初めて聴いた時は「ラウンジミュージックぽさが、気持ち良い曲だ」と思った。不気味と笑いが相まって独自の世界を構築してる。
「イームスの椅子に座り、ゆったりとお茶かしら?それとも近未来風なモロコバーで、真っ白なミルクでも飲む?」
そんな風に、近未来仕立ての映画を見てる気分だった。
だが去年からの世界情勢を経験した今、この曲を改めて聴くと、何とも不気味な現代を皮肉った曲に思えて来る。
ただ単に大好きな映画『A Clockwork Oragne』へのオマージュ全開のMVだったから良く見ていた(聴いた)だけだったのに。
近未来の世界。
人間は結局、何も変わらない。
ただ文明や周りの社会情勢が、目まぐるしく変化していくだけだ。
いずれこの曲の歌詞のように、世界中が管理社会で統一化されるに違いない。
それが幸せなのか?
果たして便利だが全てを管理された社会が、魂に対して安らぎを与えられるのか?は、不透明だ。
だって人間自身が変わらなきゃ…安住の地は見つからないのだから。
それに自由なしよ?
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