Happy Birthday Neil Young! Wishing your good health and happiness in life!
と言うことで、毎年恒例、今年もNeil Young ニール・ヤング のバースデイを祝うために彼の曲を和訳して盛り上げましょう。
沢山ある名曲の中から、今夜はしっとり系を選曲しました。
本当は、激しめなこれぞ「The Rock」って感じの曲を選んでいたんだけれど、迷いに迷ってこちらにしました。
しっとりした曲だから、ラブソングと思ったり、地味な感じや平凡な事を歌っていると思われた人も多いと思う。
実際は普通ではなくて、とても深い意味合いを持っている曲だと思っていて、いつ何が起きるか分からない、不安定なこの世界に生きている現在の私たちの人生を歌っているように思う。
Lyraは、このNeil の【After The Gold Rush】を聞いていると壮大な世界を見ている自分が、そのまま宇宙にポーンと放り出された気分になる。
「自分でも何を歌ったのか分からん」なんてNeilは、発売当初は言っていたが、きっと歌っているうちに世界が見えたんだろう。
時の流れに翻弄されて何も出来ない、人類の姿を。
今日Lyraが和訳&解説するのは、カナダトロント出身、アメリカ合衆国在住のシンガー・ソングライター、Neil Young ニール・ヤング (本名 Neil Percival Young ニール・パーシヴァル・ヤング( 1945年11月12日 – )。
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Crosby, Stills, Nash & Young クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、Buffalo Springfield バッファロー・スプリングフィールドの一員でもある音楽界の重鎮。1969年からソロデビューしても活躍。1995年にはロックの殿堂入りした。
今日Lyraが和訳する曲は、Neil Youngが1970年8月31日に、Neil Young & Crazy Horseとしてリリースした3枚目のソロアルバム『After the Gold Rush』に収録されている同タイトルの大ヒット曲【After the Gold Rush】(1970年8月31日リリース) 。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“After the Gold Rush” is a song written and performed by Neil Young and is the title song from his 1970 album of the same name. In addition to After the Gold Rush, it also appears on the compilation albums Decade, and Greatest Hits, and on Live Rust.
It is ranked number 322 on Rolling Stone’s list of The 500 Greatest Songs of All Time.
=After The Gold Rush=
[Verse 1]
Well I dreamed I saw the knights in armor comin’
Sayin’ something about a queen
There were peasants singin’ and drummers drummin’
And the archer split the tree
There was a fanfare blowin’ to the sun
That was floating on the breeze
Look at Mother Nature on the run
In the 1970s
Look at Mother Nature on the run
In the 1970s
[Verse 2]
I was lyin’ in a burned out basement
With the full moon in my eyes
I was hopin’ for replacement
When the sun burst though the sky
There was a band playin’ in my head
And I felt like getting high
I was thinkin’ about what a friend had said
I was hopin’ it was a lie
Thinkin’ about what a friend had said
I was hopin’ it was a lie
[Verse 3]
Well, I dreamed I saw the silver space ships flyin’
In the yellow haze of the sun
There were children cryin’ and colors flyin’
All around the chosen ones
All in a dream, all in a dream
The loadin’ had begun
Flying Mother Nature’s silver seed
To a new home in the sun
Flying Mother Nature’s silver seed
To a new home
あのさ俺
鎧に身を包んだ騎士がやって来るのを
夢見たよ
女王について何か
騎士は言ってるんだ
歌を歌う小作人達がいて
太鼓を叩く鼓手達がいたよ
そして射手は木目に沿って
矢で木を割り
トランペットの合奏が
太陽に高々と吹かれていた
それが微風に漂っていた
1970年代に
姿を眩ました母なる自然を
見てみろよ
1970年代に
姿を眩ました母なる自然を
見てみろよ
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俺は焼き焦げた地下室に
横たわっていた
俺の瞳に
満月を内包して
返還を望んでいた
空から太陽がはじける時
俺の脳裏には一つのバンドが演奏していた
そして俺はまるでハイになった気分だったよ
俺は友達が言ったことについて
考えていた
それが嘘だったら良いのにって願っていたさ
俺は友達が言ったことについて
考えていた
それが嘘だったら良いのにって願っていたさ
それでさ
俺は銀色の船が飛んでいたらなって
夢見たんだよ
太陽の黄色いモヤの中でね
選ばれた者たちの周りに
泣いている子供たちと
飛んでいる旗があった
皆んな夢の中で
全部夢の中で
心労が始まったんだ
飛んでる母なる自然は銀粒子
太陽の中の新居さ
飛んでる母なる自然は銀粒子
太陽の中の新居さ
Songwriter: Neil Young
Translator: Lyra Sky 和訳
大ヒット曲で、コンピレーションアルバムの『Decade』や『Greatest Hits』、『on Live Rust』 にも収録されている曲である。
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ローリングストーンの史上最高の500曲のリストで322位にランクインしている。
1970年9月19日にリリースされ、プロデュースは、Neil Young、David Briggs、Kendall Paciosの3人。
名曲であり、Neil Youngの代表曲
このように何度も取り上げられて来たNeil Youngの代表曲である【After The Gold Rush】は、最もよく知られているのが、プレリュードグループによる1974年の解釈であり、アカペラバージョンだろう。
世界中でトップ40入りする大ヒットになり、特にイギリスでは1982年にトップ40に再チャートインしてしまう人気曲なのだ。
この曲はオーストラリアでも1974年に51位、1982年には98位で再レコーディングがチャートインしている。
アメリカでは、Hot100で22位にランクインしている。
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有名アーティスト達が、カヴァー
Patti Smith パティ・スミスは、2012年のアルバム「バンガ」で、子供たちと一緒にレコーディングし、この曲のライブカバーで締めくくった。
ドリー・パートン、エミルー・ハリス、リンダ・ロンシュタットのカントリーミュージックトリオが1999年のアルバム『トリオII】で、この曲をカバー。そして、この時に歌詞に2つの変更を加えている。
「実行中の自然/ 20世紀」、「頭の中にバンドが遊んでいた/そして高くなったように感じた」という行が→ 「頭の中にバンドが遊んでいた/そして泣くことができた。」と変更している。
パートンは2019年のグラミー賞で、マレン・モリスとマイリー・サイラスと一緒にこの曲を演奏した。この曲のトリオバージョンもシングルとしてリリースされ、控えめにラジオで、エアプレイしている。
ミュージックビデオは、CMTを含む多くのケーブルビデオアウトレットで非常に人気があったらしい。
SmashingPumpkinrtの Billy Cogan ビリー・コーガンは、ハワード・スターン・ショーの2017年10月16日のエピソードでこの曲をプレイしている。
Thom Yorke( Radio Head) は 『The Bridge School Collection Vol.1』で、この曲をライブ演奏している。
K D langは、2004年リリースしたアルバムHymns of the 49thParallelでカバーをレコーディングした。
マイケル・ヘッジスは、1984年のアルバム「AerialBoundaries」でリリースした曲のインストルメンタルカバーをレコーディング。
ナタリー・マーチャントは、1999年のアルバム「LiveinConcert」で。 ジェフ・ローゼンストックとローラ・スティーブンソンも、ニール・ヤングのカバーEPでレコーディング。
ブラッド・メルドーは、2020年のアルバム「Suite:April2020」でソロピアノバージョンを演奏ている
Live Scene ↓↓
【After the Gold Rush】の歌詞について
1970年リリースのこの曲は、夢の形で環境とそれとの人間の関係を反映していると信じられている曲だ。
Neil 自身は、歌の意味に関して聞かれた時に、冒頭でお話したように、「困ったな、意味なんて俺は分からないんだよ。知らないなあ。書いたばかりだしね。それは俺がその時に取っていたものに依存しているんだ。この詩には、俺が取ったものとは異なる何かがあると思う」と、書いた理由もなく、深く考えずに書いたように答えていた。
本当に深い意味はなく、サッと思いついて書いたのかもしれないが、後にちゃんと答えている事から、出来たばかりで理由はあっ他のだけど自分では確信が持てなかったのか、或いは歌っているうちに重要な意味合いが生まれたのかな?と思う。
長く音楽の仕事に携わり、歌って来たNeil には、色々な出会いや別れがあっただろうから、自然と歌が成長し、歌うNeilの中で生まれて来た感情が作用しているのだと感じる。何故なら歌は生きていると思うから。
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リリースして暫くの間は、理由を聞かれても
「曲が何であるかを思い出せない」と言っていたNeil Young。
ドリー・パートン(エミルー・ハリスとリンダ・ロンシュタットと一緒に曲のカバーを録音している最中に)は、「トリオのアルバムを作っているときに、リンダとエミーに(曲の)意味を聞いたところ、彼らはわからなかったの。何故か、わからない。だから私たちはNeil Young に電話したんだけど、彼のことは、知らなかったの。でも私たちは、彼にそれが何を意味するのかをはっきりと尋ねたところ、彼は言ったわ。『俺がその時に取っていたもの、すべての詩が俺が得たものとは異なる何かを持っていると思う。』」
つまり自分自身とは全く違うこと、自分が経験して来た事とは、全く違う事を書いた、とこの時のNeilは言っていたのだ。
しかし、彼の2012年の伝記では、Neil は、曲の起源と意味について異なる説明をしている。
壊滅的な洪水の中でカリフォルニアの最後の日を黙示録的に説明した同じ名前の脚本(決して制作されなかった)によって提供されたインスピレーションを説明したと伝えられている。
脚本と曲のタイトルは、ゴールドラッシュによって形になったカリフォルニアで起こったことを表している。
Neil は最終的に、「【After the Gold Rush】は、環境の歌だ…俺は今、このスレッドが俺の曲をたくさん通過していることを認識している。これはタイムトラベルのことなんだ…窓の外を見ると、最初に俺の頭に浮かぶのは、この場所が100年前にどのように見えたか?って事なんだ」と答えている。
和訳の歌詞を見て頂くと分かると思う…歌詞には、過去(中世のお祝い)から現在(燃え尽きた地下室に横たわる歌手)、そして最後に地球上の人類の時間の終わり(中世のお祝い)まで時間的に進む3つの詩で構成されているのが。
「選ばれたもの」が銀の宇宙船で地球から避難するアセンションプロセス)オリジナルのレコーディングでは、Neil のボーカルに加えて、ピアノとフルーゲルホーンの2つの楽器が使用されている。
曲が最初にリリースされてから数十年で、曲のフルーゲルホーンソロは、通常、ライブパフォーマンスでは、Neil によるハーモニカソロに置き換えられている。
「実行中の母なる自然を見る/ 1970年代」という行は、Neil によって数十年にわたって協調して修正されて来ている。
現在「実行中の母なる自然を見る/ 21世紀」と変化して歌われている。
やはり「歌は生きている」のだ。
個人的に一聴してタイムトラベルしている人間に感じたのも当たっていた訳だが、それはインタビューの感じから、Neil自身は初めはなんとなく情景が浮かんで一気に書いた曲というだけだったのでは?
それが歌ううちに、深い意味合いを出してきて、聞いているもの達の生き様や歴史と重なって深みを増したのではないか?
そして長い時を経て歌って来たNeilが皆を見て、自分の魂に触れて膨らんできたのではないだろうか?
曲は、歌うもの、聞くもの達の中で、そして相互が作用し合うものだと思う。
特に良い曲は、全てが人間の中で意味あるものになるから、より相互が関係してスパークするのだ。そしてより良いものへと成長、進化していく。
時代と人と共に進化していく。
曲は生きているのだ。
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Young has said that he doesn’t recall what the song is about. Dolly Parton (who was in the process of recording a cover of the song along with Emmylou Harris and Linda Ronstadt) has said, “When we were doing the Trio album, I asked Linda and Emmy what (the song) meant, and they didn’t know. So we called Neil Young, and he didn’t know. We asked him, flat out, what it meant, and he said, ‘Hell, I don’t know. I just wrote it. It just depends on what I was taking at the time. I guess every verse has something different I’d taken.'”
However, in his 2012 biography Young reportedly gave a different explanation of the song’s origin and meaning, describing the inspiration provided by a screenplay of the same name (never produced), which apocalyptically described the last days of California in a catastrophic flood. The screenplay and song’s title referred to what happened in California, a place that took shape due to the Gold Rush. Young eventually concluded that “After The Gold Rush is an environmental song… I recognize in it now this thread that goes through a lotta my songs that’s this time-travel thing… When I look out the window, the first thing that comes to my mind is the way this place looked a hundred years ago.”
After the Gold Rush” consists of three verses which move forward in time from the past (a medieval celebration), to the present (the singer lying in a burned out basement), and, finally, to the end of humanity’s time on Earth (the ascension process in which the “chosen ones” are evacuated from Earth in silver spaceships). On the original recording, in addition to Young’s vocals, two instruments are utilized: a piano and a flugelhorn. In the decades since the song was first released, the flugelhorn solo in the song has typically been replaced by a harmonica solo by Young in live performances.
The line “Look at Mother Nature on the run / In the 1970s” has been amended by Young in concert over the decades and is currently sung as “Look at Mother Nature on the run / in the 21st century.”
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Believed to be a reflection on the environment and man’s relationship with it in the form of a dream.
Personnel
- Neil Young – guitar, piano, harmonica, vibes, lead vocals
- Danny Whitten – guitar, vocals
- Nils Lofgren – guitar, piano, vocals
- Jack Nitzsche – piano
- Billy Talbot – bass
- Greg Reeves – bass
- Ralph Molina – drums, vocals
- Stephen Stills – vocals (credited as Steve Stills)
- Bill Peterson – flugelhorn
The song has been covered numerous times:
- Perhaps best known is the 1974 interpretation by the group Prelude, whose a capella version was a top 40 hit all over the globe, especially the United Kingdom where it re-charted in the Top 40 in 1982. The song also peaked in Australia at number 51 in 1974, and the re-recording at 98 in 1982. In the US, it went to number 22 on the Hot 100.
- Patti Smith closed her 2012 album Banga with a live cover, recorded with her children.
- The country music trio of Dolly Parton, Emmylou Harris, and Linda Ronstadt covered the song on the 1999 album Trio II with two changes to the lyrics: The line “Look at Mother Nature on the run / In the 1970s” became “Look at Mother Nature on the run / in the 20th century”, and the line “There was a band playin’ in my head / And I felt like getting high” was changed to “There was a band playin’ in my head / And I felt like I could cry.”Parton performed the song during the 2019 Grammys with Maren Morris and Miley Cyrus.The Trio version of the song was also released as a single, and while it received modest radio airplay, a video accompanying the song was very popular on a number of cable video outlets, including CMT.
- Billy Corgan performed the song on the October 16, 2017 episode of The Howard Stern Show.
- Thom Yorke performed the song live on The Bridge School Collection, Vol.1.
- k.d. lang recorded a cover of the song, which she released on her 2004 album, Hymns of the 49th Parallel.
- Michael Hedges recorded an instrumental cover of the song, which he released on his 1984 album, Aerial Boundaries.
- Natalie Merchant performs a version of the song on her 1999 album, Live in Concert.
- Jeff Rosenstock and Laura Stevenson covered the song for their Neil Young cover EP, Still Young.
- Brad Mehldau plays a solo piano version on his 2020 album “Suite: April 2020”
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