Linkin Park【Friendly Fire】和訳解説 平和への叫び The Cry Of Humanity And The Earth

 

待望の新譜がリリースされたLinkin Park。これまでのキャリアを総括したと言っていい最新アルバムはシングルコレクションで今までの軌跡を楽しめるもの。

今日は、このアルバムからセッション中にレコーディングされた曲を和訳解説しちゃいます。

Chesterの声は生々しく今ここで歌っているようで、平和を祈る歌詞が聞くものの胸に突き刺さって来る。

Chesterは今も生きているのだ。私たちのハートの中で。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州アゴーラヒルズ出身のロックバンド、Linkin Park リンキン・パーク。

スポンサーリンク

 

ヴォーカリスト/リズムギタリスト/キーボード奏者のMike Shinoda マイク・シノダ、リードギタリストのBrad Delson ブラッド・デルソン、ベーシストのDave Farrell デイヴ・ファレル、DJ/ターンテーブリストの Joe Hahn ジョー・ハーン、ドラマーのRob Bourdon ロブ・ボードンそして、ヴォーカリストのChester Bennington チェスター・ベニントンも2017年に亡くなるまでこの構成でやってきた。

【Linkin Park/ New Divide】和訳 トランスフォーマーのテーマ=チェスターの心 Chester Benington’s Heart

和訳【One More Light / Linkin Park】自殺を止めた歌 解説 Lyrics of Linkin Park Save A Man from Suicide

 

今日Lyraが和訳する曲は2024年4月12日世界同時発売ののニューアルバム『Papercuts (Single Collection 2000〜2023)』から未発表曲の【Friendly Fair】(2024年2月23日リリース)。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

(click to amazon) Linkin Park “Papercuts Single Collection”クリックしてアマゾンへ

 

 


 

Friendly Fire” is a song by American rock band Linkin Park. Originally recorded during sessions for their seventh studio album, One More Light (2017), it was later officially released on February 23, 2024, as the lead single from the greatest hits album Papercuts (Singles Collection 2000–2023). It appears as the 20th and final track on the album itself.

 

=Friendly Fire =

[Verse 1: Chester Bennington]

Tell me the words I’ve forgotten

What we were fighting for

Staring right into the darkness

Through an empty open door

Can’t put back what’s been broken

Can’t change the moment

We went too far

 

[Chorus: Chester Bennington]

We’re pullin’ apart for no reason

We’re pullin’ a trigger in a useless war

And if we come back and go into the black (Black)

What are we fighting for?

What are we fighting for?

 

俺が忘れてしまった言葉を教えてくれ

俺たちは何の為に戦っていたのか?

暗闇を真っ直ぐ見つめて

空っぽの開いたドアを通りぬけて

 

壊されたものは元に戻せないよ

今を変えることはできないしね

俺たちは行き過ぎたから

 

俺たちは理由もなく引き離されてしまい

俺たちは無駄な戦争の引き金を引いてるのさ

そして戻ってきて闇になれば (真っ黒な)

俺たちは何のために戦っているんだ?

俺たちは何のために戦っているんだ?

 

[Verse 2: Chester Bennington, Chester Bennington & Mike Shinoda]

I was supposed to protect you

No matter what’s to come

But somehow forgot when they told me

“We hurt thе ones we love”

 

Can’t put back what’s been brokеn

Can’t change the moment

We went too far

 

[Chorus: Chester Bennington]

We’re pullin’ apart for no reason

We’re pullin’ a trigger in a useless war

And if we come back and go into the black

What are we fighting for?

What are we fighting—?

 

俺は君を守れるはずだったんだ

この先

何が来ようとも

でもどういうわけで彼らが

俺に言ったのかを忘れてしまった

「俺たちは愛する人たちを傷つけてしまった」

 

壊されたものは元に戻せないよ

今を変えることはできないしね

俺たちは行き過ぎたから

 

俺たちは理由もなく引き離されてしまい

俺たちは無駄な戦争の引き金を引いてるのさ

そして戻ってきて闇になれば (真っ黒な)

俺たちは何のために戦っているんだ?

俺たちは何のために戦っているんだ?

 

It’s just friendly fire, fire

Fire, fire

 

[Bridge: Chester Bennington & Mike Shinoda]

We’re strangers in between the darkness

Diving underneath

I’ll find you out on the horizon

We’ll never be enemies

 

これはただの味方撃ちだ

味方をやっちまう炎

 

スポンサーリンク

俺たちは互いに

暗闇の中では見知らぬ人だ

下に潜れば

地平線上で君を見つけるから

俺たちは決して敵にはならないよ

 

[Pre-Chorus: Chester Bennington & Mike Shinoda]

Can’t put back what’s been broken

Can’t change the moment

We went too far

[Chorus: Chester Bennington]

We’re pullin’ apart for no reason

We’re pullin’ a trigger in a useless war

And if we come back and go into the black

What are we fighting for?

What are we fighting—?

 

壊されたものは元に戻せないよ

今を変えることはできないしね

俺たちは行き過ぎたから

 

俺たちは理由もなく引き離されてしまい

俺たちは無駄な戦争の引き金を引いてるのさ

そして戻ってきて闇になれば (真っ黒な)

俺たちは何のために戦っているんだ?

俺たちは何のために戦っているんだ?

 

[Post-Chorus: Chester Bennington]

It’s just friendly fire, fire

Fire, fire

[Outro: Chester Bennington]

Fire, fire

Fire, fire

 

これはただの味方撃ちだ

味方をやっちまう炎

 

炎、炎

炎、炎

 

Songwriters: Brad Delson, Jonathan Green, Mike Shinoda

Translator: Lyra Sky 和訳

 

特徴

Linkin Parkと言えば、オルタナティブ ロックの人気バンドとして知られているが、音の変化は時代と共にかなりあると思う。初期の音楽はヘヴィ メタルとヒップホップの融合のミクスチャーだったが、その後のサウンドは、よりエレクトロニカとポップの色が濃くなって来ている。

この【Friendly Fire】はエレクトロポップの良さがあり、今聞いてもヒット・チャートに上位ランクインしてる曲と考えても良いサウンドだ。

スポンサーリンク

アルバム『Papercuts (Single Collection 2000-2023』について

Linkin Parkのアルバム『Papercuts Single Collection (2000-2023)』ペイパーカッツ(シングルス・コレクション2000-2023)』が2024年4月12日に全世界同時発売。未発表曲であったこの【Friendly Fire】を含む全20曲を収録されている。

Linkin Park のこれまでリリースしてきた代表曲を集結させたバンド史上初キャリアを総括したグレイテスト・ヒッツ・アルバム『ペイパーカッツ(シングルス・コレクション2000-2023)』は、全音楽ストリーミング・サービス配信となり、更にCD、2枚組アナログ盤などセールスも様々な形で力が入っている。

元々は、マイク、ブラッド、ジョン・グリーンによって2017年のリンキン・パークの7枚目のスタジオ・アルバム『One More Light ワン・モア・ライト』のために書かれた曲でした。このタイトルが初めて公にされたのは、ジョー・ハーンが2016年9月6日にアルバムの構成曲と一緒に投稿した写真のソングボードだった。スタジオアルバム『One More Light』(2017年)のセッション中にレコーディングされたものを、時間が経ったベストアルバムからのリードシングルとして2024年2月23日に正式にリリースされたのだ。Papercuts (Singles Collection 2000–2023) アルバム自体の 20 番目で最後の曲である。

(click to amazon)Linkin Park Album”One More Light”クリックしてアマゾンへ

 

2020年6月共同創設者のマイク・シノダは、バンドの7枚目のスタジオ・アルバム『One More Light』(2017年)のレコーディング・セッション中に作成されたチェスター・ベニントンのヴォーカルを含む曲の存在を明らかした。

アルバムの他の2曲「Nobody Can Save Me」の共作者でもあった』と『バトルシンフォニー』。しかし、シノダは、それがリリースされるまでに何年もかかるだろうと話していた。

2024 年 2 月 19 日 ソーシャル メディア チャンネルで一連の画像とビデオを公開。【Friendly Fire】の 30 秒のオーディオ クリップを公開。また、SoundCloud ページでこの曲のプレビューも公開した。

その後【Friendly Fire】は2024年2月23日にデジタルリリースされ、ドイツではCDシングル形式でもリリースされている。

 

『ワン・モア・ライト』のリリース後、マイクはアルバムにクールなものがいくつかあるので、ファンに公開されなかったデモやスタジオ・コンテンツを入手しようと試みると語った。

ブラッド・デルソンも「 でもそれらの曲の大部分は幸いにも日の目を見ることはないと思います。彼らは旅の一部みたいなものにすぎませんでした。最も満足でエキサイティングなものは、僕たちが最終的に焦点を当てて完成させ、アルバムを構成したものでした。」と語っている。

スポンサーリンク

歌詞について

一言で言えば、平和へのメッセージ…無駄な戦いばかりしている愚かな人類に対して平和になるように互いに努力しろ、と言っているメッセージだ。

Linkin Parkの歌詞には、真剣なメッセージを強く語られているものが多い。

悩んだり苦しんでいる人への励ましだったり、愚かな行為をしている人間たちへの問題提起や警告が多いと思う。

随分前に和訳解説した【One More Light】が生きる希望を見せるための真剣なメッセージだった。

 和訳【One More Light / Linkin Park】自殺を止めた歌 解説 Lyrics of Linkin Park Save A Man from Suicide

 

そして今回の場合は、何のために戦っているのかさえわからない意味のない戦いをやめろと今の社会に真面目にメッセージを送っているのだ。

戦争で国のために戦う兵士達は、自分達の家族を守るために命懸けで戦っている。それなのにその戦いが、結局は体制側の上の知りもしない親しくもない誰かの個人的な恨みだったり、思想のせいで始まったものだったりすることが多い。事実、第二次世界大戦も今のウクライナとロシアの戦争もそうだ。

指揮する政治家の判断だけで、人々が戦っているなんてそんな哀れな事象ほど哀れなものはない。

その愚かな戦いをやめようと考えさせるための【Friendly Fire】なのだ。

因みに【Friendly Fire】は、ゲーム用語だろう。フレンドリーファイア(FF)とは、自分の攻撃が味方に当たってしまうこと、あるいは味方の攻撃が自分に当たってしまうことを意味する。

この時意図して攻撃したかどうかは関係なく、偶発的な同士撃ちであってもフレンドリーファイアとなるのだ。

壊されたものは元に戻せないよ

今を変えることはできないしね

俺たちは行き過ぎたから

 

「俺たちは理由もなく引き離されてしまい

俺たちは無駄な戦争の引き金を引いてるのさ

そして戻ってきて闇になれば (真っ黒な)

俺たちは何のために戦っているんだ?

俺たちは何のために戦っているんだ?」

 

真っ黒な世界は、爆弾や戦いで荒れ果て、焼け崩れた世界だ。ライフラインすら壊されてしまった真っ暗な戦地となった地獄の街だ。

そんな世界なんて誰も望まない。だからLinkin Parkは歌うのだ、戦いをやめろと。

 

「これはただの味方撃ちだ

味方をやっちまう炎」

 

戦ってばかりいたら、いずれ国は崩壊する。

人類も崩壊するだ。

人間同士が戦っているのだから、味方撃ちになっているのも同じだ。

人類皆兄弟とは、よく言ったものだが、人間同士の愚かな戦いをやめないと核戦争が死の灰を巻くように、私たち人類は本当に地球を壊してしまうのだ。

「早く気づけ、無駄な炎をあげるな!」

人類と地球の悲鳴をLinkin Parkは、歌っているのだ。

 

(click to amazon) Linkin Park “Papercuts Single Collection”クリックしてアマゾンへ

 


Friendly Fire” was a song that was originally written for the 2017 Linkin Park studio album One More Light by Mike, Brad, and Jon Green. The title was first seen on a song board in a picture Joe Hahn posted on September 6th, 2016 alongside songs that made the album.

On February 19, 2024, Linkin Park released a series of images and videos on their social media channels revealing a 30-second audio clip of “Friendly Fire”; they also made a preview of the song available on their SoundCloud page the next day. “Friendly Fire” was then released digitally on February 23, 2024, as well as in CD single format in Germany. The song is featured as the 20th and final track of Papercuts (Singles Collection 2000–2023), a greatest hits album of the band’s career that was released on April 12, 2024.

Following the release of One More Light, Mike said he would try to get demos and studio content that didn’t make the album out to fans because there is some cool stuff. Brad Delson added, “There’s definitely a few gems that we’ve got in our back pocket. But I would say the vast majority of those songs fortunately will never see the light of day. They were just a part of the journey; the ones that were the most satisfying and exciting were the ones we ultimately focused on and finished and make up the album.

On February 19th, 2024, a snippet of “Friendly Fire” would be put out, revealing the song as the 20th track in the tracklisting of ‘Papercuts – Singles Collection 2000-2023’.

Personnel

Linkin Park

  • Chester Bennington – vocals
  • Rob Bourdon – drums
  • Brad Delson

    Personnel

  • Linkin Park

    • Chester Bennington – vocals
    • Rob Bourdon – drums
    • Brad Delson – guitar
    • Phoenix – bass guitar
    • Joe Hahn – DJ
    • Mike Shinoda – vocals, keyboards, programming

    Additional musician

    • Jon Green – additional guitar

    Technical

    • Brad Delson – producer
    • Mike Shinoda – producer, engineer
    • Corin Roddick – additional production, additional programming
    • Jon Green – additional production
    • Andrew Dawson – additional programming, co-producer
    • Alejandro Baima – assistant engineer
    • Warren Willis – assistant engineer
    • Jerry Johnson – drum techincian
    • Ethan Mates – engineer
    • Josh Newell – engineer
    • Brian “Big Bass” Gardner – masterer
    • Manny Marroquin – mixer
    • Andrew Bolooki – vocal producer

     

    – guitar

  • Phoenix – bass guitar
  • Joe Hahn – DJ
  • Mike Shinoda – vocals, keyboards, programming

Additional musician

  • Jon Green – additional guitar

Technical

  • Brad Delson – producer
  • Mike Shinoda – producer, engineer
  • Corin Roddick – additional production, additional programming
  • Jon Green – additional production
  • Andrew Dawson – additional programming, co-producer
  • Alejandro Baima – assistant engineer
  • Warren Willis – assistant engineer
  • Jerry Johnson – drum techincian
  • Ethan Mates – engineer
  • Josh Newell – engineer
  • Brian “Big Bass” Gardner – masterer
  • Manny Marroquin – mixer
  • Andrew Bolooki – vocal producer

スポンサーリンク

Please send me your message♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪