【ローズ ローズィ ローズフル バッド】1巻 いくえみ綾、胸キュン!感想・あらすじ(ネタバレ有無)ツッコミポイント

 

 

久しぶりに笑った!

久しぶりにバカ笑いした!

久しぶりに声が出た「嫌〜ん」

実は「いくえみ綾」ネタでほかにおもろい漫画があるので感想を書いたのがある、、、前に書いた高校生の恋愛ストーリーの【いとしのニーナ 全巻】のような胸キュンとレイプの話ではない。もっと大人の話。

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だがそれを何故ブログにあげないかと言うと、ただ単に「気分じゃないから」。

とても良い作品だ。20代の男女に他の世代も絡んで長いストーリーみたいだから、これからも発行されたら読んでいくし、気に入っている…それなのにブログに書いたまま放置してるのは、書き続けていくパッションを上げるには大人過ぎるのだ。

Lyraがただ単に大人の恋愛が出来ない未熟者なだけ。作者は全く悪くない。

だが昨日発刊された新作は、何だ⁈

ドッキドキするだろう〜!

何じゃこりゃ?

解説感想書いた作品より、倍の大人の主人公なのに乙女じゃん!

はあ〜?

そうだ。恋愛には、年齢なんて関係ないと言うことだ。

おっそろしい。

この泥沼にハマってみろ。

恋愛の胸キュンにどつぼるしかねぇ。

 

*今日はいつもRockネタ映画ネタではなく、お久しぶりの漫画ネタよん。ネタバレ有る無しを選べるように書いたから、お好きな読み方してね。

今日Lyraが感想・あらすじを書くのは、2021年2月28日発刊の(早めにリリースされたのをゲットして読んだから発刊のが後なだけです)、いくえみ綾原作【ローズ ローズィ ローズフル バッド】の1巻です。

 

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1.いくえみ綾について

簡単に作者を紹介しておきましょう。

いくえみ 綾  (1964年10月2日 - )は、北海道名寄市出身、札幌市在住の女性漫画家です。東海大学付属第四高等学校卒業。血液型A型で既婚。

1979年中学3年生で、別冊マーガレット』7月号(集英社)で【マギー】でデビューし、それから漫画家業を40年以上続けているだけでなく、第一線で書き続けている大人気作家さんなのです。

体力的につらい時はあっても本気で辞めようと考えたことはないというから、生粋の漫画家なんだと思います。

2000年、『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞を受賞。2009年、『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。2013年、『潔く柔く』が実写映画化。2017年『あなたのことはそれほど』がテレビドラマ化されるなど数多くの作品がヒット、実写化されています。

本人は「これは、プライベートの話ではない」とか、今日紹介する作品のラストにも「この主人公は、私じゃないからね!」と書いていますが(笑)、作者が長く書いていた主人公が恋する相手が作者が大好きな奥田民生にクリソツだったり、行きつけのバーがモデルの話があったり、猫が出てきたりとその他にも色々作者の半径1メートル周りネタが多い、作家さんだとLyraは感じていて、これがより話を漫画だけじゃないリアルなストーリーにしている特徴なのだと思います。

早速、そのリアル恋バナに行きましょう!

あらすじを簡単に書来ますが、前編後編でネタバレ有る無し、にしています。

お好きな読み方をしてね。

その後のLyraの感想で、又お話しましょう!

 

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2.簡単あらすじ

神原正子、40歳。職業・漫画家。「ファブ郎」というコミカルなキャラクターが主人公の漫画を連載中。夢はキラキラの少女漫画を描くこと。でも、ネームを描こうとしても、胸キュンが足りないようで!? そんな時、出会ったのは…!! アラフォー漫画家、恋と仕事のゆくえは!?

3.あらすじ:前編 (ネタバレ無し)

 

神原正子(40)は、姉想いの直子(35)と二人暮らし。

22年前に「神原薔子」のペンネームで少女漫画家デビューを果たすも5年間売れず、何気に出した、お相撲さんに憧れるケーキ職人見習い『ファブ郎』の漫画がゆるくヒット。

この最初で最後の売れ筋キャラクターのおかげで、漫画家人生を辞めずに続け来た漫画一本の女性。

このキャラのグッズも一時期ゆるーく流行り結構売れたらしいが、本人はずっと少女漫画らしい少女漫画を描く夢を未だに捨てきれていなかった。

ただここに来て、人生のターニングポイントがやって来たようである。

10年前にOLを辞めて、甲斐甲斐しく正子の周りの世話から何でもサポートして来てくれた妹が地元の男性と結婚。

正子は1人になることに。

自立と(笑)夢である恋愛キラキラの少女漫画を描くためにと、知り合いの出版社に電話するも、全く取り合ってくれない。

落ち込みつつも、気分を変えて早速ネームを書こうとカフェへ。

馴染みのカフェへ行くも気分が上がらず、たまたま気になっていたカフェへと移動。

エレベーターの階数を間違え、たまたま乗り合わせた青年もカフェへ行くつもりであった為に、偶然知り合い、カウンター席で隣り合わせになる。

正子が持つスマホのカバーが、ぶさ猫なのを見た青年がフッと笑う。

何気に癒される正子。

だがネームは一向に浮かばないし、焦りと周りから胸キュンは無理、と言われた腹いせからか、勇気を出しリサーチするように青年に話しかけた。

聞くと19歳だと言う。

「10代か、そう来たか」

彼が今、読んでる本から、22才で亡くなった愛猫のブサ猫の話までする2人。

「22年生きた猫が死んじゃった時は「悲しすぎて涙も出ない時」ですか?」と青年は正子に尋ねる。

「大量に泣きましたよ。受け入れることが前に進むことですから」と答える。

正子は悲しすぎて涙が出ないのは、22年間一緒に歩んだ子がいなくなって初めて自分のやりたかった事が何も出来ていないと気づいた時だ、と思い出した。

途方に暮れベンチに座る正子の後ろ姿を、たまたま帰りに見た青年は、正子に

口元にさっき食べた「エンガディナーついてます」と教えた。

そして「長いあいだ仲良しでしたね」と笑った。

「私、今、ぜったい、少女漫画描ける」

正子はやる気を出す。

だが、正子は気づいていない。

洞察力の欠けから、彼がファブ郎ストラップイチゴケーキ、をバッグにさげていたのを。

 

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うちに帰ると妹に「出会いを無駄にしたわ。その子と連絡先を交換してたら、普通に生活していて知り合えないような人と繋がったかもよ?その子じゃなくても、イケメン・パパがいたかもよ!」と残念がられたが、気にせず書けない少女漫画のネタを考える日々を送っていた。

すると一本の電話が入り、漫画賞を受賞したと言う!

妹は大喜びで早速イオンに行きお頭付き鯛でお祝い。

お祝いメールやLINEがあちこちから来て不安な気持ちになる正子。

20年来の付き合いがある売れっ子漫画家の茅絵に呼び出せれ合うと、「行きたくない受賞パーティーだろうとドレスアップしなさい」と言われ、そそのかされ、本人大後悔の中、薔薇が一面についたドレスで受賞パーティーに望んだ正子。

無類の酒好きもあり、何杯も飲んでスピーチをしたせいで、何をくっちゃべったかも記憶無し。

色々な人々、面識ない初対面の人々などと挨拶するも、皆んなどこかネガティブなことを言うひとが多くて嫌な気分になっていく。中には嫌味を言う評論家も。

そんな中

「あの評論家は失礼ですね」と、心中を察してくれるセリフを言う男性が。

ルルマックスの鷹野と言う。

見た感じ「シュッとした人」と思う正子。

その後ろから「父さん」と現れたのは、無理矢理、父親に頼んできたという漫画好きの息子。

「あら、、どこかでお会いしましたっけ?」とびっくりして聞く正子。

あのカフェで話した子だからだ。

青年は全く覚えていない、、、無理もない、、、薔薇一面ドレスに派手なメイクをしているからわからないのだ。

そして受賞式で猫と二人三脚で漫画業を続けて来た話をすると、青年(息子)は気づいた。

「父さん、俺、あの人にあったことあるみたい」

「何、そのファジーな感じ」

「だってあの服とメイク」

「ああ、凄く似合ってたな、バラのように、華やかで、名前の通りの人だ」

正子(薔子)は、知らない。

自分がリアルに、少女漫画の舞台に立ったことを…

4.あらすじ:後編(ネタバレ有り)

 

そして妹・直子はいなくなった…直子が地元に嫁いでから、家のあちこちが次第に荒れていっているのに一抹の不安を抱えながらも、一向に上手く行かない少女漫画の作品作りをしている正子。

そこへ茅絵から心配の電話がかかり、寿司屋の誘いに秒でOKを出す正子。

行くと茅絵以外は月刊フィナンシェの編集長や関係者もいて、作品の話になる。

「神原さんは、落ちついてるんだよね。それはいいことだから、ファブ郎みたいな安定した作品を生み出せるんだよ。でもたまには新しい刺激を求めてもいいんじゃない?」と、妹の直子が、正子が初めてカフェで青年と出会った日の夜に、自分に言っていたことと同じことを言われてしまう。

はっ、と「エンガディナーついてますよ」と言われた日の胸キュンを思い出して、もらったたくさんの名刺から鷹野怜(青年の父親)の名刺を探し出す。

自分に足りないものは何?

性格?ガッツ?どこをどう直したらいい?

そう思いながら鷹野にメールを送信する正子。

御子息と偶然出会っあから、縁を感じた、、、と言うだけの簡単な挨拶のようなメール。

動いた正子。

鷹野も秒で返信する。

鷹野は翌朝、息子に「神原薔子さんとホームパーティーする」といって驚かれる。今までそんなことをした事がないからだ。

ビビり形相まで変わる正子だったが、仲良し茅絵がついて来てくれることもあり、彼女を頼りにして勇気を出していくことにする。

ピンクの口紅を買う正子。

だが当日、子供がインフルエンザにかかってしまった茅絵は、行けなくなってしまう。

焦る正子。

そこへ少女漫画を描くならと新しい担当を雑誌社がつけてくれた、その担当の堂垣と言う女性が初めて会いに来た。

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