追悼 The Specials【Too Much Too Young】和訳 Terry Hall Forever!! 解説

 

Terry Hallが亡くなった。イギリスの音楽を牽引して来たアーティストの1人であり、素晴らしいパフォーマーでもあったイギリスの伊達男が、この世からいなくなってしまうなんて…。

長い間、闘病生活をしていているとは聞いていたが訃報を知り、この曲が頭の中で鳴り出した。

彼の歌をステージで歌うと皆が盛り上がり踊り出したあの光景を忘れない。LonsdaleとMartin。あのピッチリ・タイトなパンツを更に細くして履いていたっけ。Terryの辛辣な歌詞とダンスしたくなるビート揉まとうと気がし引き締まる。

Ah、また1人素晴らしいヴォーカリストが逝ってしまった。

Terry Hall 天国で安らかに…。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ウォリックシャー、コヴェントリー出身のミュージシャン、リードシンガーの Terrence Edward Hall テレンス・エドワード・ホール (1959 年 3 月 19 日 – 2022 年 12 月 18 日) 。

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The Specials スペシャルズ、Fun Boy Three ファン・ボーイ・スリー、the Colourfield カラーフィールド、Terry, Blair & Anouchka and Vegas テリー、ブレア & アヌーシュカ、ベガスのリード シンガーを務めて来た。

今日Lyraが和訳する曲は、The Specialsの1980年1月11日にリリースされたライブEP 『Too Much Too Young – The Special A.K.A. Live!』に収録されている曲【Too Much Too Young】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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Too Much Too Young – The Special A.K.A. Live! is a live EPby The Specials with Rico Rodriguez, released on 11 January 1980. On the original release, the front cover credited the performers as The Special A.K.A. featuring Rico, while the back cover mentions and the labels credited only The Specials.

This song tells the story of a teenage mother from a scathing, judgmental perspective

=Too Much Too Young=

You’ve done too much

Much too young

Now you’re married with a kid

When you could be having fun with me

Oh no, no gimme no more pickni

You’ve done too much

Much too young

Now you’re married with a son

When you should be having fun with me

We don’t want, we don’t want

We don’t want no more pickni

Ain’t he cute?No he ain’t

He’s just another burden

On the welfare state

You’ve done too much

Much too young

Now you’re married with a kid

When you could be having fun with me

No gimme, no gimme, no gimme no more pickni

Call me immature

Call me a poserI’d love to spread manure in your bed of roses

Don’t want to be rich

Don’t want to be famous

But I’d really hate to have the same name as you

(you silly moo)

You’ve done too much

Much too young

Now you’re married with a kid

When you could be having fun with me

Gi we de birth control, we no want no pickni

You’ve done too much

Much too young

Now you’re chained to the cooker

Making currant buns for tea

Oh no, no gimme no more pickni

Ain’t you heard of the starving millions

Ain’t you heard of contraception

You really want a program of sterilization?Take control of the population boom!

It’s in your living room

Keep a generation gap

Try wearing a cap

 

お前はやり過ぎたんだよ

それに余りにも若すぎると来てる

今お前はガキンチョと結婚してるし

俺と一緒に楽しめる時ですら

ああ嫌だ

お前は貪欲じゃねぇし

黒人のガキじゃもうねぇだろ?

お前はやり過ぎたんだよ

余りにも若すぎるのにさ

今、お前は

まだ誰かの息子でいるような奴と

結婚してるんだからなあ

俺と一緒に楽しむべき時なのによう

俺たちはしたくねぇんだよ

したくねぇよ

これ以上黒人のガキを欲しくはない

奴は可愛くねぇのかよ?

いや可愛くねぇよ

奴はただ社会保障制度における

新しい負担なだけだろ

お前はやり過ぎたんだよ

余りにも若すぎる

お前はガキンチョと結婚してるし

俺と楽しめる時ですら

いらねぇよ

いらねぇよ

いらねぇよ

これ以上黒人のガキはいらねぇよ

俺を未熟と呼んでくれ

目立ちたがり屋って呼べよ

お前のバラのベッドの中に

俺のタネを(肥料だがコチラの方がわかりやすいから)

蒔きたいんだ

金持ちなんかになりたくねぇし

有名になんかなりたくねぇよ

でもお前と同じ名前は絶対にごめんだ

 (お前はバカで愚かな女だ)

お前はやり過ぎたんだよ

余りにも若すぎる

今、お前はガキンチョと結婚してるし

俺と一緒に楽しめる時ですら

俺たちはしたくねぇんだよ

したくねぇよ

これ以上黒人のガキを欲しくはない

 

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奴は可愛くねぇのかよ?

避妊しなきゃいけないし

俺たち黒人のガキは

欲しくねぇし

お前はやり過ぎたんだよ

余りにも若すぎるし

今、お前は炊飯器につながれてる

お茶のためにロールパンを焼く

ああ嫌だ

嫌だこれ以上いらねぇよ

黒人のガキはもういらねぇ

何百万人もの飢えについて

聞いたことはないのか?

避妊法を聞いたことがねぇのかよ?

お前はマジで避妊手術をしたいのか?

人口の急増のコントロールをしろよ

それはお前のリビングでさ

ジェネレーションギャップを保ってさ

アソコに帽子(コンドーム)をつけてみなよ

 

Songwriters: Lloyd Charmers & Jerry DammersTranslator

Translator: Lyra Sky 和訳

 

 

【Too Much To Young】リリース

オリジナルのリリースでは、フロント カバーにパフォーマーの名前が The Special A.K.A. としてクレジットされていた。リコをフィーチャーし、裏表紙にはThe Specialsのみが記載され、ラベルにはクレジットが記載されている。

『Too Much To Young /The Special A.K.A. Live』は、1980 年 1 月 11 日にリリースされた。リコ ロドリゲスとのThe Specials によるライブ EP になる。

 

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1980 年 2 月に 3 枚目のシングルであるこの【Too Much Too Young】がトップの座を獲得し、最初の全英 1 位を獲得した。

彼らは既にイギリスで人気者だった。が当時はアメリカをツアーしていた。彼らは3月に帰国。1980年4月19日のサタデー・ナイト・ライブのエピソードに出演するために戻ってきて、初めてSka のショーをアメリカでぶちかましたのだ。

.The Specials の Horace Panter は、Skaboom! という本で次のように述べている。

「アメリカのスカとレゲエのオーラル・ヒストリー。 俺たちは皆、機嫌が悪く、緊張感は明白だった。正直言って、ちょっと恥ずかしかったよ。」

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ダマーズは、BBC Coventry & Warwickshire の Annie Othen とのインタビューで、この曲のストーリーについて「最後に-明らかに彼女は結婚していたので-若い男の怒りと欲求不満のすべての種類があったんだ。 明らかに、子供が最初に出て来たので、歌は一種のハッピーエンドになった。だから、その怒りの背後にあるのは、子供のために俺たち二人ともそこから離れたので、実際にはとてもいいことだよ。」

歌詞について

この曲は、10 代の母親の物語。それも痛烈に批判する視点から語っている。ハッキリ言ってこんな大切な日には、につかわしくないかもしれないが、頭にヘビロテしてしまっているというのと、Terryが(The Specialsが)認知度を上げた曲として彼の代表曲でもあるため、選曲したのです。悪しからず。

「かわいいじゃない? いいや、その子(彼)は、そうじゃないよ。彼は福祉国家のもう一つの負担さ」と言う歌詞が、1番この曲の内容を表している。

赤ちゃんは誰だってどんな生物でも可愛い対象なのに、こんなキツイことをいうとは!なんとも辛辣。実際に赤ちゃん嫌いな人間もいるから何とも言えないが、Terryはいい父親だった」と言う話をLyraは信じているため、この部分の言葉は、新生児に対する批判というよりは、急激な地球の人口増加について深刻な意見が飛び交う中での増加を心配する当時のTerryの若年化出産や無計画な行き当たりばったりの出産に対する批判的な気持ちを抱いていたTerry ならではの意見なのだと思う。

そしてこのような歌詞をかいたのは、Lloyd Charmers の1969年の曲【Birth Control】に基づいているからと言うのもある。

The Specials のキーボーディスト、Jerry Dammers ジェリー・ダマーズはテンポを速め、歌詞を新しくしている。

歌詞に避妊についての言及があるため、この曲は BBC によって禁止されたというデマが流れていて、これは事実ではないらしい。

だが、この曲のプロモーションビデオがTop Of The Pops で取り上げられたとき、「帽子をかぶってみてくれよ」という最後のセリフに到達する直前でカットされている。

今だったらどうだろう?

アレをつけろは、ティーンエイジャーが授業でも教わるのだから平気じゃないかしら。でも当時は性教育はあからさまなにはしていなかったのかも。ならば国民的なTV番組ではタブーだったのかもしれない。世相がわかって面白いエピソードだ。

因みに繰り返し出て来る「Pickni」は、ジャマイカや西インドの子供向けのスラングで、「Pickanniny」という言葉に由来。 Pickanninyは黒人の子供のスラングだ。それもかなり軽蔑的に言ってる単語。

You’re too much too young You’ve doneの繰り返しの歌詞は、このように英国の人々が、子供を持つ年齢が若過ぎることが多いことに批判している歌詞なのである。

人々は赤ちゃんがいかにかわいいかについて話す。だが、この歌詞は真逆なのだ。

人口問題を悪化させているだけ、と繰り返し批判するのだ。

Terryは、ライブパフォーマンスで肥料をたわごとに置き換えることが多い。これはおそらくラジオでの再生性を高めるために検閲されないためなのだ。

それは、Ain’t you heard officialthe starving millionsは、世界の巨大な人口過剰についてのコメントを際立たせる。

この世界は、すでに人口が多すぎるという事実にもかかわらず、世界中の何百万人もの人々が食事を与えられていないという事実にもかかわらず、若い人たちは、より多くを求めているのだ。

それを食い止めるために書いたのだ。

You’re too much too young You’ve doneの繰り返しで、英国のティーンエイジャー達に、子供を持つ年齢が若過ぎると批判して問題提起するのは、兄貴分的なTerryならば適任ではある。

子供の世話をするのではなく、幼い頃を本当に楽しんで過ごすべきだという声明なのだ。

Lyraの好きでお得意のいつもの深読みをすれば、適当な奴と適当にやって適当な人生をなあなあで送るのではなく、大人になってから、本気で好きな人と愛し合い愛する人の子を産めば、幸せになれるよ、と言うことなのだと思う。

中には汚いスラングをしようしている為に、人種差別だ、とか、女性蔑視とか言う者もいるだろうけど(女性蔑視はLyraもそう感じてはいるが)この曲は、子供の時期に子供のあなたが育児をするのではなく、楽しく生きようと言うアドバイスの意味が強いと思う。

そう、世直しなのだ。

貴方は、今を楽しんでる?

 

 

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Terence Edward Hall (19 March 1959 – 18 December 2022) was a British musician and the lead singer at various times of the Specials, Fun Boy Three, the Colourfield, Terry, Blair & Anouchka and Vegas.

 

The Specials landed their first UK #1 in February 1980 when “Too Much Too Young,” their third single, claimed the top spot. They were hot stuff in Britain, but at the time were touring America, where they were slogging it out to sparse crowds. They went home in March but returned to perform on the April 19, 1980 episode of Saturday Night Live, bringing ska to the show for the first time.

“Our performance was incendiary,” Horace Panter of The Specials said in the book Skaboom! An American Ska And Reggae Oral History. “We were all in bad moods and the tension was palpable. I felt kinda embarrassed by it, to be honest.”

Dammers told the story of the song in an interview with BBC Coventry & Warwickshire’s Annie Othen: “I can remember, obviously, what the song was about… I nearly had a thing with a married woman and it didn’t happen in the end – obviously because she was married – so there was all that sort of rage and frustration of a young man.

The song kind of got a happy ending because, obviously, the kid came first. So behind all that rage, it’s actually quite nice because we both walked away from it for the sake of the kid.”

This song tells the story of a teenage mother from a scathing, judgmental perspective:

Ain’t he cute?
No he ain’t
He’s just another burden on the welfare state

It’s based on a 1969 song by Lloyd Charmer called “Birth Control.” The Specials’ keyboardist Jerry Dammers sped up the tempo and updated the words.

“Too Much Too Young” is based on the 1969 song “Birth Control” by Lloyd Charmers. It is sometimes wrongly stated that the song was banned by the BBC due to mentions of contraception in the lyrics. This is not true – however, when the song’s promotional video was featured on Top of the Pops, it was cut off just before reaching the final line, “try wearing a cap”.“Pickni” is Jamaican/West Indian slang for children, derived from (but not equal in definition to) the word “Pickanninny”.People love to talk about how cute babies are, but the song writer doesn’t care – he’s just adding to the population problemI’d love to spread manure in your bed of roses →Terry often replaces manure with shit on live performances, so this was presumably censored to have better radio playability.The cap is a form of contraception 

Personnel

Producers Jerry Dammers & Dave Jordan

Writen By Lloyd Charmers & Jerry DammersTrombone, Emmanuel “Rico” Rodriguez

Label2 Tone RecordsRecorded At The Lyceum, London & Tiffany’s, Coventry, 1979

Release Date January 11, 1980

Too Much Too Young CoversToo Much Too Young by Kasabian

Members

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