今日の【ウォーキング・デッド :ザ・ワンズ・フー・リブ】第5話を見て、ウォーキング・デッド・ワールド全ての並行世界の1つの時代が終わった気がした。それだけある「もの」の消滅は悲しいという事だろう(Lyraの詳しい解説を読めば丸わかりよん)。
大人気TVシリーズの中でも長寿番組の【The Walking Dead】。だから、まだまだスピンオフが作られる可能性は高いし、事実この【The Ones Who Live】はシーズン2の製作がある、と言われている。
ただ2010年から始まった【本家ウォーキング・デッド 】の世界軸はこのスピンオフで終わるだろう。それくらいこの【The Walking Dead: The Ones Who Live】が他のスピンオフとは違い、本家そのものだからだ。
悲しいかな、やはり【ウォーキング・デッド 】は、リック・グライムスのストーリーなのだ。ダリルでもマギーでもニーガンでもなくRick Grimes。それをこの【ザ・ワンズ・フー・リブ】が証明してしまった。
そしてこのドラマは、リックのその後の話で、彼の魅力を誇示しているにも関わらず、ミショーンがメインとして持ち上げられている不思議な話であり、それをこの第5話がより強く証明してしまった。どちらかと言えばダリルやニーガンみたいな「男臭いのが取りえの血生臭いこのドラマにメインが女とはこれいかに?」でしょう?
そういえばこの第5話で、ウォーキング・デッド の1章が終わった気にさせたのも、ミショーンと同じく女性だ。
時代は女。
今のビルボードのTop10を見た?ランキング上位はほぼ女性アーティストなのだ。
ウォーキングデッド を救うのは女?
女?なのかもね。
今日Lyraが詳しいあらすじ、解説・感想・ツッコミポイントを書くのは、アメリカ合衆国AMC製作のTVシリーズ、【The Walking Dead: The Ones Who Live ウォーキング・デッド : ザ・ワンズ・フー・リブ】の第5話です。
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やっと再会できたのに、なかなかアレクサンドリアに帰るとは言わないリックに頭に来たミショーンは、輸送ヘリから無理矢理飛び降りると言う荒業に出ました。
前回の第4話はヘリから飛び降りた直接からの話で、CRMによるリックの洗脳を如何に解くかが鍵でした。洗脳を解くのは難しかったものの、ある方法で上手く行き元のリックが蘇り、家族が待つアレクサンドリアに帰ることになりました。
*第4話はこちら→【ウォーキング•デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ】第4話ネタバレ有無「Xの秘密と生き方」The Walking Dead:The Ones Who Live1-4
*キャラクター解説はこちら→【ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ】キャラクター解説【保存版】The Ones Who Live Cast and Characters
今日の第5話は、アレクサンドリアに帰る途中の話です。先週Lyraが予想した通りにアノ人が現れますよ。そして今回のエピソードにより、一つの時代が終わりを告げようとしている印象を受けました。それと嫌な予感も…
詳しいお話や解説は、これからご紹介する【詳しいLyraのあらすじ】の後にお話しましょう!
では早速、【ウォーキング・デッド :ザ・ワンズ・フー・リブ】の世界へお連れいたしまょう!
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【ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ】第5話『どちらの私』ネタバレ有無 The Walking Dead:The Ones Who Live1-5 “Become”
あらすじ:前編 *ネタバレ無し
森の中を落ち葉を踏み締める音。遠くでウォーカーが唸る声が聞こえて来る。ヘリコプターの音がし、音が近づいて来た。
フードを被る人物が空を見上げた。
ゲイブリエル神父だ!(ここからはLyraがいつも呼んでるゲイビーとします。ウフッ)
アラビアの剣のような大きなナタを振り翳し、ゲイビーは襲って来たウォーカーの頭をぐさり。そして倒したウォーカーに対して「天にまします我らが父よ…」と祈りを捧げた。
黄色のトラックが、落ち葉を書き分けやって来た。ミショーンか相変わらず運転していて(笑)、助手席にはリックが座っている。ミショーンの右手を取り、口付けするリック。ミショーンは微笑んだ。
車を走らせていると「美味しい麺」と書かれたバンを見つけ、車を止めると2人は、そのバンの後ろのドアをバーベルでこじ開けた。
すると2台からダンボールが落ちて来て中にはたくさんのインスタント・ラーメンの袋も溢れ出て来た。大爆笑するミショーン。
リック「うまいラーメンだって?」と笑う。
夜になり2人は火を起こして焚き火の前でラーメンを啜った。
壁に『ワイオミング州最後の旧西部』と文字がペイントされていて馬も描かれている前で食べ終わると2人は又キスをした。
山々が聳え立つ峰を通り、物資を探す2人。時にはウォーカーにも出くわすが、2人は気にもせず倒し、車を走らせて家へと急いでいた。
車中でミショーンから貰ったカールの似顔絵が描かれたスマホを見つめるリック。ふと窓の外を見ると「スリーパーズ・トレイル』と書かれた看板が目に入った。
山小屋風の家の駐車場に車を停めて、玄関ドアを叩くリック。ドアは空いていた…中に入るミショーンとリック。
中に入るとお土産コーナーがあり、ナンバープレートに色々な名前が書かれたキーホルダーがあった。
ミショーン「私、それ嫌いだったわ。」
リック「ミショーンって名前はないからか?」
ミショーン「そう。一度もなかったわ」
リックはジュニアと書かれたナンバープレートを見つけRJのプレゼントにいいんじゃないか、と提案するが、ミショーンは「誰もそう呼んでいないわ」と却下。
ミショーン「貴方と逢えるだけで十分よ。」と言うとリック「勇者ね〜」とRJがいつも自分のことをそう呼んでると言うことを、思い出し呟いた。
ミショーン「そうよ、今まで以上にね」
リックはそうやって話しながら「ミッシェル」と書かれたネックレスを発見。Mだけ残して他のアルファベットをちぎって捨ててからネックレスをそっとポケットにしまった。
ミショーン「RJにはこれよ!」と斧みたいな鉄製のナイフを手に取り「ジュディスは刀を使うし私達の子だからね」と言った。
リックは「君は重曹とスペアミントだろ?やっとみつけた」と言うとミショーンは大笑いした。
ミショーン「約束を守る男ね。何年も経ったけど」
リック「息子の親友を好きになり俺は戸惑ったけど、歯磨き粉を絶対に見つけたかっあんだよね」
ミショーン「カッコ良かったよ」と2人はキスをした。
すると道に看板があるのを見つけた…「スリーパーズ・キャビン」
ミショーン「今夜の寝床を見つけたわ」
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森のなかをリュックを担いで2人は歩きながら話している。森の向こう火山のようで、煙があちこちの地中から上がっていた。
ミショーン「ソーンは、軍に入れ込み過ぎて必死よ。あれはムキになってるわ、」
リック「彼女は、愛する人が待つ南アフリカに帰ろうとしていたんだよ。それがオカフォーに見つかってしまい諦めたのさ…俺は諦めた事はない。君を否定して追い払おうとはしたが、諦めた事はなかったよ」
2人が先を行くと木の看板があった。
「人を人から守る」と書かれてあるレンジャー本部の看板をミショーンが読みあげ、不思議そうに考え込む。
すると遠くで「危ない!」「来るな!」と叫ぶ声がした。
すると男性達がウォーカーに襲われていて抵抗していたが喰われそうになっている。
ミショーンとリックがウォーカーを倒すが、「岩みたい」とミショーンが驚くほど、頭が硬いウォーカー達で、いつもより倒すのに少し手こずった。
3人組で男性2人と女性1人で「ありがとう」とリック達に礼を言う。「火山のせいでウォーカーの頭が石灰化した」とピッツバーグ出身の男が説明した。
ミショーンが「お腹が空いているみたいね」と、3人に先程のラーメンの袋をあげた。
そして「気をつけてね」と言って立ち去ろうとした時、真ん中のでかいレッドと言う男がピストルを2人に向けた。
レッド「動くな!全部出せ!」と脅して来た。
ミショーンは「あ〜あ、面倒くさ」と言う呆れ顔をしてレッドに「取り消すなら今のうちよ」と言った。
レッドは「断る」と言い、世の中はクソだから等等、愚痴を垂れてる…その隙を見てミショーンは、ピストルを持つ方の腕を殴りつけあっというまに武器をとりあげて逆に男達にミショーンとリックがピストルを向けた。
レッド「取り消すよ。見逃してくれ」
リック「ダメだ」
ミショーンはこの男達が他の人を襲うだろうと言った。リックは「他の人を襲わないと約束出来るなら助けてやっても良い」と言った。
レッド「これを教訓にする、約束するよ」と答え、「何故他人を救おうとする?世の中、自分第一だろ?」とリック達に聞いた。
リック「俺たちは命の危険に晒された人達や助けが必要な人達を助けるんだ。お前たちは違う」
ミショーンは約束すれば信じると言った。
レッドは「分かった、襲わないよ」と言った。
2人はピストルから弾を抜くと木々の方へと放り投げ、ピストルは逆方向に放り投げた。
3人は呆気に取られたまま固まっていた。
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夜になった。ミショーンはレッドから奪った赤いピストルを見ながら、弾を捨てて来てよかったか心配している。眠れないのだ。
リック「追ってこないさ。大丈夫。」と微笑み、ミショーンに酒瓶とグラスを渡した。
リック「しかし『人から人を守る』とはよく言ったものだな。」
ミショーンはそれを聞いて、あの看板の言葉が頭から離れないと言い出す。「変よね。私達が守ったあの人達から他の人達を守ったのよ…斧に弾が少ない銃だけ。ウォーカー3体をやっつけて…罠にかかったみたい」
リック「世界を救ったな…しかしラーメンをあげたのを全部取り返したのには驚いたよ。」と酒を飲んだ。
ミショーン「銃を向けた奴にはやらないよ…歯磨き粉にお酒。何を考えてるの?グライムス君?」
リック「物資を活用してるだけ」と笑い、ポケットから先程のネックレスを取り出してミショーンにあげた。
Mの文字だけのネックレス…2人はキスをしてベッドに倒れ込んだ。
その2人の山小屋に向かって真っ暗の森の中を何者かが歩いて来ているのも知らずに…。
➖ 3年前 ➖
ゲイビーが小川で水筒に水を汲んでいた。「来れ精霊よ。この水が聖水となるように祝福を」と祈る。
「ゲイブリエル。私よ。私一人だから大丈夫」と声がする方を見るとジェイディスがいた。
ゲイビーは驚き「大丈夫って1人でも?」と言いながら近寄り、ジェイディスを抱きしめた。
ジェイディス「貴方に会いたくて…でも私と会った事は誰にも言わないで」
ゲイビー「ユージーンの無線でロジータの力を借りて君を探したんだよ。まさか君から見つけに来てくれるなんてね。過去で判断されたくなくて君は去ったんだよな。変わろうとしていたのに」
ジェイディス「何かを企むアタシを貴方は信じてくれたわ。貴方は間違っていたのよ」
ゲイビー「リックは人は変われると信じていたよ。君や仲間を一つに団結させようとして死んだんだ」
ジェイディス「死んだ?」と顔を引きつらせバツが悪そうな顔をした。
ゲイビー「ああ、あの橋の上でね。ウォーカーの群れを止めようとして橋の上の爆破に巻き込まれた」と説明すると、ジェイディスを疑って悪かったと謝った。
ジェイディスはゲイビーに「信徒を皆殺したせいで貴方を許せない人達もいるわ。貴方はそれをどう耐えているの?」ときいた。
ゲイビー「祈っているよ。そして、償い、話す、のさ」
ジェイディスは今自分が何をしてるかも、これから先、何をするかも話せないと謝った。
ゲイビー「君の仲間にも話せないのかい?」
ジェイディス「話せないわ。貴方達の事がバレるからよ」
ゲイビー「私には話しなさい。聖職者には守秘義務があるからね。」と言うとジェイディスは笑った。
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「起きて愛の鳥達よ!(恋人達よ)」とジェイディスが大声を張り上げると、ベッドに寝ていたリックとミショーンが飛び起きた。
ジェイディス「手をこれで縛りな!」と言って結束バンドをベッドの上に放り投げ、両手に握るピストルを2人にそれぞれ向けた。
ミショーンは、コソコソ声でリックに「彼女は1人?」と聞いた。
リック「ああ、人にバレないようにして来たんだ」
ジェイディス「全部聞こえてるんだけど」
ミショーン「どうしてここが?」と又コソコソ
ジェイディス「バレバレなんだよ。2人とも消えるなんて怪しいだろ?現場にチームと一緒に行ったのを思い出すわ。細かい所まで思い出せる。あの黄色い車が幾つも停まっているのがヤケに気になってね…大事なサミットがあるから人員を回すわけにはいかないから緊急車両できたんだよ。そうしたらデルツの死体があるだろ?ハイウェイ90号にはラーメンの袋が落ちてるし…その先にはヴァージニアがあるじゃないか!」
ミショーンは自分達が寝ていたから簡単に殺せたのに、と指摘するとジェイディスは、殺した人達の事を考えて、自分の事や世界を変える人間に成長ささせてくれた人に言い残した事があるから、2人には全部言いたいと思ったからだと言う。
リック「どうせゲームなんだろ、アン?軍も街もどうだって良いじゃないか?」
ジェイディス「よくないよ。私はゴミ山のリーダーの私じゃないのよ。私はCRMのジェイディス・ストークス准尉よ。CRを守るのよ。アンタらが(アレクサンドリアに)帰ったら私達の関係がバレてしまう。私がアンタを救ってやった事がね」と言うとミショーンはジェイディスは救ったのではなくリックや子供達や自分の人生まで奪ったのよ!」と怒鳴った。
ジェイディス「寝てる間に殺さなかったのは感謝を述べたいから。ここでアンタ達が死ねば子供達はよりよい世界が待っている。良い最後を迎えるんだからある意味勝ったようなもんさ。バーイ」と言うとピストルをぶっ放した。
と同時にリックはベッドから転げ落ちてベッド下に、ミショーンは身を翻し棚の方へ逃げた。バンバン!と撃ちまくるジェイディスだが、リックがベッドを持ち上げてジェイディスの方へ倒した為にジェイディスは打撲して痛がった。そしてミショーンが殴って来たのでジェイディスは、隙間から奥へと逃げ込んだ。ミショーンは殺そうとしてピストルを撃ったが、それと同時にリックが「やめろ!」と言ってミショーンの手首を振り下ろした為、ジェイディスには弾は当たらなかった。
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➖ 2年前 ➖
小川の側でジェイディスとゲイビーが笑いながら話している。
ジェイディス「リックの妻は?」
ゲイビー「ミショーンの事かい?皆んなを手助けしてるよ。何故、妻だと言うの?」と不思議がるゲイビー。
ジェイディスは、しまったと言う顔をしたがとぼけた。
ゲイビー「まあ公式じゃないけど。前にリックに式を取り行ってくれと言われた事があるんだ。」と言うとジェイディスはニヤニヤと笑った。
ゲイビー「当時はリックが言う未来が私には見えなくてね。ある日森でこうやって腰掛けていると偶々、土の中に指輪が落ちていたんだ。だから私はそれがうってツケに思えてね。リックがわかる場所にこっそり置こうかなと計画したんだが…(あの事件が起きたから)仕方ないよね。起きた事だから。」と暗い顔になるゲイビー。
ジェイディスは、この一年、ゲイビーに会うのが楽しみだったと話す。昔の私に戻ったみたいだと言う。
「向こうでの364日は、個人的な繋がりもない。でも大義があるわ。たとえ残酷でも、やらなきゃいけないの」とジェイディスが言うと、ゲイビーは、「疑問を抱いているならば、それは本当の君ではないんじゃない?」と指摘した。
だがジェイディスは「生き延びる為だし、未来のためだから」と言う事を聞かない。
ゲイビーは、対立するグループに町の壁を壊されて困っているとジェイディスに打ち明けた。
そして「子供達が飢えていて困っているから助けて欲しい」とジェイディスに頼んだ。
すると「無理よ。私はここにはいないのよ。心苦しいけど」と言って立ち上がり帰ろうとした。
するとゲイビーは「持っていてくれ」と言ってリックにあげる予定だった指輪をジェイディスに渡した。
ゲイビー「君は迷ってる。これは信じる心の象徴だ。愛が君を導いてくれるだろう。君に渡す事で君が救われるよ」と渡した。
ジェイディス「来年会いましょう。この場所、この時間に」と言うと
ゲイビー「生きていられれば」と答えた。
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深い山の中をグレーの旧式セダンを飛ばすジェイディス。ミショーンに斧で殴られたせいで切られていて出血が酷い。
その後ろを黄色いトラックが追いかけていく。ミショーンとリックだ。
ミショーン「殺してやる」と言うとリック「やめろ。」と言い、ファイルがあるから自分達のコミュニティがやられると話した。
それにその後どうする気だ?とリックが聞くとミショーンは「やるべきことをする」と答えた。
ジェイディスに追いつき、2台は暫くカーチェイスをするが、リック「斜面が見えたぞ」と叫ぶと、ミショーンが曲がる前に、ジェイディスの運転する車が坂から下へ滑り落ちて行った。
ミショーンは車を急停車させ無事だったが、群れにツッコミ、周りにウォーカー達が群れて来た。
「1.2.3」と息を合わせドアを勢いよく開けてウォーカーを蹴散らし外へ出て、ウォーカー達を薙ぎ倒して坂の下へと走って行った。だが壊れた車を見つけると、中にはジェイディスの姿はなかった。
その頃、リック達に助けてもらったのにも関わらずラーメンを盗もうとした3人組のレッドは、まだ怒っていてリック達の悪口を言っていた。
そこへ「あの〜すみません」と両手が血だらけのジェイディスが声をかけて木々から現れたので
レッド「何だ?カバみて〜な格好だな!」と半笑いで、ジェイディスに銃を向けた。
ジェイディス「助けて。危険な人達に追われているの。私達のコミュニティは安全だし、壁も食糧もある、街に受け入れてあげるから連れて行って欲しいの、目的地に。」と頼んだ。
レッド「どこだよ?」
ジェイディスは3km先だと言って、女性が目に入ると笑い出した。
女「何?」
ジェイディス「貴方、背が高いね」とニヤッとした。
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リックはミショーンに基地は全国にあるからジェイディスが隠してるファイルがどこにあるかわからないと言った。
ただジェイディスの中にはまだ”アン”の性格が残っているから、その気持ちに訴えればアレクサンドリアを救えるはずだと説明し、
「君が俺の目を覚ましてくれただろ?あの時みたいにジェイディスを説得するんだよ」と言った。
だがミショーン「彼女を殺す!まずは痛めつけてから」と話していると、木の幹についている血を見つけた。その下方には、あの山小屋があった。
中に入ると沢山の布がロープにかかっていてパーテーションの役目をしているため、先が予測できず、その中を通って行くと人影が見えた。
それを追っていくと、奥でジェイディスと同じマントを着た人物が立っていた。2人が近づくとマントの人間は振り返った。が、それさジェイディスではなく、あの3人組の女性だった。
「ごめんなさい。街に連れてってくれると言ったから、おびき寄せたの。アタシ達だけじゃ生きていけないから」と言った。
すると奥からジェイディスが出てきて「4対2だよ。人員は資源さ」
リックは3人組に「君達は騙されている、今なら見逃してやるよ」と話すが、皆、「食べ物とズボンさえありゃ良い」と答えた。
ジェイディス「さようなら、リック」と言った途端、男達が襲って来た、と同時にリック達はナイフのえのほうで叩き、男達は倒れた。
すると布の影からウォーカー達が侵入して来ていた為、様子を見ていた3人組の女性が後ろから食われてしまう。それには気にも留めずジェイディスは、リック達にピストルを撃ちまくる。
リック達は走り逃げたが、男達は女性を助けようとしてウォーカーから話してやろうと駆け寄るが、他にもウォーカー達がいたために、襲われてしまい2人共喰われてしまった。
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あらすじ:後編 ※ネタバレ無し
➖1年前➖
ジェイディスは、いつものように森の中の丸太の上に座って待っていた。すると暫くしてゲイビーがやって来た。
ジェイディス「もう来ないのかと思ったわ。前回、貴方の頼みを断ったから…」と言った。
ゲイビーは、「何故ジェイディスがそんな街に献身的なのか理解できない。ほんとは自分を見失いそうなのでは?」と聞いた。
ジェイディス「もう失ったのかも。毎年さらに酷くなる。街の計画に対して疑問が拭えない」と話した。
ゲイビー「君は話せないと思い込んでるね。話して良いんだよ。私が聞くから」と隣に座る。
だが自分はここにはいない事になっているから話せないと言い張るジェイディス。
するとゲイビーの方が打ち明け始めた。
ゲイビー「最近、楽しみなんだよ。君を独り占めに出来るこの秘密の時間がね。君と一緒にいられる。またここにいるアンがね」と言うと、ジェイディスは、ゲイビーにキスをした。
ゲイビー「一緒にアレクサンドリアに帰ろう」と言ったが、無理だと断るジェイディス。
ゲイビーは物資があるくせに他人を飢えさせることしかしないジェイディスの街はおかしい、と話す。
ジェイディス「目的は人々を苦しめることだと思っているの?私がその一員だと?」
ゲイビー「違う。君の目を見ればわかるよ」
ジェイディスは、「ここに来たのが間違いだった、貴方と言う弱点を作ってしまった」と悲しい顔をした。
すると少し離れた場所からウォーカーが近づいてくるのが見えた。
ゲイビーは持っていたナタを取り出してウォーカーを倒そうと一歩歩き出す。
するとジェイディスはゲイビーからナタを奪い取りゲイビーを突き飛ばした。地面に仰向けに倒れるゲイビー。
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