The Doors【End Of The Night】和訳 毎夜貴方の元へ William Blake and Louis-Ferdinand Céline

Happy Birthday James Douglous Morrison!

毎年恒例のJim Morrisonのバースデーに、彼の曲をLyraが和訳&解説して皆んなでJimを偲びながら盛り上がりましょう!の日です(笑)。

今年は、ちょっと誕生日っぽくないかもしれませんが、渋くてThe Doorsの隠れ名曲であるこの曲にしました。

幻想的でどこかに誘ってくれそうな曲。サイケデリックな曲として有名ですが、個人的にはサイケデリックと言う狭い枠組みに居座っているような曲ではなくて、全人類の意識下に最古から蠢いている、闇夜への恐怖と憧れと言ったアンビバレントな心情を、シンプルな言葉で綴ったロマンティックな歌詞だと思ています。

当時のJimの闇を愛する気持ちからか?

さあ、Jimという文学青年の小旅行が始まります。

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Nine Inch Nails【Head Like A Hole】和訳 宗教政治と献金 Religion And Money

 

Nine Inch Nailsが大好きで毎日聞いていた。ただ最近はご無沙汰だったのですが、たまたまかかったのが、この曲やNine Inchがバカ売れしていた時代の曲だったため、血湧き肉躍るLyra → 「もう和訳していたよなあ〜」と見てみたら、この曲はまだUPしていなかったので、今日取り上げることにした。

このバンドの要であるTerent は、インダストリアルミュージックをメインストリームに引っ張り出したアーティストの1人だと思う。

この曲はNINの彼の作品中で聴きやすく、一般人でも受け入れ易いメロディとハードさを併せ持つ。その為、かず多くのアーティスト達がカヴァーして来たヒット曲でもある。

だから「血みどろな見かけで判断しないで」と言いたい。まあ、癖はフィルターにかけて抑えめよん、て感じですが(笑)、、、

Lyraの和訳と詳しい解説で、倒錯してる歌詞と最高なサウンドを堪能してどハマはりしておくんなまし!

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追悼 Fleetwood Mac【Little Lies】和訳クリスティン逝去 Christine McVie R.I.P.

Christine McVie が亡くなった。

秋に入ってから忙しくてSNSを全然見れなくてStevieの言葉が流れてきたのを目にしたのは、本当に偶然で運命を感じてしまった。

大好きで幼少期から聴いてきたFleetwood Mac。

その中でChristine McVieは、母性と女の出し方が面白いヴォーカリストだと感じていた。

ほんわかした優しい歌声に一聴したらPopな明るいメロディでも実はブルーズピアノ。

そしてそのブルーズなピアノに乗る言葉は、悲しい女の心情を歌っているので、「Christine McVieって大人の女だな」と幼いながらに思っていた。

Stevieの妖艶で荒々しい声とは対照的。

だが激しい感情のマグマは同じだった気がする。

今日はChristieを偲び、この大ヒット曲を選びました。Christine McVieとStevie Nicksと Lindsey Buckingham の掛け合いがね〜もう最高なんだわ!!

エキサイトして来る〜ほど、この3人のヴォーカルの絡み具合が、ハーモニーでありながらバトルで堪らんぜよ。

歌詞自体は健気な女の歌。それを刹那くChristine が歌い出すと恨み節にもとれる歌詞が、マイルドになりPopsになる…、だが、それをぶっこわあ〜す Stevie!、そして宥めるLindsey…はははは、美しい饗宴バトルの出来上がり。

不協和音(不和な人間関係も)こそ糧にしてしまうパワフルなアーティスト集団。

Christine McVieの生き方こそ、パワフルであり何もかも柔和する〜。

Christine McVieを讃えて和訳したから一緒に彼女の魅力を堪能しましょう。

Thanks for beautiful voices, piano and songs! Christine McVie, Forever!

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Living Colour【Cult of Personality】和訳ウォーキング・デッド最終回の曲! Final War or Peace?

 【The Walking Dead】(ウォーキング・デッド) の最終回で、ひっさしぶりにこのバンドのこのスッゴイ曲を聴いて、パワーメタルとかミクスチャー等等、ファンクとメタルが合わさったバンドの先駆けの1つだったのを思い出した。改めてテクニシャンなメンバーの集まりだったなと濃いバンドだったのを思い出した。

彼らの代表作であるこの曲を、TWDのラスト近くのあの場面で使うのは違和感がある。

言いたいことは分かる。製作者側は、独裁政治だったコモンウェルの末路に合うと思ったんだろう。

でもパメラ(独裁者)を拘束した後だからもうその効果は意味なしだし、「ウォーカーが歩くのには合わんな」と、この曲の良さとTWDの良さを知る身としては、そう思わざるおえない。(まあ個人の感想なので悪しからず)

ヘヴィな歌詞にヘヴィなサウンドが合わさり、全員ブラックのメタルグループでプレイする。

それで、オープニングにMalcolm X、エンディングにはJohn F. Kennedy と来たら「遊びじゃないよ、本気だぜ」ってこと。

平和ポーザーが、やる嘘くさい平和のスピーチでも票集めの演技でもない。

「本気」と書いて「マジ」。社会問題提起をしているのだから、命懸けで。

そしてブラックカルチャーのアイデンティティに貢献する。

生きる意味は、自由と平和。

誰しもが望み手にすべきもの。

世界が平和になれば、モヤがかった世界からVividな世界に変わる。

Vividに変えられるか、このまま低俗な色のままかは、私達次第だ。

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【ウォーキング・デッド シーズン11第24話】ネタバレ完全解説”生きるのは私達!” TWD11-24 Final

終わってしまった… もうこのシーズン11の後半戦が始まる前からこの「Rest In peace』てタイトル嫌よね〜と思っていた。

ああ、悲し過ぎる。

そして先週Lyraが言ったことが、今回もまた本当になってしまった。仕方ないよね、映画があるのだから。

この終わり方だと文句言いたい人も沢山いると思う。でも Lyraはこの続く世界は予想していたので不思議じゃないし受け入れるよ。

だってこの12年間、ある意味一緒に苦難の道を歩いて来たのだから。

「生きる」と言う当たり前のことが、如何に困難であるか!

まるで叶えられない不条理の中に咲く花のような夢。それを、その価値をウォーキングデッド が教えてくれた。

色々な思い出が蘇る。

リックの家族を探す旅が、いつしかチームが形成されて大きな家族になる物語になり、国と国の戦いのような現代社会を風刺した巨大ストーリーになった。

私達の世界も、ウイルスに侵されて平穏な生活が脅かされるなんて、このドラマが始まった12年前には思いもしなかったね。

世の中、何が起きるか分からない。でも私達がしっかりと手を握り合い信じ合っていれば何も怖くないよ。そうよ。

だって「生きるのは私たちなのだから!」

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