今日の【ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書】第6話を見て心が洗われた。今Lyraは澄み切ったような気持ちになっているよ。これから詳しい解説やあらすじを書くので今は書かないけど、とにかく愛がこの世を救うし、愛がこの世を崩壊させるのだと心から痛感した。
愛って恐ろしいものだね。人の人生を狂わせてしまう。Lyraは狂わせるつもりはないのに狂った人間の被害にあって来たから恐怖の凄さがどんな物か身をもって理解できるため、ローランの恐怖が手に取るようにわかるし、ダリル達の気持ちも理解できる。
日本は良くも悪くも平和ボケしてるので普通はわからないと思う。だけど貴方の大切な人や物が突然傷つき消滅したら…或いは貴方自身が命を奪われたら…と考えてみると痛み危険を感じるのではないだろうか。最近は特に物騒な事件が多いから身近に感じるかもね。
今日のダリル・ディクソン最終話は、その状況下で自己犠牲を厭わない人々ばかりが出てくる。通常では出来ない行為だ。崇高な行い。
いつも考えて来た…誰かの幸せを祈ることは何て素晴らしくて贅沢で幸せな事だと!だからダリルディクソンシーズン2第6話を見終わって幸せになり心が洗われた気持ちになったのだ。
蛍のように儚い…けど明るく心を照らす光。それが私たちの愛、希望だ。
今日Lyraが解説、あらすじ、感想、ツッコミポイントを書くのはアメリカ合衆国AMC製作のTVシリーズ【ウォーキング・デッド :ダリル・ディクソンシーズン2-キャロルの書】第6話、最終話です。
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大人気ドラマで長い間放送していた【The Walking Dead ウォーキング・デッド 】のスピンオフです。
*前回の第5話はこちら→【ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書】第5話ネタバレ有無 解説あらすじ感想「許すこと」TWD Daryl Dixon2-5
*キャラクター紹介&解説はこちら→【ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン】キャラクター解説TWD- Daryl Dixon Cast & Characters
ネストが宗教を言い訳に殺人やら悪徳を行って来たのが明るみになり、ローランを生贄に自分たちの勢力を強めようとした結果、ダリル達に倒され悪は崩壊しました。
ダリルとキャロルはローランを連れてアッシュの元へ帰りましたが、キャロルが大嘘をついていたことを打ち明けた結果、アッシュは大激怒。おまけに乗車人数が3人までの飛行機だと言う事を言われ、誰がフランスに残るかの大問題が明るみになりました。
おまけに悪人の生き残りヨシンタとサビーヌが軍を引き連れてローランをアメリカへは行かせない為に追っかけてきています。
*シーズン2トリビアはこちら→【ウォーキング・デッド :ダリル・ディクソン シーズン2- ザ・ブック・オブ・キャロル】解説 各話トリビア【The Walking Dead:Daryl Dixon- The Book Of Carol】Guide 新ポスター公開
*シーズン1はこちら→【ウォーキング・デッド: ダリル・ディクソン】シーズン1第1話ネタバレ ダリル修道女にナンパされるの巻 あらすじ感想
誰がフランスに残るか?
ローランは皆と一緒にアメリカへ逃げ切ることが出来るのか?
ダリルの長い旅はやっと終わるのか?
☆時短あらすじを書いたのでその後に【Lyraの詳しいあらすじ】と詳しい解説をお読みください。
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【ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書】第6話(最終話)『さようなら子どもたち』Ep.6″Au Revoir les Enfants”
時短あらすじ
ダリルとキャロルはそれぞれ自分が残り、皆を逃してやると主張しあっていた。だがダリルはアッシュにローランとキャロルをアメリカへ連れて行くよう説得する。キャロルは、ダリルにアメリカでとりもどしてあげていたクロスボウを渡してやった。
ファルー、コドロン、そして彼らの新しい友人アキラは、物資補給中に飛行機を探しているゲリラに襲われる。ヤシンタは、アンナを待ち伏せしローランの居場所を聞く。アンナは、ただでは嫌だと言い見返りが欲しいと答える。最終的にアンナの要求通りに飛行機とパイロットを与える契約をヤシンタは結ぶ。しかし、ローランの優しさを思い出したアンナは、ヤシンタを最後の最後で裏切り、彼女をウォーカーでいっぱいの駐車場に連れて行き、ヤシンタは腕を噛まれてしまうが、逃げる時にアンナを閉じ込めてウォーカーに食べさせてしまった。
ユニオンとプヴォワールは、ダリル達がいる競馬場(レース場)を襲撃するが、ダリル、ファルー、コドロンはアッシュとローランが逃げる時間を稼ぎ、土壇場で残ることを選んだキャロルも加わりローラン達をアメリカに行かせる事が出来た。打ちのめされたヤシンタは自殺してしまう。
ダリルはついにミシェルの死の真実をコドロンに明かす一方、ファルーはアキラに恋をしフランスに残る決意をする。
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ファルーの友人であるスコットランド人夫婦のアンガスとフィオナは、ダリル、キャロル、コドロンを率いて海峡トンネルを使ってイングランドへ渡ろうとする。彼らは死んだイギリス兵とウォーカーのグループに遭遇するが、彼らはトンネルの多くの人々と同様に生物発光している。そこらじゅうにあるコウモリグアノのふんが、精神活性効果があり誰もが幻覚を見るようにしてしまうらしく、皆がおかしくなる。コドロンは、幻覚を見てミシェルをウォーカーとして殺したはずのダリルと戦った後、この世にはいないミシェルを幻覚化し、最終的に弟の幻覚を追いかけてトンネルの奥へと逃げ出す。
キャロルは自分自身と娘をウォーカーとして幻覚化してしまう。命がなくなりそうになるものの最終的には自分に見えたウォーカーを倒す。そして幻覚ではあるが娘を抱きしめて彼女の死を受け入れた。
ダリルはふらふらしながらウォーカーを倒した後、ガスマスクをすれば幻覚を見ずに済むと考え、来る時に見つけたガスマスクを吸いキャロルを探そうとしたらスコットランド人の道案内人の2人がダリルを倒してガスマスクを奪った。
幻覚を見て抵抗出来なくなったダリルは立ち上がれない。それを見て殺そうとする2人。だがダリルが諦めた時、イザベルがやって来た。イザベルの幻覚は、ダリルに彼に戦うように言い、ホタル、そして祖父を思いださせ、祖父の幻覚をチラッと見るダリル。イザベルの言葉でダリルは最後の力を振り絞り、正当防衛で裏切り者のアンガスとフィオナを殺した。ダリルとキャロルはガスマスクを装着し、最終的にフランスを離れてイギリスに向かった。
Daryl and Carol argue about which one of them will stay behind, although Daryl convinces Ash to take Laurent to the Commonwealth. Carol also returns Daryl’s crossbow to him. While on a supply run, Fallou, Codron, and their new friend Akila are attacked by guerriers searching for the plane while Jacinta ambushes Anna, eventually making a deal to give her the plane and pilot. However, Anna, who remembers Laurent kindly, betrays Jacinta and leads her into a parking garage full of burners, causing Jacinta to lock Anna in to be devoured, but not before Jacinta is bitten. The Union and Pouvoirattack the race track, but Daryl, Fallou, and Codron buy time for Ash and Laurent to escape, joined by Carol who chooses to stay behind at the last minute as well. Devastated, Jacinta commits suicide. Daryl finally reveals the truth about Michel’s death to Codron while Fallou decides to stay in France with Akila, having fallen in love with her. Fallou’s friends, Scottish couple Angus and Fiona, lead Daryl, Carol, and Codron to attempt to cross to England using the Chunnel; they encounter a group of dead English soldiers and walkers who, like much of the Chunnel, are bioluminescent. The psychoactive effects of bat guano cause everyone to hallucinate: Codron hallucinates Michel, eventually running off after him after fighting with Daryl who he thought killed Michel as a walker, while Carol hallucinates herself as a walker, and also her daughter, finally helping Carol to come to terms with her death; Daryl hallucinates Isabelle, who encourages him to fight, fireflies, and his grandfather. Daryl is forced to kill the treacherous Angus and Fiona in self-defense, and he and Carol put on gas masks and finally leave France, heading for England.
Lyraの詳しいあらすじ:前編
*ネタバレ無し
ぽかぼかした太陽の下、ローランはタンポポの綿毛をフーッと吹いている。そこへアコギ(アコースティック・ギター)を担いだダリルがやって来た。
ダリル「俺の故郷では綿毛を吹いたら願いが叶うって言われてるんだぜ」
ローラン「フランスではね、おしっこ、て言われてるんだよ。この花を食べるとお漏らししちゃうからだって(笑)」と笑うローラン。
その久しぶりの笑顔を見てダリルも嬉しそう。そして車の中にあるのを見つけたからとアコギをローランに渡した。
ポロンと弦を爪弾くローラン。
ダリル「ジャン神父に教わったの?」
ローラン「ジャン神父は70年代ロックが好きだったんだよ、ニール・ヤングとか、ジョーンバエズやレッドツェッペリンとか…貴方は一緒にアメリカに行かないの?」
ダリルはバツが悪い顔をしながらも全員乗れないから自分が残るべきだと話した。
ローラン「良い事が起きるとこんな風に悪い事が起きるんだ」とローランが落胆したのでダリルは、「.一時だけさ」と慰める。
ローラン「永遠じゃないかって思うよ。それに遠いアメリカに帰るまで貴方は1人だよ」
ダリル「ずっと1人だったよ。何度もな。必ず帰るから」
ローランがそんなの約束出来ないでしょ、と言うと
ダリル「俺の目を見ろ。約束する。必ず帰ってみせるから」と力強く言った。そしてローランに何か弾いてみろ、と言うダリルにローランは懐かしい古き名曲を弾いてやる。
調子っぱずれだけど弾きながら歌うローラン
「いつも望みが叶うとは限らない」繰り返すとダリルも一緒に歌い出した。
「いつも望みが叶うとは限らない…でも努力し続ければ…望みはいつか…叶う…かもしれ…ない」いつしか、ダリルは泣いていた。
アッシュが飛行機の修理をしているとキャロルがやって来て「アタシは飛行機には乗らないから、あの子とダリルを乗せてちょうだい」と言うとアッシュは苦笑いしながら
「よくもまあ、そんな事言えるな。嘘をついて俺をこんなところまで来させておいて、今度は頼み事かよ」
「悪い事したって分かってるわ、でも彼らに当たらないでよね」と言うとキャロルは出て行った。
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その頃ファルーとコドロンは4人で移動中…
アキラ「その城は精神病院として使われていたのよ。」
ファルゥ「物資があるかもな」
ファルウは、2人の馬に乗った女性といた。女性の1人は両親はアルジェリアにいるらしく兄弟は亡くなってしまったが妹のジャミラは行方不明だと言っている。
ファルウも聞かれたのでカメルーンから1人で来てずっと1人で生きて来たと答えた。
コドロンが中の様子を見に行こうと言って来たので2人だけで中に入る。
コドロン「面白い女だな。お前、一目惚れか?」とからかう。笑いながら病院内にはいるファロウ。
中に入ると患者たちは皆ウォーカーになっていたが、全員皮のベルトで縛られていたので暴れて喚いていても、こちらに襲っては来れないため、2人は構えていた銃を下ろした。
コドロン「これがフランスの医療かよ、最高だな」と嫌味を言い、ファルゥは奥を見てくると言って奥へ行った。
すると「コドロン!」と叫ぶファルウの声がしたので部屋から出て行くと、見知らぬ男達に銃を突きつけられてしまった。ファルゥもひざまづいていて頭に銃口を突きつけられていた。
するとコドロンの横の部屋からサビーヌが出て来た。
サビーヌ「飛行場がどこにあるか教えろ」
コドロン「諦めろ。大義は失われたんだから」
サビーヌ「失われてないよ。シスターが予言を成就する」
ファルゥがもう出発したと言うとサビーヌは監視していたらしく飛行機は飛んでいないと言った。そしてコドロンに
サビーヌ「お前は知ってるね。言わないとお友達を殺すよ」
するとファルゥの後ろにいた銃を持った男達が矢で撃たれて倒れた。
コドロンはつかさず敵を倒し、銃を奪い
コドロン「ディクソンに警告しないと」と言うとファロウは居場所を知らないから、と困り顔。
だがコドロンは「知っているゼ」言う。
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アッシュがガレージから出て行くと、ローランがキャロルに「僕は彼に嫌われてるみたい」と悲しい顔をして言ったので、キャロルは「違うわ、かれは考え事をしてるからよ。」と元気付けた。
ローラン「貴方の嘘のせい?嘘はよくないよね」
キャロル「そうよね」
ローラン「でも僕は感謝してるよ。だって貴方が嘘をついてくれたおかげで、貴方もダリルもここにいる」
キャロルは面白い考え方だわね、と微笑んだ。
ローラン「ダリルは1人でアメリカに帰って来れると思う?」と聞いて来たのでキャロルは、ダリルの考えを察して驚いた。
夜になって、ダリルは、真っ暗な倉庫で飛行機のソースに使えそうなものを探してるアッシュと話していた。機械弄りに慣れてるダリルが手伝おうとすると「やめてくれ、1人でやれる」とムッとするアッシュ。
ダリルは「分かった」と引き下がるダリルに、アッシュはローランの両親はどうしたのか尋ねた。
ダリルが死んでることを話すと黙り込むアッシュに「キャロルから息子さんのことは聞いたよ。辛いよな」と言うと
アッシュ「妻や夫に先立たれた者の呼び名はあるのに子供を亡くした者の呼び名がないんだよ」
ダリル「それは悲しすぎるからかもな…なあ、子供を救いに来たんだろ?だったらローランを助けてくれ」と言うと、アッシュは頭に来たようでムッとして中に何があるか良く見えないのに金網のドアを開けて中に入って行く。
すると奥から唸り声をあげてウォーカーが出て来た。驚くアッシュ。
ダリルは素早くアッシュのサスペンダーを引っ張って外に出してやり、すぐに扉を閉めた。ウォーカーはアッシュを襲おうと前に出て来たが、扉が閉まったためにこちらに来れず唸っている。
アッシュ「アンタが来てくれると助かるな」と言って出て行く。ダリルはキャロルを連れて行って欲しいから嫌な顔をした。
アンナはパリの崩壊した街の大通りをリムジンに乗って移動している。昔話をしていて田舎から逃げるようにしてパリに移り住み、この通りに一時期住んでいたと言う。
アンナ「歌手になりたかったから出てきたんだけど、母は反対したわ。今になって考えてみると母は私の事を心配していたんだろうな」
今どこにいるか聞かれて「実家、カレリアよ。」と車窓を眺めながら答えるアンナ。
するといきなりジープが五台現れて行く手を阻み、兵士達がライフルをこちらに向けながら降りて来た。
アンナ達は包囲されてしまった。車を降りろと銃を突きつけられ仕方なく降りるアンナ達。
そこへヤシンタが現れ、ローランの居場所を聞いて来た。
ヤシンダ「掃き溜めで会ったの、覚えてる?[
アンナ「あら〜覚えてるわよ。僧侶たちと一緒にやって来て、ひとりぼっちになっちゃった人よね。私があなたに協力すると思う?」と小馬鹿にしながら答えるアンナ、それにムカついたのか、ジャシンタは部下に顎で命令し、アンナの部下を撃った。
アンナ「い、た、そ、う」と平気そうな顔をした。それにムカついたジャシンタは「飛行機がどこにあるか言わないとお友達の顔がフッ飛ぶわよ」と隣にいる女性の顔にピストルを向けドヤ顔をするジャシンタ。
アンナ「こういう時のためにアタシは友達を作らないようにしてんのww 見返りをくれるなら話してやっても良いわよ」上手のアンナ。
ジャシンタ「貴方の命でどう?」
アンナ「それじゃあ魅力がないわ。故郷に帰りたいから…あの子が見つかったらアタシに飛行機とパイロットをちょうだいな」
ヤシンダは「全く、もう」と言った表情で黙ったままアンナの顔を見つめた。
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その頃ローランはアッシュに飛行機の機器の説明を聞いている。
それを見てるダリルにキャロルが2人が「打ち解けているわね」と話しかけられ、これを渡されたものを見て驚いた。
ダリル「マジかよ?持って来てくれたのか?ありがとう」とニコニコ笑ってキャロルからクロスボウを受け取った。
そしてキャロルが「ダリル、ちょっと聞いて…」と言いかけるや否やダリルはキャロルに「アンタが乗って行け」と言った。
互いに譲り合いが続いたが、アッシュがそれを聞いて「ダリルの方が戦いに慣れてるし、君は飛行機に詳しいから君が飛行機に乗るべきだ」と言った。それに反対するキャロルだったが「あの子を安全な場所に連れていくには君じゃなきゃ」と言われ言い返せなくなる。
ダリル「アンタの負けだな」とニッコリした。
するとガレージの外で音がした。敵が来たと思いクロスボウを持って素早く前へ出ていくダリルとキャロルとアッシュ。
ドアが開いて入って来たのはファルゥとコドロンだった。
「シスター・ヤシンタがローランを捕まえにくるぞ」と教えに来たのだ。
ダリル「今から飛ぶぞ」と言い、全員で飛行機を外に出し始める。
アッシュがエンジンの点検をし始めた。
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その頃アンナとヤシンタ達は競技場の飛行機の反対側に到着した。こちらから近づけばダリル達に気づかれないからだ。
ヤシンタは、待機するようにサビーヌに言い、軍隊を連れてアンナの後をついて行く。
誰もいない廃墟の競技場を軍を従えて歩くアンナは「光の都、パリへ」と書かれたパリのポスターを見てローランとのやりとりを思い出した。
アンナ「昔とは違っていたでしょ?」
ローラン「でもまた美しいエッフェル塔になるよ。」
アンナ「故郷に帰れるといいわね」
そんな話をした光景を思い出したらアンナのハートが揺らいだ。
ヤシンタ「どちらに行くの?」と立ち止まってしまったアンナに尋ねると、一瞬考えてから「駐車場を抜ければあちらに出れるわ」とアンナは歩き出した。
「じゃあ先導して」とヤシンタが言う。アンナは覚悟を決めた表情で真っ暗な地下へ続く階段を降りて行った。それに続くヤシンタと軍隊。
金網のドアがあり仕切られていたためヤシンタはアンナに先に行くように言い、アンナは黙ってドアを開けて先に行く。車が止まったままの地下を先へ行くと唸り声と共にウォーカー達が現れた。
銃をウォーカーに向けて打ち始めた兵士達。次から次へとウォーカーの餌食になり、殺された兵士達を置いて他の兵士達は銃を撃ちながら後退して行く。横から襲って来たウォーカーに気づかなかったヤシンタは左腕を噛まれてしまい、そのウォーカーを撃ち殺したが、血みどろの左腕を見て恐怖を隠せないヤシンタ。それを兵士達が凝視している。
アンナは途中見つけた非常口に行くがドアが全く開かない。仕方ないと走り出し、元来た金網のドアへ走って行くがすんでのところでヤシンタがドアを閉めてしまった。
ヤシンタ「貴方、こうなることを知っていたのね?」
アンナ「アンタなんかディクソンに殺されるわ」
ヤシンタ「いいえ、神はこちらの味方よ。」
アンナは「神なんてとっくの昔に人間を見離してるわ」とバカにした顔をしてヤシンタを見た。そしてアンナは、背後からウォーカー達に喰われてしまった。
ヤシンタは地上に出ると飛行機のエンジン音を聞き、兵士たちを連れて走り出した。
飛行機を動かすアッシュ。隣にはローランが座っていた。だがキャプレターが変だと調整しに飛行機なら降りるアッシュ。
見ると接続部を閉めれば直るため、急いで直すアッシュ。ダリルも簡単な修理だから安心しているようだ。するとオートバイがこちらに向かって来た。
フアロウ「きたぞ!」
キャロル「見つかったわ!」
アッシュ「時間をかせいでくれ!」
ダリル「わかった!」というとローランに「俺を見ろ!約束する。必ず帰るからな」というと2人はしっかりと抱き合った。
競技場の観客席からも兵士達が現れ発砲してきた。コドロンが撃ち殺し、その間にアッシュがエンジンをかけ、ローラン、キャロルと飛行機に乗り込んだ。
助手席のキャロルは扉に手をかけるもダリルの顔を泣きそうな表情で見た。
ダリル「わかってるよ」と言うと飛行機から離れた。ドアを閉めるキャロル。飛行機は動き出す。
軍のジープが何台も競技場に入って来た。それにむけてコドロンが手榴弾を投げて爆破させた。だが後ろの数台は追いかけて来る。
ダリル達とヤシンダ達の銃撃戦が始まり、飛行機に乗ってるキャロルとローランは心配そうにダリル達を見つめるしかなかった。
「ワー!」とコドロンがマシンガンをぶっ放すと兵士達がバタバタ倒れていく。
やっと飛行機を直線ラインに持って来れることができたアッシュにキャロルは「もう、飛べる?」と聞いた。
アッシュ「ああ、飛ぶぞ」
キャロルは不安そうな顔をして前を見た。
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ピストルを撃ちまくるヤシンタは、飛行機が滑走に入るのに気づき、オートバイに乗ってる兵士に向かって「飛行機を追って!」と命令した。
兵士は猛スピードでバイクを走らせ飛行機を追いかける。それに気づいたダリルがバイクの兵士に向かって何発も撃つが当たらない。追いかけるダリル。
ローラン「見て!」と後ろから兵士がバイクで接近してくるのを知らせる。振り返るキャロル。バイクの兵士は飛行機に近づきながら銃をこちらに向かって撃って来る。
ダリルは飛行機の真後ろに迫るバイクに乗る兵士に照準を合わせライフルを撃った。
見事命中!兵士はバイクから転げ落ちた。
「ハハッ!」とそれに気づいたアッシュがバカ笑いした。
だがいきなり飛行機の真正面から兵士達が乗るジープが飛び出して来た。ライフルを構えている。
アッシュ「クソッ!」と操縦しながら青ざめる。
ダリルは必死にジープの兵士を狙って撃つが、背後から別の兵士が撃って来たので、振り返りそいつらを撃ち殺したため、照準を合わせるのに時間が足りなくなる。
アッシュ「お願いだ、飛んでくれ!」とアッシュも焦る。
ダリルは、フーッと深呼吸をして比翼の向こうから近づいてくるジープの兵士に照準を合わせ、上手くいき引き金を引いた…だが弾切れだ!
急いで弾倉を入れ変えるダリル。
アッシュ「飛べ!飛んでくれ!」
ダリルは焦りながらジープに再度照準を合わせようとする。
するとバーン!と銃の音がして運転していた兵士が倒れ、ジープは滑走路から離れて行った。
と同時に飛行機がフワッと離陸出来た。
アッシュ「やった!ザマアミロ、クソ野郎!」と大喜びのアッシュ。ローランも嬉しそう。
だが助手席には誰も乗っていなかった。
ダリルが横を見ると離れた場所にキャロルがライフルを持ちながら腹ばいになっていた。
ダリルは驚きながらも笑った。ジープの兵士を撃ち殺してくれたのはキャロルだったのだ。
2人は、空を舞う飛行機を見送った。
フアロウとコドロンも必死に銃を撃ちまくり戦っている。だが飛行機が飛んでいく音がしだすと敵の兵士達が撃つのをやめてしまった。皆が飛行機を見てる。
「俺だって撃てたぜ」
「分かってるわよ」とキャロルも笑って飛行機を見送った。ダリルは飛行機に向かって手を振り、ローランも飛行機の窓からダリル達に手を振った
遠のいて行く飛行機をヤシンタも見つめていた。鮮血がついた顔を歪め、噛まれた所が痛むのか苦しそうに呼吸をしながら持っていたピストルの銃口を自分の顎に突きつける。
バーンと言うヤシンタが撃ったピストルの発砲音が競馬場に響き渡った。
一瞬驚くダリル達。そしてまた空を見上げ、いつまでもローランの乗る飛行機を見送った。
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数日後、パリの凱旋門を抜けて郊外へと一台の車とバイクが走って行った。車からファロゥとコドロンが降りて、ファロウは、バイクから降りるダリルとキャロルに向かって「晩に彼らがやって来るから明日の朝、出発だ」と説明する。
コドロン「彼らって?」
ファルゥ「イギリス行きを手伝ってくれる奴らさ。ダリル達はそこからアメリカへ渡ると良い」
ダリル「英語は?」と聞くのでファルゥがスコットランド人だからと言うと
コドロンが「喋れない!」と冗談を言ったので皆が笑った。
アキラは車のエンジンの不具合を見ていたのでファルゥがそれとなく「イギリスに一緒に行かないか」と聞くと「昔行った事があるけど食事は最悪だし、嫌だわ」と笑った。
「私にとっては今もパリは特別な街だし好き。それにジャミラ(妹)も探したいし…」と答える。
すると誰かが門を開けて入って来たのでダリル達は銃を向けた。
両手をあげて入って来た2人がファロウに銃を向けないでと話しかけて来た。
ファロゥは2人が誰かわかると笑い出す。
「皆んな、ガイドをしてくれるフィオナとアンガスだよ。」と紹介した。
コドロンは車に積んでるものが「検問所を通る時の物資だ。」と2人に言った。2人はワインと食糧が入ってるのを見て「十分すぎるくらいあるわね」と感心した。そしてアンガスが「こんなにたくさんあるから一本飲もうぜ」と言った。
晩になり焚き火を囲んで皆で話している。アンガスはフィオナがパリで結婚式を挙げたいと言ったからフランスに来たと話した。
フィオナ「若くてバカだったわ。ロマンティックだから好きでフランスに憧れていたのよ。世界がひっくり返る前はどんな国だったの?」と聞いて来た。
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ファロゥ「完璧だった。でもよくないこともあったな。隣に白人家族が住んでいたんだが、ワシの作る料理の匂いと聞く音楽の音量について良く文句を言うようになったんだよ。病院勤めをしていたから生活も不規則だったしな。暫くして旦那さんが職を失うと、酔ってワシに向かって暴言を吐くようになったんだ。『ここから出ていけ、黒人がいる場所へ住め』とかね。そうしたら世界が一変した。ある日ドアを叩く音がした。武器を持って見ると彼が、ぐったりした2歳の娘を抱いて立っていた。娘は軌道を塞がれて気を失っていたからワシが処置してやるとワシに微笑んだ。父親は目で感謝してるのが分かったよ。」
アンガス「つまりこの終末が人種差別を解消したってこと?」と聞くと
ファロウ「少しは公平になったかもな。だって今は2種類しかいない…死人と生きる者だ」
アキラ「薪がいるわね、とってくるわ」と行って取りに行くのでファロウも手伝う、と立ち上がった。
キャロルはおやすみ、と言うとその場から離れた。ダリルは心配そうに見てる。
アキラ「悲しい話ね。あれからどうなったの?」
ファロゥ「子供は助かったから…家族はその後出て行ったよ。そのお陰であの家の家具を燃やして一冬越せたよ」
考えむような表情をするとアキラは、フアロウにキスをした。アキラ「別れのキスよ。明日だと照れちゃうから」と言う。
ファロウ「一緒に行こう」と言うがジャミラがいないとアキラは断った。
アキラ「もう一度さよならを」そう言うと2人はキスして抱き合った。
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焚き火に当たりながらダリルに「修道女のことは残念だったな」とコドロンが話しかけた。
ダリルが「今は安らかな場所にいるはずだ」と言うとコドロンも自分の「弟もそうだ」と言った。
コドロンの弟はミッシェルという名前で、弟が嫌がるのにコドロンは良く弟をからかっていたと言う。
コドロン「あんな姿になって辛かった…殺さなきゃいけないのも…自分の体を削られるような気持ちになった」
ダリル「良く分かるよ」
それを聞いたからかコドロンはダリルが弟の事を殺した時の話を聞いていないと言い出した。
ダリルは自分が殺していないこと、殺したのは小柄な若い女がやったということや、野営をしていた女であり一緒に目が見えないふりをしている父親がいたことを話した。
コドロンは非常に驚き「あの女がお前が殺したと言ったんだぞ」と事実を知り呆れた顔をした。
ダリル「そう言うしかなかったんだろ」
コドロン「マルセイユから始まって修道院や司令部やネストで俺がお前にやったことを考えたら、全部彼女が原因だなんて」
ダリル「随分と嘘が上手い女だな」
コドロンは考え込み、さっき精神病院でウォーカーになって唸っていた患者から奪ったネックレスを眺めた。
ダリルは1人で車の近くに佇んでいるキャロルのところへ行った。
キャロル「きっともう着いてる頃ね…エゼキエルが町を案内してるんじゃないかしら。ジュディスは剣術を教えてるわね。…あの町は私の居場所とは思えなかったわ。
ダリル「大丈夫、今度は俺がいるから」というとキャロルは、納屋から出て来たウォーカーに転化してしまったソフィアは、はっきり覚えているのに、ソフィアの普通の顔や歌声を思い出せないと泣き出した。
ダリル「それは違う」
キャロル「アタシ…もう疲れたわ。あの時の悲しみに心がメチャクチャになるの…リジーやヘンリーの事もよ」と涙が止まらないキャロル。
ダリル「アンタのせいじゃない。こっちに来いよ」と言ってキャロルを抱きしめるダリル。
ダリル「俺たちは進み続ける…前に進むんだ、わかるか?」
キャロルはダリルと抱き合ったまま涙を流し続けた。
翌朝、皆で海へと車を走らせ浜辺を走り、イギリスに続くトンネルにやって来た。
劣化してるが通れるとアンガスは説明する。
アンガス「海峡トンネルだ。イギリスまで50kmあるけどな」
フィオナ「歩いて9時間で渡れるわよ」と言い、キャロルはうなづく。
アキラはキャロルに「元気でね」とハグして来て皆に「貴方たちのことは忘れないわ」と別れを告げた。
ダリル「行くぞ!」と言うと皆も一緒にトンネルへと歩き出す。すると…
ファロゥ「幸運を祈る!」と最後尾にいたファロゥが叫んだ。
皆んな驚いて振り返ったが「君たちは必ずや辿り着けるよ。」と言うファロウに、別れの挨拶のハグしていく。
ファロゥ「残る理由が出来たから」とアキラの方をチラッと振り返ると
コドロン「ホレたな」と笑ってファロウにハグするコドロン。
ファロウ「共に戦えて良かったよ」
ダリルが側に来るとファロウは「君は永遠に戦友だ」と言い、2人はガシッとハグし合った。そしてアキラの隣へと戻って行くファロウ。
皆海峡トンネルの中へと入って行く。ダリルは入り口で後ろを振り返る…手を繋ぐファロウとアキラが手を振って見送ってくれていた。
真っ暗なトンネルを懐中電灯を持った5人が歩いて行く。コウモリが沢山いるらしく鳴き声が聞こえて来る。
ダリルがイギリスはどんな感じか?と聞くと、アンガスが「最悪だぜ」と答えた。
ダリル「そんなに悪いのかよ?」
フィオナ「早々に国境を封鎖したから出る時は簡単だったのよね」
アンガス「イギリス人は、皆んなくそさ。スコットランドには夢があるけどね」と悪口を言っていると、キャロルが山盛りになっているコウモリのフンを踏んづけてしまった。
キャロル「何これ?」フンは砂みたいに辺りに舞い上がる。
アンガス「コウモリのフンだ。触るなよ。精神がやられるからな」と注意した。
しばらく行くとトンネルの天井からあちこち水漏れがしている箇所に来た。海峡の下に来たらしい。
「溺れるのだけは嫌だわ」とキャロルが言うとアンガスが「大丈夫さ、髪の毛濡れる前にあっという間に圧死するから」と嫌なことを言った。
キャロル「どれくらい来たのかしら?」
アンガス「500mおきにあの黄色いドアがあるんだ」
フィオナ「あと91個よ〜」と話していると目の前に検問所が見えた。
コドロン「ここはまだフランスに近いのに?」と警戒するコドロン。
アンガス「フランス人は駆除するんだろ」
フィオナ「黙っててよ。銃を下げて…貴方が話したら上手く行かなくなるわ。私が話してくるわ」と言うとランタンを持ちながら境界線をしてる鉄の壁や車のバリケードのところへ歩いて行く。皆も後ろをついていく。
フィオナ「こんにちは〜イギリス人よ!」と声が響き渡るが、反応がない。
「プレゼントがあるわ!女王陛下万歳!」とワインを見せながら歩いて行くが、反応がなく音がするのは車内にいるウォーカーの唸り声だけ。真っ暗なため懐中電灯でテラスとミイラや骸骨しかない。
ダリル「ワインは必要ないみたいだな」
アンガス「俺たちで飲もうぜ」と話してると「STOP」の看板がある鉄網のドアのところまで来た。中を覗くダリル達。カンカン!とダリルが鉄柵を叩くが反応がない為、巻いてあるドアの鎖をとると簡単に解け、中にすんなり入れた。
ライトを照らしながらダリルを先頭に皆で慎重に前進していく。
アンガスは近くにあった手巻きの発電機のハンドルを発見し、それを動かしながら「そして神は言われた…光アレ!」と冗談を言うと真っ暗なトンネルに電気がついた。
よく見ると両サイドにテントがはられている。だが人は全くいない。その代わりに軍服を来た骸骨があちこちに散らばっていた。
ダリル「殺し合ったな」
キャロル「どうして?」
フィオナ「もしかしたらフンのせいかも。長時間吸うと幻覚を見て錯乱するって言われてるから」と言った。
コドロン「イカれちまうのか?」
ダリルはあちこち骸骨が転がっているうちの一つのそばにある布をめくると、わざと隠されていたのか2個のガスマスクがある。それを見て嫌な予感がしたダリルは、「早く先に急げ」と言い、次のセクションの金網のドアを開けて中に入る。
中に入ると先程と違い両サイドにあったテントは一つもなく広い空間が広がっていた。だが周りは黄色っぽい発光体があり、光っている。まるで蛍のようだった。
コドロン「なんだこれは?」
フィオナ「生物発光よ。自ら発光する動物や植物のことよ」
ダリル「ホタルみたいな?」
フィオナ「そのとおりよ」
周りにはウォーカーが寝そべっていて微妙に動いたりうめいている。苔のような発光体は、地面以外にウォーカー達の体などにもくっついて発光していた。
ダリル「一列に俺についてこい、静かにしろよ」とライトを前方に照らしながら歩いて行く。皆一列に歩いていたがキャロルがめまいし始めてフラフラし出した。アンガスはヨタヨタして前にいるコドロンにぶつかってしまった。
「大丈夫か?」と話しかけてきたダリルの顔が、をキャロルにはぼやけて見えてよくわからなくなっている。
皆が通常の速さで歩けない為にあちこちのウォーカーが動き出して襲って来た。コドロンがウォーカーたちを銃で撃ち殺していく。
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ダリルはクロスボウでやっつけたあと鎖の鎌でウォーカーたちを倒していくが、ふらついて見えないようだ。キャロルもピストルで倒していくが、こちらに襲ってくるウォーカーの中でソフィアのウォーカーになった姿を見てしまう。そうなると娘だから殺せなくなってしまいパニックに陥るキャロル。
するとソフィアのウォーカーが黄色いドアを開けてある場所へと入って行った。娘の幻影を追いかけるキャロル。
コドロンは確実に一体ずつ殺していっていたのだが、近づいて来たウォーカーにピストルを向けるとそのピストルが大きな鉈に変化したのを見てびっくりしてピストルを落としてしまった。
するとウォーカーがコドロンの腕を噛みちぎろうと近づいて来た。
コドロンはそのウォーカーを掴み「やめろ!やめてくれ!」と叫ぶだけで倒さない。なぜならウォーカーになった弟に見えてしまってるからだった。
それを知らないダリルは、コドロンを助ける為に噛みつこうとしてるウォーカーを鎌で倒した。
Lyraの詳しいあらすじ:後編
*ネタバレ有り
ここからネタバレしています↓↓
すると「よくも弟を殺したな!」とコドロンは怒鳴るとダリルに飛びかかった。ふっとばされるダリル。
キャロルは黄色いドアからウォーカーになってしまった時の娘の幻影を追いかける。幻影はトンネルの奥へと進んでいた。すると奥から数体のウォーカーたちが現れてキャロルの方へ歩いてくる。
キャロルは、その中にウォーカーに転化した自分の姿を見てしまい驚く。頭を振って幻影を追い払おうとするキャロル。また前を見ると自分のウォーカーは消えていて、知らぬ顔をしたウォーカーがこちらに近づいて来た。
キャロルはナイフを取り出して襲って来るウォーカーたちの顔を刺し倒していく。その中の一体ががキャロル引っ張られた拍子に倒れたせいでキャロルがウォーカーに馬乗りの体勢に。だがそれがまた自分の顔のウォーカーになってしまい、そのせいでナイフを振り上げた手を下ろせなくなってしまった。
その時ダリルは、コドロンと取っ組み合いになっていた。今度はダリルがコドロンをはがいじめにしたのだが、コドロンが持っていたナイフでダリルの腕を何回もさしたため、ダリルは倒れ込んでしまう。
ダリル「やめろ!俺だ!」と黄金でいうとコドロンは訳わからず首を振り、目を開けるとトンネルの向こうへ弟が歩いて行く幻影を見てしまい大声で「おい!ミシェル!」と呼びながらトンネルの奥へと走って行った。
そのおかげで命ぴろい出来たダリル。よろつきながら先程見つけたガスマスクをとりに行き、キャロルの分と一緒に持って行こうとすると、後ろからアンガスとフィオナがやって来て、ダリルを蹴り飛ばした。
キャロルは自分を殺せず泣きながらナイフを落とすと、ウォーカーはなどいなくて幻影だったとわかる。
すると目の前にウォーカーになった娘の幻影が現れた。
泣きながらキャロルは、ソフィアの幻影に言う「やっと見つけたわ」
アンガスとフィオナは、ガスマスクをダリルから奪うと「こいつ生かしておく?」と話し合っている。
仰向けにひっくり返ったダリルは、朦朧とした頭で右横を見ると、向こうから誰かが歩いてくるのが見えた。
キャロルは、あの人形を持つソフィアの幻影がまた暗闇の奥へと歩いて行くのを呼びとめた。振り返るソフィアの幻影に向かって「ずっと会いたかったのよ」と言うと、ソフィアの幻影が走って来てキャロルに抱きついた。息を飲むキャロル。
嬉しそうに娘を抱きしめるキャロルは、ソフィアの幻影に「アタシもついて行っていい?」と聞くと、ソフィアの幻影はキャロルの手を離して暗闇へと歩いて行った。キャロルは泣きながらも笑顔で娘の幻影を見送った。
ひっくり返ったダリルが見た人は、イザベルだった。ライフルを担いだ姿のイザベルだ。
拳銃を出せ、という声が遠くで聞こえる。
ぼんやりした頭で動けなくなっているダリルに向かって幻影のイザベルは「もう満足なの?心残りはない?」と聞いてくる。
イザベルは、ダリルの顔のすぐ上から話しかける「これで終わり?でも貴方はここでは死なない」と言うとダリルが首から下げているドッグタグを取り出して「貴方はお祖父様とは違うのよ」と話しかけてくる。
ダリルは右をむくと少し離れた場所に軍服を着た祖父の姿を目にする。祖父は、ダリルを見つめた後、振り返り元きた道を歩き去って行った。
イザベル「出会った時、私は貴方に何て言ったか覚えてる?『希望にかけて』よ」と言うとイザベルはすゥーと上から消えた。
アンガスはガスマスクをつけてダリルに銃口を向けて来た。
ダリルは「ハアー」と息を吹き返し、左手にあったスコップでアンガスをぶっ叩いた。ひっくり返るアンガス。ダリルはアンガスをスコップで何度も殴り気絶させた。
「ワアー!」とフィオナが叫びダリルに襲いかかって来たため、ダリルはフィオナを押して倒し上から圧力をかけて首を砕いて殺した。そしてアンガスが落としたピストルを拾いアンガスを撃つと、マスクを奪い返して息を吸う。
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そしてダリルが、前を見るとイザベルがこちらを見て優しく微笑んでいた。
「幸運を祈っているわ、ディクソン」と笑うとライフルをかついでフランスがある方角へとイザベルは帰って行く。その帰っていくイザベルの後ろ姿の周りには、優しく発光する蛍が舞っていた。
ダリルは去っていくイザベルを見ながら何度もうなづき涙を流していた。
光る苔があちこちに生息するトンネルの中からキュロルが戻って来た。
ダリル「これをつけろ。大丈夫か?」とガスマスクを渡した。
キャロル「もう大丈夫よ。コドロンは?」
ダリル「走って行ったよ」と言いながら2人はガスマスクをがっちりと装着した。
キャロル「帰りましょう」
ダリル「ああ」
懐中電灯を照らしながら、イギリスへと真っ暗なトンネルを突き進むダリルとキャロル。
光る発光体生物は、まるで蛍が飛んでるように2人を照らしていた。
そしてどこからかローランとダリルが一緒に口ずさんだあの歌が聞こえてくる…
♪〜いつも望みが叶うとは限らない、
いつも望みが叶うとは限らない、
でも努力し続ければ、
望みは叶うかもしれない〜♪
Lyraの感想
今日の【ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書】第6話を見て美しい詩を読んでるような愛の物語だと感じて、Lyraは心が洗われた気がした。今、Lyraは澄み切ったような気持ち…冒頭で書いたように、愛がこの世を救うし、愛がこの世を崩壊させるのだと心から痛感した。
皆が皆、過去を抱えて生きている。このシーズン2ではその過去がトラウマになってキャラクターを襲い続けているのだ。ダリルも、キャロルも、イザベルも、ローランも、コドンロンも、ファロゥも、アンナも、ネストの連中も過去の記憶が蘇りそれに対して皆が苦しみ、その苦しみから解放されずに囚われたまま生きて来たのだった。
そんなに簡単に見捨てられない、人も過去の過ちも後悔、愛も思い出も失った大切な人も行方不明の家族も。もがき苦しみながら生きている。
その中で人々は新しく出会った人々との交流で自分を見つめ直し、希望を得たり、中には失望してしまう人もいたが、結局は折り合いをつけて動き出す。そうやって人は生永らえる。
変わらぬものもいるけど、メインキャラクターのダリルとキャロルとアッシュとローランは解放された。
このように、このダリル・ディクソン、シーズン2は思い出や過去との戦いとその苦しみからの解放がテーマだったと感じた。
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愛って恐ろしいものだね。人の人生を狂わせてしまう。Lyraは狂わせるつもりはないのに狂った人間の被害にあって来たから、いらぬ愛が迫って来る恐怖の度合いがどんな物か身をもって知っているため、神と崇められて追いかけられるローランの恐怖が手に取るようにわかる。そして、被害に遭っているローランを助けようと必死なダリル達の気持ちも理解できる。見ていて本当に怖かった。
ローランは、その恐怖からは今すぐ完璧には逃れらないだろう。なぜなら記憶としてのこるかもしれないからだ。でも子供だから成長家庭での長い年月でいずれ忘れていけるかもしれない。そうなると良いな。
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キャロルが言うように上手く行ってればローランはアメリカに着いたら、江崎に町案内してもらって、ジュディスに刀の使い方を教わっているだろう。子供らしい時を過ごしてほしい。
きっとアッシュの方は人懐っこい性格だから、コモンウェルスに上手く溶け込んでるに違いない。大丈夫、上手く行って…るに違いない…違いないんだが、若干、上手く行っていない場合、どこかに不時着していたらやばいなあ、って気もしてる。その場所が、あの西部劇風の予告に繋がっていなきゃいいんだがね〜。↓↓ これ。
今回第6話は、ダリルが良く泣いた。
泣いてる姿見るとLyraまで泣けて来てしまって、思い出す度にジーンと来て今も書いていて泣いてしまってるよ。ヒックヒックして泣くダリルは子供みたいでかわいかったね。
それを見ながら「ダリルも年取って涙もらくなったのかな?」なんて考えたらまた14年間のTWDの軌跡思い出して泣けてくるし(笑)。
あのローランと一緒に歌うシーンは泣きながら歌ってるダリルにつられてLyraまで泣いたわ。アレは歌詞にグッと来てダリルは泣いてしまったのだけど「よくまあ、小さいローランがあのシチュエーションであの選曲をしたなあ」とLyraは感心しちゃいました。まあ、ドラマですから、なんて言わないで〜感激屋の私めは、あの場面にうるうるきたのだから。
あとイザベルのシーンもね、泣けた。ダリルも泣いていたけど(Lyra爆泣)。幽霊なって出てくるのは朝ドラみたいでずるいから余り好みじゃないんだけど「希望にかけろ」というイザベルの精神は素晴らしいので許す(笑)。それにイザベルの精神が、ダリルを救えたのだと信じたいです。イザベルの心は美しい。美しすぎる。
ダリルは、また愛する人を失い傷を負ってしまった。
それでも生き抜き、進まなきゃいけない。なんだか修行僧みたいなものだな、人生は。
日本は良くも悪くも平和ボケしてるので、普通に生活してる人はわからないと思う。だけど貴方の大切な人や物が突然傷つき消滅したら?…或いは貴方自身が命を奪われたら…と考えてみると痛みや命の危険を感じる事が出来るだろう。。
その恐怖があり自分も危険に晒されてるにも関わらず、自己犠牲を厭わない人々ばかりが出て来たこのドラマに感動した。通常では出来ない行為。崇高な行いだ。
身を捧げて来たシスター・イザベルのように、キャラクター達は、愛するものを守る為に命をかけた。
そして祈るのだ、希望を。
いつも考えて来た…
誰かの為に幸せを祈ることは何て素晴らしくて贅沢で幸せな事だと!
だから今日のダリルディクソンシーズン2第6話を見終わって幸せになり、Lyraは心が洗われた気持ちになったのだ。
蛍のように儚い…けど明るく心を照らす光。
それが私たちの愛、希望だ。
【The Walking Dead Daryl Dixon Season 2 The Book of Carol】 Episode 6 is the best 😆 Is there such a beautiful story? Sacrificing yourself for the one you love & for justice… this is love! Laurent has Ash so it’s okay Carol Daryl can get through that tunnel too! Because… Season 3 is confirmed→
【ウォーキング・デッドダリル・ディクソンシーズン2キャロルの書】第6話最高😆こんな美しい話ある?愛する者の為に&正義の為に身を捧げる…これこそが愛!ローランはアッシュがいるし大丈夫キャロルダリルもあのトンネル抜けられる!だって…シーズン3決定だもん。
Lyraの解説&ツッコミポイント
①無邪気なローラン
たんぽぽのシーンは美しかったな。ローランの久しぶりの笑顔を見てダリルも嬉しそう。2人の仲の良さ、信頼関係が出来ているのが凄く感じられるシーンでした。
まるで親子みたい。親友みたいでもあるダリルとローランは多くは語らないけどお互いを信頼し心配している。信頼できる人間がダリルしかいないローランは、行ったこともない国に1人でいくのは不安だろう。まだ子供だしね。ダリルにいて欲しいのだ。
でも我慢して何度も来てと言わず、我慢しているのが痛々しい。えらいよね。
そんな健気なローランだからダリルは歌を聞いて泣いてしまったのだ。
ダリルが泣いたのは久しぶり。リックが橋のあの爆破事件で亡くなったと思ったダリルが、大号泣して以来な気がする。
歌いながらうるって来て涙声で歌うダリルを見て、Lyraも泣いたわー。刹那すぎるよ。
ローランが1人になってしまうよ、と心配して言うと、ダリル「ずっと1人だったよ。何度もな」っていうねだか、このセリフが悲しすぎてまた泣いてしまったよ。「ああダリル孤独だったんだな」と改めて今までの出来事を思い出したら泣けて泣けて。
おい、なんか歌ってくれよ、とダリルが言った時に「son」て呼びかけた風に聞こえたのでまたこれでLyraは泣いちゃいました。やばいわ、この2人の別れのやり取りは。
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②気になること
ヤシンタは、仕方ないな、という死に方をしました。悪い事するとバチが当たる、さらに醜い死に方をするんだよと改めてわかりましたね。
ある意味あの死に方は潔かったかも。
未来がないのがわかりきってますから。
ただ気になるのが「貴方は待機しといて」とサビーヌに言ったのが気になる。サビーヌまさかシーズン3まで追いかけて来ないよね?
もうウザいから出てこないでくれ。
③コドロン強すぎ
コドロンは、ガタイもいいし力持ちだから最強だわ。あれじゃあ、ダリルも簡単に放り投げられてしまうのも無理もない。
あのままトンネルを走りぬけたのかしら?変な展開で「は?」てなったし、ダリルも「走って行ったよ」なんて、うっすーい説明をキャロルにしていましたが、ガスマスクつけずにラリったまま、弟の幻影を追いかけて91キロも走ってイギリスまで行けたら(笑)、次回のシーズン3でも会えるわね。
④アンナの勇姿
アンナは、きっとシーズン2で大人気キャラクターになったと思う。
シーズン1の時はクインの彼女なのに関係が上手く行かなくてグズグズした女だったが、クインが死んだらスッキリしたのか、キャラ変して面白い人間になり強くなって、ダリルやローランを助ける為に頑張ってくれたから、視聴者は見直したんじゃないかしら。
言動が茶化して丸く収めようとするタイプだから、笑かしてくれるのも良かったしね。
最後は田舎の母親に会いたいから故郷に帰る為に、ローランの居場所を教えてしまった。だけど、何故かパリの観光ポスターを見て、ローランとのやりとりを思い出して心変わりしたから違和感は若干あるが、正義の光を見たんだろうなあ、と思いました。
悪い事って普通は出来ないんだよね。必ず良心が湧き出てくるものなのよ。普通はね。異常者だけがやり続けるのアホだから(笑)。
アンナが「神はとっくの昔に人間を見捨ててる」とヤシンタに言ったあと、ウォーカーに喰われてしまうのは可哀想だったが、もうこの世の汚さに嫌気がさしたから、ビビリもせず死んで行ったでしょう。悲鳴もあげずに食われてく人間は、凄い覚悟と意地があるから出来るのだと思います。
アンナが、ネストと軍を誘導してくれたおかげで時間稼ぎ出来て、ローランは無事フランスから逃げることができた。アンナの勇気ある行動に乾杯!
⑤ミッシェルについて
コドロンの弟はミッシェルという名前で、コドロンは、名前をからかっていたとダリルに話していました。わからない人の為に少し説明しておくと、ミッシェルって可愛い名前だけどフランスでは男につける古くからある一般的な名前なのです。意外とヨーロッパではアルアルなんです。ミカエルやマイケルと同じ意味なんですよ。
他の国では可愛い名前だから女性につける名前として認知度がある為、コドロンは「女だ」とか「メソメソしてる女みたい」とか言って弟の名前ミッシェルをからかっていたのだと思います。
大好きな弟だからつい兄貴としてはからかいたくなるのかな?こういうコドロンとミッシェルの仲良しだったエピソードなどがシーズン2の終わりから出て来たために、悪役だったコドロンがダリルを助けてくれるようになったこともあり人気キャラに変化して行ったのでしょうね。
⑥キャロルの矛盾
ちょっと辻褄が合わないな、というところがシーズン2は多々あるのですが、この第6話もそう。
キャロルが「今頃、ジュディスは剣術を教えてるわね」のあとの話が辻褄が合わず変なの。…「あの町は私の居場所とは思えなかったわ。」ていうのが、シーズン11のラストと合わないのよね。
もしそれが本当ならば、リックを探しに行くダリルにキャロルは、ついて行ったはずなのよね〜。それなのに、あえてキャロルは、ついて行かない選択をした。キャロルが、町に残る事にしたのは、あの町に貢献したいからだったからだ。子供達に教える為に残ったんだよ、町をよくしたいから残ったのなら愛着はあったはずです。
それなのに、あの場所は自分の居場所ではないと言ったり、ダリルと再会したあとに「コモンウィルスが平和すぎて嫌な頃を思い出して出て来た」と言ってたから、前後関係が変になりストーリーの矛盾が生まれてしまっています。ただのTVシリーズなのだから多少の間違いは仕方ないし一々文句言いたくないのでこれ以上は書かないけど、かなり話が矛盾していると記録しておきますね。
⑦皆んなが、なぜかイギリスの悪口を言う
笑い話をしているのですが冗談にされちゃうくらい、イギリスは食事が不味いという世界的な認識。日本みたいに独自の文化がある食事とプラス、世界の美味しい物が素晴らしいクオリティで食べられる場所はないです。そういうラッキー(ツイテル)国(笑)からしたらイギリス料理は美味しくありません。
フランスも美食家が多い国。うまいワインに美味しいフランス料理があるのだから、シンプル過ぎて焼きまくる(笑)イギリス料理は嫌なんでしょうね。
今回登場したアキラはイギリスに行ったことがあり「激マズだったからイギリスは嫌」と笑ってファロゥの誘いを断っていました。妹探しが1番の理由なんだけどそれに合わせて食事の話を持って来たからね、辛口トークに笑ったわ。
昔より最近はイギリス料理も美味しくなったんだけどね〜。基本、塩・胡椒だからネイティブなウチらは。ご自身で味付けしてください文化だから味ないんだよね〜。
なぜかスコットランド人のアンガス達まで「イギリス料理は不味いしイギリス人はサイテー」と言っていたのはスコットランドはなんやかんや言ってイギリスをよく思っていない人もいるからです。
ジョークぽい悪口されていましたがその辛口ジョークにもお国柄が出ると言うことで面白いね。
⑧フィオナとアンガス
そのスコットランド人の案内人のアンガスとフィオナは、ファロウのどのような友人かは説明されていなくて「古くからの知り合い」て感じ。この第6話の後半部分でいきなり登場したから素性はスコットランド人ということしか分からぬ訳です。
イギリスにもいた過去がある2人はエジンバラ出身みたいでフランスに憧れて来たのだけど、何故、嫌なイギリスに戻るのかは不明。ただ「私達を待ってる人達がいるから!」とは言っていました。
もしかしたら語らないだけで国を行ったり来たりしていた可能性はありますが、幻覚作用があるコウモリのフンの事から考えるとこれは10何年ぶりの帰還なのかも?
だとしたらファロゥが2人を「イギリス行きに詳しい」というのは騙されていたのかもね。良い人(ファロウ)からの紹介だから良い人達(アンガス達)と思ったら大間違いなんだなーと良い教訓になりましたね。
生き残るためだから、ぶん殴って蹴り飛ばしてダリルからガスマスクを取り上げたのは、頭に来るけど2個しかないから仕方ないかと大目に見るとして(許せんけどね)、気を失いかけて無抵抗のダリルを「生かしておく?」と殺すべきと言ったフィオナには気持ち悪くなりました。嫌な奴だわ〜。
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初めっから変なテンションの2人で、ダリルやキャロルやコドロンが用心してるのはビシバシ感じてたけど、こうなると人間絶対信じたらダメだわ、と怖くなりました。
倒れてるダリル殺す必要ないじゃん?あのまま先にいけば良いじゃんね。
イザベルが来てくれたから(ただの幻覚だけど)ダリルは助かったからラッキーだったけど普通ならあの状況は殺されたよ。
結果的にはダリルがやっつけたから良かった!
会ったばかりの人間は信じるな、だね。
⑨Au Revoir les Enfants さようなら子供たち
Au Revoir les Enfantsのタイトルの意味は、さようなら子供たち。
悲しいタイトルだけど、【Lyraの感想】で書いたように解放を意味していると思います。トラウマを乗り越えて自己解放をしたのです。
特にアッシュとキャロルは、愛する子供を失って非常に辛い経験をしたため、自分を責めて過去を後悔し、過去に囚われて生きて来たのでした。その為に苦しくても逃れらずに生きていた。
それが、今回の旅でアッシュは家から14年間出れなかったのに、キャロルに無理矢理頼まれたせいで家から出ざる終えなくなり、殺されそうな目にあいながらも息子の死から立ち直れたのでした。それはこの第6話でキャロルも同じように娘の死をやっと受け入れ、悲しみとさよなら出来て前へ進む事ができたことと同じです。
イザベルもローランの母である妹の死に苦しみ続けていましたが、ネストの悪を知って宗教に頼ることをやめて現実を見るようになり、ローランとダリルといることもあって、新天地アメリカへ旅立つ決心が出来たのです。これは過去の苦しみとさよならできたからです。
コドロンも同じですよね。まあ、ラストは幻覚見て走って行っちゃったけど(爆笑!)。悲しみとさようなら出来たから、ファロウとほんとに仲良しの友人になれたし、ダリルと話もできたんです。
悲しい死に方をした子供たちよ、さようなら。
悲しみよ、さようなら。
天国で安らかに。
そして生きているものたち、残された者たちは、前へ進み続けるしかないのです。
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そう、生きているものたちは、前へ進み続けるしかないのです。
ダリルの言葉が沁みる
「俺たちは進み続ける…前に進むんだ、わかるか?」
そう言ってキャロルを抱きしめたあのシーンは、生きる指針にもなる言葉だとLyraは思います。愛する大切な人を無くした思いは続くけど、前に進むしかないんだと思うからです。
ファロウが、「人類の終末が来て人種差別から解放された?」とアンガスに聞かれて「少しは公平になったかもな。だって今は2種類しかいない…死人と生きる者だ」というのが印象的でした。
ウォーキング・デッド は、元々それがテーマのストーリーだったから。
でもそれって人間とウォーカーのことだけど、人間として前へと生きていく者と、悲しみや過去に囚われて今を生きていくかない人間の話かもしれないなと感じています。
ああ、奥が深いぜ、ウォーキング・デッド !だから好きなのよ〜!
【ダリル・ディクソン シーズン3】がもう決定してるし、まだまだ目が離せないぞ、【ダリル・ディクソン】シリーズから!
予告見ると、西部劇風なシーンが満載だから、あれはアメリカに帰れた証拠だと思うな〜。きっとイギリスからアメリカへ渡る話はちょっとだけで、アメリカ入ってからが中々コモンウェルスに帰れない気がするなあ。
本当はローランとアッシュが心配なので、今すぐ無事に着いたか知りたいんだけどね〜。
次回の【ダリル・ディクソン シーズン3】も頑張って書くので、応援の方よろしくお願いします。
いつも応援、コメントありがとうございます。あなたの応援がLyraのパワーになります。このブログを家族や友達などなど、周りに宣伝してね〜♪
次のThe Walking Deadネタを書くのは【ウォーキング・デッド :デッド ・シティ】かな?
お楽しみに〜
See You Tomorrow☆
Cast
|
Cast and characters
Main
- Norman Reedus as Daryl Dixon: A skilled hunter and former recruiter for the Alexandria Safe-Zone who was once a part of Rick Grimes’ group on The Walking Dead. After departing the Commonwealth, he is captured and taken across the Atlantic Ocean before arriving on the coast of France.
- Clémence Poésy as Isabelle Carriere (seasons 1–2): A headstrong nun and member of a progressive religious group who encounters Daryl.
- Louis Puech Scigliuzzi as Laurent Carriere (seasons 1–2): A highly intelligent young boy who is viewed by a religious group as the future Messiah destined to lead humanity to a renewal. It’s later revealed that he is Lily and Quinn’s son as well as Isabelle’s nephew.
- Laïka Blanc-Francard as Sylvie (seasons 1–2): A soft-spoken nun and friend of Isabelle. Flashbacks reveal that Sylvie was a student at the abbey when the apocalypse began and she was raised by the nuns after her parents had died in the initial outbreak.
- Anne Charrier as Marion Genet (seasons 1–2): The leader of Pouvoir des Vivants (Power of the Living), a paramilitary group of survivors in France.
- Romain Levi as Stéphane Codron (seasons 1–2): A high-ranking guerrier (warrior) for Pouvoir who develops a personal grudge against Daryl.
- Adam Nagaitis as Quinn (season 1): The British owner of an underground nightclub in Paris called the Demimonde who has become a powerful figure during the apocalypse. He is also Laurent’s biological father.
- Melissa McBride as Carol Peletier (season 2–present; guest season 1): A hardened survivor and former member of Rick Grimes’ group on The Walking Dead who begins searching for Daryl in America after losing contact with him.
- Joel de la Fuente as Losang (season 2; guest season 1): The American leader of Union de L’Espoir (Union of Hope), a resistance network working against Pouvoir from their main settlement at Mont-Saint-Michel.
Recurring
- François Delaive as Dr. Lafleur (seasons 1–2): The head researcher for Pouvoir who experiments on walkers, leading to the creation of dangerous variants.
- Eriq Ebouaney as Fallou Boukar (seasons 1–2): The leader of a small rooftop community in Paris that is part of the Union.
- Tristan Zanchi as Emile Thibault (season 1; guest season 2): A young member of Fallou’s community who befriends Sylvie.
- Lukerya Ilyashenko as Anna Valery (season 1; guest season 2): A Russian singer at Demimonde and Quinn’s girlfriend.
- Manish Dayal as Ash Patel (season 2): An airplane pilot in America who befriends Carol during her search for Daryl.
- Nassima Benchicou as Jacinta (season 2): The second-in-command of the Union who is loyal to Losang.
- Tatiana Gousseff as Sabine (season 2): The second-in-command of Pouvoir.
Guest
- Catherine Arditi as Véronique (season 1): The Mother Superior at an abbey in southern France affiliated with the Union.
- Faustine Koziel as Lily Carriere (season 1): Isabelle’s pregnant sister who appears in flashbacks set during the early days of the apocalypse.
- Kim Higelin as Lou (season 1): The de-facto leader of a group of children who live in an abandoned preschool.
- Dominique Pinon as Antoine (season 1): A member of Fallou’s community who cares for a flock of messenger pigeons.
- Paloma as Coco (seasons 1–2): An entertainer at Demimonde.
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