Status Quo【Is It Really Me? Gotta Go Home】和訳解説 旅と女とブギー Pure Hearted Man’s Boogie

夏が来たら爽やかソングをお届け〜♪ というのが普通の人の選曲…ですが、Lyraは夏好きな上に暑くてヤバいのを快感にまで持って行く変な技(笑)を持っている夏好きな変わり者。

だからここは、暑い夏をよりHotにしてくれるロックサウンドと、暑苦しいルックスを持つStatus Quoを紹介しちゃいます。

長い、長すぎる Improvisationと頭に残るリフで車をぶっ飛ばせば、楽しい夏を味わえるわ〜!

今日も熱い夜を迎えてしまうサウンドをLyraがお届け〜♪

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Pink Floyd【Astronomy Dominé】和訳 Syd Barrettのお気に入り Completely Syd Barrett Favorites

Happy Birthday Syd Barrett! I love your works because so mysterious, then It’s fun for me reading sibylline riddles. love you!

今日は、Syd Barrett のバースデイなので、毎年恒例の彼の曲を和訳して、Sydを偲びましょう。

今年もソロワークから選ぶつもりが、久しぶりにPink Floyd時代の方も良いかな?と思い、Syd 在籍時のPink Floydの曲を解説しますね。

ミステリアスで、知的な雰囲気のSydというのが良い感じのイメージ。Lyraには、ずっとそう…年取ってハゲになっても、狂ってしまっても、Sydは、Sydだと感じています。

繊細すぎて暗闇に迷い込んでしまったSydだけど、ひょっとしたら宇宙の神秘に魅せられて、今は天国で幸せにしていたら良い…そんな明るい夢想が現実みたいになる曲を、Sydのために取り上げてみました。

太陽系のどこかでSydが、ギターを弾いていたら良い。

ふふっとあの笑い方で。

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The 5th Dimension【Aquarius / Let the Sunshine In】和訳 あの太陽に向かって! Reach The Sun

小さい頃から音楽や映画に囲まれて育って来たので、様々なジャンルを何でもかんでも無作為に見て来た為、結構タイムラインが曖昧だ。

ストーリーは完璧に覚えているのに、いつ誰と見たか忘れていたり、時系列の順番が逆だったりする。掘り下げて聴いたりするから尚更だ。

この人達の歌を知ったのもヒッピー好きだった小学生の頃だったか、もっと前か、映画を先に見た後か?彼らが先だったか?忘れてしまった。

でもこの【Aquerius〜Let The Sun Shine In】の曲は大好きでいつも聴いていた為、個人的な思い出とリンクし、自分の体に染み付いている。

特にこの曲の元ネタである【Hair】を見た時は衝撃(当たり前か、まだ幼稚園児が小学生だったから)。The Doorsで洗礼を受けていた幼稚園児フラワーチルドレンの私を【Hair】はますますあちら側へと洗脳した。

自分が人種差別を憎む平和主義になったのはこのせいだろうし、ちゃんとした一軒家を持っているのにどこかへ行きたくなるのは、Hippieの路上精神なのかもしれない。

だからこの曲は大切な存在。誰にも汚すことは出来ない真実。

それを映画館で久しぶりにデカイ音で聴いたから『Summer Of Soul』を見ながら、映画館で大号泣してしまった。

勿論、彼らのショーマン・スピリットに感動したのもあるし、NYの皆が熱い夏の日に自分たちを見つめ直し、自己改革をした瞬間を見れたからもある。

でも1番自分を泣かせたのは、今迄の歩いて来た道のりをこの曲が、地図の様に広げて見せてくれたからだろう。

Lyraにとっては、映画&ミュージカル版のこの【Let The Sunshine In】の方が馴染み深いが、『Summer Of Soul』が素晴らしい作品だったので今日はリスペクトの気持ちを込めて、The Fifth Dimensionヴァージョンを紹介します。

Open Up Your Heart!

 

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【The Doors/ Waiting For The Sun】和訳 ジム・モリソンが見た太陽 How’s the Sun Which Jim’s Waiting For?

今日はJim Morrisonの命日だ。多くの人が頭に浮かぶのはThe 27 Clubだろう。

伝説に残るロックスターは、27歳で死ぬ。

そんな噂が真実味を帯びているのは、実際にJim Morrison をはじめとして Jimi HendrixにJanis Joplin やKurt Cobain 等等… Brian Jonesに関しては、同日に亡くなっている(年は違うが) のだから、迷信とは言えどリアルに悪魔と契約を交わしたから成功し、有名になった代償として、契約満了したから天国へ召されたと考えてしまうのも無理もない。

ロックには不思議な魔力が合うからだ、

特にJimは魔力や呪文など、儀式に似た世界観が似合う。事実、黒魔術に傾倒し結婚式まであげていたのだから。その反面、とてもナイーブで傷つきやすい歌詞を書いたりする詩人でもある。

魔術的な彼が書く詩は、ギリシャ神話に根ざしたものから反戦の意味を込めた兵士の歌、セクシャルな物までヴァラエティに富み、聴いているものたちに夢や絶望を与えて来た。

今日Lyraが選んだ曲はその中では、珍しく静かな印象の歌詞だ。サウンドはダークさとヘヴィーな面を併せ持つ、、、だが、とても感傷的で、静かに季節の移り変わりを感じてるJimの様子が目に浮かぶような歌詞なのだ。

Jimは季節を好んで歌詞に取り入れる人だから、この歌詞は彼らしい The Doorsの特徴の1つでもある馴染みのある表現だ。だが、いつもの動的な彼の中に、また別の顔を見た気がしてハッとしてしまう意外性のある詩が魅力的だ。

今年のJimの命日には、こんな静かな世界でじっと聴き入りながら、穏やかにJimを忍ぶのがピッタリだろう。

もしかしたら、Jimもあなたの隣に座って太陽が登るのを待ち侘びているのかもしれない。

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【Made Of Stone/The Stone Roses】和訳 ジャクソン・ポロックの世界 The World that Jackson Pollock Saws

ずーっと Lyraの頭の中で、この曲のサビがリフレインしている。

特にこの数ヶ月、ふとした瞬間に “♪Sometimes I fantasise
When the streets are cold and lonely
And the cars they burn below me〜♪” と流れてくるから3月に速攻、この和訳と文章を書いた。

この暗くて悲惨な歌詞。それがUPするのを躊躇った理由。

でもこの美しいメロディに乗ると何だか、悲惨なのは、この世界では当たり前なんだから、と思えてくるから不思議。

オマケにLyraの頭の中で、このThe Stone Rosesの曲が流れ出してから暫くして、愛しのDavid Beckhamが、スタジオでこの曲が流れ、ビール片手に気持ち良さそうにやっていた(このページの最後の方に上げておきますね) から、ますます幸せな気分になってしまう。

Lyraには歌詞の一部から、映画【Joker】のラスト近くで、街が燃える暴徒の叫びが目に浮かぶ。

狂気に歓喜する男。

地獄からの叫び。

狂った奴等の宴とアイツらの衰退。

全ての終焉…。

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