【THE IDOL/ジ・アイドル 第2話】ネタバレ”ダブルファンタジー”は裏切りと策略 あらすじ感想解説 Double Fantasy

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ジョスリンは、赤いタンクトップに黒いミニスカートに着替えてミラーに映る自分を見てから、深呼吸をし、血だらけの足にヒールを履く。履けないはずのひどい傷の足なのに

そこへテドロスがオープンカーに乗ってやって来た。他に金髪の女とアイザックが乗っている。

クロエ(金髪女性) は、「こんな豪邸、初めてよ!わあー!プールだ、入っていい?」とテドロスに聞くと、テドロスがokとうなづいたので、いきなりジョスリンの前で脱ぎ出して、素っ裸でプールに飛び込んだ。

ジョスリンは、それを見てクスクス笑い出した。

レイアは映画を見ながら酒を飲んでいて、外で騒いでるのをチラッと見ると、「何あれ?」と嫌そうな顔をして、また映画を見出した。

「俺は誰でしょう?」

そこへいきなりアイザックが入ってきたので、びっくりするレイア。

「君をつけてきた、、、なあんて、テドロスについて来たんだ。それより踊らない?」と言って、またレイアを誘うアイザック。

他にも人を呼び、みんなでプチ・ダンスパーティみたいになったジョスの家。ジョスリンは笑顔になり気分が明るくなったようだ。

そして皆が寝静まった夜中。

素っ裸のクロエが、グランドピアノを見つけてクラシックを早いスピードで弾き出した。

テドロスはジョスリンやアイザックといて、半ば無理矢理レイアにコカインをすわせて、大喜びしている。

騒いでいるのを良いことに()、クロエはピアノを弾くのをやめて、ジョスリンの家をあちこち見て回る。そして勝手に部屋に入ると服を物色し出す。

レイアは、ラリってしまいアイザックをベッドルームに入れてしまった。

 

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ジョスリンは、テドロスに「私のキャリアは終わり」と涙が止まらなくなってキャンセルになってしまったと説明してる。

レイアの方は、気になっているテドロスの素性を知りたいからか、アイザックに「テドロスの話をしようよ」と言う。

アイザック「俺はラテニラの教会で歌っていたんだ。両親が牧師でね。そこにテドロスが礼拝に来たんだよ。彼は信心深いんだ。」と言うとレイアにキスをしながら、テドロスが自分の歌を認めてくれて契約したと言った。

レイア「契約?契約って何?」と体を起こすレイア、うっとりして話を聞かない馬鹿ではないレイア、やり手だ。

アイザック「彼のレーベルだよ。マネジメント契約さ」と笑う。

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テドロス「何て美味そうな尻なんだ!俺が貪り食うぞ」と言うとジョスリンをベッドの上で寝かす。ジョスリンは、クスクス笑って股を広げた。

アイザックは、まだレイアに質問されている。「テドロスは、俺の人生を変えたし、俺も変えたんだ。彼はとことん俺を容赦なく追い込むんだよ。」

レイア「彼は貴方のマネージャーなの?」と驚くレイア。

 

テドロスは、壁の絵を見ながらジョスリンに言う「初めて会った夜、プリンスの【When Doves Cry】の話をしたけど、ポスター飾っていたんだな。これは運命だ。」と言うと壁に飾ってあるプリンスに両手を広げ触れた。

ジョスリン「私は壊れてるよ。ボロボロよ。」

テドロス「なら俺は君に10億ドル出すよ。他の奴らと違って俺には見えるんだ。」

ジョスリンは、テドロスをベッドルームに入れる。だがクローゼットには服を見ていたクロエが、まだいた。2人がキスしているのを見ているクロエ。

ジョス「布を持って来てよ。それをわたしの顔に巻いて?気が遠くなるまでやって欲しい」とテドロスに耳打ちするジョスリン。

テドロス「いいよ。」と言うとジョスリンの言うようにするが、顔ではなく目隠しにしてからキスをしてベッドの上に座らせる。そして胸を出せ、俺にやられるところを想像しろ、と命令すると暖炉の前まで行き、ジョスから距離を置くテドロス。

テドロス「お前がどんなに美しいか教えてやりたいよ。」と褒め、ジョスリンに想像させながら1人でやらせてから、ジョスリンを触り出した。

そんな2人をクロエは、クローゼットから隠れて見ていた。頭を傾げて。

レイアもアイザックと声をあげて盛り上がっていた。

夜はふけていく。

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ベッドの上のジョスリンとテドロス。「レーベルに3曲渡そう、2週間で作るんだ」とテドロスがジョスリンに話していると、階下からクロエがピアノを弾きながら歌い出した声が聞こえて来た。

テドロス「俺は、この家に引っ越すよ。その方が作業がはかどる、だろ?」

するとクロエの歌声に惹きつけられたジョスリンが起き上がる。

「誰が歌ってるの?彼女…すごく良いわ」と目を見開くジョスリン。

 

【Double Fantasy】 Radio Edition ↓↓

 

 

クロエはピアノを弾きながら歌う、悲しい歌を。

「父のような声

怒鳴ると家が揺れる

兄のような夢

叶って欲しいと祈るの

母のような希望

ただひたすら願う

それが私の家族

お互いに嫌いあってる

私は気にしないわ、でも

母の心は引き裂かれた

それが私の家族

お互いに嫌いあってる

私は気にしないわ…」

とピアノで弾き語りをするクロエ。

リビングで歌うクロエのところへジョスは来て見ている。

そこへアイザックも来て一緒に歌いだした。

レイアは少し離れて見ている…何かを思い巡らせているようだ。

歌声を聞きながら涙を流し始めたジョスリン…そして一緒に口ずさみはじめた。

レイアは、そんなジョスリンを心配そうに見つめている。悲しそうに。

テドロスは、こちらを見ているレイアを見返した。そしてレイアにわざわざ見せるかのように、泣いているジョスリンを抱きしめる。

ジョスリンは、アイザックとクロエの歌声に合わせて歌い続ける。

涙を流しながら…

「私は構わない。でも

母の心は引き裂かれた」

【Lyraの感想 & 解説ツッコミポイント】

真面目だった不良少女

ジョスリンは色々と問題行動が多過ぎる子だが、根は真面目だ。

そして歌の才能があり、言われたことをこなせる能力もあるから人気アーティストになれた。きっと8か月前は、スタッフや年上の業界人に気に入られて来た良い子だったのだと思う。

だが大好きで頼りの愛する母親が亡くなったことで、自己のバランスが取れなくなったのだ。元々、敏感な子だったのだろう。世間が自分をどう見てるか分かっていたに違いない。

悪人と善人の差が酷いことや汚い世界を知りながらも、母親が守っていてくれたから上手くいっていたのだ。だから信頼してる人を失った傷はいつまでも癒えないのだ。

「8か月前のアリーナコンサートのステージで貴方は、宙を見ながらブツブツ言ってたのよ!」と生意気なジョスリンに対して怒り散らしていたニッキ。第1話で語られなかったこの過去話で、ジョスリンが、ただストレスで疲れでおかしくなっている人ではなく、もっと根が深い病を患っているのがわかった。かなり辛過ぎるエピソードだ。

大金をドブに捨てたニッキにしたら、生意気な何も業界を知らないくせに反論する我儘なジョスリンは、葬りたい対象になっで来たのも無理もない話だと十分理解できるが、「何もそこまで言わなくても」と思ってしまう。見ていられないくらい酷すぎるストーリー。

誰もジョスリンには優しくないのだ。

ドSすぎなドラマが…

ジョスリンのメイクが、変なダブルラインを入れてるせいで、可愛い顔が台無しという始まりから、ずーっと泣いてるせいで、より顔が醜くなってしまっているのに、ニッキの「見てよ、あの顔。ああ、見てらんない」って追い打ちをかけるセリフって、酷くない?やり過ぎだと思う。

第1話といい、この第2話といい、このドラマは身体的にも精神的にも傷ついている女性に対して労いより、とことんやり込める。意地悪なドラマだわ。これがThe Weekndの趣味ならば、ドSもいいとこ。て言うかドSを狙ってやっているのだからたちが悪いと言うか、知能犯というか(笑)。

マゾの人ならば、平気な (むしろワクワクするのか?)ドラマかも知れないが、全くその毛がないワタクシには、「傷ついた女を馬鹿にしないで」と友達の女の子でもないのにかばってあげたくなる。悪口言われまくっているジョスリンが可哀想で頭に来たわ…酷すぎてイライラ。ジョスリンには、本当に守ってくれる人がいないのに。

ジョスリン自身も「私は壊れているよ。ボロボロだわ」とテドロスに褒められているシーンで、こう言ってしまうのだから悲し過ぎる。自信持ってくれよ、ジョスリン。

しかし本来のジョスリンは、自信がない子なのに「人の言いなりは嫌」と言う極端な子。そのうえ現実を見ない。我を通そうとして「私が金を出すわ」と直ぐ金で解決しようとする。そして真実から目を背ける。金で解決できないことだってあるのに。

特にやばいのは、レコード会社のエグゼクティブプロデューサーであるニッキにもわがままを言うせいで、ニッキはブチギレた。何となくだが、第1話の様子から、このニッキも病みが見えるので、生意気なジョスリンというだけじゃない、嫉妬があるようだ。

しかし、ニッキの先程のセリフで、ジョスリンは自分がこの8ヶ月おかしかったのを認識したのだから重症、遅過ぎる。病みが深いのは分かるが、事実を見ようとしないのは良くない。そのせいで事態は最悪に。

今まで全く自分が変だと気づかなかったジョスリン。やはり壊れてるのだろう。頭のおかしい人は、自分が変だとは気づかないと言うし本当にマズイ状況。おかしくなったのは、母親がなくなったからだ。だが、周りは(世間は)許さない。いやはやこうなると、ラストがもうわかってしまうね。

「ママどこ?」

「ママどこ?」とおかしくなっているジョスリンは痛々しかった。カイムのあの反応は違うだろ?と感じるが、怖くなってるのかもね、狂ったジョスリンを。

あの状態では毎日が、すり減ってしまう日々だ。あそこまで狂った人は、もう治らないのか?

前回はまだ救いがあるように見えた【The Idol】だったが、この2話は救いがない。だから個人的にドラマもキャストも心配になる。打ち切りにならなければ良いが。

取り立てて気を衒った話でもない。良くあるヒューマンドラマだが、ここまで傷ついた女の人をいじめたりバカにするドラマはないし、主人公がここまで壊れてしまっているドラマもない。

ある意味、このぶっ壊れたお姫様の物語はこのドラマの個性なのだろう…良いとは思わないが。

 

策略と裏切り

ニキとダイアンは怖い。裏表がありすぎ。策略を張り巡らしている。信用してはだめなタイプ。

初めからダイアンは、仲良しなライバルとして出て来たから、「それだけじゃないな、こりゃビッチになるな?」と予想していたら酷いビッチになりました(笑)。テドロスとやっていたとはね。これからニッキと組んで、色々ジョスをいじめるだろう。

ジョスリンのせいで無駄金を捨てる羽目になっているニッキの次のターゲットは、ダイアンだが、ダイアン使ってジョスを倒してしまいそう。つまり芸能界からジョスを追放しそうだ。そしてダイアンも、ニッキ自身の道具なんだよね…、歌手ではなく利用するだけの道具なのだ。

いうことをきいてくれて、周りに気遣いも出来る(フリなのかも知れぬが)所がダイアンに備わっているから気に入ったのだ。自分の言いなるからね。昔のジョスみたいに。

そしてもう1人、記者のタリアも怖い。嫉みまくった顔が怖すぎてロボットみたい。

タリアは、どうやらザンダーが好きみたいだからザンダーがジョスを慕っているのが気に食わないようだ。

完璧なる嫉妬。もちろん、わがままなジョスリン自体の性格も嫌いなんだろう。

ザンダーの優しさと、親代わりのカイム、デスティニー

 

意外だったのは、ザンダーが良い人だったこと!

先週は、売れてるジョスリンの取り巻きみたいなクリエイティブアシスタントの立ち位置だったから、セリフもキツい為に、妬みがあるのかと思ったら、今回は全くセリフが違っていて凄く感心した。

「自分はこのチームにいたくない。でも、ここにいるのはジョスリンがいるから。ジョスリンの為だけだ。サポートしたい」と言う。この一途なザンダーにLyraは惚れました。

因みに友達のレイアも良い人みたいだけど、アイザックとやっちゃったから、この先、テドロスの手下になるか、味方のままでいられるか、まだわからないので安心できない。ジョスリンのリアル友達なのにね。裏切ったらジョスは崩壊するだろう。

あとカイムもデスティニーも親代わりだと言っていた。良い人達みたいだが、この2人の場合も、金が絡み始めたらどうなることやら。

こうやってみると金と名誉のためなら、ハリウッドは何もかも裏切る人間しかいないのね。

ロブって誰?

ジョスリンのぶっかけ写真をSNSにあげた悪い奴は、ロブって奴だと判明しましたね。テドロスに気持ちが行っているジョスリンだから、このロブは元カレ、と言う扱いになったみたいだが、来週第3話で出てくるかな?確かロブ役は、Lyraが好きな女優さんの元夫なので楽しみ〜♪

策略と裏切り

この世界はそんなもん。そう割り切っていくしかないね、ショービジネスで生きていきたいのならば。

テドロスは、アイザックとクロエも連れてきたまま、ジョスリンの家に居着くようだ。こわっ!あとダイアンを使って利益のために、ニッキとくっつきそう。ニッキに取り入るために、やったりして…見たくないな。ww

だとしたら、カイムやザンダーという善人は消されるかもね?だってジョスリンを自分の言いなりにするには、孤立させないといけないからだ。

テドロスは、コレから先はわからないけど、今の感じだと過去のトラウマから「天下を絶対に取ってやる!」とジョスリンや利用できる奴らを利用して自分のレコード会社を設立し業界を牛耳りたい人だと思う。

つまりジョスリンを愛してはいない、現時点では。これから先、ジョスリンに情が移れば変わる可能性はある。その場合、主従関係もかわる。

愛情のない関係で、嘘と欲望だけの人々。

いやはやこのドラマは恐ろしいですね〜。

この世の真実を見せてくれる策略と裏切りの話でした。

次回の第3話も楽しみに〜。

Lyraが飽きなければの話ですがww

応援してね〜☆

*第3話はこちら→【The Idol/ ジ・アイドル】第3話ネタバレ”トラウマの克服と『夜明け』まで”あらすじ 感想 解説 Trauma

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Cast and characters

Main

  • Abel Tesfaye as Tedros, a self-help guru, the leader of a modern-day cult with a sordid and mysterious past
  • Lily-Rose Depp as Jocelyn, an up-and-coming young pop idol and Tedros’ love interest
  • Suzanna Son as Chloe, a follower of Tedros
  • Troye Sivan as Xander, Jocelyn’s creative director
  • Jane Adams as Nikki Katz, a record label executive

Recurring

  • Jennie Ruby Jane as Dyanne, Jocelyn’s backup dancer
  • Rachel Sennott as Leia, Jocelyn’s best friend and assistant
  • Hari Nef as Talia, a Vanity Fair writer
  • Moses Sumney as Izaak, a follower of Tedros
  • Da’Vine Joy Randolph as Destiny, Jocelyn’s co-manager
  • Dan Levy as Benjamin, Jocelyn’s publicist
  • Eli Roth as Andrew Finkelstein, a Live Nation representative
  • Ramsey as herself
  • Hank Azaria as Chaim, Jocelyn’s co-manager

Guests

  • Alexa Demie (walk-on cameo)

Upcoming guest stars

  • Mike Dean
  • Melanie Liburd as Jenna
  • Tunde Adebimpe
  • Elizabeth Berkley
  • Nico Hiraga
  • Anne Heche
  • Maya Eshet
  • Tyson Ritter
  • Kate Lyn Sheil as Amy
  • Karl Glusman

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