ウォーキング・デッド のスピンオフのTVシリーズ【ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書 The Walking Dead: Daryl Dixon season2- The Book of Carol】の最終回で大号泣したLyraですが、その理由の1つが、大好きなローリング・ストーンズのこの曲でした。
劇中の心温まるシーンで歌われていて「ああ、もうダメ」と腰砕(笑)。歌詞と主人公達の心情がマッチしていて涙が止まらなくなるのです。
帰りたくても帰れない、普通の生き方をしたいの出来ない、もがいてもがいても手に入らない望み。
この【You Can’t Always Get What You Want】がリリースされたヒッピーがいた時代とは全く違うapocalypseな世界でも同じように人は願い、手に入れようとして傷つき、苦しむ。それは現代でも同じです。だからこの曲が流れると悲しみと希望で胸が一杯になり、よりドラマティックにしたのだと思う。
普遍性のある名曲だからこそ、今も胸に突き刺さる。胸震わせたまま、今だからこそ、和訳解説し感動を皆様にシェアしたいと思います。
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド出身のロックバンド The Rolling Stones ローリング・ストーンズ。
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1962年4月ロンドンで、ブライアン・ジョーンズ、イアン・スチュワート、ミック・ジャガー、キース・リチャーズによって結成してから、その後ビル・ワイマンとチャーリー・ワッツが加入してお馴染みのラインナップになってから現在まで転がり続けてるロック野郎たち。(バンドについては過去記事が沢山あるのでそちらを参照してくださいね。)
今日Lyraが和訳する曲は、The Rolling Stonesの1969年のアルバム『Let It Bleed』に収録されている曲【You Can’t Always Get What You Want】(1969年7月4日リリース。
詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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You Can’t Always Get What You Want” is a song by the English rock band the Rolling Stones from their 1969 album Let It Bleed. Written by Mick Jagger and Keith Richards, it was named as the 100th greatest song of all time by Rolling Stone magazine in its 2004 list of the “500 Greatest Songs of All Time” before dropping a place the following year.
=You Can’t Always Get What You Want =
[Intro: London Bach Choir]
I saw her today at the reception
A glass of wine in her hand
I saw she would meet her connection
At her feet was a footloose man
No, you can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
But if you try sometime
You’ll find
You get what you need
[ロンドン・バッハ合唱団]
今日歓迎会であの子に会った
彼女の手にはワインのグラスが握られ
彼女がコネになりそうな人間を
見つけるのを見た
彼女の足元には放浪の男がいた
違うよ
欲しいものは
いつも手に入れられない
欲しいものがいつも手に入るわけがない
欲しいものがいつも手に入るわけがない
でもね
時々試してたら
見つかるだろう
貴方の必要なものが
[Verse 1]
I saw her today at the reception
A glass of wine in her hand
I knew she was gonna meet her connection
At her feet was footloose man
[Chorus]
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
But if you try sometimes
Well, you might find
You get what you need
Ahh, yeah-h-h
Oh
今日歓迎会で
あの子に会ったぜ
あの子の手にはワインのグラスが握られていた
彼女が自分のコネを見つけるなって
俺には分かっていたさ
彼女の足元には放浪の男がいた
欲しいものがいつも手に入るわけがない
欲しいものがいつも手に入るわけがない
欲しいものがいつも手に入るわけがない
でも時々試してたら
まあ、見つかるかもな
必要なものが手に入るかも
ああ、そうさ
おお
[Verse 2]
And I went down to the demonstration
To get my fair share of abuse
Singing, “We’re gonna vent our frustration
If we don’t, we’re going to blow a 50-amp fuse”
Sing it to me, honey
[Chorus]
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
But if you try sometimes
Well, you just might find
You get what you need
Ah, baby, yeah
Ahh
そして俺はデモに行って来たよ
俺は虐待を公平に受けるために
歌ってるんだぜ
「イライラを晴らそう」って
「俺たちがそうしないと
50アンペアのヒューズが切れてしまうよ」ってさ
歌ってくれよ
俺のために
ハニー
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欲しいものがいつも手に入るわけがない
欲しいものがいつも手に入るわけがない
欲しいものがいつも手に入るわけがない
でも時々試してたら
まあ、お前はただ見つけるかもな
必要なものが手に入るかも
ああ
ベイビー
そうだね
ああ
[Verse 3]
I went down to the Chelsea drugstore
To get your prescription filled
I was standing in line with Mr. Jimmy
And, man, did he look pretty ill
We decided that we would have a soda
My favorite flavor, cherry red
I sung my song to Mr. Jimmy
Yeah, and he said one word to me, and that was “dead”
I said to him:
[Chorus]
You can’t always get what you want,well no
You can’t always get what you want, I tell you, baby
You can’t always get what you want, no
But if you try sometimes
You just might find, uh, mm
You get what you need, oh yeah, woo!
Woo!
You get what you need, yeah, ow, baby
Ah yeah
チェルシーのドラッグストアに行って来たぜ
お前の処方箋を調剤してもらうためにな
俺はジミーさんと一列に並んでいた
そうしたらさ、なあ
あの人ったら
かなり具合が悪そうだったんだよ
俺たちはソーダを飲むことにした
俺のお気に入りの味、チェリーレッド
俺はジミーさんに自分の歌を歌ってやったよ
そう、そうしたら彼は
俺に一言言ったんだが
それは「死んだ」だった
俺は彼にこう言ったのさ
欲しいものがいつも手に入るわけがない
まあな
欲しいものがいつも手に入るわけがない
言っておくよ、ベイビー
欲しいものがいつも手に入るわけがない
ちがうぜ
でもいつの日か
時々試してたら
まあ、アンタは
そうだな
見つけるかもよ
必要なものは手に入るかも
そうさ、そうだよ
ウー!
うわあ〜!
必要なものは手に入るさ
そうさ
ああ
ベイビー
ああ
そうだね
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[Verse 4]
I saw her today at the reception
In her glass was a bleeding man
She was practiced at the art of deception
I could tell by her blood-stained hands
And I said
Sing it!
今日レセプションであの子に会ったよ
彼女のグラスの中には血を流した男がいた
彼女は欺瞞の術を習っていた
まあ、彼女の血まみれの手を見ればわかったさ
歌え!
[Outro]
You can’t always get what you want, yeah
You can’t always get what you want, ooh, yeah, child
You can’t always get what you want
But if you try sometimes
you might find
You just might find
get what you need, ah yeah
Ah yeah, wooh!
Ah, You can’t always get what you want (No, no, baby)
You can’t always get what you want (You can’t now now)
You can’t always get what you want
…Mmm but if you try sometimes
You just might find
You get what you need
Ah yeah!
Ah yeah! Do that
欲しいものがいつも手に入るわけがない
そうだ!
欲しいものがいつも手に入るわけがない
そうさ、そうさ
ベイビー
欲しいものがいつも手に入るわけがない
ちがうぜ
でもいつか
試しみれば
見つけるかもよ
必要なものは手に入るかも
そうさ
そうだよ
ああ
そうさ
うわあ〜!
ああ
欲しいものがいつも手に入るわけがない
(違う、違うぜ、ベイビー)
欲しいものがいつでも手に入るわけがない
(今は手に入らない)
欲しいものがいつも手に入るわけがない
…うーむ
でもいつか試してみれば
見つかるかもよ
必要な物が手に入るかも
ああ
そうだ!
ああ
そうだよ!
それをやってみな
Songwriters: Mick Jagger, Keith Richard
Translator: Lyra Sky 和訳
【You Can’t Always Get What You Want】について
この曲は、Mick Jagger ミック・ジャガーと Keith Rechards キース・リチャーズによって書かれ、ローリング誌によって史上最も偉大な曲の100位に選ばれている曲。
ローリングストーン誌では、2004年にも「史上最も偉大な曲500」のリストにランクインしたが、翌年には順位外になっている。
1969年7月4日にリリース。ローリング・ストーンズのアルバム『レット・イット・ブリード』の名曲で、欲望と必要性の違いを扱っている。
ハ長調 のキーで作曲され、アルバム用に録音された最初の曲だった。4:51 のシングル ミックス と 7 の 2 つのバージョンが存在。
【ユー・キャント・オールウェイズ・ゲット・ホワット・ユー・ウォント】は1968年11月16日と17日にロンドンのオリンピック・サウンド・スタジオで録音された曲で、オープニングにはロンドン・バッハ合唱団が参加している。(合唱団のオープニングはこの曲のみ)。
アル・クーパーはピアノ、オルガン、フレンチ・ホルンのイントロを演奏し、ロッキー・ディジョンはコンガ、マラカス、タンバリンを演奏している。
歌詞について You Can’t Always Get What You Want
【The Rolling Stones/You Can’t Always Get What You Want】が伝えようとしている主なポイントは、「自分に必要だと思うものを手に入れようとすると、人生は時々最悪になることがある、が、たいていは本当に必要なものを手に入れることで終わるということ」だ。
この曲は愛、麻薬、政治を扱っている。このため、1960 年代の終わりを描写し象徴しているとも見なされている歴史的な曲とも言えるだろう。歌詞にあちこち出てくる単語は世相を上手く表していると思う。
そして歌詞は、将来に対して前向きな見通しを持っているとは言えない。だが根底にある論点はいくぶん楽観的とも言える(必要なものは手に入るでしょう、と言い回しがあるから。)
この曲はストーンズの最も有名な曲の一つであり、クラシック・ロックの定番となっている。
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Mick Jaggerは、
1969年にこう言っている「俺は、ビートルズの【Hey Jude ヘイ・ジュード】のやり方が好きだった。オーケストラはただすべてをカバーするだけではなく、何かをプラスするものだったからだ。次のアルバムではそういうことをやるかもしれない。」
更にこうも話している
「【You Can’t Always Get What You Want】は、俺がアコースティック・ギターで弾いたもので、寝室での曲の1つだった。チャーリーはグルーヴを演奏できず、ジミー・ミラーがギターを弾かなければならなかったので、録音するのは非常に難しいことがわかったよ。ドラムスも、トラックに合唱団、おそらくゴスペル合唱団を入れたいという考えはあったんだけど、その時点ではまだ合唱団がいなかったんだ。ジャック・ニッチェか誰かが、『ロンドン・バッハ合唱団を入れてもいい』って言ってたのさ。でも俺たちは、こう言ったよ、「それは笑い話になるだろう」ってね。」
Keith Richards キース・リチャーズは
キース・リチャーズは学生時代に聖歌隊の少年で、実際にウェストミンスター寺院でエリザベス女王のために歌ったことがある。彼は自伝『LIFE』の中で、10代前半に声が出なくなって合唱団から追い出されたことや、「欲しいものをいつも手に入れることができるわけではない」というタイトルがいかに自分の人生を象徴しているかについて語っている。
この歌詞は、3 つの詩 (および 4 番目の詩のさまざまなテーマ) は、愛、政治、麻薬など、1960 年代の主要なトピックを扱っている。各ヴァースは、最初の楽観主義と最終的な幻滅の本質を捉えていて過酷な人生を表していて、その後にサビの諦めた現実主義が続くのだ。
Keith Richardsは合唱団の少年になって歌いたかった。合唱団が彼の夢だったからだ。だが、その時の夢は叶わなかったが、実際に必要だったのはローリング・ストーンズでギターを弾くことだったのだ。
どちらが幸せなのか?➖ は、Keith が本人が決める事、彼自身の夢だからだ。「願うものは手に入らないだろうけど、いずれ自分に必要になるものが手に入る」という歌詞の意味が彼の深い人生観を表していて胸に突き刺さる。
そしてこの人生を諦めた歌詞は、1960年代の長く続いたパーティーの終わりを反映した歌詞だとも言える。
燃え尽きたスウィンギング・ロンドン。
そのスナップショットとして多くのことが語られてきた曲だ。それは正当な解釈だが、メロディーと演奏には高揚感と安心感を与える特質もあることも考えるべきだろう。
これは、特に重要な歌詞のサビに当てはまること。「欲しいものはいつも手に入るわけではないが、必要なものは必ず手に入る」というサビの部分は、ダメだという否定的な歌詞の全体の中で、「ダメでも、何かしらは得られる」という意味だから、無ではないという感覚であり、これが少しポジティブで、ひとかけらの希望にはなるのだ。
【ダリル・ディクソン シーズン2】で使われた意味
そのほんの小さな希望にすがりついて、前へと歩き続けるのが本来の人間の姿。
それが生きるという事なのかもしれない。
この歌詞がTWDのスピンオフである【ダリル・ディクソン】のシーズン2で使われたのは非常に適していたと思う。アメリカに帰りたくてもアポカリプスの地球では海を渡るのは難しく、また敵が多すぎて帰れない…やりたいことが出来ない、叶わないという【ダリル・ディクソン】のシーズン2の最終回のダリルやキャロルやローラン達のそれぞれの苦しい状況と重なり、涙が出てしまうのだ。
「願い続ければ、いつか叶うかもしれない」そう彼らは【You Can’t Always Get What You Want】を泣きながら歌う。
故郷への命懸けの旅でもかかるこの曲は、すべての人々の生きる姿。
私達の生き様を表す歌なのだ。
Lyraのより詳しい解説
ここから先は、より深く歌詞の意味を知りたい人への解説です。知りたい人だけ読んでね。
冒頭やサビで歌われる” You can’t always get what you want
But if you try sometime
You’ll find
You get what you need”
は、「欲しいものを手に入れることを追求すれば、欲しいもの事態は手に入らないかもしれないが、必要なものを手に入れることができる。」と言う意味であり、それは時々(たまに)なだけであることを言っている。これは、人生の不確実性について語っているのだ。
また、欲しいものを実際に手に入れようとする必要があるため、行動の必要性も暗示している。
だが人生で必要なものがいつ得られるかはわからないのだ。人生とは未知のものだ。
したがって、自分では制御できないことがなぜ起こるのか理解できないかもしれない。いつか理解できるようになる。そうすれば、すべてが終わったときに、全体像を理解できるかもしれない。という意味でもある。
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レセプションいるフラれた主人公
1番目の歌詞は、この曲の主人公は結婚披露宴に出席している。彼は、歌詞の中で歌われている女性が彼女の新郎と一緒にいて、楽しい時間を過ごしているのを見ている。この男性は、彼らの関係に腹を立てているようにも取れる。だが恋愛対象である女性には、「より良い」男性であることに気づいてもいるのだ。そこには嫉妬はあるかもしれないが冷静だ。諦めも感じる表現で物悲しくもある。
この歌詞は、4 番目の歌詞と調和している。彼女が手にしているワインは彼女が引き起こしたすべての失恋を象徴している。
彼女は過去の恋人たちの血を飲んでいる、と言える。その中には、彼女の受付で悲しみながら見守っているこの男性も含まれているのだろう。
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
But if you try sometimes
Well, you might find
You get what you need
人間というものは、膨大な欲望と願望を持ち、人生が終わった後も幸せだ、という状態を追い求めるものだ。そして孤独な時間の中で人は、かつて望んでいたものとは別のものに本当の幸せを見つけたことに気づく生き物だ。
アンプ
60年代後半、ロンドンでは反戦デモが頻繁に起きた。そこではよくバンドが演奏していて、壊れやすい小型アンプの弱さのためにアンプのヒューズが飛んでしまうことがあった。このことを言っているのだ。
チェルシーのドラッグストア
チェルシーのドラッグストアは、当時、ほんの短い期間だが話題になったドラッグストア。営業していた期間は1968年から1971年と短かかったが、洗練されたモダンなガラスから鮮明なアルミニウムの前面に至るまで美しく魅力的で、ポップ カルチャー愛好家に影響を与えていた。尊敬される映画監督スタンリー・キューブリックは、『時計じかけのオレンジ』の重要なシーンをそこで撮影したんですよ〜。
ジミー
ジミー氏について、2 人の人物のうちの 1 人であるといわれていて、1人は、ジミー・ミラー 。ローリング・ストーンズの頻繁なプロデューサーである 。
もう1人はジミー・ハットメーカー – ドラッグストアでミックがチェリーコークの代わりにコーラを買ったとき、ミック・ジャガーに「欲しいものがいつも手に入るわけではない」と言ったのがこの曲を書くインスピレーションになったと主張している。このミネソタ州エクセルシオールのジミー・ハットメーカーは、この曲で引用されている「ミスター・ジミー」であると主張し、1964年にエクセルシオールのドラッグストアで偶然出会った際にジャガーに「欲しいものをいつも手に入れることができるわけではない」というフレーズを彼が言ったと主張していた。
しかし、ローリング・ストーンズのロックンロール・サーカスの撮影を目撃したローリング・ストーン誌のライター、デヴィッド・ダルトンは、コンサートのDVDの解説の中で、「ミスター・ジミー」とは1968年から1973年までストーンズのプロデューサーだったミラーのことだと主張している。
マリアンヌ・フェイスフルも同じように言っていて「もちろん、私もジャンク・ソングの『ユー・キャント・オールウェイズ・ゲット・ホワット・ユー・ウォント』と『ディア・ドクター』に貢献したわ。彼らが私をそれらのタフなドラッグ・ソングのミューズとして使ったのは知っている」と語っている。「自分が利用されていることは分かっていたが、それは価値ある目的のためだったから。」
Seltzer
1950 年代や 60 年代のドラッグストアには、特注のソーダを注文できる特別なバーがあったそう。サーバーはセルツァーをグラスに注ぎ、次に顧客が選んだフレーバーシロップをセルツァーに注ぎ、混ぜて飲むの…美味しそう!
ジミーのセリフ
このセリフは、ロバート・フロストの『雇われた男の死』の最後のセリフと興味深い一致だ。『彼の答えは「死んだ」だけだった。』と同じだからだ。
悲しい歌詞
明るいメロディに悲しい歌詞が乗っているこの曲の1番目と4番目のレセプション(歓迎会)は、似た状況を描いているがどうも違う歓迎会だろう。違うとして考えた場合、主人公が見つめてる女性(元彼女か?)が、実際に自分の「コネになる人物」と出会ったかどうかは分からないが、もし出会っていたとしたら、この女性は確実に結果をもたらしていて、誰かの心を傷つけたでしょう。
その傷つく人の1人には、ずっと彼女を見つめている主人公も含まれているのです。このことからある意味、憧れの消失、男性の失恋ソングにも取れるでしょう。
願いは叶わなかったけど、今の自分を見つめ直すとコレでよかったんじゃないか?と思っている主人公の男性を通して人間の生き方が前向きにとらえてる歌詞なのです。
生き方を考えさせられる深い歌詞がしみじみとハートに沁みてくる素晴らしい【You Can’t Always Get What You Want】です。
*【ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書】第6話ネタバレ有無 解説 詳細あらすじ感想”無情の世界 or 希望” Daryl Dixon-The Book Of Carol ep.6
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The Rolling Stones released “You Can’t Always Get What You Want” on July 4, 1969. A classic off of the Stones’s Let it Bleed that deals with the difference between desire and need. The main point it tries to get across is that life can suck sometimes when you’re trying to get something you think you need, but that usually ends in you getting what you actually need.
The song is also viewed as a depiction and signal of the end of the 1960s (the song was released in ‘69), as it deals with love, drugs, and politics. It isn’t always viewed as having a positive outlook on the future, but the underlying tone is somewhat optimistic (you’ll get what you need).
The song is one of the Stones’ best-known songs and has become a classic rock staple.
Mick Jagger said in 1969,
I liked the way the Beatles did “Hey Jude.” The orchestra was not just to cover everything up, it was something extra. We may do something like that on our next album.
Later he said,
You Can’t Always Get What You Want” was something I just played on the acoustic guitar—one of those bedroom songs. It proved to be quite difficult to record because Charlie couldn’t play the groove and so Jimmy Miller had to play the drums. I’d also had this idea of having a choir, probably a gospel choir, on the track, but there wasn’t one around at that point. Jack Nitzsche, or somebody, said that we could get the London Bach Choir and we said, “That will be a laugh.
The three verses (and the varied theme of the fourth verse) address major topics of the 1960s: love, politics, and drugs. Each verse captures the essence of the initial optimism and eventual disillusion, followed by the resigned pragmatism of the chorus.
Keith Richards was a choir boy when he was at school and actually sang in Westminster Abbey for Queen Elizabeth II.
In his autobiography LIFE, he talks about being kicked out of the choir when his voice broke in his early teens, and how the title “You can’t always get what you want” can symbolise his own life.
He wanted to be a choir boy and sing, but actually what he needed was to play guitar in The Rolling Stones.
You can’t always get what you want
But if you try sometime
You’ll find
You get what you need
It talks about the uncertainty of life as it suggests that you would get what you need in pursuit of getting what you want, but only at times. It also implies the need for action as you have to actually try to get what you want. However, you will never know when life will give you what you need. So maybe you might not understand why things beyond your control are happening, but one of these days, you will. Then, you just might appreciate the bigger picture when all is said and done.
verse1→The narrator of this song is attending a wedding reception. He sees this woman with a man who is most likely her groom and they’re having a good time. Although this man may be feeling upset about their relationship he realizes that his love interest is with a ‘better’ guy. In keeping with Verse 4, the wine in her hand is symbolic for all the broken hearts she’s caused, and she’s drinking the blood of her past lovers, including this man who is at her reception watching in sorrow.
Mr. Jimmy is thought by many to be one of two possible people:
- Jimmy Miller – A frequent producer for The Rolling Stones
- Jimmy Hutmaker – A drifter who claims he was inspiriation for Mick Jagger to write the song by telling him “You can’t always get what you want” when Mick got a Coke instead of a Cherry Coke at a drug store.
The common man has vast desires and aspirations, seeking what you think is happiness all your life has ended; in your lonely hour you realize that you have found real happiness in something other than what you once hoped for.
This line has an interesting congruity with the last line of Robert Frost’s “The Death of the Hired Man”:
‘Dead,’ was all he answered.
Jimmy Hutmaker of Excelsior, Minnesota, claimed to be the “Mr. Jimmy” cited in the song and that he said the phrase “you can’t always get what you want” to Jagger during a chance encounter at an Excelsior drug store in 1964. However, David Dalton, a writer for Rolling Stone who witnessed the filming of The Rolling Stones Rock and Roll Circus, claims in his commentary for the DVD of the concert that “Mr. Jimmy” refers to Miller, the Stones producer from 1968 to 1973.
Marianne Faithfull has also claimed a role: “Obviously I also contributed to ‘You Can’t Always Get What You Want’ and ‘Dear Doctor’ – junk songs… I know they used me as a muse for those tough drug songs. I knew I was being used but it was for a worthy cause.”
Credits
Producer Jimmy Miller
Writers Mick Jagger & Keith Richards
Piano Al Kooper
Acoustic Guitar
Mick Jagger & Keith Richards
Vocals Mick Jagger
Electric Guitar Keith Richards
Choir Arranger Jack Nitzsche
Background Vocals Doris Troy, Madeline Bell, Keith Richards & Nanette Workman
Percussion Rocky Dijon
Drums Jimmy Miller
Bass Bill Wyman
Additional Vocals London Bach Choir
Recorded At Olympic Studios (London)
Released on July 4, 1969
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