まさかのホリー・ウィラーがデモゴルゴンに連れ去られるとは、誰も予想していなかった！

突然の大惨事に、マイクやナンシー達は、なぜ気づけなかったか、なぜもっと早く家族に話さなかったのか、話してホーキンスから出ていけばこわなことにはならかったのに、と自分たちを責める。

残された皆でホリー救出は出来るのか？

そしてヴェクナを倒してこの悪夢を終わらせることが出来るのか？

最終決戦が始まった！

今日Lyraが詳しいあらすじ、解説，感想を書くのは、アメリカ合衆国のSFホラードラマシリーズの【ストレンジャー・シングス シーズン5】第二章 ホリー・ウィーラーの消失』です。

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シリーズでは、通算36話となるこのエピソードは、クリエイターのダファー兄弟が脚本・監督を務め、シーズン5の第1話と一緒に第1章として2025年11月26日にNetflixで配信されました。

＊前回の第一話は、こちら→【ストレンジャー・シングス 未知の世界シーズン5】第1話 ネタバレ 詳しいあらすじ 解説 感想

＊Lyraのブログはネタバレ有り無しで読めるように書いてあります。詳しい内容を知りたくない方は，前編だけお読みなり【Lyraの解説&感想】をお読みください。詳しく知りたい方は、後編も併せて読んでね！

繰り返し読んで、予習復習に使ってねん。

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第2章『ホリー・ウィラーの失踪』 Chapter Two: The Vanishing of Holly Wheeler

あらすじ: 前編

デモゴルゴンがホリー・ウィーラーの部屋の天井を突き破り顔を出した。ホリーは叫び声をあげ逃げたが、降りて来たでもゴルゴンに捕まり、本棚に放り投げられてしまう。そしてホリーの両足を掴んだデモゴルゴンは、天井に空いた穴からあちら側の世界へと引っ張り込もうとした。

だがベッドのヘッドのスチールに捕まるホリーが，なかなか手を離さないためにデモゴルゴンが力を入れてホリーの足を更に引っ張ると上手い具合にホリーの靴が左足の靴が脱げ、その隙にホリーは、母のカレン・ウィーラーが入浴しようとしている浴室へと逃げ込む。

泣き叫ぶホリーがまた幻覚を見たのかと思ったカレンは、ホリーを安心させようとして信じない。が、浴室の明かりがちらつき始め、ホリーが出血していることに気づく。

そこへデモゴルゴンの咆哮が聞こえて来た。デモゴルゴンが浴室のドアを突き破る。が、化け物が浴室を見ると2人がいない。

なんとカレンとホリーは湯船の泡風呂の中に潜って隠れていたのだ。

同じく明かりに気づいたテッドは、呑気に庭でゴルフの打ちっぱなしを酔っ払ってやっていたのをやめ、自宅に入り、カレンとホリーの名を呼んだ。

「ホリー，カレン？大丈夫かあ〜？」と大声で呼んでいると、デモゴルゴンはテッドに近づいて来た。そのおかげでホリー達は浴室でバレずにすみ、湯船から顔を出した。

マイクとルーカスは自転車をぶっ飛ばしながら無線機で姉貴のナンシーに間に合うか居場所を聞く。

ナンシーとイレブン(エル)は、ナンシーの車で爆走中。「もうすぐあと5分」だとマイクには言うがまだ数キロある。

テッドはゴルフクラブでデモゴルゴンを殴ったが、デモゴルゴン全くダメージもなく逆にテッドを投げ飛ばし、テッドは壁を突き破って飛んでいってしまった。

この隙にカレンとホリーは家から逃げようとするが、デモゴルゴンに見つかり追い詰められる。カレンは娘を「後ろに下がっていなさい」と言い、自分が盾になりワインボトルを叩き割ると「私の娘に指一本でも触れさせないよ！」と言うと向かって来たデモゴルゴンを刺し始める。

ウィル・バイヤーズの警告を受けたナンシー・ウィーラーとイレブンは家についた。

そしてナンシーがライフルを構えながら自宅に入っていくと、そこには、血まみれで首や腹を抉られた母がキッチンの床に倒れていたのが目に入った。ホリーが救急車を呼ぼうとしたのか電話の受話器が床に落ちていてツーという音がしている。

見渡すが、ホリーがいない。連れ去られたのだ。

カレン「ホ、ホリー」と囁くような声を絞り出す。カレンの首から流れる血を押さえながらナンシーは、遠くでホリーの叫び声を聞いた。

振り返って見ると近くのドアがパックリ割れていて、そこから裏側の世界が見えていた。

ナンシー「行って！はやく行って！」とイレブンに向かって言うとはイレブンは立ち上がってあちら側の世界へとポータルを通って裏側の世界へと駆け込んだ。

「ママ，行かないで！私が守るから！頑張って」とナンシーの声がこだました。

 

テッドとカレンはホーキンス記念病院に搬入された。血だらけの両親が心配で付き添うつもりのナンシーとマイクだったが、看護婦に「手術が始まるから先生方に任せて」と言われて中に入れてもらえず落胆する。

泣くのを我慢していたナンシーだったがトイレで血だらけの自分の両手を洗いながら号泣してしまう。

そしてホーキンス記念病院の待合室で、マイクにナンシーは、両親に「この町を出よう、とか、もっと早く真実を伝えていればよかった」と言った。

マイクはヴェクナがなぜホリーを狙ったのか理解できないが、ナンシーは、かつてヴェクナが見せた両親とホリーの死を描いた幻覚と一致すると主張する。

「あいつが予告していたのよ。それが現実になろうとしてる！あいつは、私たちを罰しようとしてるんだよ。私たちの苦しみが果てるまで」とナンシー。

だがルーカス・シンクレアは、罰してるとは感じていないと言った。

「本当に君たち苦しめたいならなぜ生かしている？両親もそうだし，わざわざホリーを殺さずに連れて行った？君たちを本当に苦しめたいならホリーの遺体を置いていけば良いし，ヴェクナ自身が直接来て殺せば良いのに、わざわざペット達を送り込むんだい？俺は、何にも分からないことだらけだって言いたいんだ。それにあの時とこれは似てるよ。ホリーの誘拐が、ウィルの失踪の記念日と不自然に近いし」とルーカスは指摘した。

ルーカス「それに今日何日か知ってる？11月3日だ。ウィルが失踪したのが11月6日。たった3日のずれ…俺は偶然なんて信じないよ」と話した。そして「ホリーにはイレブンがいる。彼女を助けようとする人がいるんだから大丈夫」と言った。

マイク「エルだよ」とイレブンの名前を言った。ルーカスもそうだった、と名前を呟いた。

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軍の人間達が、現場検証のためにウィラー家に来ていた。ルーカスにサリバンは、状況説明をさせていた。キッチンの荒れた状況を見ながら、ふとドアがパックリと穴があいていたような違和感がある繋ぎ目を発見。穴が空いていた跡を見てサリバンは、半径3キロ以内の防犯カメラなどを徹底的に確認するように命令した。イレブンが、ここにいたと考えたのだ。

 

「ホリー！」とイレブンは，真っ黒な空間の中で名前を呼んでいた。裏側の世界でイレブンは、デモゴルゴンを追跡中。誰かがいる予感がして木の根元に隠れたあと、足音が近づいて来た瞬間、手を前に突き出し超能力で見知らぬ何かを吹き飛ばした。見ると吹き飛ばされたのは、ジム・ホッパー。再会できたのだった。

ホッパーはイレブンに会えて喜んだが、軍に追われているにもかかわらず、イレブンがナンシーの車に乗り地上で動いたことで、自らの危険を冒したことにジム・ホッパーは苛立ちを隠せない。

だが、イレブンは自分の直感に従い、ホリーを見つけることでヴェクナにたどり着けると信じていると主張した。

イレブン「感情で動いてるんじゃないわ、本能よ」

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WSQK局(ラジオ局)では、ジョイスがロビンに壊れた機械やヒューズが飛んだ後の配線を直すように頼んでいた。ロビンが2階へ道具を探しに行った間に息子と話すジョイス。

ジョイス「ビジョンが見えた時，あの今の記憶が見えた時のと同じだった？」とウィルに聞く。

ウィルは頷き「あの時よりもっと強烈だった。まるでその場にいるみたい…自分がデモゴルゴンになったみたいだった」と答えた。

ウィルは見た幻覚は、デモゴルゴンの精神の中にいるような感覚だったと語り、ジョイス・バイヤーズに、自分はまだ集合意識と繋がっていると信じていると告げる。

「まだハイブ・マインドで繋がっているのかな？」とウィル。

ジョイスが「断ち切ったはずよ」と言うとウィルは完全に切れたことはなかったと打ち明けた。

ウィル「僕は連れ去られた時から，昔の自分じゃなくなった気がしているよ。今は1番強くヴェクナを感じる。」とジョイスに言う。

 

 

ロビン「それ，あんたが受信器なんじゃない？ラジオみたいにさ。それの不思議人間バージョンよ」と降りて来たロビンが指摘した。

ロビン・バックリーが言うには，ウィルの頭にアンテナみたいなものがあるとして、それが仲間をマインドコントロールしているヴェクナが出す電波の発信を受信してると言うのだ。

だからウィルがヴェクナから遠ざかると何もかんじないし、近づいたら電波を拾うのだろうと予想した。

ウィル「じゃあ，僕の力でホリーを探せるな」と顔がパッと明るくなった。

ロビン・バックリーも、ウィルを人間の受信機として利用すれば、ヴェクナとホリーを見つけ出せる、と提案。

だが、ジョイスは息子ウィルを危険にさらすことは出来ないと拒んだ。

 

ルーカスは、昏睡状態のマックス・メイフィールドの病室に来ていた。

「エルがホッパーと会えたのかもわからないし、ホリーを見つけらたのかもわからない‥何にもわからないんだよ」と寝ているマックスに話しかけるルーカス。

ルーカス「ごめんね。次に来る時は、エルとホッパーがホリーを救出出来て、ヴェクナを倒してお祝いのパーティーをしてるって報告しに来たいよ。」

ルーカスは、エルは凄い奴だ、けど1人では大変だし皆んなが揃わないとダメだと言って、マックスに目を覚ますように頼んだ。

ルーカス「最終決戦が始まった気がするんだ」とホーキンスにとっての最後の戦いが、ホリーの誘拐から始まったと言った。

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マイクは、院内のコーヒーマシーンでコーヒーを買いに行った帰りに、とおりがかった病室に置いてあったマデレイン・レングルの『５次元世界のぼうけん』と言う絵本に目が奪われた。

そしてナンシーに「ルーカスがもう偶然なんか信じないって言ってただろ。ミスター・ワッツ・イットの話きいてる？」と聞いた。

ナンシー「本の中に出てくるキャラでホリーの空想の友達でしょ？」と答えたが、

マイクは「今朝，学校でホリーがミスター・ワッツ・イットがホリーに「ホーキンスには化け物がいてホリーを狙ってるから，ミスターワッツイットが守ってやる」と言っていたんだよ。そうしたらその日のうちにさらわれた…こんなの偶然じゃないだろう？」とナンシーに言う。

つまりマイクは、ホリーの空想上の友人であるミスター・ワッツィットが実は実在し、ホリーの居場所を知っているかもしれないと推測したのだ。

ナンシー「どうやって探すのよ」と弟に聞くと「おねぇちゃんは天才記者だろ？」と煽てて来た。

ナンシーは、受付の人がパソコンをタイピングしてるのを見て、マイクに受付の人と話して気を逸らさせるように指示した。

ナンシー「ミスターワッツイットを知ってる…ママに会うのよ」

 

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ホーキンスの別の場所では、バッテリーが壊れて足止めを喰らってスティーヴ・ハリントンが、パーティー帰りのジェシカにバッテリーを繋いでもらい車を動かそうとしていた。

スティーブ・ハリントンがジョナサン・バイヤーズに、ナンシーを元気づけるために花をあげに病院に行くべきだと告げると

「両親が重体で妹が誘拐されたんだぞ！バカか！」とジョナサンが怒った。

ジョナサンがカリフォルニアから帰ってきて以来、二人は互いの行動について口論ばかりしている。

スティーブは、ジョナサンがスティーヴのことを気にしてばかりいるから、ナンシーが2人の関係に不満を抱いているといい、ジョナサンはスティーブがナンシーの関心を惹こうとして自分と張り合っていると怒鳴った。

ジョナサンは、ホリーを助けることを優先すべきだと主張。

そこへ自転車を押して歩いている顔面がボコボコに殴られて負傷したダスティン・ヘンダーソンが到着。

スティーヴは、クロール作戦が始まっているのに欠席したことを叱責すると、ダスティンも怒り出して、スティーヴVSジョナサンの二人の口論は止まり、今度はスティーヴとダスティンの言い合いが始まってしまう。

 

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ホーキンスでは、ケイ博士と兵士たちがウィーラー家の防犯カメラの映像を確認していた。

資料の現像写真の中に、イレブンがナンシーと一緒に車に乗っている姿を見つけた博士と兵士達は、今回のウィラー家の襲撃に関与したと結論付け，一刻も早くイレブンを捕まえろと命令を出した。

兵士は「彼らは、こちら側の世界にいますよ」と言った。

 

その頃、ホッパーは逆さまの世界でデモゴルゴンにやられた傷が酷すぎて倒れ込んでしまい、イレブンに手当てして貰っていた。

そしてイレブンと話しているうちに若い頃の自分も感情と直感だけで行動していた無知な野郎だったと打ち明けた。

「多くの勇敢な友人達が戦争で死んでいった。そして俺の娘も勇敢だった…俺が今まで見た誰よりも勇敢だったんだ」とホッパーは、病死した娘の話をしだし涙を流す。

イレブン「だから私をここに連れて来たくなかったの？ヴェクナが勝って私を倒すと？」と泣いてるホッパーに触れた。

ホッパー「そうじゃない…ただ確かな物なんてないって長く生きて来てそう感じるんだ」

ホッパーは、エル(イレブン)に「(娘を失った時のように)お前を失うことを恐れているんだよ」と打ち明ける。

するとヴェクナの唸り声か低い怒号が聞こえた。2人は立ち上がり、血痕が落ちている跡を辿り音がする暗闇の方へと歩き出した。

 

ナンシーとマイクは看護婦を説得し、意思に合わせてもらうと母親と面会するのを許してほしいと頼む。だが「手術したばかりでショック状態のカレンには、まだ無理だし、声帯をやられていてまだ話せないよ」と許してもらえなかった。

帰り際に「落ち着きなさい，かわい子ちゃん」と医師に言われ、ナンシーは頭に来て強行突破することにした。

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ロビンは「1人で修理できないから」とジョイスを騙し、ウィルを連れてこっそりとラジオ局から森へと抜け出し、ウィルが以前の幻覚を見た森へと自転車で戻った。

ヴィジョンを見た場所に来たが，ウィルは何も感じないと言う。ウィルは、前回ここに来て感じたのはデモゴルゴンに近い場所にいたからだと考え、居場所に近づけばホリー達のいる場所がわかるかもと考え、森の中を歩き出した。

静かな暗闇の中で、急にロビンはウィルに、病院でヴィッキーと一緒の自分を見たかと尋ね、二人は仲の良い友人同士だが、その関係性は人によっては混乱を招くかもしれないと説明した。

ロビン「だからこの前，見たことを内緒にしてくれると嬉しいんだけど…」と調子悪そうに笑った。

ウィルは「何も見ていない」と断言する。ずっと否定してるウィルに対して困り気味のロビンは、バツが悪そうに笑いながら場を繋げるために話をしてると目の前に，曼荼羅の形に石が並べられているのを発見し小走りに見に行った。ウィルも一緒に行くと曼荼羅というより渦巻きの形をした石の羅列だった。見いるウィル。

そして曼荼羅についてペラペラ話し出すロビン。その声が反響してぐるぐると回り出す空を思い出したウィルは、思わず口にする…

ウィル「子供達の笑い声だ！あれは！」と言うと、ホーキンス小学校の校庭で幻覚を見たあれは、ホリーをストーキングしていたヴェクナの視点からのものだったことに気づいた。

ウィルは思わず走り出した。皆に報告するためだ。

 

その頃、ホッパーとイレブンの二人は巨大で突破不可能な壁を発見していた。その壁の前にはホリーの長靴の片方が落ちていた。

イレブン「だから見つからなかったんだ。」

イレブンはデモゴルゴンがホリーを壁の向こうへ連れ去ったことに気づく。だが二人とも突破することができない。

 

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病院のエレベーターが開いた…そこには看護婦の制服を着たナンシーと、手術後の服を着たマイクが立っていた。

2人は見つめ合いうなづくとママがいる病室へと患者と寄り添う看護婦のふりをして医者や関係者があちこちにいる廊下を突破した。

そして目的のカレンの病室に入り、母親に呼びかける。数回「ママ」と呼びかけるとカレンは目を開けた。子供達に話しかけようと声を出そうとするがマイクが「しばらくしたら出るようになるけれど、今は喉を痛めていて声が出なくなっているから無理して出さないで」と止めた。

ナンシーが筆談できるか尋ねるとカレンはうなづく。ペンを渡すとカレンは「ホリーは？」と聞く。

ナンシーとマイクは、ホリーが行方不明になってしまってるけれど必ず探し出すと言うと、カレンは心配から心拍数の数値が上がってしまう。体にたくさんつけられた装置がピーピー音を出す中、ナンシーはホリーが話していたミスターワッツイットの名前を知っているか母に聞いた。

カレンはホリーの担任が、誰かと話しているような声を聞いて見に行くとホリーが柵越しに話していたが，誰もいず1人で喋っていたのを見たと報告してくれたと2人に話す。

 

その頃ウィルは，森の中を走りぬけ学校にやって来た。そしてぐるぐる回る遊具のところに来て回した。今朝ホリーが乗っていた遊具だ。ウィルもそれに気付き、朝これに乗っていたホリーが，いじめっ子のデレクにやめてと言っている声まできいていた。

そこでウィルは、ハイパーマインドで繋がっているためにヴェクナと繋がっている自分が見た映像は、ヴェクナが繋がっている標的の視界だったと気づいたのだ。ヴェクナはターゲットを捕まえるために，相手の思考に入り込むからだ。

それを覚えていたウィルは、このヴェクナとのテレパシーの繋がりを利用すれば、ヴェクナの次の標的、特にデレク・ターンボウを特定できると考えた。

その頃マイクとナンシーはカレンの病室で母にミスターワッツイットの服装や特徴をを聞く。

カレンは、懐中時計を持ち長身、ベストを着ている、紳士的で優しい、と書いた。

そしてミスター・ワッツィットの本名が「ヘンリー」と書いた。ヘンリー…つまりヴェクナの人間の姿の時の名前であることを明かす。驚くナンシーとマイク。

 

裏側の世界の奥の奥、壁の向こうのマインドスケープでは、「ミスター・ワッツィット」／ヘンリーが、ホリーを自宅であるクリール・ハウスに迎え入れていた。

ホリー「本当に友達も化け物から救ってくれる？それに私の家族も」と聞くとヘンリーは、

「まずは君の友達を全て助けてあげるよ。そのあとに君の家族を助けてあげるね。ここなら十分の広さがあるし」と優しくホリーに微笑んだ。

玄関ホールには時計の音が聞こえていた。ヘンリーは、ホリーに向かって微笑んだ顔とは違う無表情てドアを閉めた。

Lyraの解説＆感想

予想通りMr. What’s Itはヴェクナ！

やはりミスターワッツイットは、ヘンリー=ヴェクナだった〜！分かってはいたけど怖いやり方で用意周到に次の獲物を狙っていたのだ〜と思うと、陰湿で陰険で邪悪な奴だと嫌になる。

しかし、あんなに酷くイレブン達にやられたのに、致命的なダメージがなかったのだということですね。どんだけ強いのヴェクナって！

なぜホリーを誘拐したのか？

全く主人公達は訳が分からず、どうしたら良いかわからなくてチームが分散して右往左往していて苦しそうなのが見ていて辛いです。

なぜヴェクナがホリーを誘拐したのかが、これからの話の流れの焦点になって行くはずですが、この理由がわかるとヴェクナ(ヘンリー)の弱点を知ることにも繋がるので、注目してストーリーを読み解くのが面白いでしょう。

今の所、ヴェクナがホリーを狙ったのはウィラー家では、1番弱くて自信がない少女で、まだ小さいこともあり取り込みやすいからでしょうね。

ナンシーには、やられてしまった経験があるから未来のビジョンは見せても連れ去るのはもう無理だとヴェクナは考えたはず。

マイクは大人になってきた(成長した)のと、彼は皆を勇気づける力がある少年だから、洗脳しずらいし力的にも強くなったからヴェクナは、計画を始めた初期の段階で、「ガタイがデカくなったしマイクは性格がしっかりしてるから面倒くさい」と手を出さないでしょう。

だとすると無知でヴェクナの事も知らない、自分に自信がなくて、いじめられたらやり返せないホリーが1番やりやすかったから誘拐したのです。

これからホリーを利用して何かを始める。その計画は、ホリーの学校の生徒達を誘拐してから次の段階にはいるのですね。

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強い女たち

いやはや、女性キャラが強いのなんのって！男性チームが無駄な関係ない喧嘩をしたり、落ち込んでいるのに反して、女性チームがしっかりしてるのが素晴らしかった！

あんな事件がおきたら冷静でいられないはずが、しっかりしてる。強すぎる！

ナンシーなんて運転、コーナリングが上手いのなんのって！ライフル持たせたら1番当たるし狙撃銃並み！

本当ナンシーは強くなった！エルの次くらいに強いんじゃないかってくらい。

頭もいいし最高だわ。

それにママは強い！身を張って娘を守ろうとした姿は、母親の強さを感じましたね。

戦うシーンは圧巻！でも数倍デカいデモゴルゴンにやられて瀕死の状態。

そして傷だらけで声帯やれてしまっているけど生還した。しばらくしたら話せるようになると言われるのだからまた元気になれる…母の愛は不滅です。

 

そしてエル(イレブン)は、たった1人で裏側の世界へ入り込みました。ホリーを助けるために。正義の味方イレブンです。負傷して気弱になっているホッパーと再会して手当てし、最悪な状況に陥っていても、ヴェクナを倒そうと前向きに行動してる姿は，尊敬してしまう。

ロビンは、いつものノリでおちゃらけてはいるけれど、物事の流れや状況を冷静に見ています。ウィルのハイパーマインドでヴェクナと繋がっている件も、ウィルがアンテナの役割をしていて、まるで受信機みたいにヴェクナやデモゴルゴン達を拾っていると指摘したり、頼れる姉貴になっていました。

前回の戦いがロビンや女性キャラクター達を強くした。そう感じる成長を見れてLyraはめちゃくちゃ嬉しかったです。

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マイク

ルーカスが「イレブンは凄いよ」と感心して話した時に、マイクが「エルだよ」とイレブンの名前を言い換えていたのが印象的でした。イレブンって名前で生きて来たからそう呼んでも良いのだけど，過去の生い立ちを知っているだけに番号でしか扱われなかったイレブンに，別の呼び名をつけてあげたマイクだからこだわりがあるのだと思います。1人の人間として呼んであげたいんじゃないかしら。

ルーカスもマイクの思いやりに気づいて「そうだった」と名前を言い換え「エル」と呟いたのです。優しい…泣けて来ます。

頑固なクソガキ

若い時のホッパーは、イレブンと同じ頑固なクソガキだった、と自ら話していました。この会話が「もう親子だなあ」と見ていてほのぼのしました。

エルのことを頑固なクソガキと言っていたのは、自分が父親から言われていたことを思い出して「ああ，自分もこんなことやったな」なんて思いながら叱っていたのだろうなあ。

父親の言うことを聞かず，無茶ばかりやっていたホッパー。父親はある日，言うことを聞かないホッパーをそのまま軍隊に入れた。規律や秩序を学ぶと信じて。だがホッパーは、本能と直感でいつも行動していた。

だが実際は世間知らずのアホで現実は厳しく勇敢な友人達が戦争で死んでいった。勇敢と無茶は紙一重，よく言ったものだ。

その経験が今のホッパーの慎重な性格を形成する1つの要素でしょう。

そして失った娘を思う気持ちも。あんなに愛した娘と会えない苦しみをもう味わいたくない。愛する人をつまり、エルを(イレブンを)失いたくないから話しているのです。

ナンシー

タバコを吸う医者は信じないし「落ち着いてかわい子ちゃんもだめ」って最高！

あの医者がダメダメだからね。

最近のナンシーは男前でスカッとする事を言ってくれる。昔の(シーズン1)の弱々しくてスティーブに振り回されていた彼女とは大違い。

成長しているのが目に見えてわかる。メンバー全員，大人も子供もヴェクナと戦いはじめてから見た目も心も強くなり，寛容にもなって人間として素晴らしい。

人間て素晴らしいと思わされてくれるから【ストレンジャー・シングス】を見るのをやめられないんだと思います。

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【ストレンジャー・シングスシーズン5】第2話はいかがでしたか？

ミスターワッツイットの正体がわかって、これからホリー救出作戦がどううごくか期待しましょう。

次回の【ストレンジャーシングス未知の世界シーズン5】第3話もお楽しみに！

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