ドラマ漫画【ガンニバル】ネタバレ全話あらすじ解説 第1〜第7話・1〜13巻 完全保存版

 

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【ガンニバル】詳しいキャラクター・キャスト解説 漫画との違い 全話あらすじ コレで貴方もガンニバル博士!

 

第7話『約束』最終回

気がつくと後藤家の連中に取り囲まれている大悟。血をダラダラ流して酷い傷を負ったいて、あれだけ岩男の怪力で痛めつけられても尚、生きて何かを成し遂げようとしている。そんな必死な大悟を見て、元々一目置いていたこともあり、恵介は殺さない。

だが縛りつけスマホで録画しながら「何が望みだ?」と尋問し出した。

大悟は正直に「監禁されている子供達を解放してくれ。」と要求。「その代わり後藤家全員がやった事実は隠して、今はもう生存していない銀のせいにすれば良い。」と取引を持ちかけた。

生意気な態度で要求してくる大悟にキレた一族の1人が襲いかかると、話しながらこっそり縄を解いていた大悟が、襲って来た男を逆に羽交締めにして「おめえら、図星だったか!」と笑いながら煽り出した。

それを見てブチギレた後藤家全員が猟銃を一斉に構えて、大悟に照準を合わせ引き金に指を置いた。そ志手。

「恵介〜!」と全員が、「俺たちに撃てと命令してくれ」と言わんばかりに恵介の名を呼び出した。

ギラギラした目で恵介は大悟を見てる。

が、大悟の言う「俺を殺したら県警が本気で動き出すぞ、どうする?」と言うセリフも効いたのか、恵介は迷って命令が出来ないように大悟を睨みつけている。

するとそこへ父、清がいきなり現れて、警察署長を連れて来た。

おかしなことに署長は、いつものニコニコ顔のまま「すみませんね〜」と間に入って行き、うまい事を言いながら大悟を連れ出した。

署長に助けられた形で後藤家から脱出し、署に連れて来られた大悟。

「話したいことがある」と署長に言われ、警察署の屋上のプレハブに連れて行かれた。そこには県警からやって来た数人の刑事達がいて、密かに供花村の捜査をしていたのだ。

供花村捜査チームは、狩野の死後、大悟の指の捜査もあり、ついに県警本部がやる気を出した為に作られたらしい。

命をかけて子供達を救おうとしている大悟の決意を知ったからか、署長は彼らと一緒に内密に捜査するよう言うと、大悟は「自分には協力者がいて今、子供達の居場所を探してもらっている」と話した。刑事達は驚く。

大悟が、岩男に半殺しの目にあったあの時にわざと「後藤家には密告者がいる」と言ったが、あれは、岩男が一族の者たちを疑うようにさせ、不安になった岩男は「きっと裏切り者だと思われる人間に会いに行くか、不安材料である監禁してる子供達の場所に行くはずだ」と賭けに出たのであった。

その賭けが見事に当たる!

岩男は予想通り、子供達の牢屋に向かった。そのため、岩男を監視していたオカルトサイト運営者の宇多田が、双眼鏡で場所を確認し、大悟にGPSの情報を送り、監禁場所が特定できたのだ。

所長は「追い打ちをかけるためにSIT を要請する」と言い、1人で行こうとした大悟を止めた。

だがSITを要請するためには、もっと証拠がいると言う。

捜査チームの面々と相談してるうちに、銀には藍と言う娘がいた事が判明。だが、その娘も失踪していることがわかる。

すると大悟は、顔に傷があるあのマスクの男に電話し、「後藤銀の娘はまだ生きているのではないか?そしてマスクの男を助け母親となったのが藍なのではないか?」とマスク男に聞いた。

そして「全て話してもらえれば、後藤家を捕まえることができる」と話すと、マスクの男は、「母に聞いてみます」と答える。

マスクの男は、台所にいる母親に18年前に祭りから助けてくれたこと、名前をつけたてくれた事に感謝していると言うと、「警察に信頼できる人がいる。彼に事実を話してくれたらあいつらを捕まえる事ができるんだ。」と頼む。

だが藍は、警察には話したくないと渋る。「(話したくないのは) 母さんは、本当の息子達を守りたいから?」とマスク男が藍に聞くと、

藍「違うわ、守られているのは私のほうよ」と悲しげな顔をして過去をマスク男に話し出した。

 

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藍は18年前、「18歳になった息子達と縁切れ。後はわしがやる」と銀に突然言われる。

どうやって生きて行ったら良いか絶望した藍は、銀に聞くと、「死にたきゃ死ね」と言われてしまう。

藍は、生きる希望をなくなったまま奉納祭に参加。祭りの儀式で、あの人が子供に齧り付いているのを見て、いきなりトーチの火を手にすると、あの人に火をつける。

体が燃え出して暴れるあの人。そんな巨人を助けようと銀や後藤家一族が「火を消さないと!」右往左往してるのを見て、この隙に藍は、子供を抱いて連れ去る。

だが追っ手がやって来て捕まってしまい、銀が藍を殺そうとライフルを向けた。

「バン!」と言う音がした。そちらを見ると恵介が立っていた。

恵介「母さんを殺すなら、俺は死ぬ」と猟銃の銃口を自分の顎に向ける。

「母さんが、村の秘密を死ぬまで守らなければ、殺しに行っていい。」と言うと銀も恵介に「村を裏切るなよ」と言い、恵介が「わかった」と答えたため、藍は無事に解放される。

そしてマスク男を抱き抱えて走り逃げることができて、今もまだ、こうして生きていられるのだとマスク男に話した。

だから警察に話すことはできないのだ。それを聞いて、マスク男は泣き出し、これ以上、母親を苦しめたくないと思うのだった。

そのため、マスク男からの電話を待っていた大悟。

いくら待っても来ない為、スマホに何回も電話するが、マスク男は出ない。

マスク男は、電話が鳴っている中、先程、藍が作っていた夕飯を親子で仲良く食べていた。

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その頃、後藤洋介は、祭りが来る前に、今年の生贄である監禁された子供を連れ出そうとしていると、岩男に見つかってしまい、その子と一緒に牢屋に入れられてしまう。

岩男は、「他に裏切り者がいるんじゃねぇのか?あの18年前に供物を連れて出て行った女の息子だからな」と皆の前で恵介に立ちはだかる。

岩男は「他にも裏切り者がいる」と叫ぶと、仲間の一人を殴り、耳を食いちぎって食べてしまう。

宮司の宗近は恵介を呼び出す。

「2人でこの呪いを終わらせないか?」と持ちかけるが、「何の話だ?」と恵介はとぼけて帰ろうとするため、宗近は、ピストルを出して恵介に向ける。

俺がやらないといけないんだ」と恵介は言うと、宗近から銃を取り上げて立ち去る。

 

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なすすべが無くなった大悟。彼は、供花村捜査チームから離れ、1人で供花村に乗り込んでいく。

署長が大悟がいないので居場所を聞くと、大悟が出ていくのを見ていた捜査チームの角刈りの刑事が「すんません。止められませんでしたわ。でもアイツならやってくれるかもしれまへんで?それに万が一、アイツが(やられて)解決出来ひんかったら、SIT要請が出来ますやんか」と笑った。

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大悟は宇多田に教えてもらった洞窟の監禁場所にいく。だが牢屋には誰一人もいない。驚く大悟。

するといきなり後ろから鎌で殴られた。

あの人だった。

その頃、署長に有希とましろ親子を(大悟の代わりに) 保護してくるように命じられた女刑事の千堂は、一緒に来るはずだった部下の代わりに、刑事の山下がやって来た為、一緒に車で親子が保護されているホテルに向かう。別の安全な場所に移す為だ。

ホテルにつくと、大悟が信頼している元上司の刑事の山伏が、ドアを開けた。

中から有希達が出て来たので、「保護に参りました。私が千堂、こちらが部下の山下です」と挨拶。

山伏は「これで私の役目は終わった〜」とニコニコ。有希も頭を下げて礼を言う。

すると「あ、すいません、僕、山下じゃありません。後藤です〜」と笑いながら、後藤は、目の前にいる女性刑事を撃った。 

1時間9分

【Lyraの第7話 解説・感想】

あの笑いながら女刑事を撃つのが怖い。パトカーに乗った所から、「あ、こいつ後藤の関係者だな」と丸わかり。だが自然に、普通に笑って、普通に撃ち殺す。

そこに迷いも躊躇もない。狂っているとはこう言うこと。

特に後藤家の者達は、猟銃を持って生きていく「血筋」になってしまってからは、生きる術がGUN ガンだけなのだから、

ドラマは忠実に原作漫画を追っている…が、時々、遅れを取り戻す為か、描写不足が出てくる。その為、大悟や恵介など様々な心の葛藤をしている人間達の感情が描ききれていなかったり、説明はしなくて良いからストーリー中の事実を削ってしまって意味不明になってしまっているのが非常に残念だ。

もちろん原作とドラマの違いが良い面もある。例えばドラマでは、どうやら後藤家は林業も営んでいる設定になっている。

「まさか食人と植林てダジャレか?」なあ〜んてLyraは思ってしまったが(笑)、この臨機応変さ、アレンジの仕方が面白くて良いと思う。

TVというものは、いかに大衆に「ウケる」か、数(視聴率、最近だと視聴回数)が大事。POPにならざるおえないため、受け入れられるようにしなければならないからだ。別に違和感なかったし、より今の時代で生計をたてるのに林業しながら食人ならばアレだけの人数でやっていけるだろう(ジョークみたいだね)。

逆に原作の違いが悪い感じになってしまったのは、ましろが行方不明になったエピソードで顕著に現れたと思う。

原作ではドラマと違う。

「ましろが失踪した?!」と有希が走り探し回るシーンでは、ドラマでは子供とましろがたまたま遊んでいたからとなっているが、原作では、この男児の母親が村の誰かに命令されて自分の息子に無理矢理「ましろちゃんを連れ出して、沢で遊んでおきなさい」と言いつけたのだった。

このことにより、男の子とましろは偶然あって楽しく遊んでいたのではない。「母ちゃんが言ったからだろ」とまで家に帰って母親に息子が言っいる場面があるくらいだ。わざと村人達が、ましろを隔離していたことがわかる場面なのだ。

それにより大悟がましろが発見される前に、村人達を疑ったのは言いがかりでもなく正当な行為だとわかる。

やはり村人は信用できない、となる大悟が正しいのだ。

それなのに、ドラマではこの場面が全部ない。そのため大悟が 根拠なく村人を悪者にしてるみたいになってしまった。これでは非がない大悟が悪者みたいで可哀想だ。これは、あのフェンスを作る造らないでもあったし、、、うーむ、大悟、頑張れ!となってしまった。

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第4話の時点で13巻あるうちの第3巻だった為「もしかしたら初めの方で、このドラマは終わるのか?」と心配になった。

ラストの終わり方が、続く〜という感じだったから多分、シーズン2が作られるだろう。

ただこのペースだとコミック全13巻のラストまで辿り着くには気が遠くなる。

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何故なら、銀の生い立ちや後藤家や神社の関係性などを描いた長めのエピソードが待ち受けているからだ。

それても銀の話は短めにして一気に肉弾戦のラストへ飛ぶかもしれない。

素直に話が進めば、この後に銀の若い頃の話が待ち受けているが、今回の藍の話が絡んでいて、銀の立場と対比して見ると良いだろう。

これもドラマでは描かれていなかったが、「私は、他に生き方を知らないので教えて欲しい」と銀に聞いていたが、あれは藍が、銀と同じような立場として考えられる悲惨な生贄であり、それを銀に助けられて「銀のある目的のために」生かされて胃から効いてくるセリフなのだよ。

つまり藍が銀の言いなりになって生きてきたから、「どうやって生きていけば良いかわからない。」のだ。

だから銀に聞いたのに、銀は「ならば、死ぬるがよい」と縁切りをした。どれだけ銀が非情な人間かがわかる。そのような大事なシーンなため、端折らない方が良かったな、と思う。

ここから少し先のネタバレを書きます。知りたくない人は、飛ばして。

5.【ガンニバル】詳しいへヴィな解説

後藤藍とは?

藍は、銀の指示通りに生きて来た女性だった。それは銀に助けられて世間を知らずに育てられたからだ。

藍は、小さい頃にあの人への生贄として牢屋に監禁されていた子供の1人だった。だが銀がみそめたなのか、自分の娘にした。

それは「ある目的」と先程から書いてたこと。それが理由だ。その目的は、銀が、あの人の子どもを藍に産ませるためだったからだ。

藍には夫、今の供花村の村長の後藤清がいる。だが彼は、ダミーというか、あの人の存在を隠すための夫だ。

それも銀は、先を見越していた。清を藍の夫にさせる為に、銀は、清を去勢していて清は自分のDNAを残せない状態にまでしているのだから恐ろしい。

つまり藍は、銀の言う通りに生きて、あの人との息子である恵介と洋介を産み、世話をし、育ててきたと言うことだ。

全てを銀が計画的に、長い年月をかけて進めていたと言のだから、銀の恐ろしさがわかるエピソードですね。

6.【ガンニバル: 考察】

しかし【ガンニバル】のキャラクター達は、執拗なくらい笑う。

笑いながら銀は人を食うし、後藤岩男は、穏やかに笑いながら裏切り者がいないか兵士のように耐えて監視しているし、陸男は笑いながら暴れ、家の為に捨て駒になる。

さぶはニコニコ笑いながら、目が笑っていなくて魚の目をしながら、盗聴を聞いているし、恵介にむげにされても笑って子供を産もうとする狩野の娘に、その父親であり駐在だった狩野は、気が狂ったように笑いながら「村の人間は人を喰ってる」と叫ぶ。

そしてドラマで1番怖いのは、家族の為に大人しくしていたのに、監視されたり抑圧されたせいでタガが外れたように乱暴者に戻ってしまった笑いながら人を殴りまくる大悟だろう。

良いパパだった大悟である柳楽優弥が、だんだん気の荒い本性を出してくるから「ほら、キタキタ!」となってしまうLyraです。アレは凄い好き。柳楽優弥は狂った演技が定番になってしまった俳優さんだね。

大悟は不死身。普通、あのように頭ぱっくりは死ぬだろうに。、て漫画ですからね。突っ込まんでいますわ。ほほほほ。

家族のつながりを再建しようとする大悟。でも、何故かましろは、家族という概念が普通より広く開かれた場所にいる子みたいに感じた。

原作でも銀や白銀は、大悟の1人娘のましろと、何か繋がるていで話が進みます。

漫画だと、ましろは「これ血の味がするよ」と人間の肉片を食べたり、目が、あの人」)、大吾と恵介に追い詰められた「あの人」を庇ったりもする。何か、どこかで血が繋がっているような、あるいは、似た感覚を持つ別種族の人間なのかもしれないですね。

色に関連した名前も怪しいし、作者の意図を感じる。

銀、白銀、ましろ

これは銀の希望である、まっしろい世界にましろが関係あるのだろう。

銀から白銀への愛・希望は、ましろがうけつぐのかもしれない。

*次のページからは、原作漫画【ガンニバル】のあらすじをサービス、サービス〜で書いておきますね。全ストーリーの流れを知りたい方や、これから先のストーリーを、知りたい方は参考になりますよ!

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