【THE IDOL/ ジ・アイドル】第4話ネタバレ 音楽への唯ならぬ愛と家族 解説 あらすじ感想

Lily-Rose Depp 演じる Jocelynを溺愛するThe Weeknd 演じるTedros。2人を見ていると、どちらがイニシアチブをとっているのかが今回の第4話から曖昧になって行く…「今までの(3話の) 女性蔑視が、やっとなくなるか?」と期待しているのだが…。

「主従関係が曖昧なんて当たり前よ。だって人間の感情なんてうつろいやすいものだから…」そう思っている Lyraだから最後まで(お先に6話まで見てしまったの〜)視聴出来たが、普通の人は「こんな男女関係、キモすぎ〜」となるはず。

だってこんな自分勝手男なんかに振り回されたら嫌でしょう?

Lyraはあらゆる面で優しい男性が好きなので、ジョスリン(あだ名はジョス)の男性の好みは「変だ」と言ってるカイムと同意見です。

そんな男性の趣味が悪過ぎるジョスリンだが…今回、ジョスリンの元カレがやっと登場。待ってました!

Lyraの好きな俳優さんなんだけど数十分だけでも見れて浄化された気分。この人もあんな事したから良い奴ではないキャラクターなのだが、全然マシなのだ。

だってドラマのキャラクター全員が、始終、騙し騙され、人を傷つけ、傷つけられて行くからよ。

はあ〜、こんな疲れるドラマ…ありまっか?ww

今日Lyraがネタバレ・あらすじ・解説・感想するのは、アメリカ合衆国 HBO制作のTVシリーズ【The Idol / ジ・アイドル】です。

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先週の第3話で、何もかもテドロスに委ねて自分では一斎、決めなくなってしまったジョスリンは、テドロスに母親から虐待されていたと告白。

制作意欲も湧かず、やる気もアイデアもなくなったと話し、テドロスはその話を信じてジョスリンに新曲を描かせる為に、死んだジョスリンの母親と同じようにヘアブラシで殴打した…その翌朝から第4話は始まります。

*前回の第3話はこちら→【The Idol/ ジ・アイドル】第3話ネタバレ”トラウマの克服と『夜明け』まで”あらすじ 感想 解説 Trauma

 

ジョスリンは、どうなってしまうのか?

果たしてあの状態で新曲は作れるのか?

早速、詳しいあらすじに行きましょう。

びっくりな展開が待ってる〜♪

*Lyraのブログはネタバレ有無で読めるように書いてあります。詳しい内容を知りたくない方は、あらすじ前編だけお読みになり、後編は飛ばして【Lyraの感想】をお読みください!

 

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【The Idol/ ジ・アイドル】第4話『スターは世界のもの』Stars Belong to the World

あらすじ前編 *ネタバレ無し

メイド達がメイド服を着て荒れた部屋を片付けている。

早朝からテキパキ働く彼女達とうって変わってテドロスは、顔色悪くだるそうに短いガウンを来たままタバコを吸っている。

朝のシャワーを浴びるよりバスタブに入ったまま、向かいで座っているジョスリンの脚のムダ毛剃りに余念がないテドロス。

ジョスリンは無気力でまるで、マネキンみたいに青白い顔をして微動だにしない。

スペイン語でメイド達は噂話をしてる。

メイドA「あの男(テドロス)は、私達が喋ってるのが嫌みたいだよ。どうやら私達が自分の悪口を言ってると思うらしいよ」

するとメイドBは「ありゃ背が低いのがコンプレックスなんだよ」

A「ナポレオンかい?」

B「その通り!」

A「彼女(ジョスリンの事)は、わかってないけど、厄介な事になるよ」

アイザックも起きてパンイチ姿で、長い両手を広げて太陽の光を浴びる。

レイアは体操を軽くし出したアイザックをうっとり見てる。

A「もうやめたいよ。まともな家で働きたいわ」とメイド達の愚痴は止まらない…

 

デスティニー「あの男は腐ってるよ。骨の髄までね。本名はマウリキノオ・コステロ・ジャクソンよ。」と鼻息荒いデスティニー、よほどテドロスが嫌いらしい。

カイム「イタリアンか?」と聞いて来たカイムに親の趣味だろう、と答えた。

デスティニー「2012年に元カノを拉致して3日間監禁した上に暴力を振るって拷問して逮捕されてるんだよ」とテドロスの過去を詳しく調べる事が出来た報告をした。

裁判記録には400ページも記録があるらしいし、他にも罪状が次々と浮かび上がったと報告すると、さすがのカイムも「何でそんな奴と付き合ってんだ?ジョスは!」と心配で仕方ない。

デスティニー「そうよね、黒人は初めてだし…」

 

レイアは「8:00〜10:30までトレーニングした後はコンサートの打ち合わせして、それから」と細かくジョスリンの仕事のスケジュールをテドロスに伝えているが、なぜか全て「キャンセルしろ」と言うテドロス。

レイアが重要な人だから合わないと…と説明していると、門が開いて車が入って来た。車から水パイプをふかして煙に塗れた白髪のデカい男が降りて来た。マイク・ディーンだ。

モクモクの煙でデカい体も見えないくらいだが、テドロスは両手を広げてニコニコ笑顔でお出迎え。

だがマイクはムッとしたまま家に入ると、水タバコをスタッフに渡し、いきなり部屋の真ん中で、パン!と両手を叩いた。

マイク・ディーン「ダメだ。音が反響しすぎる」

 

 

テドロスは、レイアが分刻みスケジュールを説明してる時に「ハーフマックの打ち合わせ」と言ったので「ハーフマック」が何なのか聞いた。

レイア「私とジョスリンがやってる化粧品ブランドで、共同事業よ」と説明するとテドロスは「キャンセルだ」という。

レイアが重要なことだと言うと「それはお前にとってだろ?俺たちはジョスリンの為に働いてんだよ。俺の下で働きたいなら腹をくくれよ」と叱るとレイアは、分かったと俯いた。

 

マイクディーン「ここがいい!」と各部屋を回ったあとに反響が全くしない寝室ぽい部屋を選んだ。そこへ部下達がマイクディーンの機材を持ち込みセッティングしていく。

そこにジョスが来たのでテドロスが紹介し、ジョスリンは、「ピアノで作曲したの」と歌をサラッと聞かせた。

それを見たテドロスはサッと近づいて、マイクを手で覆い録音させない。どうやら本気で歌う本当の録音じゃないと余計なものは、撮らせたくないみたい。

 

ジョスリンはテドロスに「今とっても気が楽だわ。自分で決めなくて良いから」と言う。

「自分ではもう何も決断したくないの」

テドロス「それを書けよ。俺が手伝うから」

そう言って作った曲がこれで「遂に初めて私は1人になった。悪い男と楽しい時を過ごす。私には選択肢がある。私の声となり空虚をうめてちょうだい」と歌う姿が痛々しい。

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デスティニーは「あの男を殺すべきだ」とカイムに話す。

カイムは一瞬考えたが「やめておく」と返事をしたのでデスティニーは「やわすぎじゃん!」と軽蔑したような嫌な顔をした。

カイム「ジョスのそばにいて目となり耳となれ。奴の弱みを握るんだ。どんな些細な事も俺に報告しろ」と命令。

デスティニーは早速、クロエ達がいるジョスリンの家へ向かった。

 

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デスティニーが広い家の廊下に行くと遠くから

「ハーイ!私はクロエよ」と下着姿で走り寄って来た。

引きながら「私はデスティニーよ」と挨拶すると、クロエは「きゃあ!デスティニーに私の憧れの名前なの!」と馴れ馴れしく笑う。

デスティニー「あ、そ。アンタここで、何やってんの?」と聞く。

クロエ「うーんとね、歩き回ったり〜、曲作ったり〜」と言ったのでデスティニーは曲を聞かせてと言う。

クロエはキーボードを弾きながらワニの歌を歌い出す。変な歌詞だが歌がうますぎてデスティニーは、今までアホか?と言う態度をやめて、ウットリと目を閉じて聴き入った。

そしてそのままトイレへ。そしてカイムに電話する。

「こちらブラックパンサー。敵地に侵入したから暫くは連絡たつよ。証拠残さないためにメール無し、通話だけにするからね」と言っていたのに、すぐに連絡したのはクロエのことを報告したいからだ。

デスティニー「他の子達は騒いでるか、コカインやってるだけなんだよ。でもね、クロコダイルの歌を歌う子が、いるんだけど歌が上手いのよ。でもイマイチな所があって、私がちょっと歌唱法を教えたら、どんどん歌が上手くなるのよ。」と興奮してカイムに説明して行く。

デスティニーにクロエは、「あなたはジョスの友達?」と聞いた。

デスティニーは自分はジョスのマネージャーだと答えると、クロエは「マネージャーはテドロスでしょう?」と不思議がる。

デスティニーは、また無表情を装い「じゃあ、アンタにとって、テドロスってなんなのさ?」と言うと

クロエ「テドロスはね〜、私の命の恩人よ。私はずうっとね、路上生活してたの。ヘロインにはまってた…   ♪ すると〜手を差し伸べてくれたの〜♪ 泥沼の人生から♪ 救ってくれたの〜♪ 安心できる場所まで〜♪ 与えてくれたの〜♪ …そんな感じ〜」と笑う。

デスティニー「前はどこに住んでたの?」

クロエ「クラブよ」

デスティニー「私が行きたいって言ったら?」

クロエ「いつでもいけるよ〜でもここにいなよ」とクロエ。

デスティニー「ねぇ、アンタいくつ?」

クロエ「17…あ、18歳よ」

デスティニーは、「あ、そ」とまたあの無表情を演じた。

 

あのままジョスリンは、レコーディングをしている。そこにはレコーディング・スタッフ以外にもレイアやアイザック達もいて見学してる。

レイアは隣にいるアイザックに「トイレ行きたくなったから、行ってくる」と話していたら、

テドロス「レイアだまれ!!レコーディング中だぞ!!」と叫んだ。

レイア「トイレ行きたいから話した」と言い訳すると

テドロス「何だ?お前がトイレ行ってるのを俺たちに待てと言うのか?いいぜ、行って来いよ!3分で終わるんだろ?俺たち待ってるよ」と怒りまくったので、レイアは「トイレに行かなくても大丈夫」と座ってしまう。

その後もレイアがコソコソ話すと「喋るな、レイア!」と叫ぶテドロス。まるで虐めてるようだ。

 

デスティニーは、クロエに「アンタは天才だよ。無垢なんだよね。でもね、この業界はイカれて堕落してる。だから利用されないようにね。良くお聞き。アンタの才能を誰にも潰されちゃいけないよ。美しいんだから。その声が世に出た途端、自分のものにしようとする奴らが集まってくるからね。でも大切に守るんだよ。自分の直感を信じてね。」と優しくアドバイスした。クロエはわかったかわからない返事をして微笑んだ。

ダイアンはドレスアップして、1人でマジストレイト・レコードにやって来た。中に入らされた場所には、ニッキがいて他にもスーツ姿の男達がいた。役員が集まりダイアンと専属契約をするのだ。

 

レコーディング中に、テドロスがデスティニーに、「いい曲だろ?」と感想を求めた。

デスティニーは、「空虚を埋めて欲しいの後にYeahといれて見たら?」とアドバイス。

テドロスはそれを聞いていい考えがあると言うと、赤いスカーフを取ってきてジョスリンに目隠しした。

そしてジョスリンに耳打ち

「俺がお前をイク寸前まで持って行くから、信じろ。周りには誰もいない。俺たち2人だけだ…」と囁くとジョスは、言うことを聞いてテドロスに触らせている。

マイクディーンやその部下達は、ニヤニヤ笑ってテドロスがジョスを生かせてるのを見ていたが、行きすぎた2人の本番に、逆に冷静になり嫌悪を表した。

 

 

レイアは、びっくりして口を開けてる。デスティニーはサングラスをしたままじっと見ていて動かない。

だが直ぐにまたトイレにいくデスティニー。カイムに電話し「ここは、変態たちの巣窟よ!ジョスにSMプレイしてそれを皆んなに見せるんだよ。異常で不気味だ!」と怒っている。

レイアとアイザックとベッドの中で話していて「最悪だわ。私達はジョスへの暴力を黙って見ていたのよ。あいつはサイコパスよ。ジョスを食い物にしてるのに誰も何も言わないなんて!」と言う。

「これは金のためでしょ?皆んなジョスを守るって言ってるだけだわ。」と怒りが収まらないレイア。

アイザックは、「部外者にはわからないだろうけど、これがテドロスの手法であって、効果がある」と説明した。

理解できずにいるレイアにアイザックは

「テドロスが言うには世間には2種類の人間がいるんだってさ。『自分に賛同するものと、敵対するものだ』」

レイア「私はジョスが心配なだけよ。テドロスは彼女を洗脳しジョスを人間扱いしていないからよ」

アイザック「彼女は人間じゃない。スターだ。世界のものなんだよ」と当然だと言う顔をするアイザックに、レイアは何も言えなくなる。

 

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デスティニーは「1週間いて見てきたけど、ここには才能がある子たちが3〜5人いる」と、またカイムに報告している。

「各々に独自のサウンドがあるんだよ。その中で詩みたいな歌詞を書く子がいてね。彼女の歌を聞いたら神に命を捧げたくなるくらいだよ。」と凄いことを言い出した。

「あとアフリカンの青年ね。テドロスは相変わらずよ。私は口ださずにあいつの言動見てるよ、対抗策を見つける為にね。」

テドロスは、今レコーディング中のジョスに付き合っているが、出しゃばるせいでマイク・ディーンはあきれてしまいその場からいなくなる。

カイムはヒット曲はできそうかきくとデスティニーは、真面目にジョスリンがやっていて頑張っていると話した。

デスティニー「でもテドロスは頭おかしいわ。欲しい物を手に入れる為には相手を追い詰めたり、拘束する奴だから。すごく悍ましい奴だよ。」

カイム「拷問か?」

デスティニー「そう。首に拘束具をつくて手足を縛り上げて、本当のことを言え、お前の暗い秘密をぶちまけろ、ってさ」

 

その頃ダイアンは役員たちがぐるりと座っている大きなテーブルの真ん中に座り、ニッキに契約話を聞かされている。

 

ニッキ「無名の人といきなり大きな契約をしたことは、前例がないわ。貴方には特別な才能があるから頼むのよ。デビュー曲は『ワールドクラスの罪人』よ。その才能とプロ意識をかってるからオファーしたんだからね。この前撮影したビデオを上の者たちに見せたら、皆んな気に入ってね。だから会社を挙げて貴方をサポートするし業界トップのプロデューサー達と組ませて曲を出すわ」とおだてながら契約の説明をしていくニッキ。

ダイアンは、うん、うん、と言う感じに従順に頷いて説明を聞いている。

 

ジョスリンはタリアのインタビューをパソコンで受けていた。

ジョスリン「もう大丈夫よ。知っての通り母が亡くなってから時々悲しみが押し寄せてくるの。あの日は対処出来なかったけど、今はもう大丈夫」

タリア「貴方も人間だもの。そういうこともあるわよ」

ジョスリン「最近、良く仲間に人間じゃない、って言われてるわ。」と笑う。

 

ジョスリンがインタビューを受けてる間、ザンダーは、シャワーを浴びていた。鼻歌を歌って次第に気持ち良さげに歌い出す。それを暇で廊下を彷徨いていたテドロスが聞きつけて、黙ったまま抜き足で部屋に入る。そしてザンダーの歌声に興味を持ったようなテドロスは、そのままシャワー室に忍び入り暗闇で聞きいる。しばらくして「おい!」と声をかけると、ザンダーはびっくりして飛び上がった。

テドロス「何故、(表舞台で)歌わないんだ?」

ザンダーは数年前に喉を痛めたからだと言うだけで理由は隠したいようだった。

 

ニッキとのインタビューは、まだ続いている。ジョスリンは、ニッキとフィンクルスティンは、ツアーを心配しているか聞かれて

「誰も心配していないわ。そりゃ大切な人が落ち込んでいたら心配したでしょうけど。ツアーの準備は順調よ」とジョスリン。

タリア「撮影現場で貴方、ママの名前を呼んでいたけど、本当に大丈夫?」

ジョスリン「話題、かえない?」と無表情のまま少しムッとしていった。

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「おい!皆んな起きろ!一列に並べ!」と、テドロスは、広いソファがたくさんある部屋で下着姿のまま雑魚寝してる男女たち皆んなを無理矢理起こした。

一列に並んだ皆んなに対して「家族の意味がわかるか?俺たちは家族だって言ったよな?家族はラテン語はドムス、語源はファルムスだ。ファルムスは、召使いって意味だ。つまり、家族に仕えるのは俺たちの義務なんだよ。」と説明している間に、ジョスリンはアソコにつける拘束具と電源が入るリモコンを持って来た。

そしてテドロスに渡すと、2人は熱いキスを交わす。テドロスはそのまま振り返るとザンダーに前に出るように言った。

ザンダーは察したようでトランクスを脱い出前にでる。

テドロス「歌わないって言ってたが、あのシャワーで良い声を聞いたぞ。声帯を壊したならば、完治したか、元々ウソだったかだな。」とザンダーを問い詰める。

ザンダー「ジョスに何を聞いたんだ?」

テドロス「ジョスの母親がザンダーはゲイだってバラしたと言っていた。」と話すとザンダーの顔色が変わった。

テドロスは、それからザンダーが番組を降板し声帯を痛めたことを理由に謳わなくなった。と話す。

テドロス「それなのにお前はジョスリンの家で暮らし始めたんだよ。」

ザンダー「その時はまだバラした犯人が誰だか知らなかったからさ」

テドロス「だったら何故歌わないんだ?神から授かった歌声だぞ」

ザンダー「ジョスはどう思ってる?」

テドロス「彼女と何の関係が?」

ジョスリンは後ろから見ている。

「テドロス少し話せる?」とジョスリンが呼んだ。

テドロスは呼んだジョスリンの方に歩いて行くと、その隙を狙ってザンダーは走り、アイザック達の手を振り切り逃げた。

ジョスリンがわざと逃したようなもの…それに気づいたテドロスは

「アイツは裏切り者だぞ?俺はやり過ぎか?いや違う、やりすぎなのはお前に対する俺の献身的な愛さ。この世でもあの世でも」と言うテドロス。

そしてザンダーが嘘をついてるか教えてくれと言った。頷くジョス。

アイザックとミッチは、ザンダーを捕まえて戻って来た。そしてソファにボンとほうり投げた。

テドロス「そいつをしばれ」ザンダーは両手両足を拘束された。激しく抵抗するザンダー。

テドロス「俺は好きだぜ、お前のことがね。でも信用できねーんだよ。お前は嘘ついてるからだ。ジョスが母親から虐待を受けていたことも黙っていただろう?」

ザンダー「ジョスに頼まれたからだよ!」

ジョスリン「嘘よ!」

テドロス「母親に強要されて歌わなかったと言っていたよな?」

ザンダー「それは俺が歌が上手いから排除する為さ。それで契約したんだ!」

ジョス「嘘よ!何故そんな嘘をつくの?!」と怒鳴った。

反論するたびにテドロスが電流を流す。

ザンダー「電気ショックをやめてくれ!俺はそこにいる女に色んなものを奪われたんだー!キャリアも人生も!」と叫ぶ。そして叫ぶ度に電流が流れた。

お前は嘘をついてる!とテドロスはザンダーに電流を流していたが、次第に不信感が募っていくようだった。

ザンダー「ジョスは自分の周りの者を思い通りに動かすんだよ。今はアンタが利用されてるぞ」

ジョスを信じていいのか?ザンダーはあながち嘘をついていないのかも?と言う表情になっていくテドロス。だが電流ショックはやめずにザンダーをじっと見つめている。

ジョス「アンタは14歳から私の家に済んで私を両親したじゃない。まだ嘘をつく気?」

ザンダー「俺はうそなんかついてない!アホ!母親よりイカれてるぜ!」

ジョス「電流をもっと流しなさいよ!」と背後からテドロスに指示するジョスリン。テドロスは何が本当かわからないようだが、スイッチは言われた通り押す。

ジョス「もっとよ!もう一回!」

ザンダーは、電流ショックで体を捩らせて叫ぶ。だが痛さにもう耐えられなくなり、「分かった!全部いまいったことは嘘だ!」と言ってしまう。

テドロスは、その言葉を聞いて電流ショックのスイッチを押すのを止めた。

テドロスは振り返ってジョスを見つめた。

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「貴方の愛をちょうだい。苛烈な愛よ」と歌うとジョスリンを、デスティニーは黙って聞いている。

テドロス「良い曲だろ?アンタとカイムが好きそうなヒット曲だ」

デスティニー「良い曲だよ、でも中盤がダレたからもっと強弱をつけてくれないかしら?パワーがもっと欲しいわ」とアドバイスするが、テドロスは今ので十分だと引き下がらない。デスティニーは諦めてアドバイスはやめてしまう。

ザンダーはまだ、両手両足を拘束されたま招かされていた。そこへアイザックがバケツを持ってやってきた。もう1人暗闇にいてアイザックの頭を撫でてやっている。

アイザックはしゃがみ込み「お前、汚ねぇぞ」と言うと、拷問されて漏らしてしまったザンダーのパンツを脱がしてやる。そしてバケツにタオルを入れて湿らしてからザンダーを綺麗してあげる。

アイザック「テドロスから聞いたよ。君、歌がすげ〜上手いらしいじゃん?君は解放されるよ。でもテドロスに仕える必要があるのを覚えておけよ。」と言いながら、アイザックは拘束されたままのザンダーをひっくり返し、うつ伏せにした。

 

デスティニーは、ジョスリンにテドロスの事をどこまで知っているか聞く。

デスティニー「私はアイツの刺青が気になって仕方ないのよね〜」とわざと言うかわ、ジョスは「あの人、何日か刑務所に入っていたから」と気にもしていない。

そしてテドロスから聞いたと、「元カノがとんでもない狂った女でいつも喧嘩が絶えなかったんだって。ある日、喧嘩してる時にテドロスが彼女の首を絞めたら、元カノは彼を殴ったんだってよ。だからテドロスも殴ったらしいわ。自己防衛しただけ。でも彼女が被害者ヅラしたから捕まったらしいわ」

デスティニー「でも殴ったのは事実じゃないの」と恐ろしいわ、と言った顔をになるデスティニー。でもジョスは女が騒ぎ立てたから刑務所行きになったと言うのでデスティニーは、また諦めて「あっそ」と聞くのをやめる。

ジョス「あとね〜」

デスティニー「は?まだ何かあるの?」

まだまだテドロスの罪状はあるらしい…。

ジョス「彼は女の子の歌手達を何人も面倒みていた」

デスティニー「売りの子達でしょ…」

ジョス「違うよ。その子達が結婚して彼からお金を取ろうとしたんだって。それで警察に「売春をテドロスにやらされた」と訴えたんだって。それで6年間服役したらしいよ。」

「なるほど」とデスティニーは呆れ顔。

 

テドロスが寝てるジョスを起こす。

「チケットを完売させるために公表しろよ」

ジョスは寝ぼけながら「何を?」と聞く。

 

ジョス「記憶にあるのは私が3歳の頃から私はヘアブラシで母に殴られて来たわ。それから22年間…私の心と体を母は虐待して来たの…」と母親に虐待されて来た話をスマホに向かって話てSNSにあげるジョスリン。

「私に対して色々な報道があってぐちゃぐちゃな状態だと危ぶむ人やら色々いるのは知ってるわ。でも皆んなに直接お礼を言いたいの。皆んなのお陰で人生の辛い時期を乗り越えられそうなの。チケットを買ってくれて応援してくれてる皆さん、ありがとう。私はかならず皆んなの前に現れるわよ。新しいジョスになってね」と締め括った。

 

仲間たちは皆んな、庭の芝生に座って聞いていた。

ジョスの虐待されていたか過去の公表が終わると、「ジョス最高だ!」「パーティだ!」と家族という仲間が拍手し、コカインパーティーが始まった。

だがレイアは、皆んなのやりたい放題に既に飽き飽きしいた。

レイア「チーク材にシミをつけないで」と言い、片付けたりしていた為に、テドロスに「しけたつらするな!」とまた色々とバカにされてしまう。

そして水鉄砲をテドロスが皆んながいる場でレイアの顔にかけて冷かしたため、レイアは半べそでその場から足早に立ち去った。

ジョス「何故、私の友達を皆んなの前でボケカスいうの?」

テドロス「マジ怒ってるのか?」

 

パーティーには仲間以外にも皆が誰かを呼んだ為、予定外の客も来ている。

ジョスはテドロスと揉めた後クロエと喋っていた。

クロエ「あー、ダイアンが来るとはね」

ジョスが不思議がるとクロエは、「だってダイアンは怒ってると思ったんだもん。テドロスの恋人だったんだよ。彼女はテドロスの命令で貴方をテドロスの店に連れて行ったから。」

真相を聞いてジョスは驚き、仲良さそうに話してる2人を見てから、ソファに1人ふんぞり返っているデスティニーを見た。

するとそのダイアンが挨拶しに来た。

ダイアンは会いたかったとハグして来た。

ハグをジョスリンもしたが、涙が頬を伝う。

 

ダイアン「私、貴方に言わなきゃいけない事があるの、この前ニッキに頼まれてMV撮影したら、それをレーベルの人達が気に入ったらしくて…契約しようってニッキに言われたの。あと『ワールドクラスの罪人』が私のデビュー曲になるの」と微笑む。

ジョス「wow おめでとう。すごく狂ってる展開だけど…まあ、あなたにはすごいチャンスだわ。ぜひ受けるべきよ。私は邪魔したりしないわ」と泣きながら笑う。

ダイアン「何故、泣いてるの?」それには回答しないままジュースを取ってくるといい立ち上がるジョスリン。

そして離れた場所に行くと「ロブ来て。どうしても会いたい」とメールを送った。

 

マークがグランドピアノでBlack Sabbathの【Paranoid】を弾いている。

その近くのソファでテドロスとデスティニーが座って話をしている。

テドロスは「腹を割って話そうぜ」と言い出しコカインを勧めるとデスティニーは無表情のままラインを一気に鼻から吸い込んだ。

そして話をしようと背筋を伸ばし時に玄関ドアから知ってる奴が入って来たのを眼にする。

デスティニー「あら、ビックリ。元カレが来たよ。」

それを聞いてテドロス「クソッ、また後でな。なんだあれ、背が低いやつだな!」と言うとジョスの元カレのロブに近づいていく。

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