問題山積みな家族たちの幸せの為に1人諦めずに奮闘するカホコ。
そして、初と初の母親の再会への手助けと、初の幸せの為にもカホコは手助けをし2人はよりを戻すことが出来ました。その上、互いの存在の大きさに気がつき結婚を決意し両親に許しを請いに行きました。
しかし、母親の泉の猛反対を受けてしまった!
今回はその翌日から話が始まります。
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いつものようにLyraのブログはネタバレ全開で、あらすじを書いています。
知りたくない人は、Lyraの感想を読んで下さいね。
=『過保護のカホコ』第9話のあらすじ =
ばぁばの初代(三田佳子)が突然倒れたと連絡が来た。意識不明の重体の為、急いで病院へ駆けつけるカホコ(高畑充希)と泉(黒木瞳)たち。
泣いてるだけの、じぃじの福士(西岡徳馬)に泉は「私達が看病するから大丈夫よ」と言ってしまう。
「またそうやって勝手に決めて!」泉は、妹の環(中島ひろ子)や節(西尾まり)の反感を買い、姉妹の仲はますます険悪なものとなっていく。
心配で病院に泊まった泉は朝帰ってくるなり、荷物をまとめる。
「休んでからのほうがいいんじゃないか?」と心配する正高(時任三郎)に、泉は今日から病院に泊まり込むという。
「ママ、本気で反対するって言ってたけどどういうことなのかな?」とカホコ(高畑充希)は低姿勢で母に尋ねたが、泉は「本気よ、そんなの当たり前じゃない。勘当よ!麦野くんと結婚したいなら親子の縁を切ってからにしてね!」と答えドアをバン!と閉めて出て行ってしまった。縁を切れ、と言われて卒倒し失神するカホコ。
(大学へどうやって行ったのか?)初の絵を描いているところにいつものように現れたカホコ。
泉の勘当と言う言葉に卒倒しているカホコに、初は「ばあばだったらどういうか考えてみれば?」とアドバイス。
「多分、ばぁばなら、いつもの元気なカホコでいて欲しいというんじゃないかな?そして、家族の問題を解決して欲しいって言うと思う」とカホコ。
「じゃ、目を覚ました時に喜んでもらおう!家族たちの問題さえ解決すれば、俺たちの結婚も認めてもらえるだろうし!」と初は言う。
「こんな状況で、今、俺がついてったら、イチャイチャしやがって、と言われるだろうし、絵でお前のママに認めてもらえるよう、創作活動を頑張るから、家族の問題はカホコが解決しろ!」と初は肩を叩いてカホコを送り出した。
病院へ。福士はすっかり腑抜け状態。
「こんな時に何ですが、、、皆さんにご報告があります!私、根本加穂子は初くんと結婚します!」と、カホコが宣言すると、
叔母で次女の環は、「衛(佐藤二朗)くんと離婚するから、私には何も言う権利がないわ」と愚痴た。
隣に座っている三女の節は、あまりにも言うことを聞かない娘の糸(久保田紗友)に出て行けと言ったのだという。
「それで糸ちゃんはどうしたんですか?」とカホコの父の正高が慌てて尋ねると、「節は嬉しそうに出て行った」とふてくされ気味の節。
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カホコは病室に入り、意識不明の初代の手を握りながら、優しく、初と結婚すると報告した。
ベッド脇で座りながら疲れて寝ていた母の泉が目を覚まし、「そんな約束しないほうがいいんじゃない?」と言う。
カホコは初代が「目を覚ますことを信じている。だからカホコ頑張って来るね!」と泉の目を見て、真剣に言い、病室を出て行く。
カホコは、環の夫の衛に会いに行くと、「役所にいる」という。
衛のもとに駆け離婚届を出したか、聞くカホコ。
衛はベロベロで酒を飲み、呂律が回らない。「どうせ俺は誰も守ることもできないの!衛って名前なのに!」
「何かあったの?衛おじちゃん?」とカホコが尋ねると、前に補導した少年が亡くなったことを衛は打ち明けた。
「何で、良い人が亡くなり、そうでないこんな俺生きているのか?俺は、カホコちゃんが考えているような良い人間じゃない。」という。
「本当はね、環ちゃんが喘息の発作が出た時も、こんなに大変なら一緒にいたくないと思ったこともある」と衛は真実を話した。そして、離婚届を窓口に出して立ち去った。
「糸ちゃんが、チェロを売ろうとしてる」と初から連絡が来た。
カホコが駆けつけ「こんなことやめて、一緒にばあばのとこに行こう!」と糸にすがりつく。
しかし、糸は聞かずに仲間の車に乗って去ってしまう。
その時、急に車の前に飛び出す母親の節と父親の厚司(夙川アトム)!
節は、娘を車から引きずり下ろして厚司は、「お願いします!もう2度と、娘と会わないでいただけますか?」と糸の友人たちの前で土下座をした。
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「私達のような平凡な親の元に、美しく才能に恵まれた糸が生まれたことが信じられなかった」と節。
糸のステージを見た節は、糸がいつか自分たちの元を離れ、世界に羽ばたいていく人間であることを確信。「だからそのときまでその才能を伸ばしてやろうって2人で誓ったんだよね。あんたは今でも奇跡を起こせる子だって信じてるよ!」と、節と厚司は必死に糸に訴えかけるが、糸は再び仲間の車に乗り行ってしまった。
初に自宅まで送ってもらったカホコ。
「ちょっとだけ、ギュってしてもらえないかな?」とカホコ。
初がカホコのことを抱きしめようとした時、正高が出てきた。
「教子(濱田マリ)がまた何かやらかしちゃったみたい」
正高と実家を訪ねたカホコと初。
そこには、この前、養護施設に送り届けた、保(横山歩)の他に、親の帰りが遅くて公園で遊んでいた2人の子供の姿があった。
「この子達を帰そう」と言う正高に、「とりあえずお腹を空かせている子供達に何か食べさせたい」という教子。
突然、何かひらめいたカホコ。
「この子達が気軽に勉強しに来たり、遊びに来たりできる場所ってあるのかな?」すると、教子も同じことを考えていたと顔を輝かせた。
「塾であり、家のような場所を作りたいの!」
すると正高の父の正興(平泉成)が、「私には、教員の資格、多枝(梅沢昌代)には調理師の免許があるから、教子は保育士の資格を取れば、夢ではない」と言い出した。
「ずっと俺は、施設暮らしだったから、みんな貴方のことを信じたからこそ、付いてきたのだと思う」と初も励ました。
そして、自分も子供達に絵を教えたいと言い出した初。
「こうなったら作戦会議だ!」と正興は皆をテーブルの周りに集めた。
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初代の病室では、環や節と仲なおりをして欲しいと泉に頼むカホコがいた。
「ばぁばが目を覚ました時に、皆が喧嘩していると、悲しむ」というカホコ。
すると、初代が目を開けた。
初代は、酸素マスクを取り、「帰りたい、、、もう一度私のうちが見たいの!」
「ばぁばには、家は家族の思い出がいっぱい詰まったかけがえのない場所」とカホコは言い、初代が家に帰れるようにして欲しいと、泉に必死に頼む。
必死なカホコを抱きしめ、泉は「わかった」と微笑んだ。
初代が自宅に戻ってきた。
居間に置かれた介護用ベッドに寝かされた初代は、辺りを見回しながら「やっぱりここがいいわね」と呟いた。
初代の面倒を一生懸命にみる泉に対し、節や環は遠目でその様子をうかがっているだけ。
「あんたたちもママと話してくれば?」と泉が言うと、「許可がないとダメなのかと思った」と節と環が変な言い方をするせいで、余計に泉はムカついてしまう。
初代に頼まれ、カホコが2階からある箱を持ってきた。
箱の中には3姉妹の思い出の品々が、、、
懐かしい!、と思わず声を上げる3人。
1人っ子のカホコは兄弟喧嘩なんか贅沢だと、早く仲なおりをして欲しいと泉たちに頼む。
3姉妹は、初代のベッドのそばで思い出の品を広げ、幼い頃の思い出話に花を咲かせ、初代は目を覚まし、嬉しそうに話を聞いている。
「ごめんね、環。あんたのこと、弱い身体で生んじゃって。ごめんね、節。あんたが小さい時、忙しくて構ってあげられなかったから。泉、あんたには1番厳しく当たったから、その反動でカホコのこと愛しすぎたんじゃないの?」と初代は謝り出した。
大事なのは、愛に自由があるかどうかだと涙ながらに続ける初代。「カホコから頑張ることを奪わないであげて。」と訴えた。
自分はちゃんと母親をやれただろうかと謝り続ける初代に、娘たちも福士も涙を流してしまう。
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その夜、初は、ばぁばに会いに来た。
「ちょっと見てもらいたいものがあって」と、初が差し出したのは、カホコの家族の肖像画。
「カホコさんに出会って、大切な人を描いていきたいという方向性が見えてきた」という初。
「これは、ダメね。だって初くんがいないじゃない?初くん、うちの家族になって!カホコのこと守ってあげてね?」とばぁばの初代は言った。
カホコが泉に反対されていることを話したら、初代は、自分が勘当され親の死に目に会えなかったことが心残りだったから、駆け落ちだけはしないで欲しい、という。
初代は、昔、姑から受け継いだというジュエリーをカホコに託す。
「これからは貴方がこの家と家族のことを守ってちょうだい!カホコなら大丈夫よ。誰よりも、1番家族のこと愛してるじゃないの、みんなのこと、頼んだわよ!」と言う初代。
カホコがうなづくと、初代は「ありがとう」と言い、笑顔のまま目を閉じた。
翌朝、初代は、静かに息を引き取った。家族は無言で初代の周りに座ってる。
福士が、妻の初代に涙ながらに話しかける。「初代、ありがとう。愛してるよ。ありがとう。」
正高は。今伝えなければ、福士のように死んでから伝えることになってしまうと感じ、泉の手を握る。
初もカホコの手を握った。カホコもいう、「ありがとう、大好きだよ、ばぁば」
大学の初のアトリエに来た初とカホコ。
「私、こんなの初めて。大切な人がいなくなると、こんなに身体中の力が抜けてっちゃうんだなって思って」
結婚のことは当分考えられないし、家族のことを守っていく自信もない、とカホコは力なく座り込む。
すると、初は突然立ち上がり部屋の電気を消す。
「あれ、カホコ、どこに行っちゃったんだ?」
「ここにいるよ?」というカホコ。
初は「今探しているのは好きになったカホコだ」という。
「蒔いた種は1年後必ず芽を出すって信じようよ。結婚も、こんな時だからこそするべきだと思う!」と初。
「そうだね」というカホコの手を握り、初は言う。
「病める時も、健やかなる時も、愛し合うことを誓います!」
カホコも繰り返す。
「結婚しよう!根本加穂子さん」と初が言い、カホコも「結婚しよう!麦野初さん」と答えた。
(第9話終わり。続く、、、)
=Lyraの第9話の感想&解説=
今週のオープニングのカホコは、シーツにくるまっていたようだし、聖母マリアのよう。カホコは、人を救うために奮闘したので、就職云々より、人間としてステージがレベルアップしたのを表しているんでしょうな。
ばぁばが、とっーても家族思いで、カホコの愛する初にまで愛情を注いであげているのがわかるセリフ「この絵はダメね、だって麦野くんがこの絵にはいないじゃない?カホコと家族になってあげて?カホコを守ってね」を聞いて、あまりの愛の大きさに涙したLyraです。
めっちゃ感動してしまった第9話でしたが、バァバの死によって全てが好転すると言うのが皮肉なものだなーと。
ドラマはある意味、今の一般的な日本人をそのまんま、又は少し誇張して描くもの。
特にこのドラマは、言動がやり過ぎる傾向にはありますが、はっきり言ってストーリーは平凡な展開。
だからこそ、一般的な家族像を描いてるわけ。
それが、誰かが死なないと家族の大切さがわからない程、今の日本人って腐ってんのかなぁ?と残念な気持ちで一杯になっちゃった。
「大切なものは失ってみないとわからないもの」って昔からよく言われてる事。
なんか寂しいドラマね?
今の日本はそんなに世知辛いの?
特に糸ね。あのヤンキー体質。今の若者はみんなあれ?
まだ、昭和のドラマみたいな事やってんの?もし、そうだったら、あまりにも頭悪過ぎ。
来週の「過保護のカホコ10話」が最終回だから、糸が更生しないとドラマは終わない、、、だから、もう一もめしてから解決するね。
ただ、ここまで両親が頭を下げてまで悪い仲間に「糸と会わないでください」と土下座して頼んだり、娘をどんなに大切に思って来たかを話しても、わからない馬鹿な子供は、もう何をしても更生しないよ、普通。
このドラマにイライラしてる人が多いみたいだけれど、Lyraは、家族を大切にしない糸見たいな奴が1番イライラする!
万が一、夢破れて落ち込んでる人がいたら、「悩んでるのは良いけど、親や周りのせいにしてグレるのだけは時間の無駄だからやめな!」って言いたい。
だって人のせいにしたって何の解決にもならない。
悪い仲間は、マジであなたの足を引っ張る。悪い繋がりでしか繋がってない友人は、貴方が幸せになろうとすると足を引っ張るよ。
貴方が前向きに生きようとするとダセェ〜、とか言って邪魔をし同じ低いレベルに引き摺り下ろす。
そんな仲間は切れ!
そして、親を大切にしなさい。貴方を大切に思ってくれるのは結局、親や家族だけだから。
周りのせいにするより、他の世界を見て新しい自分を見つけるべき。
生きるのはたった1回だけ。ならば、時間を悩むことより、夢を探す方に時間をかけましょう。
糸は、ダメな人間。果たしてカホコはなんて言って更生させるのだろう。
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そして、初の頑張りが今回のドラマ全体を引っ張っていました。
珍しく自信喪失したカホコ。ばぁばが亡くなったのだから無理もない。結婚を無しにしよう、としたカホコだけど、「こんな時だからこそ、結婚しよう」と前向きな初は、本当にカホコを愛しているんだね。ちょっと、自分勝手な気もするけど、、、まぁ、これくらい頑張らなきゃ結婚は出来ないからね。
結婚って勢いだから!
色々、難しく考えちゃう人が多いけれど、結婚したいならば考えちゃダメ。
する、と目標決めたら真っしぐらにしないと結婚出来ません。
初は、カホコが居ないと生きていけないと先週、気がついたのよ。偉いわ。
このまま、突っ走れ!
2人の「結婚しよう、根本加穂子さん!」と互いのフルネームを呼び合うのは、映画『トゥルーロマンス』のパクリだね。
あちらは市役所で婚姻届出した後だけどね。可愛い初々しいカップルだ。
このまま、結婚に突っ走れ!って応援しています。
ただ、第9話も、ご都合主義だったから残念なストーリーでした。
2人の結婚プロポーズくらいよ良かったの、、、。
第7話でLyraが予想した通り!カホコは、専業主婦になりながら、自宅で働くねって言った通りになりそうじゃんね!
正高の実家で祖父母が教師に調理師の免許持ってるから、叔母が保育士の免許とって子供集める場所をつくるなんて都合良すぎ!まさに第8話でLyraが予想した通りの展開になりましたよ!養護施設じゃなくても、集まる場所をつくるなんて素晴らしいけれど、、、行政には何の区分と説明するの?
養護施設でもなくて、塾にするにせよ、食事出したりしたら色々、行政突っ込まれるよ。
こんな世の中、上手く行かないよ!
仕事するのも父方の祖父母の力を借りるの、カホコ?
過保護のカホコは死ぬまで過保護なんだね!
それなら、泉と対決する必要ないじゃん。矛盾し過ぎ〜。
また悪い方にやり過ぎちゃったドラマですね。
もっとリアルな話にして見たら?
リアルで笑って泣けるファミリードラマにするんじゃなかったっけ?
余りにも都合がいいから、頭にきちゃったなぁ、この展開。
初くんと幸せな結婚するだけでいいじゃん、もう。
祖父母の力を借りないと教子もカホコもダメなんてね。
家族経営にしても程があるわ。
明るい未来や可能性が見たいのに。
日本の家族を元気にするドラマを作って欲しいです!
=第10話の簡単あらすじ=
初代に先立たれ、傷心の福士は、姿を消す。
探し回り福士を見つけたカホコ。
カホコと初は力を合わせ、打ちのめされている福士の心に希望を与え、離婚してしまった衛と環の関係も修復するために奮闘する。
そして糸をまともな人間に戻すためにカホコは、勇気を与える。
また、夢を見つけながらも、残ったままになっている借金のせいで動き出せない教子に、カホコは自分の貯めてきた貯金を譲る。
そして、教子が借金を返済し、保育士の免許を取った暁には、自分も一緒に働かせて欲しいとカホコは申し出る。
ついに、家族の問題すべてを解決したカホコは、初との結婚式に臨みが、、、母の泉からは結婚への賛成してもらえない。結婚式当日には泉の姿が見当たらない、、、?
家族全員から、祝福されて結婚式を挙げることはできるのか?
泉と仲直りするためにカホコは、頑張るのであった。
来週の最終回、第10話もネタバレ全開で本音で語りたいと思います。
よろしくね〜!
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