」について説明しておきますね。
ひまし油(ひましあぶら、ひましゆ、蓖麻子油)は、トウダイグサ科のトウゴマの種子から採取する植物油の一種。
昔から、工業原料や医薬として使われて来ました。
成分は、
リシノール酸 85%~90% (ω9系)
オレイン酸 2%~6%
リノール酸 1%~5%
リノレン酸 0.5%~1%
ステアリン酸(飽和脂肪酸) 0.5%~1%
パルミチン酸(飽和脂肪酸) 0.5%~1%
ジヒドロキシステアリン酸 0.3%~0.5%
その他 0.2%~0.5%
この中で、ひまし油の最大の特長とも言えるのは「リシノール酸」です。
このリシノール酸は、キャスターオイル(ひまし油)以外に、多く含まれる植物オイルはなく、この90%もリシノール酸が占めるというのが、キャスターオイル(ひまし油)が特別なオイルとして使われて来た所以なのです。
このリシノール酸により、キャスターオイル(ひまし油)は鎮痛剤や抗炎症剤として効果を発揮します。
●工業用
その優れた性状と潤滑性から初期の航空機用エンジンの潤滑油として使用される事が多かったが、エンジンの高出力化と熱と酸化への安定性の不足から第二次世界大戦の頃には航空機用にも使われていたほど。
現代では短時間でそのつど交換するレース用エンジンオイルやラジコン用のグロー燃料(オイルとして配合)などで使用されているそうです。
キャスターオイル()ひまし油を使った加工品としては、
石鹸(せっけん)、
潤滑油、
作動油、
塗料、
インキ、
ワックス、
耐低温樹脂、
ナイロン、
医薬品、
香水、
ポマード、
などの原料として用いられています。
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●医薬
伝統的に下剤として用いられ、日本薬局方にも収載されています。(医師によってはリチネと略記したり、ケニアのキクユ族はmaguta ma mbarikiあるいは単にmbarĩkiと呼び、皮膚の保護や軽い傷の手当をする際などに用いています。)
四体液説がベースにあり、傷みやすい肉を常食していたヨーロッパ・アメリカの伝統医療で下剤としてよく使われていたそうで、キャスターオイル(ひまし油)の服用は、千年近く正式な医療行為の一環だったのです。
とくにアメリカ北部では現在も万能薬のように扱われていたりします。
読書が好きな方は、もうご存知だと思いますが、アメリカでは昔、いたずらの罰として子供に飲ませることがあり、『トム・ソーヤの冒険』『若草物語』などの児童文学にそういった描写がありますし、アニメの『ポパイ』の恋人の女性オリーブ・オイルの兄はキャスター・オイル(Castor Oyl)という名であるが、ひまし油の英語名(castor oil)をもじっているんですよね。
Lyraが1番好きな作家、スティーブン・キング原作の映画『スタンド・バイ・ミー』を見た人は、多いと思いますが、原作にもあった、作家志望のお話を作るのが大好きな主人公の男子が作ったお話の中にも出て来たのを覚えていませんか?
主人公の作家志望の男子が作った話を仲間に話してくれと頼まれて夜中に話す作り話なんだけれど、、、ベリーパイの早食い大会を滅茶苦茶にしようと企む話の中のおデブな少年が、事前にキャスターオイル(ひまし油)を服用して、盛大に嘔吐し、他の選手もそれにつられて嘔吐し始め、みごと大会を混乱の渦に叩き込んだ、というものがありました。
アメリカやヨーロッパでは、当たり前に生活の一部として、キャスターオイル(ひまし油)は、万能薬として使われて来ました。
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Edgar Cayce療法が、民間療法としてメジャーになるきっかけ。
ギリシャではキャスターオイル(ひまし油)は体に塗る油として古くから用いられて来ました。
日本では、長らく”下剤”として利用されて来たり先に話した、商品や工業用に使われて来ましたしたが、
今のような日常生活によく使われる常備薬としてメジャーな存在になったのは、心霊治療家のエドガー・ケイシーの存在が大きいと言われています。
彼が提唱する、キャスターオイル(ひまし油)をフランネルに浸し、ヒーターを添えて体に当てて湿布するという「ケイシー療法」が、今のメジャーな広まりかたをしたきっかけと言われています。
つまり、ひまし油を使った温熱パックです。
エドガー・ケイシ―によるヒーリング・催眠療法において、もっとも重視されていた「体内毒素の排泄」。そしてひまし油は、その毒素排泄療法の中心アイテムです。ひまし油を含んだ植物油を使ったオイルマッサージによって、血行やリンパ液の循環が円滑になり、カラダのデトックスや病気に強くなれる免疫力の強化がされるそう。
効果があると言われる適用例としては、胆嚢炎、排泄不良、てんかん、肝硬変、肝不全、硬皮症、頭痛、虫垂炎、関節炎、大腸炎、神経炎、毒血症などがあります。
*エドガー・ケイシー(Edgar Cayce, 1877年3月18日 – 1945年1月3日)は、予言者、心霊診断家で、彼の思想は神智学協会に始まる近代の神智学の影響が濃く、現在のヨガやニューエイジの思想に影響を与えて来ました。
キャスターオイル(ひまし油)の使い方
使い方としては、以下の6つ
(1)外部塗布によるスキンケア
(2)外部塗布によるヘアケア
(3)その他美容への利用
(4)外部塗布用の薬としての利用
(5)その他の使い方
(6)デトックス
ひまし油の代表的な使い方をさらに細かく挙げると、、、
【1】シミ隠し
肌の傷跡やシミを薄くする効果があり、皮膚組織に直接浸透し、組織の成長を促しながら、傷んだ箇所を癒やすのを助けてくれます。
【2】肌の保湿
高濃度の脂肪酸が、皮膚に直接浸透し、乾燥によって傷んだ細胞を修復、皮膚の水分を復元する力があります。
【3】にきび肌の改善
キャスターオイル=ひまし油が持つリシノール酸には、その抗菌性、抗炎症特性によって、にきび菌を減らし、肌を改善してくれる効果が期待できます。
【4】いぼや皮膚の乾癬の除去
イボの治療にキャスターオイル=ひまし油は効果を発揮。
【5】皮膚の炎症を鎮める
日焼けあと、にきび跡、乾燥肌が原因の肌トラブルを癒します。コットンボールにひまし油を浸し、炎症のある個所に塗り込んでいきます。
【6】ストレッチマークの改善
妊娠せんやセルライトの修復、肌の弾力性の改善にも効果があります。
【7】髪の成長を促す
キャスターオイル=ひまし油には、健康な髪を育てるのに役立つオメガ9脂肪酸が!頭皮や毛根の消毒、その毛根まわりの血液循環も期待できるため、頭皮マッサージを定期的にすると良いそう。
眉毛、そしてまつ毛にも効果があるとされています。
【8】枝毛の修復
枝毛の防止、修復の力。痛んだ髪の先端部分に、直接オイルを数滴たらして使います。
【9】髪の保湿性
いつも使っているヘアコンディショナーにひまし油を少量加えて良く混ぜ合わせ、シャンプー後のトリートメントに使用すると保湿力アップ!
【10】頭皮感染症の予防
キャスターオイル=ひまし油の抗菌性を利用して、感染症をひきおこす病原体および微生物を減らす効果が期待できます。フケやかゆみを抑えます。
【11】若白髪の予防
髪の白髪化の防止にも役立つ。
【12】エージングケア
皮膚の気になる部分に適用することで、油分が肌の深くまで浸透し、水和性を保ってくれます。
【13】ネイルケア
長く健康で美しい爪を保つために、キャスターオイル=ひまし油をネイル、ペディキュアに利用。
【14】関節痛、関節炎を和らげる
関節炎によって引き起こされる痛みを和らげる力があり、民間治療法としてもよく使われるほどです。
柔らかい綿生地とビニール製のラップを使用した「キャスターオイル=ひまし油たっぷりの温パック」は、関節や組織の痛みを和らげてくれます。
【15】筋肉痛を和らげる
筋肉の痛みにも効果があるひまし油。痛めた筋肉の箇所に、キャスターオイル=ひまし油を少量だけ塗って、よくマッサージしながらもみほぐします。
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【16】傷の消毒、痛み止め
キャスターオイル=ひまし油が持つ抗菌性は、傷の治癒に有効。抗炎症作用もあるので、痛みを和らげてくれる効果が。
あと、お腹が痛いときに、キャスターオイルを湿らせた布やタオルを痛い部分に当てれば、痛みが和らぎポカポカして来ますよ!
【17】目の疲れ取り、ドライアイ
ゼリーのような粘性のあるひまし油をまぶたの上からそっと塗る。また、まつ毛にも少し塗ると、まつ毛ケアにもなります。*しかし、ひまし油が目の中に入らないように十分気をつけてください。
マッサージは、不眠症の改善にも役立ちます。
【18】痔
患部を小さくし、痛みを和らげる効果が。ヒマシ油を浸したコットンボールを使って痔の患部に塗っていきましょう。毎日複数回の塗布が効果的。
【19】水虫、たむし
抗菌性、ウンデシレン酸が水虫やタムシに効く。
【20】下剤
世界的に1番人気の使用法が下剤としての利用。古来から民間療法として広く使用されてきました。含まれるリシノール酸が、便通を導いてくれます。
【21】整腸剤、デトックス
腸内をデトックスするために、ひまし油をオレンジジュースやクランベリージュースに少量まぜたものを摂取したデトックスが今、人気。
ひまし油と牛乳や、ひまし油とオレンジジュース、ひまし油と生姜湯など、組み合わせて飲むとデトックス効果があります。*しかし、下剤にもなるキャスターオイルなので、使用方法を体調に合わせて使うよう気をつけましょう!
【22】ハサミや包丁を研ぐ潤滑油
はさみのための潤滑剤になります。包丁だと口に入る可能性があるので、はさみの利用にとても重宝。
Heritage Products, トウゴマ The Palma Heritage Christi), ヒマシ油,8液量オンス(240ml)がおすすめ!
これだけの効能があれば、使ってみたくなりますよね?
キャスターオイルは、意外とお高い !
それに種類も多く迷ってしまうと思います。
Lyraがオススメするのは、Heritage Products, トウゴマ(The Palma Christi), ヒマシ油, 8液量オンス(240 ml)です。
高品質なピュアなキャスターオイル(ひまし油)です!
内容量は、タイプが大中小あります。
初めて使うには、1番小さいサイズの240ml=8ozで良いと思います。
かなりの粘土と濃さがあるため、チョッピリの量でOKだから、なかなか、なくなりません(笑)!
少量からで充分。
因みに
小が、240ml → ¥540 ,
中が、480ml → ¥868 ,
大が、960ml → ¥1365,
と価格もiHerbならば、めっちゃ安 ‼︎
Heritage Products, トウゴマ(The Palma Christi), ヒマシ油, 8液量オンス(240 ml) の良い点は、
・ヘキサンフリー。
・常温抽出による、純粋な最高品質のオイルです。
・内服摂取OKなピュアオイル!
・動物実験なし!
・動物成分なし!
皮膚を滑らかかつ柔らかにしますし、傷や痛み止めなど、患部に当てて治癒をする健康増進パックとして最適です。
定期的な臨床検査により残留農薬がないことが証明済みで、環境に優しい製品です。
もちろん、飲んだり食べたりOKですよ!
こちらの、Heritage Products, トウゴマ(The Palma Christi), ヒマシ油, 8液量オンス(240 ml)だけでなく、オーガニックのオイルを販売しているこのHeritage Products車の製品は、全て、エドガー・ケイシ― リーディング(Edgar Cayce Readings)に基づいている商品です。
Lyraは、このキャスターオイル(ヒマシ油)以外にも、スウィートアーモンドオイル、オリーブオイルなど多数、購入して来ましたが、どれも品質が良く新鮮でヘビロテしています!
おまけに安いから、エドガー・ケイシー理念の云々なしに、シンプルに使える商品としてオススメしますよ。
是非、手にとって、そのまま、患部に塗り込んだり、
肝臓の治療として布に染み込ませて、患部に貼り温めたり、
手持ちの化粧水や乳液やクリームに数的混ぜて保湿力をアップさせたり、
デトックスでジュースに数滴いれて使うなど、オリジナルな貴方自身の生活に合ったキャスターオイルの使い方を楽しんで下さいね!
*iherbでお安くお買い物→【Heritage Products, トウゴマ(The Palma Christi), ヒマシ油, 8液量オンス(240 ml)】
キャスターオイル(ひまし油)は、三千年以上に渡り、世界中の多くの文化で使用されてきました。
ハーブの古い文献では、それはラテン語でキリストの手を意味する“Palma Christi”と呼ばれており、多くの治癒特性を有しています。
旧A.R.E.クリニックの医師たちは、ウィリアム・マクギャレー博士の指導の下、健康のあらゆる局面においてヒマシ油を使用していました。
【Heritage Products.トウゴマ(The Palma Christi), ヒマシ油,8液量オンス(240ml)】
ご使用の目安
パックの仕方:フランネルを浸し、腹部や他の領域に置きます。プラスチックでカバーし、(つまり、日本でのラップの事です。)よく吸収されるように熱を加えます。
他の用法:軟化や鎮静が求められる領域にマッサージください。
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