Manic Street Preachers が再来日する!それもSuedeと一緒にダブルヘッドライナーで!
同じ1992年にデビューの英国の2バンド。男気丸出しで社会問題の壁をぶっ壊そうとして来たManicsと、ジェンダーの壁を乗り越え誘惑をしかけてくるSuede。
「どちらもロマンティックになるバンドでこのカップリングは神だわ」と知った時につぶやいてしまいました。
今日は来日をお祝いしてManic Street Preachersの大人気で日本とゆかりがある曲をLyraが和訳しちゃいます。一緒に盛り上がりましょ!
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ウェールズ出身のロックバンド Manic Street Preachers マニック・ストリート・プリーチャーズ。通称 Manics マニックス。
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3枚のアルバムを発表したあと、大人気バンドになった最中である1995年に、すうねんまえからうつ病や自傷行為、ドラッグ、アルコールなどに苦しんでいたギタリストであり作詞を担当していたRichey Edwards が失踪。見つからないまま、2008年11月24日死亡宣告が出されたが、精神的な支柱を失ったバンドは解散も考えたが、Richeyの母親の懇願もあり、3人体制で活動を継続。立て続けに傑作アルバムを発表したことにより、90年代イギリスを代表するロックバンドとして認知されるようになる。Richeyは、今でもメンバーとされ、印税はRichey の家族に等分されている。
*Manicsについてはこちら等→【Manic Street Preachers/ Stay Beautiful】和訳 男気溢れるマニックス Song Filled With Feelings At That Time
今日Lyraが和訳する曲は、Manic Street Preachersのデビューアルバム 『Generation Terrorists』(1992年6月1日コロンビアレコードからリリース)に収録されている5th シングル【Motorcycle Emptiness】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
*アルバムについてはこちら→マニックストリートプリーチャーズ、『Generation Terrorists』 20周年記念盤。イギリスのロックが好きならば聴きなさい!芸術もロックも爆発だ!Manic Street Preachers
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“Motorcycle Emptiness” is a song by Welsh alternative rock band Manic Street Preachers. It was released on 1 June 1992 through Columbia Records. It was the fifth single to be released from their debut album, Generation Terrorists.
=Motorcycle Emptiness=
Culture sucks down words
Itemise loathing and feed yourself smiles
Organise your safe tribal war
Hurt, maim, kill, and enslave the ghetto
Each day living out a lie
Life sold cheaply forever, ever, ever
文化は言葉を吸収する
嫌なことは項目化し
自分に微笑みを与えてやれよ
安全な部族戦争を組織するんだ
痛めつけ
傷つけ
殺し
ゲットーを奴隷にするのさ
嘘をついて生きる毎日
命はは二束三文で
売られたのさ
永遠に
永遠に
[Chorus]
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
Life lies a slow suicide
Orthodox dreams and symbolic myths
From feudal serf to spender
This wonderful world of purchase power
Just like lungs sucking on air
Survival’s natural as sorrow, sorrow, sorrow
人生はゆっくりとした自殺に横たわる
正統派の夢と象徴的な神話
浪費家のためにいる領土の農奴
この購買力の素晴らしい世界
まるで肺が吸い付くように
悲しみ
悲しみ
悲しみのように生き残るのは自然なことさ
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[Chorus]
Under neon loneliness
Motorcycle empitness
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
All we want from you are the kicks you’ve given us
All we want from you are the kicks you’ve given us
All we want from you are the kicks you’ve given us
All we want from you are the kicks you’ve given us
俺たち皆んなが欲しいのは
お前が俺たちに与えてくれる蹴りだけさ
俺たち皆んなが欲しいのは
お前が俺たちに与えてくれる蹴りだけさ
俺たち皆んなが欲しいのは
お前が俺たちに与えてくれる蹴りだけさ
俺たち皆んなが欲しいのは
お前が俺たちに与えてくれる蹴りだけさ
[Chorus]
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
Drive away and it’s the same
Everywhere death row, everyone’s a victim
Your joys are counterfeit
This happiness, corrupt political shit
Living life like a comatose
Ego, loaded and swallow, swallow, swallow
走り去る
それも同じだな
どこの死刑囚でも誰もが犠牲者だ
お前の喜びは偽物さ
この幸せは
腐敗した政治のたわごと
生きることは
昏睡状態みたいだ
エゴ
積まれて飲み込む
飲み込む
飲み込む
[Chorus]
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
Under neon loneliness
Motorcycle emptiness
Under neon loneliness
Everlasting nothingness
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
ネオンの下の孤独
オートバイの空虚
永遠の無
Songwriters: James Dean Bradfield, Nicky Wire, Sean Moore, Richey Edwards
Translator: Lyra Sky 和訳
ミュージックビデオについて
プロモーション来日中のメンバーが、渋谷交差点やコスモクロック21など様々な場所を歩いてる様子が撮影されたもの。バンド全員が出演しているが、ヴォーカルということもあり James Dean Bradfieldがメインのビデオとなっている。
交差点などで群衆が彼の周りに押し寄せる中、立ち止まって歌を歌うBradが印象的だ。
バンドは日本の各地を探索しながら、連続しないショットはほぼなくて、場所やシーンを変えて登場しているのは狙いかもしれない。ある意味バンドの日常を記録しているみたいだから。
可愛いならと思ったのは、Richey Edwardsが、ホテルの庭園でカメの注意を引こうとしているようところ。動物好きだったね、Richey。
ホテルのシーンもあり。このシーンを見て、色々考える人もいるかな?色々ね…言えないけど。
ただ当時その場所にいた人と昔知り合って写真を貰ったのからManicsがセンター街でポーズしている写真を何十枚か持っているよ。昔の写真を見て出したりしないから多分クローゼットの中(笑)。
自慢してると言われたくないから毎回ブログなどでは言わないようにしているが、このMVを久しぶりに見たら、色々思い出したので今回は言っちゃったww
【Motorcycle Emptiness】について
2006年、Qマガジンの読者投票により、この曲は史上最高の曲として88位に選出されている。
【Motorcycle Emptiness】は、2002年10月にマニックスのベスト・アルバム『Forever Delayed』にも収録され、2003年2月にコンピレーションから再発シングルとしてリリースされた。
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歌詞について
S.E.からインスピレーションを受けていて、バイカーギャング文化についてのヒントンの著書『ランブルフィッシュ』をモデルとしている。
バンドによると、この歌詞は資本主義によってもたらされる消費主義を中心としたライフスタイルの空虚さへの攻撃であり、社会が若者にどうやって順応させようとしているか、どのようにそれを期待しているかを描写しているという。
歌詞の「封建農奴から浪費家へ」の箇所は、中世の封建制度下での農民の荘園領主への奴隷制と、企業が追求のために有利に利用する現代の資本主義社会における人々のブランド忠誠心とを直接的に類似させているのが皮肉的だと思う。
このアルバム『ジェネレーション・テロリスト』には批判者もいるが、比較的【Motorcycle Emptiness】について悪口を言う人はいないだろう。心理をつき、また社会の真理すらついているとLyraは思うからだ。人々は辛辣な話には耳を貸す。
今日に至るまでこの曲は、James Deen Bradfield の最高級のサウンドと、Richey Edwards Nickey Wire の典型的な華麗な詩的繁栄で締めくくられた、魂を踏みにじる揺るぎないエレジーとして輝きを放っている。
実は【Motorcycle Emptiness】は、Manic Street Preachers の初期の曲【Go Buzz Baby Go】(コード構造と、曲後半のヴァース・コード上の「モーターサイクル・エンプティネス」というフレーズが共通している)と【Behave Yourself Baby】から派生したものだ。
同様の構造を持つ大まかなデモには、この曲の「俺たちが君に望むのは、君が与えてくれたキックだけだ」と同様に、「君に望むのは君が住んでいる肌だけ」という歌詞がある。だからこの2曲の合体したもの、もしくは派生したものがこの曲なのだと思う。
歌詞の一部は、Manics ベースギタリストで作詞家のNickey の弟であるウェールズの詩人Patrick Jones の詩「ネオンの孤独」から取られている(コーラスの最初の歌詞「ネオンの孤独の下で」はそのまま引用されている)。
この世界の孤独と資本主義の綻びを歌っていると思うし、これがManicsが生き残って来た意味なのだ。
より詳しいLyraの歌詞解説
ここから先は、より詳しい内容を知りたい方へのLyraからのサービス、サービス。知りない方のみお読みください。
この曲は、消費者文化と贅沢品(オートバイ)を支出したり購入したりすることで一時的な幸福と充足感を見つけることについて歌っている。
人は欲しいものを買うと嬉しくなり満たされるがしばらくするとその感情は消えてしまう。もしくは薄れてしまい、憧れのバイクを買う前と同じように空っぽな人間に戻ってしまうのだ。そしてよりもっともっと欲しい、と次の物資に行き、大きい問題になってしまう場合があることを歌っているのだ。
そして歌詞の全体から、現代言語のジレンマの 2 つの重要な要素も要約していると思う。
1つ目は、文化の盗用によって言語が無意味になってしまうということ。 嬉しいとか悲しいとかって言葉は誰も使わない、彼らが広告業界にいる場合を除いては」 – Manny Pacquiao. マニー・パッキャオの言葉もあるように。
第2に言語は常に許容される言説の範囲内で機能するため、この現代文化では老化、死、無意味などが虚空に吸い込まれていく――文字通り、私たちは言葉を喉で受け止めて吸い戻しているのだ。
初期のマニックスのアルバムの重要なテーマである –「消費者向けの商品は、広告が主張するような自己啓発ではなく、劣化と自己嫌悪に等しい。自分に笑顔を与えることは、自己価値の低さの悪循環を強調し、短期間の満足しか得られない消費者の暴飲暴食につながる。」ビッグマックからヘロインに至るまで、これは同じ心理なのだ。
そして、マキャベリの分割統治理論に等しい。 消費文化と物質的なヒエラルキーは人々の間に分断を生み出し、人々を弱体化させ、革命を阻止する。しかし歌詞の主人公は、私たちと彼らのメンタリティが常に社会統制の最も効果的なツールであったため、歴史全体にわたるこの原則の適用について言及しいるのだ。
2番目の歌詞の出だしにある暴力行為は、ガンビア警察が何の躊躇もなく国民を殴打するなど、第三世界の国家における残虐行為を示唆している。
しかし主人公は、大規模な残虐行為を拷問の精神状態に結びつけるプラティア的手法を使うことを恐れていない。したがってこの場合、ゲットーは精神状態だ。
ますます非人間的で非人間的な社会の中での奴隷化または衰弱の感覚をも歌っているのだ。
最初の詩にもどる。消費主義、部族主義、文化はすべて、個人に力を与え、アイデンティティの感覚を与えるといわれるが、実際には、使い捨て労働を必要とするシステムの中で個人を安売りし、貶め、無価値を覆い隠しているだけなのだ。
サビは、「君の人生のすべての服、ポーズ、映画の下には、俺たち自身の重要性と、自己消滅の危機に瀕した世界における無益さに対する認識がある」と書いてあるのだ。
私たちを満足させるはずのことのほとんどを、最終的には私たちを殺してしまうことを言う人もいるかもしれない。そして私たちはそれを知っているが、無視することを選択する。
根本的な理由は?私たちは(一般的に消費者文化について話していますが)非常に不幸であり、個人の価値は低下したが、エゴは増大した。 24時間買い物ができる安全性、必要に応じて可能な限りあらゆる気晴らし、同じように不幸な友人や家族からの援軍などに囲まれているとき、私たちはあるレベルでは無敵であると感じる。
しかし、私たちの死すべき運命についての根本的な認識は私たちのエゴと衝突し、私たちは最終的には破壊的な方法になるとわかっていることによって行動することでエゴを助長するのだ。
それは、エゴに支配されて無意識のうちにこう言わせることで、死すべき運命のコントロールを取り戻すようなものだ。 私は自分の死が私の手に負えないことを受け入れない。私がいつ飽きるかを決めるのは私だけだ。」
農奴は本質的には奴隷であり、上流階級のために膨大な量のインフラを構築した。だが、自分たちが作ったものを使用する権利はなかった。
ブリッジには、複数の解釈ができる。もし「生き残ることが悲しみと同じくらい自然なこと」であれば、人生からできるだけ多くのものを得ることが重要だ。
「キック」は私たちが生まれた世界に存在する楽しみと興奮だ。あるいは、文字通り身体的暴力として解釈することもできる。これはサドマゾヒスティックであったり、1984 年の悪名高きブーツへの言及であったり、あるいは「購買力の素晴らしい世界」の否定でも表現しているから、この意味あいが強いかも。
歌詞にあるコーマの場合、昏睡状態の人々は意識を失った状態で漂流している。自分らしく人生を生きるということは、自分が何をしているのかを十分に認識していないことを意味しており、この憂鬱で無自覚な感情がこの曲で表現されているのだ。
この世界の孤独と資本主義の綻びを歌うManics。どんな汚い世界を歌っていても彼らには美しさがある。それは彼らの言葉のチョイスが上手いということ、そしてどこかに哀れさを認めて受け入れている優しが見えるとLyraは思う。Manicsは優しい。
きったねー世界にいる人間達に優しさを。見捨てぬ精神。それがManics Street Preachersなのだ。
Manicsの愛を感じる。だから彼らに祝福を!
Manicsに、彼らと一緒に生きる私たち人類に愛を!
最後にジャパンツアー決定がやっと公表されたので記載しておきますね。また追加されたら追記するかも〜
日程 11月18日(土)・19日(日)
場所 東京 Zepp Haneda
順番は18日はSuede スウェード、19日はManic Street Preachers マニック・ストリート・プリーチャーズが後に出演します。
発売 5月19日(金)15:00からクリエイティブマン会員先行、
5月24日(水)12:00からオフィシャル先行受付。
6月10日(土)に一般発売。
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The track is inspired by S.E. Hinton’s book Rumble Fish, about biker gang culture. According to the band, the lyrics are an attack on the hollowness of a lifestyle centered around the consumerism which is offered by capitalism, describing how society expects young people to conform. The line “From feudal serf to spender” draws a direct parallel between slavery of peasants to the lord of their manor under the Feudal system in medieval times and the brand loyalty of people in modern capitalist societies, which the companies use to their advantage in pursuit of profit.
The song was derived from the early Manic Street Preachers songs “Go, Buzz Baby, Go” (with which it shares the chord structure and the phrase “Motorcycle Emptiness” late in the song over the verse chords) and “Behave Yourself Baby”, a rough demo with a similar structure, that has the lines “All we want from you is the skin you live within”, similar to “All we want from you are the kicks you’ve given us” in this song.
Some of the lyrics are taken from the poem “Neon Loneliness” (the first line of the chorus, “Under neon loneliness”, is a direct lift) by Welsh poet Patrick Jones, the brother of Manics bass guitarist and lyricist Nicky Wire. “Motorcycle Emptiness” was also included on Forever Delayed, the Manics’ greatest hits album, in October 2002, and released as a reissued single from the compilation in February 2003. In 2006, Q magazine readers voted the song as the 88th best song ever.
Music video was filmed during a promotional visit to Japan in various locations, including the Shibuya Crossing and Cosmo Clock 21. It features the whole band, but with Bradfield appearing most, standing stationary and performing the song as crowds surge around him. The band appear in non-sequential shots, exploring the sites of Japan. At one point, Edwards appears trying to gain the attention of a tortoise.
James Dean Bradfield, Nicky Wire, Sean Moore, Richey Edwards
While Generation Terrorists has its critics, no sage soul has a bad word to say about “Motorcycle Emptiness” – and with good reason, because it remains one of the Manics’ glittering high-points. To this day, it shines as an undimmed soul-trodden elegy, buoyed by some of James Dean Bradfield’s finest fretwork, and topped off with Richey Edwards and Nicky Wire’s typically brilliant poetic flourishes.
The song is about consumer culture and finding temporary happiness and fulfilment in spending and buying a luxury (a motorcycle for example) but after a while that feeling goes away and you’re left empty as you were prior to buying the motorcycle as you long for the next big thing.
culture sucks〜 is encapsulates the two key strands of the modern language dilemma.
One, cultural appropriation renders language meaningless –
No-one uses words like happy and sad, do they? Unless they’re in advertising’
– Manny Pacquiao.
Two, according to Foucault, language always operates within the boundaries of acceptable discourse, hence in this present culture ageing, death and meaningless and the like are sucked into a void – or more literally, we catch the words in our throats and suck them back down rather than say the unacceptable.
A key theme in the early Manics’ albums – consumerist goods equal degradation and self-loathing rather than self-empowerment as purported by advertising. Feed yourself smiles emphasises the vicious circle of low-self-worth leading to consumer binges that allow only the briefest satisfaction – anything from a Big Mac to heroin, it’s the same psychology.
This equals the Machiavellian doctrine of divide and rule.
Consumer culture and material hierarchy create division between the people which weakens them and staves off revolution. But the narrator is referring to the application of this principle across history, as the us and themmentality has always been the most effective tool of social control.
Comatose people are drifting in a state of unconsciousness. To live life like one means to not be fully aware of what you are doing and this feeling of depression and unawareness is represented in the song.
Personnel
- Manic Street Preachers
- James Dean Bradfield – lead vocals, lead, rhythm and acoustic guitars
- Richey Edwards (credited as Richey James) – rhythm guitar (credited but does not perform)
- Sean Moore – drum programming, drums, percussion, backing vocals
- Nicky Wire – bass guitar
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