【ウォーキング・デッド: ワールド・ビヨンド シーズン2第2話】ネタバレ「新キャラ登場! 嵐の予感」あらすじ感想

めっちゃ面白い海外ドラマを見つけてしまい、そちらを一気見してしまっていた為、【World Beyond】を解説・レビューするのが遅くなってしまってごめんなさい。

はい、浮気しました(笑)。

許しておくれBaby。君を忘れたことなんてないぜ〜なんてね。

早速、書きますよ、いつものように詳しくね!だからユルピテ〜。

今日の第2話は、色々と内部事情が知れて個人的に1番興味深く見れた、かなり面白いエピソードでしたよ。

「ワールドビヨンドは、ウォーキングデッドのスピンオフだから、見なくても良い」なんて思っている人は、損しているかも。

何故なら、このシリーズを見ると今まで知らなかった、このアポカリプスの世界の内部を見れるからよ〜。本家では描かれていなかった、この世界の文明や、研究を見れるからかなり凄いことを描いていると思う。

何故、エンプティ(=ウォーカー = ゾンビ)が発生したのか?とか、文明ない世界になってる多くの生存者達と違い、普通の世界にしようとしてる人達のことがわかるから凄い。だって本家では、CDCもなければ何もないし、最近のシーズン11で、やっとコモンウェルスが描かれて来たんだもの、、、ペース遅いよね、

だから今のダリル達の世界を見るには最適なの、【World Beyond】が!

The Walking Deadを深く知りたいならば、この【World Beyond】を見るべし!そう、つまりLyraのブログを読んで深くウォーキング・デッドの世界を楽しもう!ってこと。

今日Lyraが、あらすじ・感想・解説するのは、アメリカ合衆国AMC製作のTVシリーズ、The Walking Dead World Beyond ウォーキング・デッド: ワールド・ビヨンド】の シーズン 2第2話です。

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仲良し姉妹のティーン・エイジャーの2人が、父を救出するために、仲間と一緒に1800kmの道のりを、エンプティの脅威と戦いながら歩いて行く冒険ストーリーだったのが、シーズン1のメインテーマでした。

それが今回のシーズン2では、姉妹が離れ離れになってしまいながらも、お互いを助けるために戦う話がメイン。それに人間の内面のドロドロを描くから、シリアスなドラマです。

【ウォーキングデッド: ワールド・ビヨンド】シーズン2 第1話 ネタバレ ダークサイドに落ちる人は?禅問答 あらすじ感想

 

今回の第2話は、より深くウォーキングデッドの世界を描いていて人間の闇がみれます。

早速あらすじに行きましょう!

*Lyraのブログは、ネタバレ有り無しで読めるように書いてあります。詳しい内容を知りたくない方は、あらすじの前編だけお読みになり、後編は読まずに、【Lyraの感想】と【解説ツッコミポイント】をお読みください。

 

 

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1.第2話「足掛かり」  ”Foothold”

あらすじ:前編

 

「ざまぁみろ…」

少し涙ぐみながら、アイリスはつぶやいた。

真っ暗な夜中に、アイリスは市民共同体(TBA)の隊員の男を、ナイフを使って殺してしまった。

男の胸に刺したナイフを抜いて、立ちあがろうとしたところを

「おい!やめろ!」と誰かがやって来てアイリスを止めた。

フェリックスだった。

「アイツらに見つかるぞ!さあ、早く」と言ってアイリスを連れ戻そうとするフェリックスだったが、後ろを振り返ると、何体ものエンプティが唸り声を上げて、2人を襲って来た。

2人はナイフとボーガン(矢)で、エンプティを倒していく。中にはなかなか倒せないエンプティがいて、フェリックスは、エンプティの後ろから、羽交締めにする。

だが反対側から市民共同体の奴らが、懐中電灯を照らしながら、連絡しても出ない仲間(アイリスが殺した隊員)を不信に思い、点検に来たのだ。

沢山いる隊員達を見て、フェリックスは、唸っているエンプティ羽交締めにしたまま、木の影に隠れて、アイリスに「早く、やれ」と小声で言う。

焦るアイリスは、やって来る隊員達のライトを逆光にしているフェリックスに当たらぬように、上手に矢を放ち、エンプティの頭を射抜くことに成功した。

ホッとため息をつくフェリックス。

 

その頃ホープは、市民共同体のコロニーの施設にいた。洗面所で顔を洗い、憂鬱そう。

顔を洗ったホープが洗面台の横を見ると、歯磨きが2本、コップにささっている…嫌そうな顔をするホープ。

寝室ではベッド上で、パパ= レオポルド(レオ)が、ライラの肩を抱きながら話している。(服は着ている)

レオ「ホープをどうしたら良いのか分からない。それにアイリスも探さなきゃいけない」と悩んでいる様だが、

ライラ「ホープならここに居るんだし、アイリスはどこにいるか分かっているんだから、大丈夫よ。明日にはここに連れて来るわよ」とレオポルドを宥めた。

ライラ「私がミルズに話さなきゃ良かったのよね。まさか、こんな…あの人たちは全て調べ上げるんだわ。私が軽率だったのよ」

レオ「その軽率さが、娘達を救ったんだ。あのままコロニーにいたら、今頃」とライラに感謝の気持ちを述べると、ライラはレオは、優しいと言いながら、部屋から出て行った。

 

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「お願い事をしたら?」とレオポルドは、娘ホープに、カップケーキの上に蝋燭を一本立てて渡した。

久しぶりの親子の朝ごはんだ。

テーブルについて、レオは、心配で仕方ないようでホープに「沢山食べなさい」と言い、ベーコンやら、おかずをホープの皿の上に乗せてあげるが、ホープは「もうパパ良いよ」と断る。

キマヅイ雰囲気が漂う。

レオ「危ない目には合わなかったのか?パパはな、ホープが心配なんだよ」と聞いた。

ホープは、アイリス達とエンプティを倒して来たことや、昨夜、独りぼっちで廃墟の学校に行くしかなかったこと、そこでウォーカーに何回も暗闇で殺されそうになった事を思い出した。

ホープ「その話はしなくても良い?」と少し怒ってるような態度。

レオ「良いよ」と微笑むパパを見て、ホープは悪いことをしたと感じたのか、

「外にいて1番心配だったのは、パパのことだよ。パパに何かあったら、て。でも安心したよ」と優しく答えた。

レオは、アイリスも心配だと言うので

ホープ「アイリスは大丈夫よ。あの子すっごくエンプティを倒すのが上手いんだよ〜」と伝える。

レオ「パパはね、お前には好きなことをして欲しいんだ。好きなように生きて欲しい。でも心のどこかでは、私の後継者になって欲しいとも思っていたのかな〜?そしたら、ここにお前が来たんだ」

ホープ『従うしかないのかな?」とパパに聞くホープ。

レオ「分からん」

 

アイリスは、フェリックス、ビルと沼地の前で、エンプティを物色中。

ビルのアイデアで、アイリスが殺してしまったTBA(共同体)の隊員を、エンプティに噛まれて転化したと偽装するようだ。

そのため、背丈の似たエンプティを見つけようとしている。

そこへエンプティが近寄って来た為に、アイリスがやっつけにいく。だが、毎晩うなされている夢の中に出て来るエンプティと重なり、、、目の前に来たエンプティが、夢と同じように自ら意志があるみたいに顔の皮を剥いで顔無しになってしまう幻影を見てしまう。

そのため体が動かなくなってしまうアイリス。

だがフェリックスが、危ないところを助けてくれてエンプティをやっつけてくれた。

フェリックス「大丈夫か?」

アイリス「あ、うん。あ、あのさ、共同体がロマーを殺してコロニーを襲わせたし、虐殺したのは共同体なんだよ。私達を殺そうとしてるんだよ。コロニーもオマハもよ。」と、いきなり核心をついたので、フェリックスは動揺してしまう。

フェリックス「黒幕が共同体って言いたいのか?もしそうなら、10万人もの人達が殺された事になるんだぞ?でも何故なんだよ?」

アイリス「何か奪いたいモノがあるのかもよ?ホープが先ずそうじゃない?だってしつこく終われたもん」と答えた。

ビルもそう思った事があると答えた。

そして、たまたまやって来たエンプティの背格好が殺した隊員に似ている、と言う事で捕獲し、ぐるぐる巻きにした。

そしてフェリックスに渡して奴らが後で見れるような場所に放ち、2人は、殺した兵士を川に捨てにいくらしい。

3人は川で落ちあうことを約束して別れた。

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同じ頃、サイラスは、黒い布袋を頭から被らされたまま車の助手席に座っていた。

運転していた男は。いきなりその袋を脱がした。

車内では音楽かガンガンにかかっていて車も飛ばしていた。

サイラスに名前を尋ねる男。

「サイラス、サイラス・プラケット。貴方は?どこに連れていく気?」

男は、それには答えず、デニスと名前だけ答えた。すると目の前にエンプティが現れた、、、が、スピード出したまま、減速せずに、避けもせずに車でエンプティを轢き殺した。

「これで一体、駆除出来た…」

 

「Dr.ベネットが来ました」と受付から内線が入り、エリザベスは、レオ・ベネットと面会した。

エリザベスが「調子はどう?」とたずねるが

レオ「故郷の皆んなが殺され、私は騙されてここに来たんだ。アイリスが来るまでおちつけん。捜索隊に私を入れてくれ」と言う。

だがエリザベスは「それは、ムリ」とバシッと断る。

レオ「それに私の護衛の行方は分かったのか?」と聞くと、これにはエリザベスはシドドロモドロ。怪しい以外の何者でもない。

レオは、頭にきたようで、自分の娘達が1800kmも危険な外界を歩いて来たことを指摘した。するとエリザベスは、ハックがいたから大丈夫だと言う。

これにも頭に来たレオ。

レオ「ハックは、スパイじゃないか?」と言うとエリザベスは、

「ハックは、100万人の軍隊より信頼できる。だから大丈夫よ。それに彼女は、娘なのよ」と答えるエリザベス。

一瞬驚いたレオだったが、「今日中にアイリスに会えないなら、私はこの仕事を降りる」と答えた、、、がこれを聞いてエリザベスは、ムッとして「これは、仕事ではないわ。貴方のやってる事は、共同体の為よ。人類の為よ。資源を確保しなければならないし、貴方の娘さんもよ。」と言うと

レオ「私に一番大事なものは、家族だ」と言い切るが、

エリザベス「でも貴方は、家族を置いてったわよね?せいぜい今度は、判断を謝らないことね。」と答えると、サッサと出て行け、という態度をとった。

 

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ホープは、1人、町の図書館にやって来た。中には人が沢山いて、チラチラ、新参者のホープを見つめていた。

視線を感じながらも、建物内を抜けてポーチに出ると、ホープは、たまたま空いていた外のベンチに座った。そしてジャケットのポケットからメモ帳を出すと、「セキュリティ、カメラ、警備員」と書いてメモをしていく。

「ホープじゃない?」とわざわざやって来たのは、ライラだった。

「お父さんのデスク上にあった写真を見ていたから…」と笑い、同僚だと自己紹介して来た。

警戒するホープだったが、仕方なく握手すると、そのライラの手の親指の根元には、何故か共同体のTattooがしてあるのを見逃さなかった。

案内すると言うライラの誘いを断ろうとしたホープだったが、話しかけられている間に、周りを良く見ると、兵士達や関係者は、必ず他の施設内や部屋移動する時に、通行証のカードでピッ、とやっているのを目にした。

ホープ「最高ね、一緒に行くわ」とホープの目の色が変わった。

 

サイラスは、デニスに倉庫に連れてこられた。

「着ろ」と言われて消防士が着る防護服ジャケットを着る。

両サイド金網のフェンスに囲まれた、薄暗い中をデニスの跡をついていく。

サイラスが来た為に、フェンスの向こうにエンプティが近づいて来る。

そのまま倉庫内を突き抜けると、また屋外に出た。そこには焼き跡がいくつかあり、その先には、また焼き場みたいのがあって土の上にエンプティの死骸が山積みになっていたり、その死骸の山積みを焼いて丸焦げになっている所もある。

そしてそこには、エンプティを槍で倒す男子達がいた。デニスが呼ぶと、男子達は集まった。

デニス「ウェブ、ティガ、クレディ、こいつは、プラスケッドだ。一緒に駆除作業をして貰う。指導してくれ。」と、サイラスを紹介した。

そしてサイラスに槍みたいのを渡すと「これで殺してみろ。刺すんだよ」と言う。

躊躇いがちだが、サクッとやれたサイラス。

 

 

ホープは、ライラにここは何の施設だったか尋ねると、政府が設立した教育研究施設だという。

ライラ「ダークマターとニュートリノ物理学のね。その前はダイヤモンド鉱山だったみたいよ。採掘用の通路がまだあるし。岩が頑丈だから太陽宇宙線の遮断にいい」と説明。

ここでは何故このような現象が起きたか学べて、突き止める基盤作りをしてると言うので、ホープは、「治療法の研究ってこと?」と聞いた。

ライラ「厳密には体内の変化の研究よ。原因は細菌かウイルスか、もしくは別のものか?これにより、感染した死者の駆除方法がわかるかもしれないわよ。飢餓状態の理由も分かるかもしれない。それらを排除して害ある死者を絶滅させる事が目標よ」

ホープ「出来ると思う?」

ライラ「出来なきゃ、ここにいないわ。貴方にはここで知識を教えるわ。そして貴方もいずれここで研究を進めて、伝えて。知識を次の世代に引き継ぐの」

ホープ「17歳になったばっかなのに、人生決められてるよ」

ライラ「ここでなら年齢に最適なたべもあを与えて貰えるし、遺伝子的に最適な配偶者も見つけられるわ」と一気に話すと「ごめん、引いた?」と笑うライラ。

ホープが左を見ると、研究員が何かしていたのだが、ホープが見てると分かると、窓のブランドを閉めた。

そしてその隣のドアには『軍関係者専用』と書いてある。これにピンと来たホープは、いきなり「トイレに行きたい。壁のあるトイレって、久しぶりなんだもん」と言った。

ライラは、反対側のドアを開けると「い岩。お父さんの部屋に行きましょう」と言う。だが、ホープがどうしても言うので、「お父さんの部屋は入って右だから(終わったら来て)…」と言い、ドアを開けて先に行く。

ホープは、黙ったままトイレではなく、先ほどの『軍関係者専用』の標識があるドアを開けようとドアノブを触ろうとする。

「道に迷ったの?」といきなり男子に声をかけられた。

振り向いたホープは「そうなの。トイレ探してて」

「え?軍関係者専用の?」と驚く、

ホープ「そうよ、だってこっちの中の方かわ良いトイレありそうじゃん?」と誤魔化した。

「僕もそう思うよ。それに君が嘘をついてると思ってないし…僕はメイソンだ。君はヘリで来た子だろ?オマハの件は、残念だったね…」

ホープ「何故知ってんの?」

「ここは狭いからね。そんなにドアの向こうが気になるなら…」と言ってドアを開けて中に入って行くメイソン。

ピックリするホープだったが、メイソンが開けて見せてくれた中は、道具入れの物置と言った感じで、バケツや掃除道具などが置いてあるだけ。

ホープ「もう良いわ。でもモップ持って来て」と言うとメイソンは驚きながら、モップを手にして出ようとする、、、とホープは「嘘よ。アンタをからかっただけ。何でモップよ…」と1人ツッコミして苦笑いする。メイソンもニヤニヤ笑う。

メイソン「時間あるから、案内しようか?」と微笑む。

ホープ「ああ…今案内して貰ってる途中なんだよね」と答えると、メイソンは仕方ない、と言う顔をして

メイソン「あー、名前は何て言うの?」

ホープ「ここは狭い世界なんでしょ?アタシの名前なんか知ってんじゃないの?」と言うと笑いながらメイソンは、やられた、と言う感じ。

メイソン「またね、ホープ」と言いながら、フロアから出て行った。

 

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「俺は、全員信じられね〜よ、もう」と、コミュニティの男は、言った。どうやら、アイリス、フェリックス、ビルの3人が市民共同体が、虐殺したり何かを企んでいると言う先ほどの話し合いを話したので、話し合いが始まっている。

そしてこの男性や、他の人たちが3人を、特にアイリスとフェリックスを疑っているようだった。

男「それにこの子はうちの武器で、兵士を殺したんだぜ?」と言う。

フェリックスが、「俺たちには、ちゃんと考えがあるから大丈夫だ」と話したが、聞き入れてもらえない。

男「それにこんなもん、持ってるし信用ならん。」と言うと、アイリスが解読した共同体の燃料や物資が書いてある暗号化されたノートをテーブルの上に放り投げた。

アイリス「私の物を勝手に、かき回したの?」

するとそこに共同体の車が何台もやって来るのが見えた。

「隠れなさい!早く!」とリーダーのインディラがアイリス達に言う。

ノートがテーブルに出されたまま、アイリスとフェリックス、ビルは、大きな布に絵が描かれたカーテンが掛かっている場所の隅の方に隠れた。男が気を遣って書類でアイリスの本を隠したが…

バン!と音を立てて車から降りて来たのは、エリザベスだった。

建物に入って来るなり、眼光鋭く屋内を見渡しながら「ごめんなさいね、インディラ。いきなり…捜してるものがあってね」と言う。

インディラは笑顔でエリザベスを歓迎してるが、エリザベスは部屋中をウロウロ見ながら「兵士が1人、ここらへんでいなくなっつね。紛れ込んでたら困るから捜すわ」と言う。

外や部屋の中を兵士たちが探し出した。エリザベスも壁や隙間を見ていく。

そして3人が隠れてる布に描かれたカーテンが何枚もかかるところへくると「綺麗な絵ね〜」といいながら一枚ずつ捲り出した。

中にいるフェリックスが緊張し、いつでもかかって来い、と言う感じに身構えた。3人のいる場所を覆う布をめくった時、いきなりエリザベスの無線に連絡が入り、布を握る手を外して無線に出る、、、

エリザベス「見つかったらしわ」と言い、インディラに礼を言うと、外に出て行った。

フーッと安堵の息を吐くアイリス達。

 

ホープが扉から中に入り、廊下を抜けて言われた部屋に行くとパパはいなかった。

パパは?、と聞くとライラは分からないと言う。

ホープ「分かってるよ、アイリスや私や人類のためでしょ?」

ライラ「今はね、絶望してる親が多いわ。子供達の未来を守りたい、その為には戦いたいと思ってるの。」と言うと、レオのデスク上に置いてあるホープの写真を見せた。赤いドレスにDr.マーチンのブーツを履いているホープだった。

ライラ「でも出来ないのよ。熱意があっても知識がないからね。だから貴方のお父さんのような人に自分の思いを託すしかないね。お父さんの気持ち分かる?」

落ち込むホープ。

ライラ「お父さんはいないけど、説明はしてくれる。電気消してくれない?」と言うとビデオを見せてくれた。

それは市民向けに作ったビデオで、研究について説明し、エンプティを制御しコントロールする実験を見せていた。

ライラ「私達が何年も続けて来た事を、、、お父さんは、たった2か月で成功させたの。彼は本当に驚くほどの天才よ」

ホープは、そのビデオを見ながら誇らしそうな表情で見入っている。

それをライラは、意味深な微笑みで見つめていた。

 

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「争った形跡があり、たどるとここへ」と兵士が言い、エリザベスも上から、崖の下を一緒に見下ろしている。

エリザベス「このことは、レオナルド博士には言わないで。落ち込んで大変でしょうから。このことは、内密に」と兵士に指示するエリザベス。

 

ホープは、「未来への備え』と表題が書かれた論文を見つめている。表題の下には、「愛するアイリス&ホープへ 2人の未来が輝くことを願って」と書かれていた。

泣き出すホープ。そこへパパ、レオが戻って来た。

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2.あらすじ: 後編 *ネタバレ有り

 

レオ「ごめんよ。アイリス達の情報を、聞きに行ってたんだ。どうだった?ツアーは?」

ホープ「見張りや護衛や犬とかいると思っていたんだよ」

レオ「はははは」と苦笑い、で、黙る、、、その様子からピンと来たホープは、「もしかして、GFはどうだった?て意味で言ったの?」と聞き返した。苦笑いのままのレオ。

ホープ「良い人じゃない?それにパパにとって、研究が大切なら応援するよ」

レオは苦笑いしたまま暗い。

レオ「アイリス達は、空き家にもいなかったんだ。早くしないといけないのに…フェリックスは歩けないんだろ?」と心配するパパにホープは、「フェリックスは、必要な時には歩くはずだよ」と打ち明けた。

レオ「まだわ何があるんだろ?私にはなんでも話してくれ。何が起きてるんだ?」

 

 

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その頃、太陽が照らす中でサイラスは、エンプティを殺し、集める場所に運んで行く、と言う仕事をまだ続けていた。

重くて運べないのを手伝ってくれた男子にサイラスは、この場所が何なのか尋ねる。

男子「週2〜3回、音楽を鳴らしてエンプティを引き寄せるんだ。そうしたら爆破して片付けるんだよ」

サイラス「死体はどこに運ぶの?」

ケイマン諸島のリゾートに運ぶと言う。

「トラックで外に運ぶんだ」と、デニスがやって来た。そしてサイラスに寝袋を渡す。

サイラス「共同体は、人を捕まえたら、ここへ送るの?」

デニス「違う」

サイラス「じゃあ、フレディやディーガは?」

デニス「ここは先ず最初の処理場さ。全国にここよりデカイ処理場が6ヶ所あり、アリーナクラスなんだよ、どれも。そこで処理してるから、いつの日か、この週から死人がいなくなるかも。この街を昔の姿に少しずつ戻せるんだ。だからここは、その訓練場なのさ」

サイラス「貴方も処理してるの?」と言う問いに一瞬、言葉を詰まらせるデニス、、、

「俺は機械工さ。トラックや道具の…あとは、俺がいない間、デブ(名前)に従え」と言って出かけて行った。

サイラス「彼はどこに行ったの?」

デブ「RFに死体を届けに行ったんだ」そこは共同体の研究施設だと言う。

男子「いつか俺も行きたいなあ。護衛でも良い、あそこなら夢が広がる」それを聞いたサイラスは、パッと明るい顔になる。

デブ「知り合いでもいるのか?秘密の彼女かい?だったら、デニスと一緒だな」

デニスは、トラックに唸っているエンプティを乗せると、車に乗り込み車内から写真を取り出した。

それは自分がハックを抱き締めてる写真。2人共、軍服を着て笑っている。ジーッと見つめ気合いをいれてるようで、ポラをしまうとトラックを走らせた。

 

 

フェリックスとアイリスは、芝生の上を歩きながら話していた。

アイリス「さっきケープの裏(カーテンの裏)にいて怖かったけど、それは捕まるからじゃなくて、私がホープ達を助けてあげられなくなる、と思って怖かったのよ」

フェリックス「なあ、覚悟は出来ているのか?」

アイリス「兵士を殺した時に、頭が真っ白になったの。それは、怒りからよ。これは戦争よ。向こうは気づいていないけど。」

フェリックス「そうだな、行こう!反撃する方法が見つかるまで、こいつらを倒しておこうか?」と言うと、池の近くに集まって来たエンプティ達を2人で倒し始めた。

 

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RFでは、ライラが、新しめのエンプティ(前仲間の博士)を縛りあげて研究している。

ライラ「ホープは、段々と良い順応をしているようです。父親を誘導してくれるかも」

エリザベス「いや、彼はアイリスの事が気になるみたいよ。」

ライラ「それだけじゃないみたいです。ホープらに対する軍の対応に不信感を持っています。そのせいで共同体や有望な研究に対しても後ろ向きになっています。あの子を使えばやる気が…」と言うとそれを遮るようにエリザベスが、

エリザベス「それは貴方の役目でしょ?!」と怒りながら反論。

ライラ「努力はしてます」

エリザベス「しといた方が良いわよ。彼も…貴方も…」と脅すように吐き捨て立ち上がる。

エリザベスは、そのまま出て行こうとしたら、ライラが「あと1つ、新しい被験体ないつ届きますか?前の生きた被験体からかなり経ちます。ピール少将の計画は進んでいますよね?」と聞いた。

エリザベス「ええそうよ。」と何処となく、しどろもどろ。

「そのうち…届くわ」

 

3.Lyraの感想

かなり意味深な終わり方をしましたね。遠回し過ぎて、分からない人には、全く分からないのではないでしょうか?

今回はつまらないように映るかもしれないけど、個人的にLyraには、スッゴク面白い回でしたよ〜。

何故なら、非常に内部事情が分かったし、新キャラが出てきたり、次へのステップを生み出す、伏線をばら撒いた大切な回だったと思います。これからの展開が楽しみ。

しかし、World Beyondって損してるドラマよね、この地味な感じが。

今回みたいに不気味なことや、不穏な空気をチラチラっと投げかけてくるから、ハリウッド映画好きな人とか、本家のウォーキング・デッドを好きな人には展開に派手さがなくて、「地味すぎてなー」ってなりそう。

逆に、心理戦が好きな人や、ジワジワと来るのが好きな人には、ハマると思う。

エリザベスは、相変わらず怖いし、市民共同体の目的も分かったね〜、単純なのよ、悪人て。

これ、口減らしするのが目的で、あとは、選ばれし者達だけで王国を作ろうとしてるんだよね。

目的は単純。食糧がなくなるのが分かっているから、普通の人間達を排除して、自分達が生きれる時間を少しでも長くしたいのだ。

今の(勿論、TVのウォーキングデッドの) 世界は、生産性がないから、出来る限り人口を減らし、その間に天才たちにこの世界を救える何か、(ワクチンとか、エンプティ全滅の手立て、元の生産性がある文明を取り戻す策)を発明してもらうわけだ。

だから、Lyraは、エリザベスの上の奴らを見てみたい。こんな悪事を正当化してる市民共同体の上層部をはやく見たいわ。誰だ?

まさかリックが居る場所か?

 

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ただ気掛かりなのは、この【World Beyond】は、シーズン⒉で終わるのが決まっていること!だから、その邪悪の根源は、描けないんじゃないかな、って予感がしてる、タイムリミットがあるために。

誰が正義か、誰が悪か?

それを描くのに精一杯で、終わりそうだ。

でも姉妹が最後には、また一緒になれたら良い。だって家族が一緒にいるのが一番だから。どちらが悪に堕ちようとも。

皆んなが家族を思い遣って、危険でも自分を犠牲にしてまでも戦う。

絶対に諦めない、と言うのが、ホープ& アイリス達なんだ、と改めてベネット姉妹の愛を感じました。

血の繋がりなんか関係ない。

一緒に生きて来た時間が私達を結びつける。そのためには相手を信じること。

2人を見ているとそんなシンプルな感情が生きる力になると、再確認出来る。

だから、このドラマ好きなのだ。

サイラスもアイリス達を思っている。そして、まだシーズン2では出て来てくれないパーシー達も、姉妹達を助けにくるだろう。

愛すると言うことは、理屈じゃない。

どうしようもない、信じる気持ちなのだ。

4.Lyraの解説:ツッコミポイント

①アイリス&フェリックス、都合良すぎな展開

 

今の【World Beyond】は、アイリス&フェリックスのチームと、ホープ&パパであるレオ(レオポルド博士)のチームと、サイラスは1人、あとエルトン&パーシーのチームに分かれてしまっている。シーズン1で監督が「仲良しのチームがバラバラになる」と言っていた通りだ。

今、姉のアイリスは、頼れる兄貴分のフェリックスと、フェリックスの彼氏のウィルと一緒にウィルが隠してもらっているアート集団の部落にいる。

だから大人しくしていなきゃいけないのに、アイリスが夜中に悪夢のせいで寝れないからと、1人で外に行って市民共同体の場所を見に行くのが先ず、やりすぎ。

それに、まだ来たばっかりだし!(笑) 皆に行くな、と言われてたのにね。何かアイリスって図々しいところがあるなあ、とシーズン1を見ていて感じていたが、シーズン2なったらその自分勝手さが、ますますひどくなって来たね。代わりに問題児だったホープが異常なほど大人しく謙虚で驚いてしまう。

コミュニティにいて飼い慣らし状態と違う、危険な外界だと人間は本来の自分の姿に変わってしまうのだろうか?姉妹の場合は、真逆になって、入れ替わったようだ。

おまけに前回、市民共同体の兵士を衝動的に殺してしまうし、それが、今回の冒頭のシーンなのだが、、、

「ざまあ見ろ」とはね。それだけで(憎しみだけ)でやるなんて、アイリスはおかしくなってる。あの世界にいたらおかしくなって当たり前だが、ちょっと兵士を殺す理由にしては都合良すぎるような?それにあんなに兵士達に囲まれたら、普通捕まるよね〜。

都合良すぎ〜。「まあ、ドラマですから」とは、分かっていますが。

大体、「アイリスはエンプティを倒すのが上手い」と言っても、数ヶ月前まで普通の絵を描くのが上手い優等生だったアイリスが、あんな簡単に、フェリックスが羽交締めにしているエンプティの頭を射抜くことが出来るかね?

アレは無理でしょうよ、、、ってツッコミ入れちゃ野暮なんでしょうけど、都合良すぎるわ〜。

 

②ホープ可哀想:ライラとパパ

来たばっかりで、あの対応、、、

塩対応ではないけど、あんなにドライで良いのか?

あんな大変な思いや経験をした娘(ホープ)をそっちのけで、ベッドの上でライラと話してるなんて、、、

「お前、そこじゃないだろ、今いる場所は?いま抱く肩は、違うだろ?お前を助けに来てくれた娘の肩だろ?」と言いたくなりました。冷たすぎるわ、レオパパは。

配慮が足りない、愛が足り過ぎ。科学者だから気がきかないで良いってのは理由にはならなくてよ。ww

もう明らかにライラは敵のスパイ、自分はハニートラップにかかってるってわからないのかしら〜まあ、ハニートラップは分からないにしても、怪しいではないか?

レオは、何でも解明しちゃう天才なんじゃないの?実験ばかりで人の気持ちがわからないって言うありがちパターンですか?それにしても変だわ。

娘のホープの方が気を遣っちゃって、「良い人なんじゃない?」て可哀想過ぎる。

 

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③ホープ、素晴らしい機転

頭いいし、気が利くし、姉思いで父思いって、どんだけ良い子なの?

とにかく共同体が死ぬ気でホープ獲得に力を入れたのもわかるくらい、ホープはIQが高いし才能がある。でもそこまでは、多分、レオもそうなんだけど、ホープは勉強しか出来ない子じゃない。何でもできてしまうのだ。

余程、コミュニティで酷い目にあったのかしら?

とにかく周りを気にしてると思ったな。

握手した時には、ライラの手のtattooを素早く発見。アレしてるなら、ライラは市民共同体の犬なわけ。素晴らしいわ〜Hope!

おまけに握手しながら、周りを見渡して通行証ないと建物内を自由に見れないのを発見。だから、ライラの見学ツアーの提案に乗ったのよね。

まるでスパイの訓練受けた事があるんじゃないか?って感じ。

メイソンに話しかけられた時も上手く誤魔化せたし!

コレからのホープの活躍に目が離せないわ!

 

④天才崇拝=低脳を馬鹿にしまくる番組

「熱意があっても知識がない人ばかりだから、パパに頼るの」と言うライラの台詞を代表に、毎回、一話の中で何回も低学歴の人達を馬鹿にしているドラマですな。コレだけ低脳は価値がないと言いまくっているから、このドラマを見て「不愉快だ」となる人達がいるかもしれませんね。

ホープは、アウトローでコミュニティでは不良でダメな生徒扱いもされていたみたいだが、IQがめっちゃ高いから優遇されているし、アイリスは初めから優等生。

ハックも言葉遣いが悪い女だが、実は成績優秀なやり手の兵士で「100万人の兵士よりハックがいる方が心強い」とエリザベスに言わせる程の逸材。

エリートで固めたドラマだね。唯一、普通なのがフェリックスと、サイラス、パーシーだけね。コレから頭が良いとか頭脳に変わる才能を持つキャラか、エリートじゃないと出番がないかも。

⑤遺伝子的に最高な配偶者

このセリフから、人間は実験材料かモノで、人の人生は、サンプルなのだ、この市民共同体の社会は。もしかしたら、国家なのかもね?どうなるホープ?

⑥デニスとハックのポラロイドは?

2人は付き合っていた?または、今も関係あり?見た感じは終わった恋愛で、デニスがまだ未練たらたらな感じ。

気合い入れるために、昔の写真を見た感じだから、気合いを入れないと中に入れないくらいRFの施設は嫌な場所と言うことでしょう。

⑦メイソンとホープ

今回初めて出現した男子。これは、スパイでしょうな。まあ。ただの予想なのでスパイから変わるかもしれませんが…。

ホープをこのRF(市民共同体の研究所) に馴染ませる計画ですね。恋愛でもさせておけば、この場所に執着するようになるだろうと言う共同体の汚い考えが浮かぶ。それこそ、遺伝子的に最高な配偶者かもよ?怖〜!

⑧エリザベスの意味深なセリフ

「努力しとくべきよ、博士も、貴方も」と怖い顔で意味深にライラに言ったエリザベス。

これはライラが色仕掛けで博士をこのRF研究所に執着させろ、と言うこと。博士を虜にして言いなりに出来ないなら、お前は用済みよって意味でしょうね。殺すわけです。

ひゃーとなるセリフを淡々と言うエリザベスは怖い。

⑨ピール少将て?サイラスは?

ピール少将て誰?よく出てくるあの兵士か?あと、エリザベスが「そのうち届く」と言った生きたままの検体は、サイラスのことでしょうね?

あの場所にいる子たちが全員、生贄なのでは?だからデニスは暗い顔をして、わざとそっけなくしてる。

暗い未来しかないから、サイラスに世界を立て直せると、明るい話をしたのでは?

サイラス、死の窮地に陥っていますが、なんだろう〜全然心配しなくて良い気がするのはLyraだけ?サイラスは、怪力の持ち主だからやられそうになったら、逆にそこら中の人間をぶっ倒すと言うより、ぶっ壊しちゃいそう。だから、大丈夫。

 

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今回はサービスしてLyraの予想も解説と一緒に書いちゃいました。

楽しんで頂けたら幸いです。

シリアスなドラマだから、この【World Beyond】を見ていると真剣に色々なことを考えてしまいます。見ていて何かを定義できる番組って素敵だと思う。

これからもラストまで応援したいです。

ミーハーな話だと、この第2話は、新キャラが6人出て来たけど、まあまあタイプ〜がいたわ。

デニスとメイソンよ。特にメイソンが可愛い。ただスパイみたいだから、あの笑顔も洗脳されてたらー!怖すぎる〜。

怖過ぎるけど、7話は出演するから楽しみにしてみたい。メイソンを上手く可愛していたホープが可愛かったなあ。

次回の第3話も頑張って書く…ので、応援のほどよろしくお願いします。

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次回の【ウォーキング・デッド: ワールド・ビヨンド】シーズン2第3話もお楽しみにね!

See You Tomorrow〜♪

 

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