過保護のカホコ 第2話 あらすじ、ネタバレ毒舌レビュー!糸の罵倒でスッキリした人、いと多し!

やり過ぎちゃったドラマ『過保護のカホコ』の第1話の続き〜〜、今日は、第2話のネタバレあらすじと、毒舌レビューをします。

完全あらすじ、で完全ネタバレで、完全ホンネレビュー。

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この7月から始まった日テレドラマ「過保護のカホコ」。遊川和彦さんの脚本のドラマです。

遊川和彦といえば「家政婦のミタ」、朝ドラ「純と愛」、「○○妻」、「偽装の夫婦」、「はじめまして、愛しています。」など面白くてしかも話題性のあるドラマばかりです!

しかし、今回は、見ていて怖くなるドラマ。人の描き方が気持ち悪いドラマだったので、気持ち悪さを備忘録として書くのも、症例として、、、何かの参考になりそうかと記録します。

現在のカホコは、1話と変わらず母親の泉(黒木瞳)に朝起こしてもらわないと起きることができず、自分の着る服も選ぶことができないまま。

カホコが通っている大学の画家志望の麦野初(竹内涼真)と学生課で知り合って、人生初仕事を初に無理矢理やらされたあと、初が書いたカホコの寝顔のデッサンを見て感動

「ピカソさんを越えれるよ!この絵を見たらみんな幸せになれるよ!麦野くんは素晴らしい仕事をしようとしてるんだね!絶対に絵を辞めないでね!どんなことがあっても応援するからね!!!!」と言った日の朝から始まります。

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= 第2話のあらすじ =

麦野初(竹内涼真)は、カホコの絶讃してくれた台詞に感動し、とりあえず、店長から誘われていたピザ配達の正社員の話を断る事を決めた。

一方、根本加穂子(高畑充希)も人を幸せにするために働く事を決めたのだったが、どうやって探したらいいのかわからない。

とりあえず、カホコは、人を幸せにする仕事を探すため、父・根本正高(時任三郎)や親戚の職場を見学していく。

父の職場は、保険会社。

母の実家の次女の夫(カホコの叔父さん)は、総合病院の看護師。

三女の夫は、交番の警察官。

どこでも、「深夜勤務や救急があり大変だから」とか、

「人間の汚い部分を見るから」カホコちゃんには向かない仕事と言われてしまう。

ついでに、カホコはいとこのプロのチェロ奏者を目指す糸(久保田紗友)に話しを聞きに行く。
そのとき、カホコは、糸が、右手首を痛めている事を知るが、糸から、「黙ってて」と口止めされた。
その後、糸は、コンクールに出場するが、演奏中に右手首を痛がってチェロの弓を落として演奏を中断し、病院へ運ばれた。
診察の結果、原因不明の神経痛で、日常生活には問題は無いが、チェロを続けるのは難しいということ。

糸の為に、何か出来ないか?と考えるカホコ。

初の言葉をヒントに、千羽鶴を折ることを思いつく。
そして、出来た千羽するを、入院している糸に届けて励ましたが、話して行くうちに、カホコの良かれと思ったアドバイスや、調べた元気になる言葉などが余計に糸の神経にさわり、糸は激怒して汚い言葉を吐いてしまう。

大声で「何かと言えば、イベントをして家族や親戚一同集まるこの家族が昔から大嫌いだった!金をもらえるから仕方なく、集まりに参加して来たが、いつもいつも嫌でたまらなかった!

特に、あんた!ぬくぬく育った世間知らずのあんたなんかに何がわかるのよぉぉ〜!」と、糸に千羽鶴を投げつけられ、物を投げられ、大声で怒鳴られたカホコはパニックを起こしたかのように、両手で耳をふさぎながら床にへたり込んで目を見開いて縮こまるしか無かった。

何時も良い子だった糸から汚い言葉で罵倒されたので、カホコの頭で糸の怒鳴り声が鳴り響く。

カホコは激しく動揺して耳を塞いで病院から逃げだした。
帰宅したカホコはいつものように、母・根本泉(黒木瞳)に相談しようとしたが、罵倒された事を話すと、揉めたら困ると思ったのか、はたまた、糸の留学資金の相談に来ていた糸の母(カホコの母、泉の妹)が家にいるからか、相談するのを思い止まった。
部屋で着替えようとしたら窓ガラスに石が当たる音がした。

初がピザ屋の配達の仕事で近くに来たから、糸とどうなったか気になったからと来てくれたのだった。

カホコは神社で合うように指示。マンションを上手く抜け出せたカホコは、また例の変な走り方で全力疾走して来た。

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初(竹内涼真)に会って相談すると、初は「夢を目指していた者が挫折したとき、お前みたいな脳天気な庶民に慰められるのが一番むかつくんだ、それにな、良い子でも裏表や二面性がある」と教えてくれた。
そして、「お前のやった事は幼稚でおろかな行為だが、何一つ悪い事はしていない。だから、もうこれ以上、自分を責めるな。ただ今はショックで傷ついているだかろうから、思いっきり泣いて忘れろ、俺の胸でも貸してやるか!」とジョークを言いながら腕を広げた。
すると、カホコは、冗談とは思わずに素直に初に突進して押し倒し、初の胸で泣いた。

また、カホコは泣きつかれて眠ってしまったので、初は、渋々、カホコを負んぶして自宅マンションまで送った。

ところが、バレないように置いて帰るつもりが、おんぶして居る所を、父、根本正高と、母、泉に目撃されてしまった!

固まる初。凝視する根本夫婦、、。

[ 第3話に続く]

Lyraの第2話レビュー

今回も、時代遅れの台詞が沢山〜!昭和の昔のドラマのよう。

姑に弱い母親の泉は、まさに時代遅れの象徴。

姑や小姑とは話もできないし視線も合わせられない。

そして、泉は、半径何百メートルかの狭いテリトリーを出ると、声も存在も小さくなるのもやり過ぎ設定なまま、、、

こんな人は今時いない、、、江戸時代の話かな?

コメディと言われてるこのドラマには、シリアスな面しか見えません。

コメディなのに笑えない。それは、女性キャラが可哀想な設定ばかりだから、、、。

今回、1番可哀想だったのは、やはり、カホコの従兄弟の糸が、言い放った言葉を受けたカホコです。

糸のカホコへのダメ出しは、まさに地獄の宣告。

結構、他人から酷いことをいつも言われてるのに、鈍感なカホコは、いつも痛くもかゆくもない、、、だが、今回は流石に、真正面から糸に怒鳴り散らされ、物を投げらたから、カホコにもわかりダメージが強かった!

耳を塞ぎヘタリ込むシーンは、病室だったこともあり、よりカホコが〇〇患者のように見えました。

普通の人の演技をすれば良いのに、、、

何でこんなに、病的でやり過ぎ演技をするのでしょう?

狙ってんだろうけど、これじゃあーね。

コメディからかけ離れ、ファミリードラマからも、成長物語からも、何百万光年離れてしまいます。

コンクール中に、以前から痛いのを隠していた糸の手の神経症を自分が知ってたからと、アタフタしてカホコが体を揺らす、演技は不気味。

コメディだったら笑えるよね〜。でも、これは初めの意図とは、違う方向に行っちゃったドラマだから怖いだけ。

人が良いカホコなだけに、、アレ的になります。

糸がカホコに言った罵詈雑言は、全て真実。

このドラマでイライラしてる人がかなり多いらしいので、スッキリした人も多いのでは?

カホコには、痛手が酷過ぎてトラウマになりますが、良い薬になるでしょう。

真実を知らないと、せっかく社会に出る決心がついたカホコなんだから、今のうちに、社会の洗礼を受けたと思わないとダメ!

頭の中で反響するくらいなので、もしかしたら、心の病にまでなりそうですが、、、病んでるだけに重症化する?

しかし、話を聞いてくれる初がいるのが救いです。

気にかけて家まで来てくれるなんて、、、。

いつの間にやら、初は、友人に昇格していますからねー。直ぐに恋人に昇格するでしょう。

展開が早い所は、良いドラマですね。

ただ、初の気持ちがチラッとしか出ないのは物足りないです。

絵を褒められただけ、プラス、カホコの純粋さだけで恋へ進んじゃうのは安易。

せっかくの遊川さんの脚本だから、ひねりが欲しかったです。

世間知らずの女子大生が、ハッキリ叱ってくれる男子に出会い、自己に目覚め、自立し親離れする話だから、ラストは分かり切ってるだけに、そこに行く過程に意外性が欲しい〜!と切に願っています!

もう、病的な演出はやめて〜!

オモロイ笑えて、泣けるドラマが見たいです!

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