The 5th Dimension【Aquarius / Let the Sunshine In】和訳 あの太陽に向かって! Reach The Sun

小さい頃から音楽や映画に囲まれて育って来たので、様々なジャンルを何でもかんでも無作為に見て来た為、結構タイムラインが曖昧だ。

ストーリーは完璧に覚えているのに、いつ誰と見たか忘れていたり、時系列の順番が逆だったりする。掘り下げて聴いたりするから尚更だ。

この人達の歌を知ったのもヒッピー好きだった小学生の頃だったか、もっと前か、映画を先に見た後か?彼らが先だったか?忘れてしまった。

でもこの【Aquerius〜Let The Sun Shine In】の曲は大好きでいつも聴いていた為、個人的な思い出とリンクし、自分の体に染み付いている。

特にこの曲の元ネタである【Hair】を見た時は衝撃(当たり前か、まだ幼稚園児が小学生だったから)。The Doorsで洗礼を受けていた幼稚園児フラワーチルドレンの私を【Hair】はますますあちら側へと洗脳した。

自分が人種差別を憎む平和主義になったのはこのせいだろうし、ちゃんとした一軒家を持っているのにどこかへ行きたくなるのは、Hippieの路上精神なのかもしれない。

だからこの曲は大切な存在。誰にも汚すことは出来ない真実。

それを映画館で久しぶりにデカイ音で聴いたから『Summer Of Soul』を見ながら、映画館で大号泣してしまった。

勿論、彼らのショーマン・スピリットに感動したのもあるし、NYの皆が熱い夏の日に自分たちを見つめ直し、自己改革をした瞬間を見れたからもある。

でも1番自分を泣かせたのは、今迄の歩いて来た道のりをこの曲が、地図の様に広げて見せてくれたからだろう。

Lyraにとっては、映画&ミュージカル版のこの【Let The Sunshine In】の方が馴染み深いが、『Summer Of Soul』が素晴らしい作品だったので今日はリスペクトの気持ちを込めて、The Fifth Dimensionヴァージョンを紹介します。

Open Up Your Heart!

 

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和訳【Blue/ The Verve】MV まどろみの世界 Back To Reality

Happy Birthday Richard Ashcroft!❤️

と言うことで、今日は Richard Ashcroftの バンド The Verveの曲を和訳しましょう。

LyraのブログではThe Verveはヘビロテのバンドの一つ。彼らのサウンドを聴いていると癒される。

どんなに疲れていても、聴いているとパワーを貰える。

全てのアルバムを通して、The Verveの変化を感じられるから面白い。

サイケデリックダダ漏れの爆音から、ブルーズに挨拶をし、ソウルに寄り道した後の、美しいオーケストラの音色や壮大な広がりを見せるポップな世界まで、彼らの時の移り変わりを音で感じられる。

でも正直好きなのは、初めの頃だ。垢抜けない長髪の男子四人組の彼らが、Dopeな音を出す。

波のように私に打ちつけてくるエネルギー。それを体で感じて今日も昇天するのだ。

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【Cream/ Outside Woman Blues】和訳 Ginger Bakerの魅力 Ginger Baker and Blind Joe Reynolds

Happy Birthday Ginper Baker! You’re my best drummer ever! So cool, so violence, so intelligent, so funny and so hot these’re my words for expression of love to you that I can imagine in the blink of my eyes. You’re genius drummer & will keep giving me your power. Love you !

今日はLyraの1番大好きなDrummer Ginger BakerのBirthday なので、Gingerのドラムが格好いい曲を和訳したので、一緒に彼を偲びましょう。

 

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【Made Of Stone/The Stone Roses】和訳 ジャクソン・ポロックの世界 The World that Jackson Pollock Saws

ずーっと Lyraの頭の中で、この曲のサビがリフレインしている。

特にこの数ヶ月、ふとした瞬間に “♪Sometimes I fantasise
When the streets are cold and lonely
And the cars they burn below me〜♪” と流れてくるから3月に速攻、この和訳と文章を書いた。

この暗くて悲惨な歌詞。それがUPするのを躊躇った理由。

でもこの美しいメロディに乗ると何だか、悲惨なのは、この世界では当たり前なんだから、と思えてくるから不思議。

オマケにLyraの頭の中で、このThe Stone Rosesの曲が流れ出してから暫くして、愛しのDavid Beckhamが、スタジオでこの曲が流れ、ビール片手に気持ち良さそうにやっていた(このページの最後の方に上げておきますね) から、ますます幸せな気分になってしまう。

Lyraには歌詞の一部から、映画【Joker】のラスト近くで、街が燃える暴徒の叫びが目に浮かぶ。

狂気に歓喜する男。

地獄からの叫び。

狂った奴等の宴とアイツらの衰退。

全ての終焉…。

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【Mazzy Star/ Be My Angel】和訳 宿命の女=素直な女 Femme Fatale

『Femme fatale』

随分前に和訳した【Fade Into You】の時に、Hopeのことをそんな風に書いたけど… 全く悪い意味で書いたのではなく、寧ろ「自分と似た部分を持っている女性」としてリスペクトして書いたの。

この世は、自分らしく生きると横槍が入り、生きづらくなる世界。

「その中でいかに素直に自分らしく生きていけるか?」が人生の課題かもしれない。

それにね。

日本だとFemme Fatale=『宿命の女』や「男を破滅させる女」といった意味あいが強いが、実際は「運命の女」つまり「赤い糸で結ばれた恋愛関係のある女性」のことを言うのよ。

良い意味の方が元なの。

それに「運命」ってどうにでもなると思う。

自分がどう動くか?

それで運命も自動的に元ある起動を逸れて、別次元に進路変更する時もあると感じるの。

そして変わってしまえば、それが宿命さ〜♪

いつかこの道が交差することはあるのかしら?

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