Iggy Pop【Cry For Love】和訳 解説 本物であり続ける男のパワー Real Godfather Of Punk

新年早々最高な事が起きたのでそれに関連した事を書くのが良いかも〜と思いましたが、やはり身の安全を確保するには書いたらダメと言われているため、それならば嬉しさで爆発してる今のLyraみたいにエネルギッシュなアーティストにしようと考えたら真っ先に浮かんだのが、暴れん坊で可愛いIggy Pop!

詳しい解説はこの後に書きますが、イギーが色々あった後に見事復活を遂げた代表的アルバムからの曲でIggy Popという人間の底力を見せつけている艶っぽい曲を今日は和訳解説しましょう。

元々セクシー低音ヴォイスが魅力のIggy。それをこの歌詞が、よりIggy Popをセクシーにし、それに繊細さも加えているので注目してみてね。

今日Lyraが和訳&解説するのはアメリカ合衆国出身のアーティスト、Iggy Pop イギー・ポップ。

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今日Lyraが和訳する曲はイギーポップの7枚目のアルバム『Blah-Blah-Blah』 (1986年9月にレーベルA&Mからリリース)のオープニングを飾るシングル【Cry For Love】1986年10月 23日リリース。

※Iggy Popについてはたくさん書いて来たのでこのブログのイギーのカテゴリーをお読みください。例えばこちら等→イギーポップ【Shake Appeal】 和訳 生きる力!血湧き肉躍る Iggy Pop & The Stooges Lyrics

 

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!

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“Cry For Love” was the first single released from Blah-Blah-Blah. It features a guitar solo from its’ co-writer, Sex Pistols guitarist Steve Jones.

=Cry For Love=

Status seekers, I never cared

Once I found out they never dared

To seize the world and shake it upside down

And every stinking bum should wear a crown

[Chorus]

Saying I cry for love

Until all the plates are broken

Cry for love

Until my eyes are soaking

Yeah cry for love

On every salmon morning

Cry for love

Because imitation’s boring

Cry for love

 

ステータスを求める奴ら

俺はそんなの気にしたことなんてない

ひとたび

アイツらが全く

世界を掴み

世の中をひっくり返すために

勇気を出せないと知ったら

すべての臭い浮浪者は

王冠をかぶるべきだぜ

 

愛のために叫ぶと言ってるんだ

皿が全部割れるまで

愛が欲しくて泣くのさ

目がズブ濡れになるまで

そうさ

愛のために泣いてくれ

毎朝

逆走する朝には必ず

愛のために叫ぶんだ

模倣はつまらないから

愛のために叫ぶんだ

 

Bad TV that insults me freely

Still I know what I’m dying to see

In searching for a meaningful embrace

Sometimes my self-respect took second place

And I cried for love

I did what my heart told me

[Chorus]

Cried for love

Can’t stand it

When they scold me

Yeah, I cried for love

On every salmon morning

Yeah i cry for love

Because imitation’s boring

Cry for love

 

俺を好き勝手に侮辱する悪いテレビ

それでも俺は凄く見たいと

思っているものはわかっているぜ

意味のある抱擁を求めて

時には自尊心が二の次になってしまうこともあった

そして愛を求めて叫んだのさ

俺は自分の心に従ったまでさ

 

愛のために叫んだ

我慢できないよ

奴らが俺を叱るとき

そう、愛を求めて泣いたのさ

逆走する毎朝には

そう、俺は愛のために叫ぶんだ

模倣はつまらないから

愛のために叫ぶんだ

 

Surfers ride for love

And wipe out when it hits them

Soldiers kill for love

And nobody admits it

If you’re crying for love

Well, that’s OK don’t sweat it

If you’re crying for love

Then there’s still a chance you’ll get it

Cry for love

 

愛のためにサーファーは乗る

そして愛にぶち当たると

彼らは落ちてしまう(絶滅してしまう)のさ

兵士は愛のために人を殺す

だが誰もそれを認めない

君が愛を求めて泣いているなら

ああ、大丈夫さ

気にしないで良いよ

愛を求めて泣いているなら

それならまだ大丈夫な可能性はあるよ

愛のために泣いてるなら

 

writer: steve jones. Iggy Pop

Translator: Lyra Sky 和訳

 

【Cry For Love】について

David Bowiデヴィッド・ボウイのサポートを得て制作されたアルバム『Blah Blah Blah』からの1st シングルです。イギーの完全復活を強く印象付けた86年の会心作アルバム「Blah-Blah-Blah」からのヒット曲でIggyの最も商業的に成功したアルバムと言われています。

アルバム Blah Blah Blahについて

『Blah-Blah-Blah』はIggy Pop の4年間の活動休止期間を経て登場し、David Bowie デヴィッド・ボウイが彼の主要コラボレーターを務めている、それが彼らの最後のコラボレーションとなった。アルバムのリリース後のツアーは成功を収めている、

ギタリストにSteve Jones

共作者であるセックス・ピストルズのギタリスト、スティーブ・ジョーンズのギターソロが特徴です。 ジョーンズは、スイスで行われたアルバムの実際のレコーディングセッションに参加できませんでした。

当時、彼はロサンゼルスで正式な市民ではないまま生活していたため、当時は国を離れることができませんでした。ジョーンズのソロは、イギーとジョーンズが一緒に録音したオリジナルのデモから使われました。

歌詞について

この曲は愛への願望と切望、そして人々がそれを探す方法について歌っています。

歌詞は、地位追求と物質主義の拒否、そして「世界をひっくり返す」こととすべての人の価値を認めようという呼びかけを表現しています。

この曲の和訳は4年前には書いていたのだけど放置していたので今回取り上げましたが、いつ聞いても新鮮で説得力がある歌詞だと痛感しました。Iggy Popは、社会的圧力や批判に直面しても、自分自身に忠実であり、心に従うことの重要性を強調しているのがわかるからです。

コーラスでは「愛を求めて叫ぶ」というフレーズが一種の呪文のように繰り返されている。これは、人々がつながりや愛情を求めるよう駆り立てる深い感情的な切望が強調されているのだ。

そしてIggy Popは、愛は予期せぬ場所や型破りな手段を通して見つかるものであり、たとえそれがとらえどころのないものであっても追求し続ける価値があると言いたいのだと思う。

強い主張が一貫している。それが愛のためであり、さけぶというところが正にイギーらしい。

それに「涙が溢れかえるくらい泣いてしまう」というのだからLyraは、母性本能がくすぐられてしまう〜(笑)。あえて「ズブ濡れ」としたのは彼の切実さが大量の涙となって流れ出ていると、制御できないほどだと表現したくて和訳しました。

ミュージックビデオの夜中のフリーウェイを踊り狂うイギーが、必死で愛を求めているようでかわいい…そんなイギーを人によってはクレイジーだというかもしれない。だが、愛とは得てして純粋であり狂気をも秘めているものだから、このミュージックビデオのIggy Popは間違っていないと思う。

実際のiggy Popも情熱的な人だ。そして恋多き男でもある…本気でリアリティありすぎる歌詞なのです。

悪いTVという表現があるが、これはライブパフォーマンスが危なすぎるIggyを、わざと客寄せとか、見せ物だとバカにするインタビュアーやマスコミに対する批判だ。当時のIggyはバンドからソロ活動に転向したあとだったこともあり色々と悪い待遇を受けていたのでそれを歌詞に表現したのだ。たがIggyは起死回生した…底力が違うのよね〜、パワー、ローパワーの男なんだから!

「誰かのまねをするのは退屈でつまらない」という歌詞も共感してしまう。

オリジナルであり続け第一線であり続ける…それを何十年も続けてきたのだから素晴らしい。真の本物でなければ続けられないことだ。

周りを気にせず寧ろ蹴散らして先へと突き進む。

Iggy PopはGodfather of Punk =パンクのゴッドファーザーと言われているがそれだけでなく、本物の存在。

Iggy Popはリアル・ゴッドファーザーなのだ!

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Blah-Blah-Blah is the seventh studio album by American musician Iggy Pop. Released in September 1986, on the label A&M, it is his most commercially successful album. Blah-Blah-Blahappeared after a four-year hiatus for Pop, with David Bowie serving as his prime collaborator. It would be their final collaboration. A successful tour followed the album’s release.

Steve Jones was unable to participate in the actual recording sessions for the album, which took place in Switzerland, because he was then living as an undocumented citizen in Los Angeles and thus could not leave the country at the time. Jones’ solo was flown in from the original demo Iggy and Jones had recorded together.

Credits

Producers David Bowie & David Richards
Writers Steve Jones & Iggy Pop
Vocals Iggy Pop
Bass Erdal Kızılçay
Drums Erdal Kızılçay
Guitar Kevin Armstrong
Engineer David Richards
Mixing Engineer David Bowie & David Richards
Guitar Solo Steve Jones
Recorded At Mountain Studios, Montreux, Vaud, Switzerland
Released on October 23, 1986

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