New Order【Blue Monday】和訳 詳しい解説 鬱病・パーソナリティ障害の歌 Depressive& Narcissistic Disorder

Joy Divisionを解説した後にNew Orderを載せるつもりが、この曲にするか【Regret】にするかで迷い結局2曲書いたまま3年間も放置していたと言う…体たらく。

The Walking Dead: Daryl Dixon】Season1 Episode2 の劇中で、この【Blue Monday】が、良い感じにアポカリプスの世界である排他的な空間を盛り上げるに最大効果を与えていた。だから「あ!書いたまま忘れてた!」と思い忘れてしまうのではなく、今、我が身に忠実に書いている次第です。

史上最大の売り上げを記録したこの【Blue Monday】の 12 インチは、ダンス ミュージック史における極めて重要な曲だ。

寒波の感情とドナ・サマーのディスコの影響を混ぜ合わせ生み出されたサウンドは、ドラムマシンと、うねるシンセ、そしてバーナード・サムナーの真面目なボーカルスタイルが合わさり、見事に爆発した。

一見したらJoy Divisionの時には皆無だった明るい日差しが見えている。その明るいサウンドに、虐げられた人間関係への愚痴を羅列していくので、恋愛のもつれの歌だと言える。

ちょっと軽く深読みすれば、和平すら築けない国々の争い事にもとれるだろう。

だがこれはJoy Division の時と何も変わらない曲なのだ。それは自己崩壊の歌。

内相的にズブズブとはまり込んで抜けられない人間の歌なのだ。

結局、人間は何も変われないのだ。

衝撃的な地獄の朝を迎えても。

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blink-182【One More Time】和訳解説 帰って来たblink-182!誓いと兄弟愛 I Miss You Bro

 

凄い歌詞だ。

こんなに真っ直ぐに「お前が必要」と言われたら、世界中のどこに居たって飛んでいくわ。

涙溢れて空を見上げる。

blink-182が帰って来てくれた。今日リリースなんて!もう既に私のハートを鷲掴みしてる。

生きる意味を本当に理解した奴らは強い。

そして何て美しいんだろう?

こんなに真っ直ぐで邪な気持ち、一つもないなんて。

飛んでいくよ。

私には羽根が生えているから、あの月を目指して。

今夜の月も綺麗ね。

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Dogstar【Everything Turns Around】和訳キアヌ侍、刀をベースに変え皆を幸せにする 解説 Samurai Changes His Sword Into A Bass To Make Everyone Happy

「自然体で生きていて格好いいから好き」とこの前Dogstarについて和訳&解説した時にチラッと書いたけど、それって中々出来ることではないと今更ながらに思った。

だらしなくなるでしょ、普通。

自分らしくって、ただの我儘になるでしょ、普通。

だがKeanu Reevesは、それをさらっと粋にこなしてしまう。

そう「粋」。

侍にも似た孤高な存在にも見えるKeanuの「粋」。それは悲しみをも乗り越えた慈悲に満ちた人間が辿り着いた領域に達したからかもしれない。

侍は刀をベースに変えて世界をまた回るらしい。

地味に地道にやっている姿は、天下のハリウッドスターとは違う彼の一面だけど、自分を貫く姿は変わらない。

その笑顔も。

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Måneskin【HONEY (ARE U COMING?)】和訳解説 昇天するわ!MTV Live Song

2017年にLyraのブログで Måneskinを取り上げてから6年経ったなんて!本当に時が経つのは早い。早すぎる〜マネスキンの活躍も物凄い速さで、ユーロビジョンで優勝してからはあれよあれよという間にステップアップして大ブレイク!

今や世界でNo.1のライブバンドに選ばれるまでになった。

日本でも去年の来日よりデカい箱でやるから大スターよね。

今日は9月1日にリリースのシングルをお届け。エロすぎる歌詞はDamiano Davidのお得意の小技を聞かせて小粋にメロディに乗っている。

ああ、これよ。

生きてるってこれなんよ!

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Dogstar【Breach】和訳 キアヌ・リーブスのバンドDogstarについて Keanu Reeves’ Mind

胸騒ぐカルチャーを思い出せてくれる音で、Dogstarを聴いてると涙腺緩んでしまう。

最近ファッションでグランジ〇〇とか、〇〇グランジとか持て囃されている。取り上げられたり、再燃するのは嬉しいが、あの時代の文化やサウンドを愛している人間の1人としては、あれは違和感がありすぎてね…

ヴァージョンUPするような効果を与えていたり、新しいものを掛け合わせて進化してるならば良いのだが、あれではGrungeの良さを消してしまっている。だからモヤモヤ。まあ、好みの問題なだけなので気にしないでいただきたい。ただ単に偽物臭がして受け付けないだけだ。

このDogstarは、リアル・グランジ。偽物ではない。

あの時代のど真ん中を通って来た人達であり、当時も活動していたのだから偽物な訳ないのだ。

でもね、はっきり言ってバカ売れはしていないバンド。LyraはDogstarのCDを全部持っているが、もう見るからに地味。ジャケットにしてもイメージ的にも良く言えば、自然体でラフ、Lofiな感じ。

ただリアルに言うと売れ線ではないアメリカンロックなバンド。だからマイナー過ぎてセールス的にはイマイチだったのがわかる、個人的にはGrunge通ったアメリカンロックバンドは大好きだ。だが、売れないと続かないし(他の仕事が入って来るから) 解散したのも頷ける。

それが今年再結成したのだから驚いてしまった!23年ぶりらしい。

愛しのKeanu Reevesのバンド。まさかまさかの再結成→ いきなりアルバム・リリース決定→ とんとん拍子で来日とは…これいかに!

Keanuの肩肘張らずに生きている姿には、本当に生きる楽しさが、全てが詰まっているよ。

今日はニューアルバムの中から新曲を取り上げましょう。このタイトルをLyraが選んでピン!と来た貴方はGrunge 通。なんてね。

そして今夜は、久しぶりにDogstarのCD出して来てDogstar 祭りにしよう。Liveに行く人はLyraのブログを予習にどうぞ。

Welcome back music world Keanu Reeves!

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