→The Walking Dead: Dead City: あらすじ後編続き
ウォーカーだらけの街の別の場所では、マギーとニーガンを見失ったパーリー保安官が目を覚ました。
彼はなんとかウォーカーから逃れることができた。そして折り畳まれた紙を取り出して自分が書いた住所を見つける。それは親戚のジョエル・アームストロングの家、そこに向かうのだ。
アパートは、かなり長い間、放置されていたようだ。パーリーは、武器を見つけようとする。
たがパーリーが見つけたのは、別の部屋にある男の死体だった。ジョエルは自殺したのだ。パーリーは悲しみながらも感情を失わず、アパートのドアをこじ開けてウォーカーが出てくる前に銃を手に立ち去った。
その頃、「ブラジ」と呼ばれるクロアチア人のヘルメットを被った略奪者たちが、アマイとトマソの(ピジョンレディことエスターも)コミュニティを襲撃。
トマソは、マギーとニーガンがブラジを引き寄せたと信じて彼らを見捨てようとする。だが選択肢がないと判断したアマイラ達は、マギーとニーガンを解放した。
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マギーはまだ出発する準備ができていない。だから彼女は息子の居場所についての詳しい情報を得るためにブラジと対決したいと考える。
グループができる限りの荷物を詰めて逃げ出す。彼らは、効果的な武器を持っているのに、エスターが男の一人に捕らえられてしまう。
この暴力的なグループは、トレンチ コートと武器化されたオートバイのヘルメットを被り、クロアチア人のために働いている奴らだ。
ニーガンは男を落ち着かせようとするが、男は老婦人と似た言語で話し、エスターを殺害してしまう。
ニーガンは、エスターに好意を持っていたからか、あるいはマギーとの道中で我慢していた怒りを解放したかったのか?ニーガンは、他の人たちを逃した後、ブラジのメンバーの1人を人質にとり拷問し、皆の目の前で暴力的に殺害した。
またダジャレや難解な比喩を言いながら、喉を残念なやり方で切り裂き、体を切り裂き、男をガラスから頭を突き出させ、バルコニーの向こう側に内臓を突き刺した。過去にやったのと同じように、この恐ろしい戦術を使ってグループを怖がらせた。
男を殺害したニーガンは、マギーに苦しそうで恥ずかしそうな表情を浮かべる。
マギーはその出来事の一部始終を目撃してるだけだった。
夜になった。
ブラジ族の襲撃で家を失った生存者たちが集まり、皆、ブラジを倒すことに協力してくれたニーガンとマギーに感謝の言葉を述べる。そしてブラジがクロアチア人のために働いていることも話した。
脅威が去ったことで、マギーとニーガンは、自分たちがなぜこの街にいるのかを明らかにする。
トマソとアマイアは彼らの任務を手伝うことに同意してくれた。と同時に、その過程で彼らはおそらく死ぬだろうとも警告した。
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その頃パーリー・アームストロング保安官は、街を歩き回っていてた。
パーリーはウサギが網に吊り上げられているのを見つける。白く塗られたウサギだった。罠とも知らぬパーリー保安官。
夜になり、ウォーカーに襲われてしまうパーリー。ウォーカーが彼を食べようとしているところへ、ヘルメットをかぶった悪のグループがウォーカーを殺すために到着した。ブラジだ。
クロアチア人もいる。彼らは両手を広げてパーリーを抱きしめた。
そのままパーリー保安官は、クロアチア人とその乗組員に連行されてしまう。
クロアチア人はパーリー保安官に行った。
「もう安全だよ」と。
3.Lyraの感想と解説
今までの田舎や地方都市の廃墟ばかりのシーンが多かった【ウォーキング・デッド】と違い、都会それもニューヨークの大都市で戦う【ウォーキング・デッド】は新鮮だ。新鮮と言うか慣れ親しんだ場所が出てくるから、よりリアルに感じて強く印象づけているのだろう。
最近の(と言っても1年前だが) 【The Walking Dead】がキャラクターが不必要に多くて話が散漫しがちだったのが、こちらはタイトにしてあるのでテンポよく話が進行していると感じた。
主要人物が片手の指くらいの数だからか、より個性が際立つし、これからの互いの関わり合いがどう密になっていくか楽しみで仕方ない。
余計なものはいらないのだ、ストーリーがしっかりとしていれば。
今のところマギーとニーガンの関係は相変わらず平行線のまま。ただニーガンは、明らかに和解を未だにしたい、出来るかも?と考えているのが丸わかりだ。
そのためか、クロアチア人が残虐な人間だとマギーに説明する時に、「自分は必要性がある時だけ残虐な行為をしたが、クロアチア人は常に残念な奴だ」と言っていたのが偽善のようで、グレンやエイブがどんな悲惨な殺され方をされたかを鮮明に覚えているLyraには、このニーガンのセリフは腑に落ちない。ファンの多くも「ニーガンが改心したにせよ、許さない」「グレンなど罪なく人々を酷いやり方で殺して来たくせにこの態度はおかしいだろ」と頭に来ている人が多い、
LyraはJeffrey Dean Morganが演じているニーガンはお茶な所があり好きだから、TWDの終わりになって見ていても不愉快に思わず見れたレアなタイプの人間だが、それでも今回のこのセリフには矛盾があり過ぎて、そして自己中過ぎて共感できない。
「悪人を演じなければいけなかった、と言うには酷すぎる、あのやり方は。それをなしにするなんて」と呟いてしまった。
マギーは、どれだけ憤慨したかわからないくらい酷い。
このような状況下で、ハーシェル救出までマギーの平常心は持つのだろうか?マギーが可哀想すぎる。仲間が増えたことで少しは気持ちが楽になると良いな。
来週から彼らと共に旅に出るマギーとニーガン。
ニーガンは、多方面から命を狙われているので普通の旅にはならないことは分かり切っているが、早くハーシェルの元に辿り着き、救い出してあげて!
4.Lyraの解説ツッコミポイント
①ジップラインが交通手段
この都市間交通手段が面白い。ビルとビルを繋いでいるジップラインを利用しているのはクロアチア人だけではないのだ。ディンダンの街全体がこの移動手段だから、下のウォーカーから遠ざけてくれるし、危険だけどすごく楽しそうだ。
「握力ないからな〜怖いわ〜」と思っちゃった。マギーがビビっていたのが可愛い。ニーガンが手を貸してやろうとしたが断って、それをニヤニヤしてるニーガンが笑える。どんだけニーガンはM体質なんだ?(笑)
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②訛り
ピジョンレディ=鳩女ことエスターについて行ったら喧嘩していたトマソ(またはトンマーソ)とアマイアという名前の男女がいて早口で口論していたが、怒っている二人のニューヨーカーの訛りがモロ東海岸で面白い。
ウォーキング・デッドの世界では、北東部のエネルギーが著しく不足していたのだな、と改めて考えてしまった。
オリジナルのシリーズには、あらゆる種類のゆっくりと早口で話す南部人が登場して来た。
【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】には、あらゆる種類の西海岸の雰囲気があった。喋りも。
【ワールド・ビヨンド】には実際には地域によって定義はされていなかったが、この明らかに都会の欠如は特有だった。
今回の【デッド・シティ】は、ニューヨークらしさが会話にも出ているから訛り好きにはたまらない。
③嘘
ジニーは嘘をついた。まだ彼女の素性ははっきりとは話されていないが、前回の第一話でニーガンは、「農場で彼女と出会い助けた」と言っていたと思う。ならばオーシャンサイドは海側だし違うことになる。ジニーは、なぜ嘘をついたのだろう?身を守るためか?
彼女はまだ喋れないままだから、気持ちを話してはいない。十分にヒルトップは、安全な場所だから環境的には快適なはず。気持ちは快適ではないだろうけど。
その安全な場所よりニーガンに会いたいのだ。父を亡くしたジニーには、ニーガンが頼れる父みたいな存在なのだと分かる行動だ。
④フラッシュバック
フラッシュバックが起きたマギー。あのシーンは、母親としてのマギーを垣間見ることができた。
彼女は、武器訓練をサボってもうまくいかないことをハーシェルに思い出させるために、厳しくも愛のあるアプローチをとっていたと思う。
しかし、ハーシェルはティーンエイジャーで、少年だから、ママを愛してはいるけど、大人をウザいと思う思春期男子特有の態度をとってしまっていて、シーズン11の時の仲良し親子とは違う関係になっていたのが残念だ。
ただTWD の番組に登場する子供たちは、みんな偉いと言うか、自分の良さよりも賢くてタフであるように描かれて来た。
だから成熟レベルをはるかに超えた会話が与えられて来たし、年齢より遙かに大人だったから、ハーシェルのこのワガママぷりは、平均的なように見えて新鮮だ。これが普通なのかもね。
今までのジュディスやらRJやカールは、あまりにも大人びていたから!
ああ、カールよ。あなたは凄く優しくて偉い大人びた子だったね。リーダーの資質があったのに。
*The Rolling Stones【Wild Horses】和訳 Mick Taylorについて そしてCarl Grimesに捧ぐ歌 The Walking Dead
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⑤ハーシェル
先週のハーシェルは、クロアチア人に言い返す様子は私達に父親を思い出させた。
ただ今回の様子からハーシェルが一番似てる家族はグレンではなく、マギーの妹のベスなのではないか?と思えて来た。亡くなる前、ベス(エミリー・キニー)は内向的で芸術的で、虚無的な側面と精神的健康の問題を抱えていた。
根っからの正直者で前向きなグレンと、明るくてリーダーシップを取るマギーとは違うハーシェルの内向性を、これからドラマがどう描いていくか見てみたい。
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⑥クロアチア人
クロアチア人は、残虐な人間というのがよくわかる。ヒルトップのマギーの仲間の一人が逃げようとするのを目撃する前に、彼がハーシェルからより多くの情報を聞き出そうとしていたが、精神的に不安定な男より多くの時間を過ごすことになるハーシェルの事が心配になる。
保安官をこれから仲間に取り込みそうなのも策略家の要素あり。良く考えてみれば、荒々しかったあの頃のニーガンに取り行って救世主のあの危うい場で、1番偉い拷問官にまでなった男だから、ハーシェルに何をするか考えると恐ろしい。ヒルトップの情報を知りたいからまだ手荒な真似はしていないみたいだが、本当は洗脳する気だったりして。
クロアチア人は逃亡者のこともアッサリ殺してしまうし、ニーガンの独白からも人をいたぶるのが好きな恐ろしい人間だ。そんな男が、ハーシェルに何を吹き込むか? ニーガンの身がより危なくなりそう。
⑦ニーガンと矛盾
彼はクロアチア人は邪悪な人間だと主張する。 「俺が怪物になったのは、絶対にそうしなければならないときだけだった」と彼は言う。
「国民を守るためにショーをしなければならなかった時」と言っていたが、それは違うだろう。
女性が物資や保護のために自分の「妻」の一人になるよう「志願」することが奨励される社会を創設したのはニーガンだ。そのような人間が、どんなショーを見せていたか?
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その女性たちはトラウマを抱えていた。自国民を焼き殺し、家族を引き離すという劇的な目的は何だっただろう?
元専制君主が改心したとか、罪を償ったとか、権力への渇望を満たしたとか、良いように考えたらカールやジュディスと出会って生まれ変わったとしても、私は歴史を書き換えることはできないと思う。
パーリーを解放したクロアチア人は、ニーガンを捕まえるという共通の目的のためにパーリーとチームを組むのではないでしょうか?
それぞれ異なる理由でニーガンを欲しがるブラジ、クロアチア人、パーリー・アームストロング。
マギーの息子を救出する旅と言うだけでなく、これからDead City が全面戦争のような戦いで終わることは明らかだ。
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来週の【The Walking Dead: Dead City】第3話も頑張って書くので応援の方よろしくお願いします。貴方の応援だけがLyraの励みです。
良かったらこのブログを宣伝してくださいね。
次回の第3話もお楽しみに〜。
See You Tomorrow!
『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』の新しいエピソードは、AMC で毎週日曜日午後 9 時(東部時間)に放送され、AMC+ では木曜早朝にプレミア公開されます。
New episodes of The Walking Dead: Dead City air every Sunday at 9:00 PM ET on AMC and premiere early on Thursdays on AMC+.
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