【Alt J /Matilda】(Léon Ver.)和訳 解説 May win a prize Gary Oldman

Lyraが好きなGary Oldmanがアカデミーにノミネートされ、数日前には、British Awardsを受賞したりと嬉しいニュースばかり。今年はGaryの年になるのかな?

そのGaryが悪徳警官役でラリった姿を披露していた、あの映画の男の気持ちを歌った曲を和訳したよ。

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今日、Lyraが紹介するのはイングランドのリーズ出身のロックバンド、alt-J (△、アルト・ジェイ)。

2012年にデビューアルバム「An Awesome Wave」をリリースし、2014年アルバム「This Is All Yours」で全英アルバムチャート1位を記録している若手ホープ。

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大学の音楽好き仲間が集まって作った感じがする曲が多い彼らはどこか冷めた音を出す。

その中でも今日和訳したのは、異彩を放っていた。

キリキリと聴いてる者に突き刺さる曲だ。

Lyraの和訳したのは”Matilda”。そう、映画好きならお分かりでしょう。

冒頭で話したGaryが出ていた”Leon”(“The Professional”『レオン』)の主人公の女の子の名前だ。

和訳した後に映画とマッシュアップした映像も載せておきますね。

その後に又お話しましょう。

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= Matilda =

This is from
This is from
This is from Matilda

[Verse 1]
Just like Johnny Flynn said
“The breath I’ve taken and the one I must” to go on
Put the grenade pin in your hand, so you understand who’s boss
My defeat sleeps top-to-toe with her success

[Pre-Chorus]
Oh, this is from
This is from
This is from Matilda

[Chorus]
And she needs you
This is from Matilda
And she needs you
This is from Matilda

これは、

これは、

これは、マチルダからだ

ジョニー・フリンがこんな感じでくっちゃべったように

「休息は俺がずっとしてきたことだが、今は唯一やるべきこと」を続けるのさ

引き抜いたピンをお前の掌に置いた

そうだよ、やっとお前は誰がボスだかわかっただろう?

俺の敗北は、彼女の勝利を全身で感じで眠るんだ

ああ、これは、

これは、

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる

これは、マチルダからだ

[Verse 2]
Just like Johnny Flynn said
“The breath I’ve taken and the one I must” to go on
Put the grenade pin in your hand, so you understand who’s boss
My defeat sleeps top-to-toe with her success

[Pre-Chorus]
Oh, this is from
This is from
This is from Matilda

[Chorus]
And she needs you
This is from Matilda
And she needs you
This is from Matilda

[Post-Chorus]
And she needs you
This is from Matilda
Elle a besoin de toi
Cela vient de Matilda

[Bridge]
And she needs you
This is from Matilda
And she needs you
This is from Matilda

[Chorus]
And she needs you
This is from Matilda
And she needs you (This is from Matilda)
This is from Matilda

[Outro]
This is from Matilda
This is from Matilda
Matilda
Matilda
Matilda

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ジョニー・フリンがこんな感じでくっちゃべったように

「休息は俺がずっとやって来たことだが、今は唯一やるべきこと」を続けるのさ

引き抜いたピンをお前の掌に置いた

そうだよ、やっとお前は誰がボスだかわかっただろう?

俺の敗北は、彼女の勝利を全身で感じて眠るんだ

ああ、これは、

これは、

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる

これは、マチルダからだ

Elle a besoin de toi
Cela vient de Matilda(彼女は君を必要としてる)

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる

これは、マチルダからだ

彼女は君を必要としてる(これはマチルダからだ)

これは、マチルダからだ

これは、マチルダからだ

これは、マチルダからだ

マチルダ

マチルダ

マチルダ

Songwriters: Alt J

Translator:Lyra Sky 和訳

 

 

実際はMathildaのはずなんだが、アメリカだからかMatilda表記になっている。

この頃のNatalie Portmanナタリー・ポートマンは凄い。少女と大人の女性を行ったり来たりする難役をこなしたんだもの。

今作がデビュー作なんだからおったまげる。オーディション会場でどんな技を使ったのだろう?

このセリフみたいな歌詞は、お分かりでしょう。

ラスト近くのLeoneレオンの気持ちを表している。

マチルダ救出に成功し、自分も脱出してマチルダと待ち合わせしているイタリアンレストランへ向かおうと喜んでいる中を、ゲイリー演じる悪徳刑事Norman Stansfieldにバレてしまい後ろから撃たれて仰向けに倒れているシーンだ。

ぶっ倒れて死にかけているレオン。

その上に、またがり息の根をとめようとヤクでハイになった刑事が、意気揚々としてる所に、レオンが刑事の掌に、手榴弾から抜いたピンを乗っけるあのシーンだ。

「クソ!」と一言呟くGary= Stansfield 。

その瞬間レオンも刑事も警察署も大爆発する。

あのたった一瞬の、一コマの場面を切り取ったのが、この歌詞だろう。

だから、実際の映画では、こんな長いセリフはレオンは口にしていない。

だが、上手い具合にレオンの気持ちをシンプルな言葉で表現しているから感心した。

Lyraとしては、「もっと毒のある言葉、又は奇妙な単語を1行だけ入れたらもっと面白いのにぃ」と思うんだが、欲張り過ぎかもね。このシンプルさが大衆向けには分かりやすくて良いのかもしれない。

LeonのMatildaへの優しさが伝わって来る。

でもLyraは「LeonのMatildaへの湾曲してる狂ったにも似た愛もメロディに乗せて表して欲しかった、、、」

これは贅沢な意見なんだろうな。

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2007年、リーズ大学の学生だった、ジョー・ニューマン(Joe Newman)、

トム・グリーン(Thom Green)、

ガス・アンガー・ハミルトン(Gus Unger-Hamilton)、

グウィル・セインズベリー(Gwil Sainsbury)の4人でバンド「The Films(フィルムズ)」を結成。

アメリカで同名バンドがいることがわかり、「alt-J(アルト・ジェイ)」に改名。

アップル社「Macintosh」で「△」を表示するキーボードのタイピング順から取ったからシンボルマークも「△」にしてるから考え抜かれたのか?たまたま目についたからなのか?

この名前のつけ方が彼らのイメージを物語ってるように感じる。

大学卒業後2011年10月EP「△」をリリースし12月にInfectious Recordsと契約。

翌年の2012年5月デビューアルバム「An Awesome Wave」をリリースし、全英インディーズアルバムチャート1位を獲得し、マーキュリー賞を受賞とトントン拍子で上手くいってるバンドだ。

2014年1月セインズベリーが脱退し3人体制へ変わる。

9月にアルバム「This Is All Yours」をリリースすると全英アルバムチャート1位を記録。

2015年第57回グラミー賞で「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」にノミネートされブリット・アワード2015では「最優秀ブリティッシュ・アルバム賞」と「最優秀ブリティッシュ・グループ賞」にノミネートされている。

順調に行くAlt-J。

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彼らの冷たいようなバンドの音も合わさって、飄々と成功を手にして来たように感じる。

メンバー脱退もあったが、それにも動じずに賞を受賞したりノミネートされたり。

今時の男子は飄々としてサッパリ気味なのね。

だからか、彼らの音を聞くとLyraは三角定規でツンツンされてる気分になる。数学的なひんやりした感じなんだ。

それとは逆にGary Oldmanは激情型人間。オッサンになっても変わらない演技魂。

俳優業は、パンクスからヤク中に、悪徳刑事にドラキュラなどなど、悪の街道をまっしぐらにして来たが、近年は、シリアスブラックなど良い叔父さん役までやるようになって来たキャラクターも本人も濃ゆい人だ。

私生活もコッテリし過ぎて、どんだけ自堕落、ゴシップネタを出して来たか分からんくらい。

そんな紆余曲折しながら生きて、様々のタイプの役を演じて来た俳優であるGaryの方にLyraは魅力を感じてしまうの。

Music VideoにLeonの映画入りを選び乗せたのは、この激情型人間が出てるし、才能溢れるナタリーやジャン・レノが曲をより激しくしてくれるからLyraはこちらを選んだの。

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彼らの曲は、理数系で整ってるのが多い。激しい物やダブみたいのもあるが、全体的にスッキリした音に変化球の歌詞が乗る。

だが、この”Matilda”だけは感情が剥き出しなメロディに感じたし美しい。

それに歌詞もレオンだったから紹介したの。

やっぱレオンは良い映画だもの。

Gary Oldmanがアカデミー受賞すると良いなぁ。

メチャクチャ頑張って、傷だらけになりながらも這い上がって来た人間が大好きだから。

激情型人間と狂ったラブストーリーに乾杯!

I prefer passionate caracteq to science and mathematics’brains.

so I respect Gary Oldman!

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= Alt J=

出身地 イングランド、リーズ
ジャンル
Indie rock
Indie folk
Folktronica
活動期間
2007年 –
レーベル
Loud And Quiet Recordings
Infectious Records
Atlantic Records / Warner Music Group
公式サイト
altjband.com
メンバー
ジョー・ニューマン
トム・グリーン
ガス・アンガー・ハミルトン
旧メンバー
グウィル・セインズベリー

メンバー

ジョー・ニューマン (Joe Newman):リードボーカル、ギター
トム・グリーン (Thom Green):キーボード、コーラス
ガス・アンガー・ハミルトン (Gus Unger-Hamilton):ドラムス

元メンバー
グウィル・セインズベリー (Gwil Sainsbury):ベース、ギター
2007年結成当時のオリジナルメンバー。2014年1月に脱退した。

サポート
キャメロン・ナイト (Cameron Knight):ギター、ベース、サンプラー
セインズベリー脱退後から参加。

= Discography ディスコグラフィー =

アルバム

・2012 An Awesome Wave
発売日: 2012年5月28日
レーベル: Infectious
フォーマット: CD, LP, digital download
全英売上: 30万枚
UK: プラチナ
AUS: ゴールド
CAN: ゴールド

・2014 This Is All Yours
発売日: 2014年9月22日
レーベル: Infectious
フォーマット: CD, LP, digital download
全英売上: 10万枚
UK: ゴールド
AUS: ゴールド
CAN: ゴールド

・2017 Relaxer
発売日: 2017年6月2日
レーベル: Infectious
フォーマット: CD, LP, digital download

シングル
タイトル 発売日 レーベル 収録アルバム
1st Bloodflood 2011年10月13日 Loud And Quiet Recordings An Awesome Wave
2nd Matilda 2012年1月10日 Infectious Records
3rd Breezeblocks 2012年5月18日 Infectious Records
4th Tessellate 2012年7月13日 Infectious Records
5th Something Good 2012年9月28日 Infectious Records
6th Fitzpleasure 2012年5月18日 Infectious Records
7th Dissolve Me 2013年3月18日 Infectious Records
8th Hunger of the Pine 2014年6月19日 Infectious Records This Is All Yours
9th Left Hand Free 2014年7月7日 Infectious Records
10th Every Other Freckle 2014年8月14日 Infectious Records

その他
タイトル 発売日 発売形態 レーベル
EP △ 2011年 デジタル・ダウンロード

アルバム iTunes Session 2013年4月16日 デジタル・ダウンロード Infectious Records
EP Summer Remix 2013年11月25日 デジタル・ダウンロード Infectious Records

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