【Ramones/ I Want You Around】和訳 Joeyの愛とロックンロール・ハイスクール Ramon’s Heart and Soul

 

You always used to love pretty good love songs and  actually you made them. I’d love to write’bout your love song like it for you, Joey.

今日はJoeyの命日だから、The Ramornesで行くよ!

多くのミュージシャンにリスペクトされているJoey Ramone.

「ロックンローラーたるもの〇〇」って決めつけは、頭が硬い感じがして好きじゃないけれど、サウンドからルックス、そしてロックを愛する人々がいるなら、マイナーな国でさえプレイして行くという行動力は、全てRockの正しき姿、理想だと思い、敬意を表したい。

The Ramonesと言えば、スピード感あふれるパンクな曲がイメージだが、Joeyは、The Ramones の「ハート・アンド・ソウル」と言われ、レパートリーで彼が好んだ曲は、多くの場合バラードとラブソングだった。

だから今日は、Joeyが好きだったラブソングの中から、この曲にしちゃった。

Joeyが映画でノリノリに歌っていたのが面白くて、ラブシーンなんだけどちょっと笑えてホッコリしたのを覚えている。

マイナーかもしれないけれど、ファンの間では隠れた名曲。

今日はロマンチストなJoeyを思い出しながら、素敵な曲でロマンティック気分を味わいましょう。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークで1974年に結成されたパンク・ロックバンド、 Ramones ラモーンズ。

ニューヨーク・パンク・ムーブメントを代表するパンクバンド。

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そして、バンドのフロントマンであり、シンガー、ソングライターであるのが Joey Ramone ジョーイ・ラモーン(本名 Jeffrey Ross Hyman ジェフリー・ロス・ハイマン(1951年5月19日 – 2001年4月15日)。

和訳【Ramones/ I Wanna Be Sedated】解説 ラモーンズよ永遠に Ramones Forever!

 

今日Lyraが和訳する曲は、1980年2月4日リリースの『Rock’n’Roll High School』のサウンドトラックに収録されている【I Want You Around】。

その他 2002年の『End Of Century』など、リマスター化されたアルバムにも多数、収録されていることからRamonesが愛した曲でもある。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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End of the Century is the fifth studio album by the American punk rock band the Ramones, released on February 4, 1980, through Sire Records. The album was the band’s first to be produced by Phil Spector, though he had offered the band his assistance earlier in their career. With Spector fully producing the album, it was the first release that excluded original member Tommy Ramone, who had left the band in 1978 but had produced their previous album Road to Ruin. Spector used more advanced standards of engineering, such as high-quality over dubbing and echo chambers. These painstaking methods caused conflict between the band and Spector, since the Ramones were accustomed to a quicker recording process. Spector emphasized the production value as well, working with a budget of around $200,000, far exceeding their earlier album sessions.

=I Want You Around=

I want you around
I want you around
They’re selling us
They’re gonna make a fuss
About the two of us
I want you around
I want you around
I know what you’re thinking about
That you must have some doubts
I know what you’re thinking when you find out
I want you around
You know if it comes true
I’ll be so good to you
I’ll never treat you cruel
As long as I’ve got you around
I want you around
I want you around
You heard that I’m no good
Yeah, yeah I’m no good
But I’ll treat you like I should
I want you around
I want you around
You know if it comes true
I’ll be so good to you
I’ll never treat you cruel
As long as I’ve got you around
I want you around
I want you around
They’re selling us
They’re gonna make a fuss
About the two of us
I want you around
I want you around
I want you around
I want you around

 

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

アイツら

俺たちの事を裏切ったんだぜ

俺たち2人のことを

バカにしてひやかすつもりさ

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

俺には君がどう思っているか分かるよ

君が幾つか疑問を持っているに違いないからさ

君が理解した時に

どう思うかも分かるよ

 

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俺の側にいてよ

もしそれが叶うなら

俺は君にすっごく優しくするからさ

君を絶対に苦しめたりしないよ

君が俺の側にいてくれるならば

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

君は俺が良くない奴だって

誰かから聞いたんだろ?

そうさ

そうだよ

俺は良くない奴さ

でも俺がすべきことを

君にしてあげるよ

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてよ

もしそれが叶うなら

俺は君にすっごく優しくするからさ

君を絶対に苦しめたりしないよ

君が俺の側にいてくれるならば

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

アイツら

俺たちの事を裏切ったんだぜ

俺たち2人のことを

バカにしてひやかすつもりさ

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

俺の側にいてくれよ

 

Songwriterrs: Joey Ramone, Dee Dee Ramone, Johnny Ramone

Translator: Lyra Sky 和訳

 

https://youtu.be/h92vSe-bnlY

 

Joeyがノリノリで歌っているって、さっき書きましたが、本当にノリノリでしょう?

おまけに外でドラム叩いてるわ、バスタブでギター弾いてるわ、で笑えるね。(って何でDeDe ベース持ってないの?)

「Johnnyのキューティクルが艶々で、綺麗だわ〜。」とか 「Markyラストでニヤついてるわ」とか、ツッコミ所が満載(笑)。

とってもラブリーなラブソング。

ハイスクール時代の学生たちは、ロック好きなら、こんな風に好きなアーティストやアイドルを想像したり、恋したりして思っていたのかな?

めちゃ可愛い〜♪

 

映画について Rock’n’Roll High Shool

因みにこの曲が使われていた映画『Rock’n’Roll High School ロックンロール・ハイスクール』は、1979年制作のアメリカ合衆国の学園ロックンロール・コメディ映画。

一緒にビデオでラブラブしていたのは、Riff Randle役をしている😆主演女優の P.J. (Pamela Jayne) Soles。

ヴィンス・ロンバルディ・ハイスクールという、授業中に教室のスピーカーからRamones やロックが流れるか自由な(というかやりたい放題の)学校だったんだけど、新しく赴任して来たトーガー校長が「ロックは悪」と撲滅運動に乗り出し、ロックのレコードを全部校庭に集めて焼却し、ロックを聞いた生徒たちを厳しく取り締まるようになったから大変。

そこで、RamonesフリークのRiff が中心になり、校長の妨害にもめげずに生徒達が戦うと言うのがメインのストーリー。中で、音楽の課題でメンバーのために【Rock’n’Roll High School】を作曲し、彼らのライブ会場でその曲をプレゼントしたから、Joeyが感激したことで、Ramonesのメンバー全員が高校に乗り込みRiff たちと共闘し、バトルになるという、笑いとロック愛に溢れた映画です。

LyraもDVD持っています〜。いつか機会があれば、このブログで取り上げましょうか?

Soundtrack

Sire / WarnerBrosから出ているサウンドトラックアルバム。 レコードはほぼ同時期にリリースされましたが、映画の限られた数の曲しか含まれていないのが変わっているアルバムかも。

映画の2つの主要なラモーンズの曲-タイトル曲と「IWantYou Around」-は Ed Stasium エド・スタシアムによって録音。

でも、サウンドトラックアルバムのためPhil Spector フィルスペクターによってリミックスされたので、色々あったみたい、、、Philの売れ線ロックが嫌だから縁を切ろうとしたメンバーだったから。

オリジナルのEd Stasium のMix は、コンピレーションアルバムRamones Mania(1988)とコンピレーションアルバム『Hey! Ho! Let’s Go: The Anthology』(1999) までリリースされなったと言う。

 

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『End Of Century』について

リマスター盤にはこの曲は収録されているが、当時は12曲だけでこの曲は収録なし。(リマスターは、13曲目に入っている。)

リマスターになると、この曲が必ず1番目か、2番目(つまり、13曲目とか14曲目)に入っているから、メンバーには思い出の曲で重要なのかも。

沢山あるので今回は、End Of Centuryを例にあげましょうか?

End of the Centuryは、1980年2月4日にSireRecordsからリリースされたRamones による5番目のスタジオアルバム。

Phil Spectnrは、バンドのキャリアの早い段階でバンドに支援していて、彼が初めの方の作品は関わっていたり、初プロデュースしていたり影響力があって、、、前にアルバムは、Phil Spectorがアルバムを完全にプロデュースし、1978年にバンドを去った。そのアルバムRoad toRuinをプロデュースしたオリジナルメンバーのTommyRamoneも除外して、最初のリリース。

Spectorは、高品質のオーバーダビングやエコーチャンバーなど、より高度なエンジニアリングをいつも使用していた人だが、Ramones は、より迅速な録音プロセスに慣れていたため、これらの骨の折れる方法は、バンドとPhil の間に対立を引き起こしたのだ。

Phil Spectorは制作の価値も強調し、以前のアルバムセッションをはるかに超える約200,000ドルの予算で作業したのも嫌な一因だったのかもしれない。

もう一つバンドが嫌がる要因として「End of the Century』は、揺れ線だったから。メンバーは、人気を得るためだけに書かれたアルバムと説明しているし、よりポップなパンクサウンドを生み出したのが嫌だったようだ。

Joey Ramone はアルバムで彼の能力を最大限に発揮することに失敗し、「俺が今まで書いた中で最悪のがらくたのいくつかがアルバムに収録さるたと思う。それは俺の最悪の事態だった」と語っていた。メンバーも同じ気持ちだったようだし。

『End Of Century』は、ちょうど骨抜きにされたRamonesだった。それは本物のRamonesじゃない。

【Baby, I Love You】 俺はそれで全くプレイしていない。何をするつもりだ?オーケストラと一緒に演奏する?意味がないよ。 【End of the Century】は、アルバムの1曲または2つの曲をヒットさせて、残りをできるだけダーティにしようとするのではなく、各曲を全てヒットさせようとしていたんだ。 とにかく、彼らは(バンドのメンバーは)他の10曲を演奏するつもりはないよ。

-Johnny Ramone ジョニー・ラモーン

といかに売れ線が嫌か語っていたのだ。

ここまで来たらプロデューサーは無しにするか他の人にするしかないだろう。

実は、人気がある【Baby, I Love You】にしようと思ったんだけど、作曲がPhil Spector等が入っていたらしいから、今日はやめて、この【I Want You Around】にしたの。

今日はJoey の命日だから嫌かな?っと思って。

MixにはPhilが関与しているのもあるけど、一応メンバーが作ったラブソングの方がJoeyはOKしそうでしょ?

 

 

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Joey Ramone

 

ニューヨーク州クイーンズ区のフォレスト・ヒルズで、ユダヤ人の両親の元に生まれ育ったJoey Ramone。バンドのメンバー達と、フォレスト・ヒルズ高校に通っていた。

両親が、1960年代初めに離婚するなど、家庭生活は決して恵まれていなかったが、音楽好きの母シャーロット・レシャー(1926 – 2007)が、ハイマン及び兄弟のミッチェル(ミッキー・リーとも)バンド活動を勧めたという。

Joeyは、The Who, Beach Boys, The Benchars のようなオールディーズや、Phillip Spector (!)がプロデュースしたガール・グループを好んでいたと言う。

この好みは、ダイレクトにRamonesのサウンドに表れているのがが分かるだろう。バンドの独特の歌詞やポップセンスは、この時に培われたのだ。

Joeyは、13歳でドラムを始め、Ramones を結成した当初はJoeyがドラムで、Vocalは、Dee Deeが担当していたのだから、驚く。

元ドラマーで後にプロデュースもしたTommy Ramoneの勧めで、JoeyがVocalになったのだ。

Joey はRamones のHeart and Soul 。

好んだ曲は、多くの場合バラードとラブソングと言うロマンチストだった。

C・J・Ramoneが、彼を「グループのヒッピー」と呼んでいたのも、FlowerチックでLove & Peaceの人だったからだろう。

198cmという長身で、ラブリーなものが好き。

 

 

いつ聴いても新鮮で楽しくなるサウンドのRamones。

だが2001年に、Joey Ramoneは、リンパ腺癌になり49歳で死去。

2002年ベースのDee Dee Ramoneはオーバードーズで、49歳で死去。

2004年、ギター Johnny Ramoneは、前立腺癌により55歳で死去。

2014年ドラムのTommy Ramone は、胆のう癌になり、 62歳で死去。

リアルに存在し続けているサウンドだが、メンバーは全員、星になってしまっている。

特にJoey Ramoneが書く歌詞は、とんでもない皮肉を描いていたり、社会で起きている事件や世相と、自分の体験を上手く掛け合わせたメッセージが強いものから、ジョークも多い。

だがラブソングになると、可愛らしい歌詞が多いのだから、二極化していてギャップ萌えする人もいるでしょう。

巨体から繰り広げられるパンクのエネルギーと、甘々なラブソングが、ロック・キッズ達のハートを捉えたのだ。

【I Want You Around】は、ラブソングが最高なRamonesらしい曲だ。

人によっては、女の子を探している悪い男の歌と捉える人もいるだろうし、そのまま好きな子に対する情熱的なメッセージにもとれる。

どちらにしても積極的。そして周りを気にしてる感じは、学生っぽいかもね。ハイスクールの甘酸っぱい恋?

そんなキュンキュンも書けてしまう、ラブリー Joeyは、可愛い人。

Joeyの想いが込められた愛。

Ramonesの曲は、全て愛で溢れてる。

それはJoey Ramoneが愛に溢れる人だったからなのだ。

 

 

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A soundtrack album on Sire/Warner Bros. Records was released around the same time, but it included only a limited number of songs from the film. The two main Ramones songs in the film—the title song and “I Want You Around”—were recorded by Ed Stasium but remixed by Phil Spector for the soundtrack album. The original Ed Stasium mixes were not issued until the compilation album Ramones Mania (1988) and the compilation album Hey! Ho! Let’s Go: The Anthology (1999), respectively.

 

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This is by far the best Ramones song. the meaning is pretty easy… bad guy looking for a good girl.

End of the Century was described by the band as an album written solely to gain popularity, resulting in more of a pop punk sound. Joey failed to contribute to the best of his abilities on the album and recalled: “I think that some of the worst crap I ever wrote went on the album. That was me at my worst.” Johnny also felt that the album was far from the band’s prime.

End of the Century was just watered-down Ramones. It’s not real Ramones. ‘Baby, I Love You’—I didn’t play on that at all. What am I gonna do—play along with an orchestra? There’s no point. End of the Century was trying to get a hit on each song, instead of trying to get a hit on one or two of the songs on the album and trying to make the rest as raunchy as you can. They ain’t gonna play the other ten songs, anyway.

— Johnny Ramone

 

Personnel

Ramones

  • Joey Ramone – lead vocals
  • Johnny Ramone – guitar
  • Dee Dee Ramone – bass, backing vocals
  • Marky Ramone – drums

Additional musicians

  • Dan Kessel – guitar
  • David Kessel – guitar
  • Barry Goldberg – piano, organ
  • Steve Douglas – saxophone
  • Jim Keltner – drums

Production

  • Phil Spector – producer
  • Ed Stasium – musical director
  • Larry Levine – engineer
  • Boris Menart – engineer

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