Hey, Jonathan!
Why can you always make me so happy when I wanna cry?
Why have you gotten your vocal style so originl?
and Why can you dance so funny,ha ha?
彼は笑わせてくれる。
彼はLyraが泣きたい夜に幸せな気分にさせてくれる。
笑う門には福来るの男、現る夜なり。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ナティック 出身 のシンガーソングライター、 Jonathan Richman ジョナサン ・リッチマン(Jonathan Michael Richman、1951年5月16日 – )。
1972年 The Morden Lovers ザ・モダン・ラヴァーズ を結成しデビュー。
リーダー、ボーカルとギターを担当していた。
スポンサーリンク
1974年バンド解散後は、Jonathan Richman & the Modern Lovers として活動後、Jonathan Richman として完全なるソロとして活動し現在もライブを精力的に行い活動中。
今日Lyraが和訳する曲は、1992年リリースのJonathan Richman ソロ名義のスタジオアルバム『I, Jonathamn』に収録されている曲【I Was Dancing In The Lesbian Bar】。
ヘナヘナでファニーで、だけど可愛くって粋な男性に見えてしまう不思議なJonathanの良さが光る曲です。
詳しく解説はLyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう。
(click to amazon ↓ ↓ ) 4th studio Album “I, Jonathan” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓↓
(click to amazon ↓ ↓ ) Solo Album “Surrender to Jonathan” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓ ↓
Jonathan Michael Richman (born May 16, 1951) is an American singer, songwriter and guitarist. In 1970, he founded the Modern Lovers, an influential proto-punk band. Since the mid-1970s, Richman has worked either solo or with low-key, acoustic and electric, backing. Currently, he plays only acoustic to protect his hearing. He is known for his wide-eyed, unaffected and childlike outlook, and music that, while rooted in rock and roll, is influenced by music from around the world.
= I Was Dancing In The Lesbian Bar =
[Verse 1]
Well I was dancing at a night club one Friday night
And that night club bar was a little uptight
Yeah, I was dancing all alone a little self conscious
When some kids came up and said
“For dancing come with us.”
And soon…
[Hook]
I was dancing in a lesbian bar, ah-oo, ah-oo
I was dancing in a lesbian bar, ooh, ooh, ooh
[Verse 2]
Well I was dancing in the lesbian bar
In the industrial zone
I was dancing with my friends
And dancing alone
[Pre-Chorus 1]
Well the first bar things were alright
But in this bar, things were Friday night!
In the first bar things were just alright
In this bar things were Friday night
[Hook]
[Verse 3]
Well I was dancing in the lesbian bar
Way downtown
I was there to check the scene
And hang around
[Pre-Chorus 2]
Well the first bar things were stop and stare
But in this bar things were laissez faire!
In the first bar things were stop and stare
This bar things were laissez-faire
[Hook]
[Pre-Chorus 3]
In the first bar folks were drinking sips
But in this bar they could shake their hips!
In the first bar they were drinking sips
In this bar they could shake their hips
[Hook + Guitar Break]
[Pre-Chorus 4]
Well in the first bar, things were okay
But in this bar things were more my way!
In the first bar things were just okay
In this bar things were done my way
[Hook]
[Pre-Chorus 5]
Well in the first bar things were controlled
But in this bar things were Rock and Roll!
In the first bar things were so controlled
In this bar things were way way bold
[Hook]
まあ
酷く保守的なナイトクラブと言った感じだったんだよ
そうだよ
ちょっと人目を気にしながら
ずっと1人で踊っていたんだよ
そしたらさ
数人の若い子たちが寄って来てね
こう言ったんだよ
「ねぇ、一緒に踊らない?」
そしたら
直ぐに気づいたんだよ
俺ったら
レズビアンバーで踊っていたんだよ
あーあ
あーあ
俺ったら
レズビアンバーで踊っていたんだよ
おーやっちまった
おーやっちまった
まあね
俺ったら
レズビアンバーで踊っていたんだよ
それも工業地帯のへんぴなとこ
俺ったら
その友達になった子たちと
一緒に踊っていたんだよ
でも、ハートは独りぼっちさ
まあ、生まれて初めて行った飲み屋での出来事は
何とか上手くいったよなぁ
でも、この飲み屋はさ
金曜日の夜だから
やばかったよなぁ
生まれて初めて行った
飲み屋は上手く行った
この飲み屋での出来事は
金曜日の夜だからやばかった
スポンサーリンク
俺ったら
レズビアンバーで踊っていたんだよ
それも繁華街へ行く途中のね
社会の情勢を見るために
そのレズビアンバーに行ったんだよん!
ぶらぶらしながらね
初めての飲み屋での出来事では
話しかけに来てくれる
でも、この飲み屋の出来事は
自由放任主義
初めての飲み屋での出来事は
話しかけに来てくれる
この飲み屋の出来事は
自由放任主義
初めての飲み屋の奴らは
ちびりちびり飲みっぱなし
でも、この飲み屋の奴らは
腰を振りっぱなし
初めての飲み屋の奴らは
ちびりちびり飲みっぱなし
でも、この飲み屋の奴らは
腰を振りっぱなし
まあ、初めて行った飲み屋では
どうにか上手く行ったよなあ
でも、この飲み屋では
俺らしくやれたよなぁ
初めて行った飲み屋では
どうにか上手く行ったよなあ
この飲み屋では
俺らしくやれたよなあ
まあ、初めて行った飲み屋では
全てが管理されていたさ
でも、この飲み屋では
ロックンロールでやりたい放題さ
初めて行った飲み屋では
全てが管理されていたさ
この飲み屋では
大胆なやり方でやれるのさ
Songwriter: Jonathan Richman
Translator: Lyra Sky 和訳
このヘナヘナが好き。
脱力系サウンドあるでしょう?
アレをカテゴライズするのも変だけれど、、、ポスト〇〇みたいに、フンワリした音を誰かにたとえたり、まとめたりするのあるでしょ?
それならば、元祖脱力系は、Jonathan Richmanじゃないかな?って思うの。
「Guitar 〜♪」といいながらギタリストが立ちそうな場所まで歩いて行って、ソロ引く真似して、ブリッコしたかと思うとギター持ってる癖にソロは弾かないと言う!
こんな笑えて変なのに、格好良く見えるのが不思議。
それに、ちょっと物悲しくもある。
日常を歌うからか?
Jonathanが悲しい奴だから?
いやいや、彼自身は面白い人だ。
きっと彼の書く歌詞のせいだろう。
何でもない言葉で面白さ、
何でもなさそうな言葉で悲しさを表すの。
それが彼の魅力なのだ。
スポンサーリンク
Jonathan Richmanは、1951年5月16日にマサチューセッツ州ネイティックに生まれた。
Jonathanは、10代の頃に夢中になったNYのバンド、Velvet Underground ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響を受けて作曲を始めた。
1970年に、後にTalking Heads トーキング・ヘッズに加入するジェリー・ハリスンらと、ガレージロックバンドであるThe Modern Lovers ザ・モダン・ラヴァーズを結成。
1972年に憧れているVelvet UndergroundのJohn Caleにデモテープを私に行きレコードデビュー。
The Modern Loversとしてバンド活動を行うが、1974年にバミューダで解散してしまう。
1978年、メンバーを一新させて、新生ザ・モダン・ラヴァーズとなる、Jonathan Richman & The Modern Lovers ジョナサン・リッチマン&ザ・モダン・ラヴァーズ)として再デビューを果たす。
1983年、バンド活動とは別にソロ名義で『With Jonathan Sins !』をリリース。
1989年にバンド解散後は、現在に至るまでソロミュージシャンとして活動を続けている。
(click to amazon ↓ ↓ ) Studio Album “Surrender to Jonathan” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓ ↓
先ほどのミュージックビデオは、アメリカの人気番組 “Late Night with Conan O’Brien” に1993年に出演した時のもの。
Jonathan アコースティックなんだけど、飽きないヴォーカリストだ。
ちょこまか動いていると周りに誰もいないのに、フルバンドがいるように見えてくるから不思議だ。
アコースティックでギター弾き語りは、よほどの人じゃない限り、飽きてしまう。
人間的魅力がないからだ。
でも、このFunnyなおじさんは飽きない。
つまらない事でも、面白い話にしてしまうし、腹を抱えてしまう出来事は、数百倍にしてコメディ映画ばりに派手に笑わせてくれるのだ。
そして、悲しい歌は、ちょっぴり笑いを添えて、リアルに胸にしみるお伽話にしてしまうの。
(click to amazon ↓ ↓ ) 4th Solo Studio Album “I, Jonathan” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓ ↓
【I Was Dancing In The Lesbian Bar】は、タイトルそのまんま。
「レズビアンバーで俺、踊っちゃったよ」というウキウキ?ドキドキの気持ちを、誰かに報告しているって内容の歌詞だ。
この生番組の冒頭でJonathan 本人が言っているように、本当にあったウッカリな出来事を歌詞にしちゃったよ、と言っているわけ。
Lyraが和訳したのを読めば、丸わかり〜!
それに、今回はことば遊びや韻踏みが楽しい曲で、他にLyraが大好きな深読みの単語や、妖しい言葉はないからストレートに楽しんでほしいと思います。
まあ、場所が場所なだけに〜、妖しいけれどね。
レズビアンバーで踊るJonathanを見てみたいわ〜、あんな「足上がるんか!」て具合にグルングルン回すのか?
面白すぎる男だなあーJonathan!
Lyraは、昔、彼氏がJonathan好きだったから彼がThe Modern Loversにいたことや、彼の顔や声は知っていた。
でも興味を持ったのは、The High-Lowsだった、現クロマニヨンズのVocalのヒロトが何かのTV番組で 好きなアルバムでJonathan Richmanのレコードを紹介したのを見てからだ。
今日紹介したアルバム・レコードをドーンてTV画面に向けていたの、、、「大好きなアルバムです。」って物凄くプッシュしてるの、ヒロトがね。
それで、「アレ〜Jonathanじゃん、ちゃんと聴いてみようかな?」と思い聴き始めたの。
そうして、彼のヘナヘナでキュートで悲しげな声が好きになったと言うわけ。
Jonathan Richmanの好きなところは、ヘナヘナな声や笑えて泣ける歌詞。
それ以外にもまだある。
不思議と絵になる男、ハンサムじゃないんだけど動くと魅力的になるところ。
Lyraのこのブログを見に遊びに来てくれる皆さんの中には、非常に映画に詳しい人や、映画大好き人間が多いのをLyraは知っている。
だから、見たことが絶対にあると思うの、、、『メリーに首ったけ』を!
原題は”There’s Something About Mary”。
知っているでしょう?
Bobby & Peter Farrelly ボビー&ピーターファレリー兄弟監督作品の、お馬鹿ラブコメディです。
主役のBen Stillerが初恋相手のメリー、Cameron Diazを忘れられなくて探偵やとって探させるんだけど、その探偵役のMatt Dillonまで、メリーが大好きになってしまい互いに邪魔しあったり馬鹿しあいが始まり、結局、5人の男がメリーに首ったけという大騒動になってしまうストーリー。
そんな笑える映画の音楽担当をしていたのが、このJonathan Richmanなのどぇす!
おまけにチラッと出ているという、 、、。
覚えてる?
Ben StellerがCameron Diazと外で喋っている時や、Matt Dillonが悪事を働いているところなど、景色の良いところに米粒程度の誰かが歌っているというシーンを?
アレよ、アレがJonathanよ。
大きめに写っているのは公園のシーンだったか?
1〜2回のみ顔がわかるんだけ、あとは歌は聞こえてくるのに、小さめというワザと小さめに移しているのが分かる意地悪されてるんだか、遊ばれているのだか、笑ってしまう。
これ、Jonathanの歌やキャラクター知ってるいる人ならば大ウケしてしまうわ!
Jonathanの良さは、彼自体のキャラクターの良さがある、ということだ。
何をしてもクスッて笑えてしまう。
人柄の良さが出ているような歌詞や、ジョークが効いているセリフを言ってしまうところが、舞台だけでなく普段からある人なんだと思う。
茶目っ気があるというのは、この人みたいな人を言うのかもしれない。
ウィットに富んだ人というのがピッタリ来ると思う。
その人柄の良さは、少し悲しげでもある。
普通のJewish ユダヤ人の家庭で育ったロック好きの少年。
もしかしたら、NYの片隅に住むしがない人や、やばい商売の人など、様々な人種や人々を描いたLou Reed (Walk On The Wild Side 和訳 A New Yorker with Full of Humanity 参照)のいたVelvet Undergrondの影響かもしれないと感じる。
その描写力を笑いに変えてしまうのは、Jonathanの才能だ。
Lyraは、Jonathanの笑いに、少しピエロの悲しさを感じる。
人を笑わせ、喜ばせ、楽しませるJonathanは、サーカスにとって重大な役どころのピエロかもしれない。
そして、悲しみや笑いや危険や喜びがある、私達が生きているこの世界は、まるでサーカスみたいではないか?
その私達の世界に、Jonathanみたいに優しい笑いを与えてくれる存在はなくてはならないと思える。
だって笑いは、私達の生活に彩りを与えるもの。
そして、ちょっぴりの悲しみ。
ちょっぴりの涙。
まるでピエロのような涙を見せてくれると、私達はジーンと胸が熱くなるの。
だから、笑い飛ばしましょう!
今日の1日、悲しかったことは。
ジョークにしてしまおう!
今日の1日、頭に来たことは。
さあ、Jonathan Richman の歌声を聴きながら、Lyraと一緒に踊ろうよ!
明日は、明日の日が昇るわ。
スポンサーリンク
Produced Brennan Totten
This song is about the singer dancing in a lesbian bar. He enjoys the liberating feeling of dancing free in the lesbian bar as opposed to the controlled, self-conscious dancing in the bar he had been dancing before.
Richman also chose to perform this song in his North American TV debut, on Latenight with Conan O’Brien, introducing it with
I’m gonna tell you a song that is a true story. It happened to me in a bar when I was playing there about a year and a half ago and this is what happened.
I, Jonathan is the fourth solo album by Jonathan Richman, released by the Rounder Records label in 1992. As the founder of influential protopunk band The Modern Lovers, Richman had strived to convey authentic emotions and storytelling with his music. I, Jonathan continued this aesthetic with simple and sparse rock and roll arrangements, and straightforward lyrics about mundane topics.
Songs on the album addressed topics such as backyard parties (“Parties in the U.S.A”), memories of neighborhoods in which Richman had lived (“Rooming House on Venice Beach” and “Twilight in Boston”) and his admiration of his primary musical inspiration, the Velvet Underground (“Velvet Underground”). The latter song includes a brief interlude of the Velvet Underground song, Sister Ray.
The album helped increase Richman’s cultural profile, which would include a 1993 appearance on Late Night with Conan O’Brien in which Richman performed one of the album’s songs, “I Was Dancing in the Lesbian Bar”.
スポンサーリンク
Discography ディスコグラフィー
Album アルバム
Studio Album スタジオアルバム
- The Modern Lovers (1976)
- ジョナサン・リッチマン&ザ・モダン・ラヴァーズ-Jonathan Richman and the Modern Lovers (1976)
- Rock ‘n’ Roll with the Modern Lovers (1977)
- Modern Lovers ‘Live’ (1977)
- バック・イン・ユア・ライフ-Back in Your Life (1979)
- The Original Modern Lovers (1981)
- ジョナサン・シングズ!-Jonathan Sings! (1983)
- Rockin’ & Romance (1985)
- It’s Time For (1986)
- モダン・ラヴァーズ・88-Modern Lovers 88 (1988)
- Jonathan Richman (1989)
- 僕はアメリカン-Jonathan Goes Country (1990)
- パーティーをやろう-Having a Party with Jonathan Richman (1991)
- アイ、ジョナサン -I, Jonathan (1992)
- ジョナサン・シングス・イン・スパニッシュ-Jonathan, Te Vas a Emocionar! (1994)
- ユー・マスト・アスク・ザ・ハート-You Must Ask the Heart (1995)
- サレンダー・トゥ・ジョナサン-Surrender to Jonathan (1996)
- アイム・ソー・コンフューズド-I’m So Confused (1998)
- Radio On/Stop And Shop With The Modern Lovers (1998)
- Her Mystery Not of High Heels and Eye Shadow (2001)
- Not So Much to Be Loved as to Love (2004)
- Revolution Summer (2007)
- Because Her Beauty Is Raw and Wild (2008)
- A Que Venimos Sino a Caer (2008)
- O Moon Queen of Night on Earth (2010)
- Ishkode! Ishkode! (2016)
Live Album ライブアルバム
- The Morning Of Our Lives (1977)
- Live at the Longbranch Saloon (1992)
- Precise Modern Lovers Order: The Modern Lovers Live In Berkeley And Boston (1994)
- Live At The Long Branch And More (1998)
スポンサーリンク