「もう最高なロックってこれよね!こうじゃなきゃいかん!」
とLyraが世界中に叫びたくなるバンドの一つがこのAC/DC。
「え?Lyra、何を興奮してんの?」って頭を傾げる人もいるでしょう。
とにかく聴いてみてよ、ウソじゃないから、Lyraが今迄、ウソついた事ある?ないじゃろが〜(笑)。
Grunge Rockが大好きだけど、P-Funkが好きだしHMも好きだがPunkもPopsも好きなんです。
最近屁理屈を言って来る人がいて、自己アピールしたいらしくジャンルによって優劣があるって主張して来た。
音楽を愛してるLyraからしたらそういった「ジャンルを色眼鏡で見て区別する」のは、意味がないこと。音差別なんかしたくないから〜。
Lyraが音楽のジャンルを気にすることはない。万が一良き悪きを(好みの上で)するとして強いて言えるのは「そこに魂があるかないか」ただそれだけ。
ロックだろうがクラシックだろうが、パンクだろうが、EDMだろうが、そこに愛があって魂ぶっ込んでるなら最高な音楽なんだよ。
シンプルなこと。
それを他人を陥れたいがためにだけに、ディスるのは暇な人。それに勿体無い。
こんなに素敵な音が沢山あるのに!
この爆音があるのに!
何だこりゃ。神の啓示か?
これが魂のロックだぜ。
神が与えし宝。
見よ、光与えし、これが
R& R ロック・ロールだ!
今日Lyraが和訳&解説するのは、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州シドニー出身のロックバンド、AC/DC。
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世界中で愛される根強い人気のオーストラリアを代表するロックバンド。
スコットランド人の Angus アンガス、Malcolm Mitchell Young マルコムのヤング兄弟を中心に1973年結成。世界的知名度を獲得し、現在も世界屈指の人気を誇っている。
1980年発売の『Back In Black 』は5000万枚以上の売り上げを記録し、世界史上3番目に売れたアルバムである。
2003年『ロックの殿堂』入り。ローリング・ストーン誌選定「歴史上最も偉大な100組」第72位。ウォール・ストリート・ジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」6位。
今日Lyraが和訳する曲は、1970年3月リリースのAC/DCの3枚目のタイトルアルバムでもあるシングル【Let There Be Rock】。
詳しい解説はLyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!
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“Let There Be Rock” is a song by Australian hard rock band AC/DC. It is the third and title track of their album Let There Be Rock, released in March 1977, and was written by Angus Young, Malcolm Young, and Bon Scott.
Let There Be Rock is the fourth studio album by AC/DC. It was originally released on 21 March 1977 in Australia on the Albert Productions label. A modified international edition was released on 25 July 1977 on Atlantic Records. It was the last AC/DC album to feature Mark Evans on bass.
=Let There Be Rock =
In the beginning
Back in nineteen-fifty-five
Man didn’t know about a rock ‘n’ roll show
An’ all that jive
The white man had the schmaltz
The black man had the blues
No one knew what they was gonna do
But Tchaikovsky had the news
He said, “Let there be sound”
There was sound
“Let there be light”
There was light
“Let there be drums”
There was drums
“Let there be guitar”
There was guitar
Oh, let there be rock
And it came to pass
That rock ‘n’ roll was born
And all across the land, every rockin’ band
Was blowing up a storm
And the guitar man got famous
The businessmen got rich
And in every bar, there was a superstar
With a seven year itch
There were fifteen-million fingers
Learning how to play
And you could hear the fingers pickin’
And this is what they had to say:
“Let there be light
Sound
Drums
Guitar”
Oh, let there be rock
One night, in the club called “The Shaking Hand”
There was a 42 decibel rockin’ band
And the music was good, and the music was loud
And the singer turned and he said to the crowd:
“Let there be rock”
最初に
1955年に遡る
人間はロックン・ロールのショーや
全てのやばい
スウィング音楽についてなんて
全く知らなかった
白人には感傷的な音楽があったし
黒人にはブルーズがあったからな
誰1人として
自分が何をしようとしてるか
知らなかったんだ
だがチャイコスフキーは
そのニュースがあったんだ
奴は言った
「音を出そうよ」
音があったのさ
「光あれ!」
光があったのさ
「ドラムあれ!」
ドラムがあったのさ
「ギターあれ!」
ギターがあったのさ
オー!ロックしようぜ
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そしてそれは実現した
あのロックン・ロールが生まれたのさ
そして全ての国の
全てのロックバンドが
嵐を巻き起こしていたんだ
そしてそのギタリストの奴は有名になった
そのビジネスマン達は金持ちになったんだ
そしてどこの酒場でも
7年もムズムズしてる
1人のスーパースターがいたんだ
弾き方を習った
1500万本の指があってさ
それにピッキングしてる指の音まで聞けるぜ
だからアイツらが言わなきゃいけない
言葉はこれだよ
「光あれ!」さ
「音」
「ドラム」
「ギター」だぜ
オー!ロックしようぜ!
ある晩「震える手」って
呼ばれているクラブでさ
42デシベルの音を出すロックしてる
バンドがいたんだ
そりゃ音楽は良かったし
それに音が出かかったな
そしてヴォーカルが振り返り
群衆に向かってこう言ったんだ
「ロックあれ!」ってよ
Songwriters: Bon Scott, Malcolm Young & Angus Young
Translator: Lyra Sky 和訳
【Let There Be Rock】曲について
このためた感じの出だしがたまらん。寸止めとはこのことか?
教会の祭壇からして「Blues Brosersの神の啓示のパロディか?」と、説教垂れてるBonがいる時点で「来るぞ、来るぞ」と身構えてしまう(実際はBlues Brothersは1980年の映画だからあちらがAC/DCをパロったというべきなのだけどね)。
来るのがわかってる上でのAngusのギターが始まると、ヘドバンしてしまうわ〜。血が逆流し自分のエナジーも解き放たれる。最高!
歌詞的には、時代性を感じてしまう表現が多いが、ハードロックを愛するものへのアンセムとして永遠に歌われ続ける曲だ。
この【Let There Be Rock】は、AC/DC の4th スタジオ アルバムで同タイトルの作品に収録されていて、1977年3月21日にオーストラリアのAlbert Productionsレーベルからリリースされている。
修正された国際版があり、そちらは、1977 年 7 月 25 日にアトランティック レコードからリリース。ベースにMark Evans マーク・エヴァンスをフィーチャーした最後のAC / DCアルバムでもある。
アルバム Let There Be Rock の 3 曲目でAngus Young、Malcolm Young、Bon Scott によって書かれている。
AC\DCの凄さ
ミュージックビデオが古臭い(笑)ので、知らない人は昔のバンドと思ってしまうかもしれないが、AC/DCは、現在も世界屈指の人気を誇っているビックバンドだ。
1980年発売の『Back In Black 』は5000万枚以上の売り上げを記録し、世界史上3番目に売れたアルバムだ。2003年『ロックの殿堂』入りし、ローリング・ストーン誌選定「歴史上最も偉大な100組」第72位。ウォール・ストリート・ジャーナルの史上最も人気のある100のロックバンドで6位。全てのオリジナル・アルバムがマルチ・ミリオン・セラー(200万枚以上の売り上げ)を達成しているのだが凄い!
全世界累計アルバムセールスは世界史上10位タイの2億4000万枚以上を記録。70年代結成のロックバンドでは最も多い売り上げだ。全米ではロックバンドとしてのアメリカ音楽史上5位、7500万枚以上のセールスを記録している。昔のバンドではない、今も愛されているサウンドを持つバンドなのだ。
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歌詞について
先程も記したが、少し古臭い言葉を使っているのは、1977年リリースだからと言うのもあるが、設定が聖書を読むときのままで、あるいは恭しくわざと牧師や説教師が話している感じで語っているのが1番の理由だろう。史実を話すように聴衆には語っているのだ。
“Back in nineteen-fifty-five / Man didn’t know about a rock’n’roll show / An’ all that jive” は、1955年の当時の人々がロックを知らなかったことを語っている。全くロックが生まれていなかったからだ。
最初のロックミュージックと言われる2曲Elvis Presley エルヴィス・プレスリーの【That’s All Right】と Bill Haley & His Comets ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの【Rock Around the Clock】より1年前にリリースされている曲が、Chuck Berryであり、1955 年に誰かChuck にインスピレーションを与えていたのかもしるない。
そして【Let There Be Rock】を共作したAugus Young は 1955 年 3 月 31 日に生まれている。
“The White man had schmatz/ The black man had the blues/ No one knew what they was gonna do” は、ロックンロールが生まれる前の話をしている。白人には感傷的な曲を好んでいて黒人にはブルーズがあったということだ。
そしてロックがこれらをベースに誕生するのだが、1955年以降に生まれたロックンロールは基本的に、ブルース、ジャンプ ブルース、ジャズ、ゴスペル ミュージックなどの黒人の音楽を演奏する白人男性になっていく。ロックまで白人至上主義とは、これいかに。ブルーズをベースにしていながらも白人だけのヒットチャートとは…だから、ラップが生まれ台頭したのではないだろうか?
サビに歌われ、繰り返される ”He said “Let there be sound” /There was sound / “Let there be light”i There was light”
「光あれ」って言うこと。それは生きる道だ。
自分の生きる道や神の啓示を見たときに光りを見たり、人生を照らされるのだ。
そしてこの歌詞の場合はそれだけではない。
この「光あれ」は、この神の啓示という意味であり、ライト「光」は、ステージライトの意味もあるだろう。そんなダブルミーニングを楽しむとLyraはワクワクするわ。
そして歌詞にある ”The Shaking Hands” というクラブ名は、アルコール離脱の症状である Delerium Tremenes (アルコール中毒による)振戦譫妄(せんもう) 症のこと、または、【The Shakes】への言及だ。
その頭字語は『Who Made Who』アルバムの D.T. の曲のタイトルだ。全てが繋がっているのが面白い。
そしてこんな名前を邪悪の根源(と言うのはジョーク) であるアルコール飲料を提供するクラブにつけているのだから、何とユーモラスな名前だろうか?アルコール依存症離脱で震える手で酒を震える手の店で飲むのだからコミカル過ぎて、逆に粋な感じがして来る。
ラストの方に出てくる 42 decibelは、42dBのことで。42デシベルはそれほどうるさい音ではない。
この曲をリリースしてからしばらくして、AC/DC は、自身のコンサートで 130 デシベルの壁を破っているのだから凄くファニーな話だ。確かにこの時は、衝撃が地面を打ったらしい。爆音すぎるのがAC/DCの醍醐味なのだから仕方ない話かも。
そのせいかライブ コンサートでは、この歌詞の部分は「.. 92 デシベル ロッキング バンド」に変更されることがよくあるのだ。アレンジの極み…ね。
いちいち小ネタが決まるバンドだ。今を生きてるってこういうことじゃない?
AC/DCにしろ、ロックにしろ、演技にしろ、胸踊らされるのは縛られない自由な姿だ…Lyraにとってはね。皆んなが皆んな同じ意見だとは思わない、だって色々な人間がいるからね。
でも世界中の多くの人たちが40年以上も歌って、映画で使用したり、カヴァーする愛するバンドのひとつが、自由奔放でロックロールらしいアドリブやアレンジを決めるAC/DCだという事実だけでも、Lyraの意見が間違っていないって証拠だろう。
史実を話すように聴衆には語っているのは、いかにロック誕生が素晴らしかったか、とリスペクトしているから、この表現をしたのだと思う。
つまりロック誕生以前は、世界は暗闇だったってことだ。
そしてロックが生まれた。
この世に光がもたらされたのだ。
Let there be light
明るい光あれ、
オギャー!
Let there be Rock!
やったぜ!
ロックン・ロールの誕生だ。
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“Back in nineteen-fifty-five / Man didn’t know about a rock’n’roll show / An’ all that jive” → Of course the two tracks said to be the first rock songs (Elvis Presley’s “That’s All Right” and Bill Haley & His Comets‘ “Rock Around the Clock”) were released one year before the one listed in the song, but that’s not an issue. After all, in 1955 someone was giving Chuck Berryinspiration… and Angus Young, who co-wrote “Let There Be Rock”, was born on March 31st 1955.
“White man〜” Rock and roll was basically white men playing black people music, such as blues, jump blues, jazz, and gospel music.
42 decibels isn’t that loud. Some time later, AC/DC’s own concerts were breaking the 130 db barrier! A shock hit the ground, indeed.
During live concerts, these lyrics are often changed to “.. 92 decibel rocking band”.
Personnel
- Bon Scott – lead vocals
- Angus Young – lead guitar
- Malcolm Young – rhythm guitar, backing vocals
- Mark Evans – bass guitar
- Phil Rudd – drums, percussion
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