良いものは良い。
度々このブログで触れて来たが、良いものは何がどうあれ魅力的。
Lyraは怖いもの知らずとかそんな大それた者ではない。ただ好奇心が旺盛で、楽しいかどうか、相手が自分を愛してくれるかどうか、喜ばしてくれるか否かだけで判断している。
だから相手が大統領だろうと幼稚園に通う子だろうと接し方は変わらない。まあ数年前までは、分かり合えない人とは話し合えば分かり合えると信じて来たが、それは理想であり幻想。実際には、相手が経験値が高く人への思い話やりがあり受け入れるキャパが広いタイプじゃない限り無理。いくら話し合っても無理(何故かは話が長くなるから割愛させて頂きます)。
逆に分かり合える人とは秒で通じあう。下手すると目があった瞬間7秒の世界よ。
良い音楽もそう。一瞬でFallin’LOVEよ。
強烈なる個性。それがあるものが好き。
そして個人的には。詰め込みすぎていないストレートなサウンドが好きだ。
それに素直な気持ちが乗っかているとパーフェクト。
完璧なるサウンドは私の中にある。ただその琴線を刺激してくれ。
そこにはメジャーもマイナーもない。有名無名なんのその。
貴方のハートに打ちつけるそのビート。
アタシに打ちつけて。
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド出身のパンク、ニュー・ウェイブ・バンド The Only Ones ジ・オンリー・ワンズ。パワーポップバンドともカテゴライズされているバンドでもある。
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1976年ロンドンで結成。元のバンドメンバーは、Peter Perrett ピーター・ペレット(Vo. Key. G) 、Alan Mair アラン・メア(B)、John Perry ジョン・ペリー(G.key)、Mike Kellie マイク・ケリー(Ds.)の4人編成。
1982年解散するまで、Punk Rock らしい活動をして来たが、キャッチーな楽曲で様々な音楽のジャンルにまたがるサウンドを作り出していた。再結成を2000年代にしてからは、フェスに出演するなど、不定期た活動中。
今日Lyraが和訳する曲は、1978年にリリースされたThe Only Onesのデビューアルバム 『The Only Ones』に収録されている大ヒット曲【Another Girl Another Planet】。
バンド最大のヒット曲。
詳しい解説はLyraの Hipな和訳の後に、又お話しましょう!
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“Another Girl, Another Planet” is a song by English rock band the Only Ones. It is the second track on their debut album, The Only Ones, released in 1978. The song is the band’s most successful and has since been covered by several other performers.
The Only Ones is the debut studio album by The Only Ones, released in 1978 by Columbia Records. It was produced by the Only Ones themselves, with the assistance of Robert Ash and was mixed at Basing St., Escape and CBS.
=Another Girl, Another Planet=
[Verse 1]
I always flirt with death
I look ill but I don’t care about it
I can face your threats
And stand up straight and tall and shout about it
[Chorus]
I think I’m on another world with you
With you
I’m on another planet with you
With you
[Verse 2]
You get under my skin
I don’t find it irritating
You always play to win
But I won’t need rehabilitating
[Chorus]
I think I’m on another world with you
With you
I’m on another planet with you
With you
[Bridge]
Another girl, another planet
Another girl, another planet
[Verse 3]
Space travel’s in my blood
There ain’t nothing I can do about it
Long journeys wear me out
But I know I can’t live without it
[Chorus]
I think I’m on another world with you
With you
I’m on another planet with you
With you
[Outro]
Another girl is loving you now
Another planet is holding you down
Another planet
俺っていっつも死と戯れていたんだ
見た目はビョーキ!
でも気にしないぜ
俺はお前の脅しに
面と向かってるんだから
まっすぐに立ち
スッと背が高く
それについて叫んでやる
俺はお前と一緒に別世界にいるんだな
お前と一緒に
俺はお前と一緒に別世界にいるんだな
お前と一緒に
お前は俺をイライラさせるよ
それが腹立たしいって
意味は見つけられない
でもお前はいつも勝ち戦
だからって俺には
社会復帰なんて要らないぜ
俺はお前と一緒に別世界にいるんだな
お前と一緒に
俺はお前と一緒に別世界にいるんだな
お前と一緒に
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また他の女
別世界
また他の女
別世界
宇宙旅行は俺の血管の中でな
それについてやれることなんて
何もねぇ
長旅で俺はすっかり擦り切れたぜ
でも分かってんのさ
俺にはそれなしじゃ
生きて行けねぇってさ
俺はお前と一緒に
別世界にいるんだと思うよ
お前と一緒に
俺はお前と一緒に別世界にいるんだな
お前と一緒に
別の女の子が
今お前を愛してるぜ
また別の世界が
お前を抱きしめてるんだ
別世界がな
Songwriters: Peter Perrett
Translator: Lyra Sky 和訳
本当に切なくなる音。歌詞も青臭い感じもあって良い。
Pop Punkの元祖と言っても良いのではないだろうか?
メロディがキャッチーで覚えやすく、歌い方もイギリス訛り全開で微笑ましい。
ダウンでずーっとギターを弾いているPeterにロック魂感じます。
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チャート
この曲は、1978年の最初のリリースでヒットした訳ではない。最初のチャートの登場は1981年6月7日で、ニュージーランドのチャートで1週間44位。その後、再リリースされ1992年1月に英国で、コンピレーションアルバム『Soundof the Suburbs』に一緒に入っていた【Prettyin Pink】に支えられてチャートを週間にわたってUKシングルチャートに登場し、ピークは57位になった。
The Only Ones
Peter Perrett を中心に1976年にロンドンで結成され、1978年にCBSと契約しデビュー。パンクロックバンドだが、音楽のジャンルも多岐にわたる。パンク、パワーポップ、ハードロックの間で、サイケデリアの影響が顕著なのがわかる。
3枚のアルバムを発表するが、商業的に成功せず1981年にCBSに契約を破棄され解散。
その後1994年Peter Perett が Peter Perrett with The One 名義で来日。1996年にはソロ・アルバムをリリース。
そして2007年に再結成し、The Only Ones 名義での初来日を果たす。その後、2009年にも来日。ドラマーであったMike Kellieの死によって2017年以降、バンドとしての活動は中断されていたが、ペレット、アラン・メアー、ジョン・ペリーが2019年夏に3曲のセットを演奏するために再結成。
【Another Girl Another Planett】について
イギリスのケント州エガートンにある住宅施設であるEscapeStudiosの16トラックアナログStuderテープマシンと元SteveMarriott Heliosミキシングコンソールで、エンジニア/プロデューサーのJohn Burnsが、Jennifer Maidmanの支援を受けてレコーディングした。Robert Ash によるベイシング・ストリート・スタジオでのミックスだ。
この曲のタイトルは、マイケル・アルメレイダ監督の1992年のアメリカのインディペンデント映画の名前として使用されている。だがこの曲は映画には登場していない。
他にも6つの映画とそのサウンドトラックに登場している人気のある曲だ。
その夏! (1979)、Different for Girls(1996)、[13] Me Without You(2001)、D.E.B.S。 (2004)、Paul(2011)、およびHer Smell(2018)などがある。
本当に良いメロディだから、愛するミュージシャンも多いのが理解できる。ノリが良くてライブ映えするのだから!
有名なのこのブログで良く取り上げて来た大好きなblink-182だが、日本でもJAPONESIAN BALLS FOUNDATIONの「Another Girl, Another Planet」がカバーしているのがよかった。ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬と、ヒートウェイヴの山口洋」のユニットだ(『アザディ!?』日本語バージョンが収録されている)。
1982年時の解散理由として1つは、当時のパンク・ニュー・ウェイヴにおいて、他のバンドよりも平均年齢が高かったため支持を得られなかったことと言われているが、今の時代ならば、そんなことはなかったんじゃないか?
当時のパンクシーンが若者文化と根付いていたのわかるが、メジャーな商業的展開をするとなるとアイドルのような売り方をしていたからかもしれない。Billy Idolとかその系統だろう。
ただコレだけ真っ直ぐなサウンドを作るアーティストならば、「そんなもん関係ねぇ」と年齢の問題などぶっ壊してやるはず。だが、もう一つの解散理由であるドラッグ問題がバンド内の結束を阻害したのだ。特にボーカルのPeter Perret は薬物を常用していたようであった。(だが、本人曰く現在は治療により克服したらしい。)
AllMusicはこの曲を「間違いなく、これまでに録音された中で最大のロックシングル」と表現している。
[この曲は、Jon Peel のこれまでのフェスティブ・フィフティ・ミレニアム・エディションの18番目に配置されている。
1980年代のFestiveFiftyで演奏し、彼はそれを「巧妙な小さな気まぐれ」として紹介した。
2005年3月、Qマガジンは、この曲を100 Greatest GuitarTracksのリストの83番にランクインさせている。
「素晴らしいギターラインを備えた素晴らしい曲」とAsh Tim Weeler は熱狂して語っていた。
「この歌が麻薬に関するものであり、別の惑星の女の子ではないこと、そして宇宙旅行が高いことの比喩であることを理解するのに長い時間がかかりました。最終的にそれを手放したのは、Peter Perret の(ヘロインのせいで) 重い母音を引き伸ばす歌い方だったのだから」と語っている。
2015年にPeterは、この曲はドラッグにインスパイアされて作った曲ではなく、女について歌った曲だと言っている。
「2つまたは3つの異なるレベルで受け取ることができる曖昧な歌詞を書く」ことを常に楽しんでいたのだ。
Lyraの大好きなダブルミーニングなるような意味が幾つにも取れる歌詞を書くのを楽しんでいたと聞いて、だから好きなのかな?なんて我ながら納得してしまった。ww
長い間、色々なバンドにカヴァーされて来た曲で、ヘロインに関するものと解釈されてきたのに、違っていたとは!驚いたと共にならばかなりエッチな歌なんだな、と気づいてしまった。
ソングライターのPeter Perretも、次のように説明している。
「麻薬関連のイメージを歌詞に入れたが、それは麻薬に関するものではない。当時、俺は麻薬よりもセックスや夢中になっていた。」
ムムム、コレは色々と問題ありな発言(笑)。
そう考えたら次から次へと?取っ替え引っ替えの歌なんかしら〜。
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あらら、ずっとラブリーなサウンドだから、可愛いラブソングだと思っている人も多いだろうに、、、
またはドラッグの意味合いにとれる歌詞が、1箇所あるから、それでジャンキーネタと思っている人達も多いからガッカリ?したかもしれない。
ダブルミーニングの歌詞は大好きだけど、そうではなくて女遊びの歌だと個人的にはイマイチですなぁ。感想なので悪しからず。はは。それに妖しい意味もないから。
サウンドと歌詞にはギャップがあるけれど、最高な曲なのは確か。
この曲はコレからも愛され続けるだろう。
きっとThe Only Ones を知らない世代も、この曲のカヴァーを聴いて好きになり、メロディの素晴らしさに惚れて、また次へと「好き」の連鎖は続いていく。
良い曲っていつまでも生きるのだから。
売れた売れないではない。
人のハートに触れ、琴線を刺激し続ける。
永遠の輝きを放つからだ。
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The Only Ones were an English rock band formed in London in 1976, whose original band members are Peter Perrett, Alan Mair, John Perry and Mike Kellie, they first disbanded in 1982. They were associated with punk rock, yet straddled the musical territory in between punk, power pop and hard rock, with noticeable influences from psychedelia.
It was recorded on a 16-track analogue Studer tape machine and an ex-Steve Marriott Helios mixing console at Escape Studios, a residential facility in Egerton, Kent, England, by engineer/producer John Burns, assisted by Jennifer Maidman, and later worked on and mixed at Basing Street Studios by Robert Ash.
A song from The Only Ones’ self-entitled debut album, this was by far their most successful single and went on to be covered by many different bands, most famously Blink 182.
AllMusic describes it as “Arguably, the greatest rock single ever recorded”.
The song was placed at number 18 in John Peel’s all-time Festive Fifty millennium edition. Playing it in 1980’s Festive Fifty, he introduced it as an “artful little caprice”.
In March 2005, Q magazine placed the song at number 83 in its list of the 100 Greatest Guitar Tracks.
“A fantastic song with an amazing guitar line,” enthused Tim Wheeler of Ash. “It took me a long time to figure out that it’s about drugs – not a girl from another planet – and that space travel is a metaphor for being high. It was Peter Perrett’s heroin-heavy drawl that eventually gave it away.” In an interview in 2015 Perrett declared that the song has been actually inspired by a girl and that it is not about heroin, nevertheless admitting that he always enjoyed “writing ambiguous lyrics that could be taken on two or three different levels”.
While the song has often been interpreted to be about heroin, songwriter Peter Perrett explanhed:
I put in drug-related imagery, but it wasn’t about drugs. At that time I was more addicted to sex and infatuation than I was to drugs.
The song’s title was used as the name of a 1992 American independent movie directed by Michael Almereyda, though the song does not appear in the film. It does appear, though, in six films and their soundtracks: That Summer! (1979), Different for Girls (1996), Me Without You(2001), D.E.B.S. (2004), Paul (2011), and Her Smell (2018).
Personnel
- The Only Ones
- Peter Perrett – lead and background vocals, guitars, keyboards
- John Perry – guitars, keyboards
- Alan Mair – bass guitars
- Mike Kellie – drums
- Session musicians
- Mick Gallagher – keyboards
- Gordon Edwards – keyboards
- Raphael & Friends – horns
- Koulla Kakoulli – backing vocals
- Production team
- Robert Ash – production, engineering
- The Only Ones – production
- Ed Hollis – various engineering
- Steve Lillywhite – various engineering
- John Burns – various engineering
- Ian Maidman – various engineering
- John Dent – mastering
- Peter “Kodick” Gravelle – cover photography
Discography
- The Only Ones (1978)
- Even Serpents Shine (1979)
- Baby’s Got a Gun (1980)
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