住民達が「パメラは嘘つき、セバスチャンは人殺し」と皆んなで叫び出した。
先ほどの無線で連絡していた警察の黒服は、「もういい、排除しろ」と言うと小走りで去って行く。すると兵士達は、今まで構えていたライフルを下ろした。
そして腰から催涙弾を出して栓を抜き、住民達の方に投げた。
白い煙が町中に上がり、住民達が叫びながら逃げ惑った。
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翌朝、ウォーカーの大群は異常なほど接近して来ていて第3検問所も突破したと兵士達の無線に入って来た。
ロジータは、マーサに言われてアーモーに着替え、彼と一緒のジープに乗って、ウォーカーを退治する隊に参加している。
ロジータ「何故、こんなに近くまで接近しちゃったのかな?」
マーサ「サボリ屋がいたんだろ?」
話していると無線が入り、仲間のジープが横転したと言う。
マーサとロジータは助けに行く。
現場に着くとウォーカーの大群が直ぐそばまで来ていた。ロジータは狙撃手のため、兵士のそばに来たウォーカー達を、片っ端から撃ちまくり倒して行く。
だが兵士の1人は逃げる時に横から襲われてしまいウォーカーに食われてしまう。
だがマーサは、それでも助けようとして兵士が伸ばして来た手を引っ張たまま離さない。
兵士の1人が「死んでいます」と言っても助けようと引っ張り、兵士の体が真っ二つに裂けてしまった。
そこまでして、やっと最悪な状況に気がつくマーサだった。
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ユミコは、パメラ・ミルトンのところへ来て、
「昨夜、何故、友人達に催涙ガスを撒いたのか?」と質問すると、
パメラは「貴方の友人は、外出禁止令を無視したのね。」と悪びれていない。
ユミコは、呆れた、と言った表情をしたが、気を取り直し冷静に「息子さんな記事は、濡れ衣だと断言できますか?」と聞いた。
パメラ「あの子は反抗期が長いだけで、殺人なんて、できないわ」と答えた。
するとそこへセバスチャンがキャロルに連れられて部屋に入って来た。
パメラは、立ち上がって息子をハグした。そしてハッと気づいた顔をして平手打ちをした。
セバスチャン「何で打つんだよ、帰って来なきゃ良かったよ」と言う。
パメラ「私を見なさい。貴方、何をしたのよ?」
セバスチャン「俺は何もしてないよ。スケープゴートにされたんだよ」と答える。
キャロルはそれを見て「助けあいしません?あのホーンズビーが外にいて、私の友人を狩っているの。やめさせてくれない?」と口を出して来た。
パメラ「は?貴方だれ?それが私達の何の助けになるのよ?」と聞く
キャロル「もし息子さんが無実なら、犯人は他にいるはずでしょ?」
ミルトン親子は顔を見合わせた。
その頃、下水道に兵士達がライフルを構えながら入って来た。ウォーカーが唸り声を頼りに、奥に入って行くと、声を出しているウォーカーは、両手両足を縛られていて喚いている。
それを見ている兵士達をダリル達が倒した。
するとダリル達を捕まえようと兵士達を連れたランスホーンズビーがやって来た。
隙を見てダリルは、うまいことホーンズビーを捕まえた。
そして「銃を捨てろと言え!」とホーンズビーの首にナイフを突きつけながらダリルは叫んだ。
ホーンズビー「銃を捨てろ!」
ホーンズビーは、ダリルに言われたセリフを言うと、ニヤつきながら怒鳴る、、、
腹に逸物抱えたような姑息な笑みを浮かべて。
3.Lyraの感想 Review
半年ぶりのThe Walking Dead!🎉
あっと言う間に月日が経ったにも関わらず、ドラマは、コモンウェルスの話でまだモヤモヤしていた〜!
まだそこか、と言う驚きと同じくらいびっくりしたのが、コニー達のお陰で事実を知った住民達が、ここまで能動的な行動を取れると言うこと!
いつもパメラ・ミルトンを崇めていた住人達。彼女の恩恵に肖りたいと言うホーンズビーや兵士達と同じくぺこぺこする住民ばかりだったのに、今回のデモする住民達の姿が、余りにも違いすぎて違和感があったのだ。
TWDの開始から見てきたファンなので良い方に取ってあげてしまう癖が身についてしまっていて、長い間虐げれたり、事実を知ってオカシイと思いながらも言えずに、我慢していた住民が多かったから爆発したのね、と良い方に取ってあげましょう、て感じが、今の私です。まあ、世の中そんな感じだし。
それに対応出来ないパメラの力の無さと言ったら、、、現実の不正を問いただされて口籠る政治家達とそっくりですね。
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話自体は、ダリルやマギーの外にいるチームと、キャロルと助っ人できたニーガン達がいるコモンウェルス内の2か所で話が進行。
だが、どちらもコモンウェルスの中にいるアレクサンドリアやヒルトップで一緒に暮らしていた「仲間」をコモンウェルスから逃す、と言う目的一つなのです。
だから最近のThe Walking Dead からしたら、非常にシンプルでとっ散らかっていないので新鮮。珍しいわ〜と思いますが、あと、8話しかないんだから、これくらいシンプルにしないと話終わらないよね。
このままスピードUPを願います。
ダリルとニーガンのコンビも、今回は違和感なくて良かった。
ニーガンぎいじめられてなくて安心したわ。あれはもう見ていて可哀想で辛かったんだもん。
あと、ダリルがナイフのみを使っていたのも新鮮だった。余り出番なかったけどね。
今回は、ニーガンとキャロルが1番活躍したかな?
個人的にはダリルとマギーのコンビに点数を入れたいけれど。
ニーガンもキャロルとは、シーズン10からシーズン11で一時期はぐれもの的な立場だったから分かり合えてる部分がある。安心して見れるバディだったし、この2人の「分かってるわ」な雰囲気が好きです。
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しかし、相変わらずキャロルの狡賢さは最高だね。
ホーンズビーの自己中な陰でこそこそしている所を逆手に取り、セバスチャンの悪事をなすりつける模様。
すげーな、キャロル、貴方の強さを見習いたいわん。
ロジータとか心配所が、まだあるから次回が気になるわ〜。
Lyraの解説&ツッコミポイント
①ニーガン大丈夫?
と言うかニーガンを演じてる Jeffrey DeenMorganが心配なんだ。痩せ過ぎちゃった、と言うかやつれてないですか?
物凄く弱々しくなっチャッてて、昔の凶暴でアホな元気丸出し雄です、て感じがない。ハッキリ言って生気吸い取られた感じ。
時が経つとはこう言うこと?悲しい、、、
Jeffreyの健康が心配で仕方ないよ。
②マーサ
そのニーガンに、エンジェルのことを聞かれた時の表情が、意地悪そうで嫌だったな。マーサのファンの方、すみません。だってコソコソしないといけないのかしら?てなるから。
やはりユージーンもエンジェルも余所者ということかしら?余所者と付き合うといけないような立場なんでしょうけど。
すっごく意地悪そうな顔してニーガンに、お前は誰だ、何で知ってるんだ?というのがねー。後、ロジータに優しくしてるところは良い上司だと思うけど、パメラとか他の人がいるとシラーとしてるから、「面裏が激しい人だな」と信用できません。
この性格面の話とは違いますが、今回、ロジータと横転した部下を助けに行った時に、もう体半分を食われている部下の兵士の手を離さずに、引っ張り上げようとしていたシーンが、マーサの異常性を見た気がして怖かった。
ロジータも他の兵士も「もう死んでますよ」と言っても聞こえていないのか、言うことを聞かずに力任せに引っ張って、真っ二つに別れたから、マーサもこの世界でおかしくなってしまったのだ、と感じました。
正気を保てないでしょうね、偽善の世界と狂気の現実の間にいたら。
③ロジータ
TWDのTVシリーズで好きなキャラターのロジータが、なんかフラグが立ってそうで、今回の第17話で、ヒヤヒヤしてしまった。あのマーサと車で助けに行った時に、ロジータは狙撃手だから荷台に立ったままマシンガンをぶっ放していたのだけど、あのターンするたびに、車から振り落とされないかとヒヤヒヤしてしまったの〜。すげー落ちそうなんだもん。
あとみんなでデモ見てる時とか「家族が1番大事」と言っていた姿が物憂げで、、、
ロジータみたいな良い女は、最後まで生き残って欲しい!だからやめてよねー変な話にするのは。
④パメラ
知事であるパメラだが、何か腹黒い感じがしてしまう。初めっから、マギーに取り入ろうとしたり嫌な雰囲気があるからかも。
ただの母親でセバスチャンの心配をしているならば良いけど、彼女の場合、息子より政権や金が大事そうだから、今回のキャロルの提案を受けても最後には裏切りそう。
「B14を実行して」と命令していたのが凄く気になる。
セバスチャンではなく、住民に何かする命令だった?
⑤ランスホーンズビー
彼のラストの表情が気になる。ダリルに捕まって、ナイフを突きつけられてあの表情はおかしい。
何か企んでるでしょ、あれは!
⑥びっくりダリルのセリフ!
今回1番Lyraがびっくりしたのは、ダリルのセリフ。
冒頭でも書きましたが、マギーがダリルと一緒にコモンウェルスにいる仲間を助けるために隠れながら進んでいた時に、ホーンズビーの兵隊と出くわし、奴らをスルー為に、半地下の階段みたい所で隠れていたのですが、その時にマギーが謝るんですね、ダリルの大切な人だった人を殺してごめんなさい」と。
するとダリルがマギーに、「謝らなくて良い」と言った時のセリフに驚愕してしまった!
「俺はグレンの代わりだ。だから俺に謝ったりしなくて良い」てね、普通言う?
「そこまでグレンを大切に思っていたのか?」とLyraは感動しちゃいました。ダリルにとって、グレンは弟みたいな存在だったのかもしれないな、とこの10年くらいの月日を噛み締めながら、リックと出会った最初の人物がグレンだったな、と思い出したり、ダリルとグレンは2人きりで何かする、と言うのはさほど無かったけど、リックと3人で、とかチームワークが軸となるストーリーでは、いつも助け合っていたな、と感涙してしまうんです、今でも。まあ、アホなLyraと言ってくれ、TWDはそれくらい大切なのでしょう。
リックがいた時は、特にこの3人は最強なトリオだったしね。
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ダリルは、どうしようもない兄貴メルルも見捨てなかった優しい人。
だから、グレンがダリルにとって兄弟だと思える存在ならば、その妻であるマギーをグレンの代わりに守ろうと決意していたのは納得がいきます。
多分ダリルだけでなく、あのシーズン7で、グレンとエイブが、ニーガンにギッタギタに殺された場面にいたメンバー全員が、自分がふたりを助けられなかったと自責の念に囚われていたはず。
それくらいあのリックがいた時代のThe Walking Dead Familyは本当のファミリーだったとLyraは信じています。
特にシーズン1〜3から入って来たメンバーは強い絆があったでしょう。
今のコモンウェルスの仲間はそうか?と言ったら悲しいかな、そこまでの絆はなさげ。
まあ、ないからマギー達と一緒にいるより、電気も食糧の心配もない不自由だけど安全で普通の家に住めるコモンウェルスを選んだんだろう。
結局は、いつも監視されていて不平等な不自由で犯罪が罷り通るコモンウェルスの実態を知り、脱出しようとしているのだから、笑ってしまう。
絆がダリルにこのセリフを言わせたのだろう。マギーもダリルに取っては妹みたいな存在だし、今はリーダーのように皆んなを引っ張っていける存在だから、より信頼度は高いし助けてあげたいのだと思う。
ダリルって良いやつだね、ほんと。
ただリアみたいな元カノからしたら嫌なやつか?
男女の恋愛より家族を大切に思うダリルが何となく、最近の色ボケ・ダリルから昔からのダリルに戻ったみたいで嬉しくもある回でした。
来週の第18話でキッズたちが大丈夫か心配。
(*第18話はこちら) ↓↓
【ウォーキング・デッド シーズン11第18話】ネタバレ解説「亡き者達の声」あらすじ感想TWD11-18可哀想…今回Lyraが1番思うのは『可哀想』と言う言葉だ。 それは虐げられてきた現実を知らなかった無知なコモンウェルスの住民達の事でもあるし、アホな悪人の無残な結末も意味するし、愛する人や家族を失ったTWDのファミリー全員のことでもある。 そして、これはアメリカ国民、しいては私達のいる子の世界を意味している…