【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!

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【ガンニバル】詳しいキャラクター・全話あらすじ解説【保存版】続き

【ガンニバル】第2話『襲撃』

大悟と有希は、ましろを小学校につれて来た。生徒達も先生も、ましろがは失語症だと理解し、会話ノートを作ってくれたり、皆が優しくましろを迎え入れてくれたのでホッとする大悟と有希。

帰りにたまたま山道を恵介ら後藤家の人間たちが葬列を組んで歩いていくのに出くわす。

彼らは、顔が隠れる白装束をきて銀の葬式を行なっているのだ。

後藤の葬列は早朝から後藤家の者のみで行われるしきたりだった。だが先頭にいた恵介が、人数が多いことに気づく。紛れ込んでいたのは、失踪した狩野の娘すみれだった。

恵介たちはすみれを取り押さえるが、嫌がるすみれと押し問答に。それを見た大悟が騒ぎを止めようとやって来たが、すみれは棺桶を蹴り飛ばしてしまう。すると中には死体が入っていないことが判明。

すみれ「ほらね、やっぱり死体なんてない。コイツら人間を喰っているんだよ!」と大声で叫ぶ。

その時、巨人の化け物の老人が暴れ出し、周りの後藤家の面々に取り押さえられた。

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大悟は、車ですみれを駅まで送る車中で、「後藤家の奴らは食葬(死んだ人間の肉を食べ、自分たちの中で生かす葬儀方法)をしている」と言う事実をすみれから聞いた。

すみれの父で駐在の狩野治は2週間前、後藤家の本家に行き、その後、行方不明になったと聞き、ずっと疑念を持っていた大悟は、パトカーでそのまま後藤家へ向かう。

山道を走る途中、岩尾と真が大きな木をわざと切り倒し、脅してきた。

だが大悟は「やましいことでもあるのか?」と怖けず、2人を交わして後藤の本家に到着。

すると家から睦夫や太一が出て来て、大悟を取り囲む。睦夫はショットガンで脅すだけでなく、本当に殺そうと大悟に襲いかかって来た。

が、大悟は本来ヤバいやつ。簡単に睦夫や太一をボコボコにして縄をかけた。

県警に連絡しようとした時、又あの巨人の老人が現れ、鎌で大悟の顔目掛けて振り下ろして来た。

目の前が真っ暗になる大悟。気絶した大悟は額から血を流したまま奇絶。

その大悟をバケモノ老人は、ズルズルと引きずって行く。

その頃、鑑識の中村が、大悟に「阿川さんが渡したあの指は、失踪した狩野治のもので間違い無いでしょう」とメールをうっていた。

そして有希とましろも、自宅兼駐在所で恵介たちに囲まれていた

33分

【ガンニバル】第3話『凶弾』

昔は、娘のましろは活発でやんちゃな女の子だった。授業参観日の作文で「お父さんは、立派な警察官だけど犯人捕まえるためには、暴力警察官になってしまうから、それはいけないことだ。でもそれは大人全体がそうであり、子供たちに暴力は振るわないで。大きな声で怒鳴るのはやめてもっと優しくしてほしい」と読み上げて同級生達から喜ばれる人気者だった。

そして大悟は、やりて刑事で狙った犯人は必ず捕まえる刑事だったが、捕まえるためには犯人を半殺しにしてしまうくらい暴力的な刑事として知れ渡っていた。

ある日、ましろと有希と一緒に大悟が公園で遊んでいると、接近禁止命令を出した女子児童強制わいせつ罪で起訴され執行猶予中の今野翼と言う男が歩いているのを発見した為、大悟は、今野につめより2度とくるなと言う。

しかし、近所で強制わいせつが数十件発生していると知り、同僚と今野を見張っていると、今野のアパートに、ましろがいると通報が入る。

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ハッ、と病院で目覚める大悟。話によると、供花村の仁たちが頭から血を流して斃れてる大悟を川で発見したと言う。

有希のところへ恵介たちがきたのは、後藤家の睦夫たちがしたことを謝りに来たかららしい。

恵介たちは有希とましろに危害がおよばないようにように駐在所に来て守ってくれたというが、後藤陽二の双子の兄が鎌で大悟を切ったと明らかなウソをついている。

大悟「長髪のジジイに襲われた」というが、恵介たちは「そんなやつ後藤家にいないって」ととぼける。

大悟は入院していないといけないのに、点滴はずして、有希とましろを連れて駐在所へ帰る。

すると、すみれが来ていて、狩野治が失踪する前、衛星電話で誰かと通話していたと大悟に履歴を渡す。

すみれ「恵介だけは後藤家の他の人間とは違ってまとも」だと言う。

有希は、大悟が何か隠していて、説明してくれないことに対して怒りをぶつける。『何が起こっているの?」

大悟「ましろのお菓子の箱を渡されて、その中に人間の指が入っていた」と話す。

有希とましろを警察署で保護してもらうと、大悟は鑑識の中村から連絡を受け、「病院に来てください。直接お話したいので」と呼び出される。

だが、それは囮の電話だった。額を切られて気絶している大悟が落とした携帯を睦夫が拾い、中村が大悟に送った「狩野治の指であることと付着した唾液がある」と言う報告のメールを見つけていたのだ。事実をが世間にバレては大変だと、大悟のフリをして携帯から返信して中村を呼び出し、指を折って脅迫し、大悟を呼び出す電話をかけさせたのだった。

大悟は、後輩の高柳の運転で病院へ行く途中、トンネルでゴミ収集車が停車していたのを見つける。すると中から睦夫が降りて来て散弾銃をぶっ放して来て、大悟の乗る車のフロントガラスを撃って来た。大悟のパトカーは、後続の車にクラッシュされて停止してしまう。

だが大悟は怯まず、逆に撃ち返し、後藤家の2人の足を撃った。そして睦夫に対してパトカーを発進させ倒すと、彼を何度も殴った。

至近距離で拳銃を向けられた血だらけの睦夫は、「わしが狩野を殺した」と笑う。睦夫たちは即、逮捕された。   

あの日、、、大悟は、ましろを助けに、通報が入ると一目散で今野のアパートに向かう。捕まえようとするとましろが、今野を庇う。それを見て今野はましろを愛しているから一緒に死のうとして、ましろにナイフを突きつけ「一緒にいられないなら生きていても仕方ない」と言う。

大悟は娘を助ける為、発砲。今野の頭を撃ち抜くが、血が吹き飛びその血を浴びたましろは「血が」といい気絶。

この時から話せなくなり無表情になったことを回想する大悟。

今は、供花村にいて、また揉め事にハマっているのだ。わざと捕まったような後藤睦夫が不気味に笑う。

嫌な予感のまま大悟は、不気味な後藤家の男を見送るしかなかった。

41分

 

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【ガンニバル】第4話『視線』

後藤睦夫の自供通り、ご当家の山から狩野の遺体が見つかる。だが大悟を「切りつけた大男はいないと供述や、村の人々からの聞き込みでわかったから、もう阿川くんは後藤家に関わらないでね」と署長にいわれてしまう。そして「別の村で駐在をして心機一転やり直しなさい」と提案される大悟。

その事を有希に話すと「ましろに決めてもらおう」と言い、ましろに聞くとこの村にいたいとうなづいた。

「ましろが明るくなったし、ここにいたいのなら」と大悟は、事件も解決した事もあり、供花村で親子3人で暮らしていく決意をし、村の人たちに溶けこむ努力をしながら、和やかしに暮らしはじめる。

駐在として住民達と仲良くくらし、消防団の飲み会にも誘われる。一家3人で飲み会にいると、つい後藤家の名前を口にしてしまい、皆がシーンとしてしまう。

すると、世話役みたいな存在のオジサン、さぶさんが「村の人間は後藤家に昔から誰も逆らえないんだ。狩野さんがあんな事になってても見て見ぬふりをしてしまい、助けることができずに申し訳なかった」と涙を流して謝罪した。大悟は気にしないで、と言い、皆も元の雰囲気に戻った。

飲み会が終わって朝になり、帰宅して大悟と有希は「上手くやっていける」と互いに安心して抱き合う。

だが視線を感じた大悟が、覗いている後藤龍二を見つけ、追いかけるために外に出ると、家の壁に『人殺し』とペンキでデカデカと書かれていたのを発見。

キレた大悟は、後藤家の作業場(木材屋)に行くと、もう既に恵介が、龍二を殴りつけていた。

そして「これでチャラにして欲しい」と大悟に言うが、

大悟「落書きもお前がやったんだろ?」と怒ると、龍二はやってないと言う。

龍二「お前さ、狩野を村八分にした村の人間を信じているなんておかしいぞ」と言い出し、恵介も「村の人間を信じすぎるな」と言う。

大悟は誰が壁に書いたのか分からなくなる。

ちょうどその頃、駐在所の有希とすみれの会話をトラックに乗ったさぶが、盗聴器で盗み聞きをしていた。そしてその周りを作業をしたり、散歩したりする村人達が、窓の隙間から阿川一家の様子を監視していたのだった。

嫌な予感がした大悟は、身を守る為に庭に目隠しになるフェンスを立てようと板をつなげていると、さぶが突然現れて、「壁を立てるなんて、角が立つからやめた方が良い」と注意される。

大悟「うっせぇな」とつい口にした大悟を、今までニコニコした顔しか見せなかったさぶの顔が豹変する。

それに気づいた有希が、喧嘩になりそうな場を上手くフォローし「フェンスはたてません」と頭を下げて穏便に済ませた。

だが翌朝、いつも通りにむらをみまわると挨拶しても無視されたり、「喧嘩はいかんよ」と言われたりした為、さぶが言いふらしているのが分かり大悟は頭に来る。帰宅すると有希も村人に会う度に言われたようで「さぶさんに謝りに行こう」と言い出した為に夫婦喧嘩になる。

すると又この喧嘩を村中が知っていて、あちこちで嫌味を言われてしまう。

帰ると有希が本当に謝りに行くと出て行こうとした為、大悟が止めて言い争いになると、又もや、さぶがタイミング良くやってきた。

それを見て大悟は「アンタ、本当にタイミング良く現れんな?なぁ?盗聴してんのか?」と詰め寄るが、有希が又、頭を下げて謝った。

監視されてると分かり大悟はイライラしていたある日、村の祭りの準備にかりだされる。いやいや参加していると突然、狩野が最後に電話をした衛星電話の番号から電話がかかって来た。大悟が名前を聞くが、相手は名乗らない。大悟「狩野さんについて知りたい」と言うと、相手は、廃墟に一人で来るように言うと電話を切った。

大悟は、監視の目をまき、廃墟に行くと、現れた男は、「供花村で食人が行われていることを証明する生きる証拠です。」と言うと大悟の前で、顔の人工皮膚のようなマスクを取る。

そこにあったのは、左目と鼻がない真っ黒な穴があいているような惨たらしい傷がある顔だった。

52分

【ガンニバル】第5話『痕跡』

「喰われたんです、供花村の誰かに」

マスクをとった男は大悟に、子供の頃、供花村の誰かに食べられていたところを母親に助けられて、隠れて暮らして来たことや、大人になってから戸籍がない事を知ったと話す。

 

「多分、供花村ではどこかに、食べるための子供を隠していると思います。」と言うと、質問する大悟を無視して立ち去った。

仕方なく供花村に戻った大悟は、奉納祭の準備を進める村人たちに、どこに行っていたか?と責められるが上手く誤魔化していると、そこにタイミング良く供花村の唯一の神社の宮司の忠宗(ただむね)が現れて、挨拶。そして「あとでお話を」と囁いた。

皆が準備をしている中、忠宗は大悟に「これから行われる供花村奉納祭はかつて、人を奉納していたのですよ。何百年も続いている祭りなんです。…阿川さん、狩野さんのようになりたくなければこの村から立ち去った方が良い」と言い出した。

どうやら大悟が時々いなくなる為、村の人々は、不信感を抱いていた。だが忠宗の宮司としの権力のおかげで、詮索されることはないが、大悟は家に盗聴器があるのは確実なのに探しても見つからないため、怒りを抑えキレなくなって来た。

そこへあの顔に傷があるマスク男からメールが届く。「狩野さんに協力者していた人に会って欲しい」と言われ、指定されたホテルの一室に行くと、そこにはライターでオカルトサイトの運営者をしていると言う宇多田 (うただ)と言う男がいた。

不思議な事象について興味がある宇多田にマスク男が、接触して来たのが始まりで、彼が話す日本で行われているカニバリズムが嘘ではないと分かった宇多田は、狩野と協力して食人の証拠を集めていたことや、供花村には、死産が多すぎること、それも一年に一件必ず死産が起きていると言う異常な話をした。そして狩野が最後に電話したのは自分ではないと言う。

「狩野さんには別の内通者がいるのでは?」大悟は、その内通者を探そうと考える。

ちょうどその頃、供花村では、祭りの打ち上げが行われていたが、ある女が、ましろに抱きついて来た。

その女は、さぶの娘、加奈子だった。

謝る加奈子。だが皆が嫌な目で見ているのを見て「私の子は後藤銀に盗まれた!」と大声を出しはじめた。その為さぶは、加奈子を引きずり叩いて連れていく。その時、有希は、加奈子の腰にたくさんの青あざがあるのを偶然見てしまう。そして大悟にその話をした。

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翌日、有希は、加奈子に会いにいき暴力行為を受けているのなら大悟に助けを求めるようにアドバイスする。

再び大悟は、忠宗に会うために神社へ。

「最近でも子供を取られたと苦情が起きていた」と言うこと、後藤銀はこの村唯一の助産師だったため、村で出産があれば必ず銀が取りげて来たことを話す。だが「そんな恐ろしいことを後藤銀はていないだろうと言うことだった。

その夜、さぶが眠っている間に加奈子は家を飛び出し、大悟がいる駐在所を訪れた。

42分

【ガンニバル】第6話 『予感』

 

大悟は監察医の中村から、後藤銀は亡くなる直前にクールー病に酷似した症状があったと聞かされる。一方後藤家では恵介が弟の洋介を地下牢に連れて行った。

大悟は、盗聴を心配してかマイカーに加奈子を乗せ、村はずれで車を停めて事情を聞く。

加奈子「あいつに子供を取られました。」

あいつとは、後藤銀のこと。村で唯1人の助産婦だったのだ。加奈子も出産した際、銀に子供を取り上げてもらった。だが生まれて来た我が子を見た銀は

「こりゃ、死んどる」と言うと子供を抱き抱えて出ていく銀。だが加奈子は、我が子が連れさられる瞬間、子供の指がちゃんと動いたのを見た。勝手に死産と決めつけられてから一度も子供にはあっていないらしい。

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大悟は自宅(駐在所)に戻ると村の人々が集まっていて罵倒を浴びせる。上田仁と言う男が、いきなり大悟に襲いかかるが、大悟は簡単に上田を倒して首を絞めながら「お前らが後藤家を調べらんねぇから俺が代わりにやってるだけだ。文句あるなら言え」と睨みつけると、その凄みで村人達は退散した。

上田は大悟を恨み、後藤恵介に会いに行き「阿川は危険ですぜ。殺しやしょう」と頼む。

翌日、恵介は又いきなり現れて大悟を狩に誘う。そして後藤家のことをこれ以上探るな、とやんわり言うが、大悟はオラオラ状態のまま言う事を聞かず帰宅すると、ましろが行方不明になったと妻から電話が入る。

頭に血が上った大悟は、ましろを探してくれている(漫画では違う、わざとだが) さぶや村人達に「ましろをどこにやったんだ!」を問い詰める。そして有希と同様、村中を探し回る。すると有希が、川で村の男子と遊んでいると連絡が入り、怪しいのに大悟は、一緒に探した村人や、さぶに「すみませんでした」と頭を下げるしかなかった。

暫くして中村医師から、狩野の指についた唾液の検査結果が出たと電話が来て、会いにいく大悟。

中村医師は、生前、狩野からある病気につて調べほしいと依頼を受けていたと言う。

それは昔、狩野が暴れている銀を保護して病院に連れて来たのがきっかけだった。その時の銀は狂ったように笑っていて「明らかに常軌を逸していました」ため、中村が診察してクールー病を発症している事がわかったと言う。

クールー病は、パプアニューギニアの食人部族間で発症する病で、特に女性や子供に多いらしい。供花村では昔から「狂い病」と呼ばれているし、前から怪しんでいた狩野は、後藤銀も人を食っていた可能性が高いと判断し、中村医師に依頼していたのだった。そして病院に連れて来た頃から、後藤家と村人達からの嫌がらせや村八分が始まったと言う。

他にも同じ病の患者がいたか尋ねると、昔のカルテから戸籍のない6歳の子供がいたのが分かっているらしい。普通はクールー病を発症する年に至る。だが生きていれば…と大悟は、後藤家であの人と呼ばれている巨人のじいさんがクールー病にかかった子供の成れの果てだと推測する。

その頃、後藤恵介は、弟、洋介を連れてトンネルのような洞窟を歩いて行き、途中、麻袋を被るように言われる

「顔を見られるな」と洋介に言うと、恵介は、奥まで行き鍵が厳重にかかっている牢屋がいくつかあるのを見せた。

「これは2年後、これは来年、これは3日後の奉納祭で捧げる肉だ」と言う恵介。

驚く洋介を黙って見ながら、恵介は、ブリキ皿にかゆを盛ると、子供達は、犬のように顔を皿に押し付けて食べ始める。

恵介「お前にはこれが人に見えるか?」

その頃、大悟は有希に「ましろと3人でこの村から出よう」と突然言い、真夜中に荷物をまとめて脱出する。

だが村民の尾行する車が来た。カーチェイスになるが、うまい具合に交わすと前もって頼んでいた刑事課時代の上司である山伏と合流。有希とましろの保護を頼むと、単身、拉致された子供達を助ける為に村に戻る。

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祭りまでの3日間、洋介は言葉を喋れない子供達に食事をやり、今年の生贄になる子供の体を拭いていた。だが、情がうつったようで、禁じられている被っている麻袋をとり顔を見せると、唸っている子に「わしにはお前が人間にしか見えんのじゃ」と悲しげな顔をして言った。

 

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供花村の奉納祭に合わせて現当主になった恵介の儀式が始まる。記念写真を撮る用意を皆でしているとスマホが鳴る。

狩野の娘すみれからの電話だった。

出ると「恵介との赤ちゃんができた」と言うすみれの電話を、そのまま無言で切る恵介。

村に入ろうと様子を伺っていた大悟を後藤岩男が襲う。

物凄い力持ちの岩男に、軽々ぶっ飛ばされ歯が立たないながらも抵抗する大悟は、わざと「情報をくれるやつがいるんだよ。…後藤家には裏切り者がいるんだよ!」と血を流しながら吐き捨てた。

それを聞いた岩男は、怒り狂い、大悟を石のある地面に叩きつけると、頭をかち割ろうと殴りつけた。

暗転ー

54分

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