【Iggy Pop/ Beside You】和訳 イギーポップの極上ラブソング Hungry For You

素敵な笑顔のIggy。

暴れ回り、ステージを転げ回り、狂気を喰って生きているイメージが強いIggy Popだけど、実は笑顔がメチャメチャ可愛い。だから、スマイルの写真を載せたくて  Debbie Harry  (→ 【Blodmdie/ Call Me 和訳 『American Gigolo』 愛か?仕事か? 解説)と一緒の此方の写真にしちゃいました。

そしてIggyと言えば、”Godfather Of Punk”と呼ばれるくらいのワイルドガイ。

だが、これまたバラードは笑顔と同じく、とってもスウィートなの。

今日の気分は、大好きなGarage RockのIggyではなく、Iggyの温かい優しい歌声の方だ。

だからこの曲を和訳してロマンティックな気分になりましょう。

“【Iggy Pop/ Beside You】和訳 イギーポップの極上ラブソング Hungry For You” の続きを読む

Jimmy Eat World【The Middle】和訳 大どんでん返し Upset Win

 

何だコレ?涙が出てくるじゃん?

良くお買い物巡りをするLyra。先日サーフショップで物色中に、ああでもないこうでもないアドバイスしまくって騒いでいたら、この曲がかかった。その途端、気持ちが上がり「うわっ、懐かしい!」と叫んで皆で歌いまくり。

オマケにこの歌詞がもう、今の気持ちのツボというか、Jimmy Eat Worldのメンバー自身が自分達を奮い立たせるために歌っている歌詞だから、久しぶりに聴いて涙が出そうになったの。運命だわ。

泣いてしまう歌詞と言うのは人それぞれ。

ドツボってるような歌詞で泣く人もいるし、失恋の歌で号泣する人、愛を確かめ合うのに必死な歌詞でウルッと来る人…と人それぞれでしょう。

Lyraもラブソングや刹那い歌詞で好きな人の愛を再確認にして共感、ウルッと言うのが1番多いけど、それと同じくらい、真っ直ぐで、汚れのない気持ちを放つ、励ましの言葉や生きる為に相手を思いやるメッセージ性の強い歌詞に泣けてしまうのだ。

今日Lyraが和訳するこの曲が正にそれ。

聴いているとパワーが出てくるし、曇りがない真っ直ぐな言葉に、ついホロリと来て泣いてしまった。

聴いてる人のどれだけの人に届くかはわからない。でもこの真っ直ぐな思いは、下ばかり見て嘆いてる奴らの顔を、必ずや前へと向け、先へと歩むために必ずや歩みを即すパワーを与えるだろう。

それも気持ちの良い、このメロディに乗れば、必ずや誰かの胸に響き、助けるだろう。

大丈夫。

絶対に上手くいくよ。

“Jimmy Eat World【The Middle】和訳 大どんでん返し Upset Win” の続きを読む

【Royal Blood/ Typhoons】和訳 呪文 Goodbye Spell

計算された音を出す。

それだけでもCool。

だがそれだけだと洗練された大人サウンドで良いけれど物足りない。

だが彼らのサウンドは、計算されたシンセを多用した音に、これまたザクザクしたソリッドタイプのベースギターを前面にフィーチャーしているから、ただの計算された冷たい音でなく、ちゃんと人間の血が通ったエモーショナルな音になっていてロックを感じるのだ。

それにキーボードありきの曲がかなりレトロに感じてこの時代のバンドなのに、40年くらい前の音に聴こえてタイムスリップした気分にもなるから不思議。

今、流行りのWeekndやDua Lipaと同族の音。

それなのにLyraが大好きなDesert Sessionsとコラボしたり、QOTSA周りにチラチラと顔を出す。

ハードロックと、レトロポップの融合。つまり、良いとこ取りサウンドの出来上がりなのだ。

今日は、その良いとこ取りサウンドを出すRoyal Bloodが4年ぶりにリリースしたニューアルバムから、今の季節にピッタリ?な曲を和訳しちゃいましょう。

“【Royal Blood/ Typhoons】和訳 呪文 Goodbye Spell” の続きを読む

【Off To The Races/Lana Del Rey】和訳 ハイブリッド型ロリータが私 Lolita HYBRID

Happy Birthday Land Del Rey! I think it’s so great You’ve been Queen of Pops and hot heartthrob. Stay cool shining star from now on. May your birthday & every day be filled with love, peace and joy.

Lana Del Rey のBirthday だから今日はLanaの名曲の中から、ちょっと変わり種の最高にダークでダーティーな歌詞の曲を和訳解説しましょう。

Lanaの曲は色々な音楽が良い感じにごちゃ混ぜになっているから好きだ。

今まで和訳したLanaの曲は、どれも共感出来るし、たまに「Lyraの気持ちを歌ってくれているの?」と嬉しくなる事が多い。

今日紹介する曲の歌詞も、ヤバスギな相手との恋愛に溺れている姿が、何とも言えないくらい自堕落で命がけだから共感してしまう。

True Romanceが好きな人や、Bonny & Crydeを観て来た人(Lyraじゃんね)ならドンハマりする歌詞だろう。

ただいつものアコギやピアノが美しいサウンドでもなく、往年の50’sや’60’sの世界観を引っ張って来た通常版 Lana Del Reyではない。

彼女が自らをギャングスタのNancy Sinatra と言っていた、その言葉のままを体現したような歌詞とラップが聴ける変わり種のサウンド。だから、耳にした途端、違和感と興味の両方を抱いてしまう。

聴いたら気になって仕方ない曲なの。

そしてナバコフのロリータ並に、貴方を狂わせてしまうかもしれない。

ロリータのハイブリッドの登場だ。

“【Off To The Races/Lana Del Rey】和訳 ハイブリッド型ロリータが私 Lolita HYBRID” の続きを読む

【The Doors/ The Crystal Ship】和訳 水晶の舟の真実 Where Is The Crystal Ship Going?

Jim Morrisonは、The Doorsの顔であり、60年代後期のロックバンドの代表的な存在。

そして、あの時代のサイケデリック・カルチャーを象徴するバンドのフロントマンだ。

だがそれだけでは、Jimのことを言い表せないと思う。

本来のJimは、激しいステージ上の姿とは真逆の文学青年で、本を読み漁っていた創作意欲に没頭するセンシティブな人で、繊細な心を持つ詩人だった。そして、ロッカーと言うより、詩をつきつめる探究心旺盛な冒険家でもあると思う。

Jimの詩作の素晴らしさは、The Doorsの歌詞に表れている。それに何年かに一回、Jim Morrisonの詩を集めたものが本になるが、今年も又リバイバル、刊行されたように、詩人として認められる存在なのだ。

今日はしっとりしたバラードとして知られているThe Doorsのこの曲を和訳して、繊細なJim Morrisonの詩の世界をLyraと一緒に味わいましょ。

“【The Doors/ The Crystal Ship】和訳 水晶の舟の真実 Where Is The Crystal Ship Going?” の続きを読む