好き嫌いは人それぞれ。
だから好きな映画が、酷評されても仕方ないと思う。
「クソ映画」と言ってる人がいても責めたりしない…と言うか、Lyraが全く知らぬ他人に興味がないからだろう。チマチマ他人の顔色を伺っている暇がない。
好きなものは好き。他人がどう思おうと、好きは好きなのだ。
このアメリカで大ヒットを飛ばしたヤングアダルト向けの小説を原作に持つ、映画【シャドウハンター】(原題: The Motal Instruments: City Of Bones) が、まさにソレ。
話が難解なのに、劇中で詳しい説明など一切しない、、、そのままグイグイ、スピード感溢れるストーリーを繰り広げるから、原作知らない観客は、チンプンカンプンになってしまう為、大ヒットしなかった…それが原因だったと思う。
結局、酷評って言う呪縛から抜け出せず、次のエピソードが決まっていたのにも関わらず打ち切り、、、でも未だに根強い人気があるのは、やはり「良いものは良い」と理解してる人達がいるからだ。
今日はLyraがいつものように詳しく【シャドウハンター】の解説&ツッコミポイントも書きながらレビューしましょう。勿論、あらすじも書きますよん。
きっとLyraのこの記事を読めば【シャドウハンター】の良さがわかると思います。勿論、Jamie Campbell Bowerの格好良さや、Jonathan Rhys-Meyersの色気ムンムンもね!
これさえ読めば、あなたも【シャドウハンター】に夢中になるでしょう〜♪
今日Lyraが和訳&解説レビューするのは、アメリカ合衆国で、2013年製作されたファンタジー・アクション映画【シャドウハンター】原題”The Mortal instruments City Of Bones” です。
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*Lyraのブログはネタバレ有り無しで、読めるようにしてあります。詳しい内容を知りたくない方は、「あらすじ前編」だけお読みなり、後編飛ばして、【Lyraの感想】を読んで下さいね。
1.概要
『シャドウハンター』(原題: The Mortal Instruments: City of Bones)は、2013年にアメリカ合衆国で制作されたファンタジー映画。Cassandra Clare カサンドラ・クレアのベストセラー小説『The Mortal Instruments シャドウハンターシリーズ』の第一作目である『City of Bones (Clare novel) シャドウハンター 骨の街』を原作にしている。
監督はハラルド・ズワルト、脚本はジェシカ・ポスティゴ。この映画は、主演は、クラリー・フレイをリリー・コリンズが演じています。クラリー・フレイは、シャドウハンターとして知られるネフィリムのグループと出会い、彼女自身の遺産と家族の歴史を発見しています。
キャストには、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ロバート・シーハン、ケヴィン・ゼガーズ、レナ・ヘディ、ケヴィン・デュランド、エイダン・ターナー、ジェミマ・ウェスト、ゴッドフリー・ガオ、C。C. H.パウンダー、ジャレッド・ハリス、ジョナサン・リース・マイヤーズ。
映画『シャドウハンター』の概要:ある日突然、妖魔との戦いに身を投じる事になったヒロイン。聖杯を巡り、熾烈な戦いへと踏み出して行く。吸血鬼や人狼が現れるダークファンタジー。
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The Mortal Instruments: City of Bones is a 2013 urban fantasy film based on the first booof The Mortal Instruments series by Cassandra Clare. It was directed by Harald Zwart, with a script written by Jessica Postigo. The film stars Lily Collins as Clary Fray, a teenager from New York City who meets a group of Nephilim known as the Shadowhunters while also discovering her own heritage and her family history. The cast also include Jamie Campbell Bower, Robert Sheehan, Kevin Zegers, Lena Headey, Kevin Durand, Aidan Turner, Jemima West, Godfrey Gao, C. C. H. Pounder, Jared Harris, and Jonathan Rhys Meyers.
2.簡単あらすじ: ネタバレ無し
15歳のクラリーは、幼馴染のサイモンと出かけた夜に、偶然見かけたクラブで妖魔と戦う男女を見かける。翌日、母親に大事な話があると言われたが、話を聞かず外出。すると母親は何者かに連れ去られてしまう。助けようと探すクラリーも襲撃されるが、クラブで戦っていた青年に助けられる。そして彼も彼女の母親も「シャドウハンター」と言う、妖魔と闘い人類を守るグループだと知り、自分にも同じ血が流れていると告げられる。クラリーは誘拐された母親を取り戻すため、青年といっしょに妖魔と戦う。果たしてクラリーは、母親を取り戻す事が出来るのか?
※サントラはこちら⇒AFI【17 Crimes】和訳エモ・ソングで喰らえ The Mortal Instruments: City of Bones
2.【詳細:あらすじ】前編 *ネタバレ無し
15歳の少女クラリーは、幼馴染のサイモンと夜に詩の朗読会へ行く。そんな娘を心配する母親は、クラリーが謎のマークを落書きしているのを見つけ、より不安を募らせていた。
朗読会の帰り道、クラリーは自分が最近、無意識に書いてしまうマークと全く同じマークが看板に書いてあるクラブを見つけ、サイモンを無理矢理連れて入る。その際、入口で足止めを食らっていたクラリーが、マークが見えると知った妖しい黒服の男が、セキュリティの男に耳打ちしてクラリー達を入れてあげた。
店内でサイモンがドリンクを取りに行っている間、先程の黒服がこちらを見ていたのでクラリーも気になりチラチラ見ていると、突然現れた女が黒服に色目を使い出した。
黒服は、女に誘われるがまま近寄り2人はキスをするような雰囲気に…クラリーは、2人のことをチラ見していたが、いきなり女が手から銀色の鞭をだして黒服を襲ったのでビックリ! そして、後ろから2人の男が現れ、その1人が黒服を大きな刃物でぶっ刺して殺してしまう。
「キャー!!」と、クラリーは叫び声をあげるが、駆けつけたサイモンも周りの人達も襲った3人が見えていない。
その3人の男女は、パニくるクラリーを見て目を見開いて見ていた。
翌朝、目覚めると、クラリーは知らない間にあのマークをノートやチラシに書き殴って、自分の部屋中の壁に、貼りまくっているのを見て驚愕する。全く記憶にないのだ。
自室を出ると、母親が「大事な話がある」と話しかけて来たが、クラリーは「カフェにいくだけ」と答えて、迎えに来たサイモンと出かけてしまう。
先程のマークの話をサイモンに説明してると、昨夜、黒服を刺した例の青年が、カフェに入って来て、クラリーの目の前に立ってジッと見てる。だがサイモンには全く見えていない。
クラリーは、青年を裏口に呼び出して、何でつけて来たのか、自分が書いたあのマークと同じマークを青年がてくびにしていたので、マークの意味は何なのか?と問い詰める。
その頃、母親はガタイの良い、バイカーファッションをしTattooが体中に入っているガラの悪いの男2人に襲撃されていた。
「聖杯をだせ!」と言う男。クラリーの母親は、フライパン等を使って2人と戦う。画家とは思えない戦闘能力で戦いながら、隙を見て母親はクラリーに電話し、「帰ってこないで!誰も信じてはダメよ。ルークを頼りなさい。愛してるわ」と言うと、また戦い初め、電話を切ってしまう。
そして母親は、ザマアミロと男に瓶を出して見せ、それを一気に飲み干して気を失ってしまう。
敵の男は「チクショー!」と叫んだ。
すごい物音がして上に、母親の様子がおかしいのを知り、クラリーは全速力で自宅に帰る。が、着くと家中が荒らされていて、肝心の母親の姿はなかった。
どうしたら良いか分からず固まるクラリーを、部屋の奥から現れた犬の型が変形した化け物が襲う。殺されそうになった瞬間、先程の青年が現れて助けてくれた。
そして彼は訳がわからなくて困惑してるクラリーに色々と説明し出した。
彼の名は、ジェイス。今襲ってきた物は、妖魔で、自分達は、そいつらと戦う、人類を守るために昔からいるシャドウハンターだと言った。
「妖魔は姿を変える。だから誰も信用してはダメだ」と言うジェイス。
「貴方もね」
「命の恩人なのに?」
クラリーは、何があったか聞こえてるかもしれないと思い、階下に住むドロシーに聞きに行く。驚いたことに彼女には、ジェイスが見えるらしい。
「だって魔女だからな」とジェイスが言った。
そしてタロットを使った占いや透視で、クラリーの記憶が封印されていると判明。その封印は、彼女を守る為のものだと分かった。ドロシー曰く、「貴方のママはシャドウハンターよ。何もしらないのね」
2階でもの音がしたので、自宅に戻ると心配したサイモンが来ていたり部屋の状況を見てますます心配するサイモン。するとジェイスが、小瓶を発見した。聞いてくるクラリーにジェイスは「知らない方が良い」と言う。
「ルークが何か、知ってるかもしれないわ」と、クラリーは、母親の親友でいつも一緒にいるルークの家兼店に行く。
ルークの店に着くと、やっていない。裏から中に入ると2人の男がルークを縛り上げて「聖杯はどこにある?吐け!」と尋問している真っ最中。それを隠れて見ていたらジェイスが、尋問してる「奴らは、反乱軍の残党だ」と説明した。
尋問中にルークが「聖杯のありかなんて知らないぜ。自分だってそれを探しているんだ。その為に親子に近づいたんだから。聖杯を手に入れて、ヴァレンタインに渡すんだ」と言ったのを見て、クラリーはショックを受けて物音をたててしまい、奴らにバレてしまった。2人は追われてしまうが、ジェイスが助けてくれて何とか無事に逃げる。
「父親みたいに慕っていたのに」と落ち込むクラリーに、ジェイスは「俺の使命だから、君を命懸けで守るから、とにかく安全な場所に行こう」と励ます。
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自宅は危険な為に、ジェイスについて行くしかない、クラリーとサイモン。着いた場所は大きなビルで、あのマークが記されていれる建物だった。
中に入った途端、クラリーが倒れてしまう。どうやら先程、妖魔に襲われた時に、腕を噛まれたらしい。すると治療と言ってペーパーナイフのような棒を出して傷の場所にルーン文字を記すジェイス。クラリーの傷は治り、元に戻った。
そしてこのルーン文字の効果が現れた場合、「君はマンデイン(人間)ではない」とクラリーに言うジェイス。通常は、普通の人間には効かないし、効いたとしても耐えられずに死んでしまうと言う。
「君もシャドウハンターだ」と言うジェイス。
「ここは、シャドウハンターの避難所兼宿泊所だったんだよ。でも聖杯が盗まれてからハンターの数は激減したんだ。」と説明した。ハンターの数を増やすには、その天賜の杯が要ると言う。
クラリーは、彼らの先生ホッジの元へ連れて行かれた。行く途中、クラブの夜にもいたアレクに「君はよそ者だ。消えろ」と言われてしまう。
最高のシャドウハンターだという先生ホッジは、シャドウハンターの説明をしてくれた。
「小さい時に君が、聞かされて来た御伽噺や怪談は本当だ」と言う。
昔、十字軍兵士が大天使ラジエルを召喚。ラジエルは、聖杯に血を注ぎ人々に与えた。それを飲んだ者は特別な力を得て、シャドウハンターとなったのだ。その血は親から子へと継承され、妖魔との終わりなき戦いを繰り広げて来たのだった。
ヴァレンタインとルークや、クラリーの母親、母親を襲った男達も、シャドウハンターだった。
クラリー「そんなに少ないなら、人員を増やせば?」と聞くと
ホッジ「同じことをヴァレンタインも言ったよ。でも聖杯を管理してるクレイヴが反対したんだ。だって無理をして儀式をすると、死ぬ人もいるからね。だから、ヴァレンタインは、仲間を集めてクレイヴから聖杯を奪ったんだ。だが反乱を起こして得た聖杯を、彼はハンターの進化を実現するために、強大な力を求めて、自分自身の体で実験を始めてしまったんだ」と言う。
妖魔から汚れた血を取り込み、制御する力を得たヴァレンタイン。誰もが妖魔を言いなりに出来る彼を恐れた。
そんな自欲にまみれたヴァレンタインから、クラリーを守る為に、母親は聖杯を奪って姿を消したのだった。つまり、聖杯の行方を知るのは、母親と、記憶を封印された娘のクラリーだけなのだ。
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クラリーは、自分の記憶の封印を解く為、サイレントブラザーズに会いに行く。ホッジは、呪いをかけられていて外出が出来ないらしい。だからジョイスと2人で行ったのだ。だが、封印は強固で解放出来きない。
ただ記憶を封印した魔法使いが分かり、その魔法使いのいる店へ。
魔法使いに会うと、彼が母親と知り合いで、母親の絵をいつも買ってくれていた人と同一人物だと分かる。
母親に頼まれて魔法使いが封印したのだが、時を経て効力が弱まってしまい、最近のクラリーの変な行動が現れだして、反乱軍達に、見つかってしまったのだと言った。
魔法使い「ハンターに気を付けろ」と言う。そこへ知らせが入る、、、ヴァンパイアにサイモンが攫われたのだ。
クラリー達は急いでサイモンを助けるため、教会の祭壇から武器を調達し、ヴァンパイアの住居兼縄張りである寂れたホテルへ向かう。
そこで宙吊りにされたサイモンを救出し、脱出。だがボールルーム(宴会場)で囲まれてしまい、ヴァンパイアとシャドウハンターの戦いが始まる。
敵には人数で負けている。だが3人のハンター達は戦い、クラリーも参戦する。だが負けそうになってしまう。
その時、狼が現れ、ヴァンパイア達を倒していく。クラリー達は、隙を見て脱出した。
ピアノを弾いているジェイスを見つけたクラリー。
「音楽は、妖魔を退ける力がある。バッハの曲は特に…」と言うジェイス。バッハもシャドウハンターだったと聞いて驚くほどクラリー。
話していくうちに2人は惹かれ合っているのが互いに感じられる。
ジェイスは、「いいものを見せてあげる」とクラリーを木々がジャングルみたいに生い茂り、蝶が舞うドーム(研究所内にある) に連れ行く。
ロマンティックな雰囲気を演出。いつしか2人は、熱い抱擁とキスをしてしまう。
ラブラブな雰囲気でクラリーの部屋の前でキスをしてるとドアが開いて、サイモンがクラリーの部屋から出て来た。
それを見たジェイスは怒り心頭。
「やっぱ彼氏じゃねぇーか。男が待っているならいるって言えよ!」と怒って足早に行ってしまった。
誤解されて頭にきてるクラリーに、サイモンまで「僕が君のことを愛しているのが、わからないのか!」と嫉妬から、家に帰ってしまった。
寝れないからか、真夜中にクラリーは、1人でルーン文字の意味などを調べている。すると、いきなり覚醒。コーヒカップを本のなかに入れ込んだ。能力が蘇ったようだ。たまたま、ホッジはその様子を見ていた。
「君のお母さんジョセリンも同じ能力を持っていたよ。」と絵の中のものを取り出したり、絵に隠したりする力は、母親譲りだと教えてくれた。
「これだわ!」と閃いたクラリー。
早速ジェイスを連れて、クラリーは、ドロシーを再度訪ねる。
「ママがドロシーにあげたタロットカードを見せて」と頼み、調べ始めた。
クラリーが調べてる間、暇なジェイスは、ドロシーの部屋にあるピアノを弾き出す。
ドロシー「やめなてくれない?気分が悪いわ」と初めは笑いながら言っていたドロシーだったが、ジェイスがわざとやめずに続けるうちに、苦しみ出した。
そんなことには気づかずに夢中に探すクラリーは、タロットカードに書かれているある絵を見つけて、手をかざした。すると絵の中に手を入れられて、中から聖杯を取り出せた!
すると不快だと苦しんでいたドロシーが変身して、クラリーを襲う。シャドウハンター3人で倒そうするが、上手くいかない。3人とも気絶させられ、ドロシーは、聖杯を奪うと外へ逃げた。
そこに、いきなりサイモンが現れ、助けを求めるクラリーを発見。彼女を助ける為に。妖魔に変身してるドロシーを倒し、聖杯を取り戻した。
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クラリー達は、研究所に戻ると、ホッジに聖杯を取り戻したと、報告しに行く。だがホッジは、意外な行動を取り出した。
*あらすじ後編と感想&解説は、次のページへ
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